きもちいいあな

松田カエン

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群青騎士団入団編

18.エリーアス様の熱血指導

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 妙な弾力のある生暖かい肉。というのが、初めてペニスを咥えた私の感想だった。エリーアス様は爽やかながら、甘い体臭をまとっているので、なおさらそれが男の性器であるという感覚がない。

「ふぐ……っ」

 こ、これをどうしろと言うのか。おちんぽはおまんこに入れるためのもので、口に入れるものではない。私の動揺をよそに、エリーアス様はそのまま下腹に鼻先がつきそうなほど、陰茎を押し込んだ。
 種の影響なのか、私達の身体には陰毛が生えない。私も生えていたのに抜けてしまった。足毛はあったりするので、やはり種の影響だろう。エリーアス様ももちろん、陰毛は生えておらず、私は生ぬるい肉の塊が、口いっぱいに入ってきたので―――。

「っ『噛むな』!」
「あぅっ」

 喉の奥を突かれて、思わず歯を立てそうになってしまった。いや、実際は立てたつもりだったのだが、エリーアス様に前髪を捕まれ、強制的に動きを止められる。ずるりと引き抜かれた。開けっ放しになった口から唾液が溢れる。

「っとに、なんで噛もうとするの。ユストゥスにベロイラマされてるときは、噛まないくせに」
「あえあ、ゆふふゅふあ」

 少しも話せない。あれだって私は噛もうとした。でもその気配を察せられると、すぐに呼吸を止められるし、奥歯に指を突っ込まれて、口を閉じれない状態でさんざん嬲られて……噛まないようになっただけだ。
 噛めるなら、今でも噛みちぎりたいところである。すぐにふわふわしてしまうから難しいが。

「はあ。クンツはイラマチオ慣れてるから、そっちから慣らそうと思ったけどだめか。じゃあいいよ。普通に舐めて」

 はい、と頬に、エリーアス様のペニスが押し当てられた。私の唾液で濡れていて、思わず顔をしかめてしまう。動けるようになったので、そろそろと離れ、ベッドの上で正座をする。そして神妙な面持ちで、私は口を開いた。

「エリーアス様。エリーアス様は知らないかもしれないが、おちんぽは飴ではないから、舐めるものではない」

 あれは精液を出してくれる、大事なものなのだ。食べてしまっては痛いし、二度と精液を出してくれなくなる。そんなことをエリーアス様が知らないとは思わなかった。そしてどうせ舐めるなら、ベッカーがくれる飴が舐めたい。
 私の言い分に、エリーアス様は顔をしかめた。

「……くっ、この、めんどくさい天然め。口は第二の性器っていうぐらい、敏感な場所なんだよ。お前だって、喉奥で感じるように躾けられてるくせに」

 自分の口の端に指を引っ掛けて広げ、ちろりと赤い舌を出しては、なにかを舐めるような舌の動きを見せる。器用に動くエリーアス様の舌に感心してしまった。あんなふうに動かしたら私などは舌がりそうだ。興味深そうな私に、エリーアス様は半目になる。

「……というか、そこまでしておいて、なんでユストゥスは、フェラチオの1つも教えないんだ」
「ふぇらちお」
 聞いたことのない単語だ。エリーアス様は、がりがりと頭をかくと、私の胸を突き飛ばして横に倒し、足を広げると、その間に陣取った。急所をいきなり掴まれて、私はびくりと身体を跳ねさせる。

「コレを口でおっきくすることがフェラチオ」
「それは、たべも「いいから、見てなさい」」
 エリーアス様は私の言葉を遮るやいなや、ぱくっと私のペニスを食べてしまった。わ、わー!

