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魔法を使ってみよう
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少しずつ歩けるようになると。ベットから下ろして、自由に歩かせてくれるようになった。
最初は部屋の端まで行くのもやっと、という感じだったが今では部屋をうろチョロできるくらいにはなった。
建物がログハウスなので木がメインの6畳ぐらいだろうか?それぐらいの部屋の真ん中にベビーベットがあり、その横に色とりどりの引き出しの棚が置いてある。それ以外は何もなく、ふだんは棚を机のように使っている。
ご飯を食べるときは、部屋を出ればすぐにリビングである。真ん中にリビングがあり、その周りに部屋があるのか?と思うけど。他の部屋は見たことがない…
部屋を回れるようになったので、外にでてみようと思う。
少し話もできるようにな ってきたのだえっへんとドヤ顔してみる「パパ、いこ」
ちょうど遊んでくれているマイクに、ドアを開けてくれるようにせがんでみる。
満面の笑顔でデレデレするマイク…
パパと言うといつもデレデレしててやばい顔になってるうげ。
とりあえずドア叩いてみる、「いこ」
ドアを開けてもらう。
リビングに出て、キョロキョロ。
今いた隣の部屋がパントリーだ、後の部屋は2階にある
階段を登ってみるがこの身体じゃすごく1段が高く大変だ、んしょんしょ。
後ろから、転がらないように見てはくれるが上まで連れて行ってくれる気は無いようだ…
すごく、ワクワクした顔でこちらを見ている。
負けず嫌いの血が騒ぐ、絶対登ってやる!
登り終え、正面の扉を開けてもらう「ココ、いく」マイクはニコニコしながら、「ココは何も無いよー寝るところだからねー」と言いながら開けてくれた。ベットが2個ありその間に棚が置いてある。
そのまま出て。右隣の部屋に行ってみる「ここ、いく」「ここはね、書斎だね何も面白いものないと思うけどなー」
本とな?それはいろんな情報が得られるのでは無いか?そう思って見渡してみるが、ちっちゃくて本が全然見えない…
「だこ、だこ、」両手をマイクに向けて高く差し出す。
「抱っこかーなんて可愛いんだ」
デレデレしながら、だっこしてくれたはいいものの、いつものスリスリで髭が痛い!
「ヴーみゆ、みゆの」そう言いながら、
スリスリする顔をバシバシ叩く。
「本見るのか?難しいぞ?魔法とか薬草とかそんなのしかないぞ?」
なに!それだよその本が見たいのだ!
と思いながら、キョロキョロと本のタイトルを見る[赤ちゃんでもわかる魔法]
と言うタイトルの本を見つけ、それを指差して「あ、あー」と要求。
「?これか?アリシアはもじがよめるのか?天才かもしれん、でもまだ赤ちゃんだからなー魔力はまだ無いと思うぞ」
そう言いながら取ってくれ1つだけある窓を背に置いてある椅子に2人で座る。
机に本を置き覗き込む形で読み始めた。
[1.魔法は、まず初めに目を瞑り体を包み込むように温かいものを感じる]
ふむふむ、やってみよう。むむむー
すると何となくモヤモヤーって蒸気のような温かいモヤモヤを感じられ、それと同時に身体の周りに色を感じ取れた。
いろんなちっちゃい粒子の様な湯気に色があるような。虹色のものが周りを取り囲む。
そして、抱っこされてるマイクの周りにも赤というのか?ピンクと言うのかそう言った色が感じられた。
[2.体を包み込む温かいものを手の上に集めるイメージを持ち、水と唱える。
属性が強いと大きな水の塊が出る]
ふむ、手を出して水。
まだ口に出していないのに、イメージしただけで手の上に水が出る。
うわ、どうしよう!
そうなっていると。
マイクが、椅子をくるりと回し、窓の外に私の手を出し
「ちれ」と唱えた。
さっきから詠唱が、ダサいな…
とか思ってたら。
黙ってたマイクが、何だか震えてる?
