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再会。
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ーーーーー
その後、少ししてから柚香さんからメールが来た。
荷物の指定日と指定場所、あと指定時間も書かれたメールだ。
「場所はコンビニで、時間は13時から14時ね。これだったら朝に出たら間に合いそう・・・。」
圭吾さんが詳しく調べてくれ、高速道路を使って片道5時間45分なことがわかった。
途中で何度か休憩することを考えたら、朝7時に出たら間に合いそうだ。
「真那を預けるから、服の用意と絵本、あとマイクと・・・」
最近真那がお気に入りのお菓子が入っていたマイク。
DVDを見せているときに見た曲を、アイドルのように歌うことにハマってる。
このくらいの時期に、女の子ならハマるものなのだろう。
(私もお姫さまに憧れた時期があったしなー・・・。)
『将来の夢はお嫁さん!』なんていうセリフが流行り、幼稚園でみんなが言っていたことを思い出していた。
きっと真那も、幼稚園でいろんなセリフを覚えてくるだろう。
「いつか『ママうざい』とかいう日も来るんだろうか・・・。」
そんな不安を一瞬覚えながら、私は真那の荷物を作っていった。
オムツは取れているものの、不安だから吸水タイプのパンツを入れ、着替えも多めに入れる。
そして『遊園地にいく』と聞いていたことから、その入場料やご飯代、少しのお小遣いを小さな巾着に入れた。
私と圭吾さんの出発の日に、雪華さんと深田さんに託すつもりだ。
「あとは、柚香さんに頼まれた着物一式を絶対忘れないようにして・・・。」
こうして私は準備を終わらせていった。
圭吾さんも仕事の調整を深田さんとしてくれ、無事に当日を迎えた私たちは朝7時に雪華さん一家に真那を預けにいったのだ。
「すみません、ご迷惑をおかけすると思うのですが、よろしくお願いします。」
真那は空くんと一緒に遊べるとのことで、お泊りの話を快く受け入れてくれた。
この余裕がいつまで続くかはわからないけど、雪華さんに迷惑をかけることは間違いない。
「いいのよー?うちも女の子のお世話ができるの楽しみだったから!それより・・・気を付けて行ってきてね?」
「はいっ!・・・あ、滞在費・・にはならないですけど、入り用のときは真那の巾着にお金をいれてありますのでお願いします。足りない場合はあとで支払いを・・・」
「いいのよいいのよ!どうにかするから気にしないで?ケガとか熱をだしたときは連絡するからね。」
「・・・よろしくお願いします。じゃあ・・・行ってきます!」
真那に『いい子でいてね』と念押しし、私と圭吾さんは車に乗り込んだ。
そして、一泊二日のデートに出発したのだった。
ーーーーー
「・・・なんか、変な感じだよね。真那がいなくて圭吾さんと二人なんて。」
町が見えなくなるほど進んだとき、外の景色を見ながらそうつぶやいた私。
圭吾さんもなんだかいつもと違って見えてしまい、緊張と不安と期待が入り混じってしまってる。
「そうだな。もうちょっと町が都会だったらデートとかたくさんできるんだろうけど・・・。」
「なにもないからねぇ・・・。」
あるのは田んぼと山、海くらいなものだ。
圭吾さんは付き合い始めてからというもの、時間を作ってはうちに来てくれていた。
真那を連れて一緒に散歩したり庭で遊んだりと、こっちの生活に合わせるようにして一緒の時間を作ってくれている。
「いつも・・・私に合わせてくれてるよね?」
「ん?」
「真那がいるから・・時間とかちゃんと取れなくてごめん。でも、この二日間は真那のことを考えずに圭吾さんのことを考えるから・・・」
子持ちの私を好いてくれている想いに応えたい一心でそう言うと、圭吾さんは驚く言葉を私に言ったのだ。
「なんで真那のことを考えないなんて言うんだ?」
「え?だって真那がいない時間なんてそうないから・・・」