「エリ、」
「『動くな』」

 上半身を肘をついて起こして、もう片方の手でエリーアス様の肩を掴んだところで、また動きを封じられる。エリーアス様は壮絶な流し目を向けながら、私のペニスを、ぺろぺろと舐めだした。……ユストゥスみたいなことをする。

「こういう風に、おちんぽを舐めて、擦って、大きく、んっ、なってもらうんだよ」
「あっ、あ、っそこ、あっ」
 なに、なにされてるか全然わからない。ただ、舐められているということしかわからない。

「ほら、お前も裏筋とか、好きでしょ。……ふふ、硬くなってきた。おちんちんの頭の部分が亀頭っていうんだけど、知ってる?この皮の中から顔を出してる赤い部分」
 口に溜めた唾液をとろりと垂らし、ぐにゅぐにゅっと手でそれを揉み込まれ、私はたまらず腰を揺らした。

「えり、あっあん!それ、それダメ!」
「おや。かわいいこと言えるじゃないか。なにが駄目なの?皮の中にいーっぱい唾液入れて、クチュクチュすること?気持ちいいでしょ」
「ひいっ!」

 皮をずりさげられて、むき出しにされた。普段露出しない部分にふーっと息を吹きかけられるだけでも、びくびくしてしまう。

「真っ赤でぷりぷりしてるね。形も大きさも悪くないのに、だれにも使われない可哀相な雌ちんぽ、美味しそう」
「っや!っ食べないでくれ!」
「違うよ、こういうときは食べてって言うんだよ?」
「だめ、おいしくない。おいしいものではないから!」

 押しのけたいのに、身体が動かない。怖いのに、エリーアス様に与えられる快感が気持ちよくて、私のおちんぽは反り返ったままだった。とろりと先端から先走りを滲ませる。エリーアス様はそれににんまりと笑うと、きゅっと付け根を手で抑えて、「いただきまーす」と悪魔の宣告をした。

「ひっ、あっぁあっ、あーッ!」
 じゅぶじゅぶ、ぐちゅっ。エリーアス様の口に出し入れされるたびに、まるでおまんこに入れているような音と、ナカで感じるのとは違う刺激が体全身を駆け巡った。無意識に突き上げるように腰を振る。手の戒めが痛くて、それなのに気持ちよくて、私は大きな声で喘いだ。

「っあうっ、ぁあ、っあん!」
「……っと。こんなものでいいかな。これがフェラチオ。おちんぽにご奉仕して、おっきくなってもらうことだよ。わかった?」

 ふいに、刺激が止まった。エリーアス様は、唾液と私の先走りで濡れる唇をねっとりと舐め取り、よしよしと私のペニスの先端を手のひらで擦る。それすら気持ちよくて、背中が仰け反った。下肢に溜まったマグマを吐き出したいのに、それはエリーアス様の手で塞き止められている。

「ああもう、1人でぐずぐずになってちゃ駄目だよ」
「ぃいたっ!」

 エリーアス様が指先に魔力を籠め、私の陰茎の付け根をぐるりと撫でると、それで終わりとばかりに身体を起こしてしまった。じんじん、じんじんするっ。私のペニスが、じんじん痛いっ。
 エリーアス様が身体を起こした瞬間に、身体の拘束が解除されたので、私は咄嗟に自分のペニスを掴んで、上下に擦り始めた。ココを自分で刺激するなんて、魔肛持ちになってから初めてだった。それでも、もっと気持ちいい場所があるのを、私の身体は知っている。
 前を扱きながら、私は自分の後孔に人差し指と中指を揃えて、一気に突っ込んだ。ペニスの刺激で甘い蜜を分泌させていたソコはあっけなく指を受け入れ、いつもより細くて短いものを、不満げにしゃぶりだす。

「あっ、あんっ、っひ、ぃっ!」

 ペニスは根本が引きつるように痛かった。きっとエリーアス様が先程なにかをしたのだ。それなら後ろだけでも気持ちよくしたいと、指を突き入れかき回す。だが、先走りも出さない、陰茎に比べると細く短い指では、手前側の気持ち良い場所を、ぐにぐに揉むしか出来なくて腰が震えた。前立腺だけでもイケないことはないが、もっと、ずっと、気持ちいい場所があることを、私はすでにしまっている。
 自分の快感だけ追っていた私は、いつの間にか閉じてしまっていた目を開いた。

「クンツの悪いところは、そうやって自分だけ気持ちよくなるところだよね」
「っえりーあす、さま」
「なぁに。おまんこに入れてほしくなっちゃったの?」
「うんっ、うん。入れて、おまんこ、パコパコして」