「す、すごいじゃないか!1歳目前にしてもうまほう魔法が使えるのか!しかも無詠唱だなんて!」
マイクは、すくりと立ち上がり、キャスのとことに早足で向かった。
それに揺られ魔法の放出感と共に眠りに落ちた。
最初は部屋の端まで行くのもやっと、という感じだったが今では部屋をうろチョロできるくらいにはなった。
建物がログハウスなので木がメインの6畳ぐらいだろうか?それぐらいの部屋の真ん中にベビーベットがあり、その横に色とりどりの引き出しの棚が置いてある。それ以外は何もなく、ふだんは棚を机のように使っている。
ご飯を食べるときは、部屋を出ればすぐにリビングである。真ん中にリビングがあり、その周りに部屋があるのか?と思うけど。他の部屋は見たことがない…
部屋を回れるようになったので、外にでてみようと思う。
少し話もできるようにな ってきたのだえっへんとドヤ顔してみる「パパ、いこ」
ちょうど遊んでくれているマイクに、ドアを開けてくれるようにせがんでみる。
満面の笑顔でデレデレするマイク…
パパと言うといつもデレデレしててやばい顔になってるうげ。
とりあえずドア叩いてみる、「いこ」
ドアを開けてもらう。
リビングに出て、キョロキョロ。
今いた隣の部屋がパントリーだ、後の部屋は2階にある
階段を登ってみるがこの身体じゃすごく1段が高く大変だ、んしょんしょ。
後ろから、転がらないように見てはくれるが上まで連れて行ってくれる気は無いようだ…
すごく、ワクワクした顔でこちらを見ている。
負けず嫌いの血が騒ぐ、絶対登ってやる!
登り終え、正面の扉を開けてもらう「ココ、いく」マイクはニコニコしながら、「ココは何も無いよー寝るところだからねー」と言いながら開けてくれた。ベットが2個ありその間に棚が置いてある。
そのまま出て。右隣の部屋に行ってみる「ここ、いく」「ここはね、書斎だね何も面白いものないと思うけどなー」
本とな?それはいろんな情報が得られるのでは無いか?そう思って見渡してみるが、ちっちゃくて本が全然見えない…
「だこ、だこ、」両手をマイクに向けて高く差し出す。
「抱っこかーなんて可愛いんだ」
デレデレしながら、だっこしてくれたはいいものの、いつものスリスリで髭が痛い!
「ヴーみゆ、みゆの」そう言いながら、
スリスリする顔をバシバシ叩く。
「本見るのか?難しいぞ?魔法とか薬草とかそんなのしかないぞ?」
なに!それだよその本が見たいのだ!
と思いながら、キョロキョロと本のタイトルを見る[赤ちゃんでもわかる魔法]
と言うタイトルの本を見つけ、それを指差して「あ、あー」と要求。
「?これか?アリシアはもじがよめるのか?天才かもしれん、でもまだ赤ちゃんだからなー魔力はまだ無いと思うぞ」
そう言いながら取ってくれ1つだけある窓を背に置いてある椅子に2人で座る。
机に本を置き覗き込む形で読み始めた。
[1.魔法は、まず初めに目を瞑り体を包み込むように温かいものを感じる]
ふむふむ、やってみよう。むむむー
すると何となくモヤモヤーって蒸気のような温かいモヤモヤを感じられ、それと同時に身体の周りに色を感じ取れた。
いろんなちっちゃい粒子の様な湯気に色があるような。虹色のものが周りを取り囲む。
そして、抱っこされてるマイクの周りにも赤というのか?ピンクと言うのかそう言った色が感じられた。
[2.体を包み込む温かいものを手の上に集めるイメージを持ち、水と唱える。
属性が強いと大きな水の塊が出る]
ふむ、手を出して水。
まだ口に出していないのに、イメージしただけで手の上に水が出る。
うわ、どうしよう!
そうなっていると。
マイクが、椅子をくるりと回し、窓の外に私の手を出し
「ちれ」と唱えた。
さっきから詠唱が、ダサいな…
とか思ってたら。
黙ってたマイクが、何だか震えてる?
「す、すごいじゃないか!1歳目前にしてもうまほう魔法が使えるのか!しかも無詠唱だなんて!」
マイクは、すくりと立ち上がり、キャスのとことに早足で向かった。
それに揺られ魔法の放出感と共に眠りに落ちた。
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