「真那を大切にしてるんだろ?なら考えてたっていいだろ?心配は・・・しなくていいと思う。雄大さんと雪華さんがいるんだし。」
「・・・。」
「俺のことを考えてくれた結果の言葉だよな?それは純粋に嬉しい。でも、全部ひっくるめてていいんだよ。俺は真那を荷物扱いしたくないし、しない。真那がいるときは真那を含めた全員で楽しめばいい。」
「・・・そっか。」
心のどこかでは、ちゃんとわかっていた。
私から真那を切り離して考えることはできないことを。
それでも、私に好意を示してくれている圭吾さんに、なにか返したいと思っていたのだ。
(さっきの言葉は、よくなかったな・・・。)
そう反省していると、圭吾さんが手を握ってきた。
もう反対の手はハンドルにある。
「だから、真那がいないときは俺だけの那智だな。真那には悪いけど、この二日間は独り占めさせてもらおう。」
「へっ・・・?」
「覚悟しておけよ?」
「~~~~っ!?」
こうして私たちは初めて二人きりの時間がスタートした。
目的地までは何度か休憩を挟み、そこでちょっとした甘いものを食べたりコーヒーを飲んだり・・・。
景色のいい場所ではスマホで写真を撮り、二人の思い出を作っていく。
「ふふ、まさかデートとかするなんて思ってもみなかったなー。」
「え?真那の父親とは?」
「ほら、合コンでお持ち帰りされちゃったときにできた子だからさ、こういうのはないの。お腹が大きくなるにつれて一つの手続きだけでも大変だったし、検診もあったし?」
「じゃあデートもなしに結婚?」
「そういうこと。もともと知ってる人ではあったのよ?同じ大学の人だったし。」
「そうなのか!?」
「うん。」
私は真那の父親である「大介」の話をした。
彼は同じ大学出身で、同じ学部に所属していた人だ。
一言で言うとお調子者で、楽しいことを追い求めてふらふらとグループを渡り歩いていた。
そんな彼は合コンによく参加していたのだ。
「私は友達の誘いでその合コンに行ったんだけど、だいぶ酔っちゃって・・・。大介も酔ってて二人で帰れなくなっちゃったの。終電もなかったし。・・・そのときに・・・」
その後、少ししてから柚香さんからメールが来た。
荷物の指定日と指定場所、あと指定時間も書かれたメールだ。
「場所はコンビニで、時間は13時から14時ね。これだったら朝に出たら間に合いそう・・・。」
圭吾さんが詳しく調べてくれ、高速道路を使って片道5時間45分なことがわかった。
途中で何度か休憩することを考えたら、朝7時に出たら間に合いそうだ。
「真那を預けるから、服の用意と絵本、あとマイクと・・・」
最近真那がお気に入りのお菓子が入っていたマイク。
DVDを見せているときに見た曲を、アイドルのように歌うことにハマってる。
このくらいの時期に、女の子ならハマるものなのだろう。
(私もお姫さまに憧れた時期があったしなー・・・。)
『将来の夢はお嫁さん!』なんていうセリフが流行り、幼稚園でみんなが言っていたことを思い出していた。
きっと真那も、幼稚園でいろんなセリフを覚えてくるだろう。
「いつか『ママうざい』とかいう日も来るんだろうか・・・。」
そんな不安を一瞬覚えながら、私は真那の荷物を作っていった。
オムツは取れているものの、不安だから吸水タイプのパンツを入れ、着替えも多めに入れる。
そして『遊園地にいく』と聞いていたことから、その入場料やご飯代、少しのお小遣いを小さな巾着に入れた。
私と圭吾さんの出発の日に、雪華さんと深田さんに託すつもりだ。
「あとは、柚香さんに頼まれた着物一式を絶対忘れないようにして・・・。」
こうして私は準備を終わらせていった。
圭吾さんも仕事の調整を深田さんとしてくれ、無事に当日を迎えた私たちは朝7時に雪華さん一家に真那を預けにいったのだ。
「すみません、ご迷惑をおかけすると思うのですが、よろしくお願いします。」
真那は空くんと一緒に遊べるとのことで、お泊りの話を快く受け入れてくれた。
この余裕がいつまで続くかはわからないけど、雪華さんに迷惑をかけることは間違いない。