 後ろ髪をひかれる思いで、ペニスから指を離すと、私は足を大きく開いて、尻側から手を伸ばしてぐに……っとその、柔らかく肉棒を求める穴を広げる。すると、エリーアス様は目を細めて唇の端を上げる。

「じゃあ、おちんぽ大きくしないとね。お口まんこで、ぺろぺろして」
「おくちまんこ……」
「そう。おちんぽ食べるときは、口はおまんこになるんだよ。ほらこっちに来て」

 エリーアス様はすぐに入れてくれるつもりはないらしい。私は熱い吐息を零して、身体を起こすと、四つん這いでもそもそとエリーアス様に近づく。半分ぐらいは反応がみえるけれど、まだまだ成長の余地がある、エリーアス様のペニス。それを目の前にして、すんすんと鼻を鳴らす。雄のニオイもするけれど、悪魔の実の、甘い匂いもする。

「そうしてると、本当に子熊みたいだね。かわいー」
 口を開くことを躊躇していると、エリーアス様は、その肉棒でぺちぺちと私の頬を叩いた。
「ほら、おまんこしてほしいんでしょ。お口で舐めて育てて」
「んむ、ぅ……」

 唇に押し付けられて、私は自らの意思でエリーアス様のペニスを咥えた。これは噛んでは、ダメ。舌先を動かすが、そもそもどうしたら良いかわからない。エリーアス様は、ユストゥスは、私のペニスを、どうしていただろうか。
 えっと、ぺろぺろして、いっぱいだえきでとろとろに……。
 そうして思い出すのは、先程一度だけ舐められたエリーアス様よりも、いつものように全身を舐めてくる、ユストゥスの舌だった。大きな舌で、私が気持ちいいと感じたところを、何度も舐めてくるのだ。それを思い出しながら、私はエリーアス様のペニスにご奉仕した。
 エリーアス様のペニスは私のモノより、少し亀頭?カサの部分が大きくて、色も黒い。段差のある部分に丁寧に舌を這わし、唇で食む。そう、それから、陰嚢もこうしてもみもみしてくれた。優しく手のひらで押しつぶしてみたり、ふっと息を吹きかけて、またぱくりと咥えて、ぬるぬると唾液をペニスに絡ませる。

「んっ……っふ、んぅ……んんっ」
「んっ?……ふふ、なんだ、ん、やれば出来るじゃないか」

 あいつは、気持ちいいことだけしてくれればいいのに、いつも余計なことをしたり、言わせようとするからいけないのだ。でもエリーアス様の表情を見る限り、気持ちよさそうなので、あいつがしてることは、きっと悪くないのだろう。……私だって、気持ちよくないわけではない。

「ユス、ユストゥスが……いつもこう、してくるっ、から」
「咥えさせずに、フェラチオ教えてたのかあいつ……」
「んっふ……ぅ、んぁっ、おっきく、なったぁ……」

 そろそろ顎が疲れてきた。口から出すと、触れずとも先端が上を向いている。ふふん。なんだか誇らしい気持ちになってきた。

「エリーアスさま、おちんぽ勃ったぞ。すごいだろう。私だってちゃんと出来るのだ。だから、はやくおまんこにハメて、パコパコして」

 準備は万端だ。私は意気揚々と足を開いた。
 入れることをハメるというのと、抜き差しをパコパコするというのは、ライマー先輩から教わった。最初は公用語に全然聞こえなくて、何度も聞き返してしまった。最終的に真っ赤になったライマー先輩に殴られて痛かったが、こういう言葉遣いが、興奮するのだと教えてもらった。期待を胸に、私は目を輝かせて入れやすいように、先程のように穴の縁に指を引っ掛けて広げる。
 途端にエリーアス様は眉間に拳を押し当てて、少し悩んだ後、微苦笑を浮かべた。

