ダラダラ異世界転生

ゆぃ♫

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のんびり探索

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なんだかんだで、つかまり立ちができそうだ。歩けるようになればあっちこち見て回れるんだけどな…
神様が、魔法でどうにかなる世界って言ってた気がすると思い出しながらベットの柵を揺らしたり引っ張ったりして立ち上がる練習をする。

「きゃ、マイク!アリシアが立ちそうよ!!」

突然の声に驚きひっくり返ってしまった。痛い…
けど、男の人はマイクというのか…と今更思う。パパだよーママだよーとはいつも聞いてたけど、名前知らなかったなーとつかまり立ちの練習を再開。

「キャス突然大きな声をだしたら、ビックリするじゃないか」
そう言いながらも、ウキウキを隠せないようにこちらを見ている…
何だかやりにくいな~と思いながら目一杯ベットの柵を引っ張り立ち上がった。

おーたてたー「きゃはは」と、発声しながら喜ぶ自分…

それに喜ぶマイクとキャス

ブワッと抱き上げられ頬をすりすりされた、ウー髭が痛い!押し返そうとするが赤ちゃんの力ではどうにもならない…

「外は久々に晴れたんだよ、散歩に行こう」
マイクがそう言ってそのまま、外に出た。

おーすごい緑!森じゃん!雨上がりの森の匂いがする。澄んだ空気で肺が満たされる心地よさを感じながら、深呼吸を繰り返し目一杯伸びをした。

家の前は少し開けているけど、少し離れると森…
「裏に畑があるんだ見に行こうか」そう話しかけられながら、ゆっくり気持ちよく揺られる。
家庭菜園、にしてわ大きめの畑が広がっていた。

赤、黄色、紫、緑、いろいろな実がなっている。興味津々にキョロキョロしていると

後ろから声が聞こえた
「あらー楽しそうねもう少し大きくなったら、一緒にしましょうね」

とキャスが楽しそうに近づいて来ると、ほっぺたをむにゅーっと両手で挟まれた。

やめてよーと抗議するも、「あたぁたたぁー」というだけだった。

そうして家の周りをぐるりと周り森に入る少し手前に。光る石のようなものを見つけ指をさして「あーあー」って言ってみた、どうしたの?とキャスが、覗き込んで「結界石のことかしら?」と首を傾げた。
多分それだ!と思い、激しく頷くとマイクが「お?そうみたいだぞ、ものすごくうなずいてて面白いな」と笑われてしまった、少し恥ずかしいくなる。

2人で笑いながら、キャスが丁寧に説明してくれた。
「あれはね、結界石よ。家の周りの4箇所にあの魔石を置くのよそれで同時に魔力を込めると結界ができて魔獣が入らなくなるのょ。
ここはね、みのりの森って言って薬草や木の実がたくさん取れる代わりに魔獣もたくさん出るの。
だから、あれより外に出てはダメよ」

なるほどーっと惚けた顔をしていたのか?

マイクが、笑いながら「そんな難しい話をしても解らないだろ」と笑っいながらヨシヨシしてくれた。
眠気を感じながら、井戸の場所や狩をした時の解体場所などを回って説明してくれているうちに、寝てしまっていた。
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