「いいのよー?うちも女の子のお世話ができるの楽しみだったから!それより・・・気を付けて行ってきてね?」
「はいっ!・・・あ、滞在費・・にはならないですけど、入り用のときは真那の巾着にお金をいれてありますのでお願いします。足りない場合はあとで支払いを・・・」
「いいのよいいのよ!どうにかするから気にしないで?ケガとか熱をだしたときは連絡するからね。」
「・・・よろしくお願いします。じゃあ・・・行ってきます!」
真那に『いい子でいてね』と念押しし、私と圭吾さんは車に乗り込んだ。
そして、一泊二日のデートに出発したのだった。
ーーーーー
「・・・なんか、変な感じだよね。真那がいなくて圭吾さんと二人なんて。」
町が見えなくなるほど進んだとき、外の景色を見ながらそうつぶやいた私。
圭吾さんもなんだかいつもと違って見えてしまい、緊張と不安と期待が入り混じってしまってる。
「そうだな。もうちょっと町が都会だったらデートとかたくさんできるんだろうけど・・・。」
「なにもないからねぇ・・・。」
あるのは田んぼと山、海くらいなものだ。
圭吾さんは付き合い始めてからというもの、時間を作ってはうちに来てくれていた。
真那を連れて一緒に散歩したり庭で遊んだりと、こっちの生活に合わせるようにして一緒の時間を作ってくれている。
「いつも・・・私に合わせてくれてるよね?」
「ん?」
「真那がいるから・・時間とかちゃんと取れなくてごめん。でも、この二日間は真那のことを考えずに圭吾さんのことを考えるから・・・」
子持ちの私を好いてくれている想いに応えたい一心でそう言うと、圭吾さんは驚く言葉を私に言ったのだ。
「なんで真那のことを考えないなんて言うんだ?」
「え?だって真那がいない時間なんてそうないから・・・」
「真那を大切にしてるんだろ?なら考えてたっていいだろ?心配は・・・しなくていいと思う。雄大さんと雪華さんがいるんだし。」
「・・・。」
「俺のことを考えてくれた結果の言葉だよな?それは純粋に嬉しい。でも、全部ひっくるめてていいんだよ。俺は真那を荷物扱いしたくないし、しない。真那がいるときは真那を含めた全員で楽しめばいい。」
「・・・そっか。」
心のどこかでは、ちゃんとわかっていた。
私から真那を切り離して考えることはできないことを。
それでも、私に好意を示してくれている圭吾さんに、なにか返したいと思っていたのだ。
(さっきの言葉は、よくなかったな・・・。)
そう反省していると、圭吾さんが手を握ってきた。
もう反対の手はハンドルにある。
「だから、真那がいないときは俺だけの那智だな。真那には悪いけど、この二日間は独り占めさせてもらおう。」
「へっ・・・?」
「覚悟しておけよ?」
「~~~~っ!?」
こうして私たちは初めて二人きりの時間がスタートした。
目的地までは何度か休憩を挟み、そこでちょっとした甘いものを食べたりコーヒーを飲んだり・・・。
景色のいい場所ではスマホで写真を撮り、二人の思い出を作っていく。
「ふふ、まさかデートとかするなんて思ってもみなかったなー。」
「え?真那の父親とは?」
「ほら、合コンでお持ち帰りされちゃったときにできた子だからさ、こういうのはないの。お腹が大きくなるにつれて一つの手続きだけでも大変だったし、検診もあったし?」
「じゃあデートもなしに結婚?」
「そういうこと。もともと知ってる人ではあったのよ?同じ大学の人だったし。」
「そうなのか!?」
「うん。」
私は真那の父親である「大介」の話をした。
彼は同じ大学出身で、同じ学部に所属していた人だ。
一言で言うとお調子者で、楽しいことを追い求めてふらふらとグループを渡り歩いていた。
そんな彼は合コンによく参加していたのだ。
「私は友達の誘いでその合コンに行ったんだけど、だいぶ酔っちゃって・・・。大介も酔ってて二人で帰れなくなっちゃったの。終電もなかったし。・・・そのときに・・・」
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