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蜜夜のラストは……♡
しおりを挟む「2発目、付き合ってくれるだろ?櫻」
櫻子を自分の上から下ろす桜也。そのまま四つん這いにさせようとするが、ぐったりしている。
「ま………て……」
「………う~ん、じゃあ横からするか……」
片足を持ち上げた桜也は背面から寝転がり櫻子に入っていく。
「………イッて……るって……あぁっ……」
「ゆっくりな……休憩しとけ」
休憩しろ、と言われても、桜也の手は上と下の蕾だ。休憩等出来る訳はない。激しく濃い1回をしたい桜也にはもどかしいが、腕の中で溶ける愛しい桜は、甘い蜜しか醸し出さない。
「好きだよ………櫻」
「!!」
「締まった……クククッ」
「あっん………はぁ………ほんと………に待っ………てぇ……」
「ごめん、待てない!」
一旦、桜也は櫻子から抜いた。仰向けさせ再び足を広げると覆い被さり、目隠しを取る。涙目で、だらしなく口を開き、桜也を見つめる櫻子。目隠しから解放され安心仕切った顔をし、桜也の首にしがみついた。
「桜………也………っ」
「……櫻………」
激しく桜也の腰が動き、櫻子の中に熱を送り込むのは直ぐだった。
「はぁはぁはぁ………櫻……」
「桜也…………好きなの……」
「……あぁ………好きにならずにはいられなかったな……」
「…………何?その捻くれた言い方……」
「捻くれた言い方で悪かったな………水、飲むか?」
「………うん」
桜也は起き上がり、ティッシュで櫻子と自分の秘部を拭き取ると、ペットボトルの水を含む。
「……………」
「…………?」
櫻子を見つめ、なかなか水をくれない桜也。
「桜也?」
「…………………」
「んっ……」
桜也は口移しで飲ました水が無くなってもキスを続ける。流石に3回目に突入するにはもう少し休憩が欲しいと思った櫻子。手で押し戻そうと、桜也の胸を押すが、桜也はビクともせず、櫻子の手首を握る。
「ち、ちょっと!休憩させてって…………?何?」
「……………指輪」
「…………え?」
少し照れ臭そうに、桜也は目線を逸らす。櫻子の左手薬指に何やら違和感があり、目の前に手を持って来ると、キラキラと輝くピンクダイヤの指輪が嵌められていた。
「……………」
「…………何か言えよ……」
「………な、何かって………びっくりして……」
「……………幸せにしたい………俺が…………だから、結婚しよう……別姓にする気はないからな!」
「……………はい……はい!!」
櫻子は嬉しくて桜也に抱き着く。
「………子供も欲しいが、先ずは櫻の白無垢姿見たいから、暫くはピル飲んでくれよ?」
「…………え?」
櫻子の反応に桜也は櫻子と身体を離す。
「………何だよ、子供要らないのか?好きだから保育士になったんだろ?」
「………そうだけど、桜也は子供嫌いなのかな、て……」
「いつ俺がそんな事言ったよ」
「…………言ってないけど……桜也の歳で独身なのは、結婚願望も無く、子供も要らないのかな、て………」
呆気に取られた顔の桜也。
「別に結婚願望が無かった訳じゃない………仕事が仕事だからな……寄って来る女は、水商売系ばかりだし、駆け引きが上手い女ばかりだったから、結婚する気にもならなかっただけ…………後腐れ無く付き合える女ばかりだっただけだ。楽だったしな」
「…………そうなんだ……」
「雪お嬢が初恋だって事は、知ってるだろ?」
「…………う、うん……」
「そっくりだな、と思った時、DNA鑑定をしたのは、雪お嬢と親父のだけじゃない……俺とも血縁関係を調べてた………心底兄妹じゃなくて安心したわ………」
「……………」
「な、何だよ?」
「………桜也は、いつ私を好きになったの?」
「!!」
桜也は、櫻子の横で突っ伏した。ゴニョゴニョと言うが、聞こえにくい。
「何?」
「…………DNA鑑定結果出た翌日………俺のスーツの袖掴んた時に見せた顔にヤラレた……」
この一言で、櫻子も思い出す。同じ日に自覚したのを。気持ちをぶつけられる様なキスや抱き方に、鑑定結果があった日とは違う感情が湧き出ていた。だが、好きだった大和に裏切られていたと思う反面、信じたい気持ちの方が強かった。だからこそ、桜也への気持ちが真っ直ぐに向かなかった。
「私と一緒だったんだ……」
「嘘だ」
「何でそう思うの?」
「獅子王をまだ信じたかったろ?」
「…………それはあったけど、私が好きだったのは、あんな残虐性のある大和じゃないもの…………孤児院で知り合ってから、結婚式を挙げようと準備していたあの日迄の東堂大和が好きだった………本質がアレじゃあ、好きな気持ちは起きないわ」
「そっか………変な嫉妬でぶつける様な抱き方して悪かったな……」
「……………?」
櫻子は、桜也から嫉妬をぶつけられるような抱き方をされたとは思ってない。むしろいつ?だという顔。
「え?分からないのか?」
「……………うん」
「………最中に電話掛かって来た時」
「!!…………あ、あの時?」
「嫌じゃ無かったのか!?」
「…………電話は嫌だったけど………いつも気持ちいいし…………疲れちゃうのはたまに辛いぐらい………」
「…………へぇ~、じゃあまだヤレるな………?明日は午後からの予定だから、朝迄付き合え」
「え!!…………ちょっと!!………もう少しなら休憩しようよ!!」
「ほっとくと寝るだろ、櫻」
「………………さ、さぁ……?」
目線を桜也からずらし、逃げようとした櫻子。だが、捕まえられても嫌な気もせず、桜也に付き合う櫻子だった。
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