「うん。クンツは、ばかわいーね。……でもどうあがいても、お前にモテるド淫乱は、無理だよ」

「えっ……なぜ?!」
 ちゃんとペニスも舐めたし、興奮する言葉遣いも覚えている。なにも問題ないはずだ。
「色気で相手を魅了も出来ない。そもそも色気がまったくない。素直すぎるし、自分の快感しか目にないし、相手に奉仕しようとする心が足りないし、何より穴のポテンシャルだけで生きてるよね?素直に大人しくユストゥスのおちんぽだけ、咥えてなさい」

 凄い。駄目出ししかされてない。少しも褒められるところがない。穴のぽてんしゃるとはなんだろう?聞きたいが、聞いたら呆れられそうな気がする。
 なんと返していいか、わからなくなってしまい、私は口を噤んで、身を縮めた。

「誰も全然相手にしないわけでもないんだし、今まで通りでも問題ないだろう?今も途中までは、まあ、うん、駄目な部分も多かったけど、良いところもあったし、少しずつは良くなってるんだ。このままユストゥスに開発してもらうのが、一番い「エリーアス様」」

 このままだと延々説教が続いて、終わりそうになかったから、私は意を決して言葉を遮った。口を閉じたエリーアス様が、すうっと艶やかな眼差しを向けてくる。

「エリーアス様のおちんぽがほしいです。私のおまんこに入れてください。……ダメ、ですか?」
 確かに私は、この寮の騎士の中でも二番目に大きいし、色気もないし、顔立ちが美しいわけでもない。お情けで精液を注いでもらっているのだ。……ちょっと、今までが図々しかった、かもしれない。皆、ただ単に、穴に入れられれば良いわけではないのだ。それなら、もっと気持ちいい穴は、

 先程までの、無意味に溢れんばかりにあった自信は消えてしまって、私はそっとおずおずと尋ねた。目を合わせるのも少し難しく感じられ、視線を彷徨わせて、ちらりと見上げる。でもすぐに視線を落としてしまった。エリーアス様にまた、あの呆れたような目で見られるのは、少し悲しい。

 チッと珍しく荒々しい舌打ちが落ちてきた。ああ、やっぱり呆れられている。いつまでもエリーアス様のベッドを占拠しているわけにはいかないし、出ていったほうがいいかもしれない。
 私は諦めて部屋を出ようと、抱えていた足を降ろしたときだった。右足の膝裏が手で掴まれ、持ち上げられる。なにを、と思うまもなく、私の後孔に、エリーアス様が入ってきた。それも、さっき私が口で育てたよりも、大きく、かたい……っ。

「ぁあっ……エリー、アスさま……っ?」
「ギャップ萌えというやつなのかなあ。ああもう、お前本当にかわいいな?やっぱりユストゥスにやるのは惜しくなってきた」
 なにやらぶつぶつと愚痴りながら、エリーアス様が太いおちんぽで、私のナカをかき回してくる。

「っあ、っあつ、ああっ!あつい!あついぃっ!!」

 あつい。ナカが熱い。なんだろうこれは。おかしい。普段はこんなふうにはならない。ユストゥスや他の奴隷に、挿入されているときとは違う。……エリーアス様は、奴隷じゃない。平民でも獣人でもない。魔力を持った、だ。
 その魔力が、先走りに混じって、染み出している。快感とは違う背筋の震えを感じた。

「ねえ。このまま妊娠させてやろうか」
「っは……エリーアス様、なにを」

 顎を捕まれ、ぐいっと引き寄せられる。美しいエメラルドグリーンの瞳が、ギラギラと強い意志を放っていた。

「種は、『』なんだよ。卵子の元みたいなもので、受ける側の魔力と、注ぐ側の魔力を得て、子が生まれる」
「こども……?」

 確かに、そう説明を受けた。魔族が、より強い魔族を生むための、『悪魔の実』だと。でも人間の体では、それには耐えられないと。

「そうだね。それがいいかもしれない。まだ今は、魔力量が足りない。お前も僕も。今までずっと、子を成せたという話は聞かないが、もし、その問題がクリアになったら」
「ひぃっ!」

 ぐりっと、エリーアス様が、私の種を下腹の上から押した。媚肉が、いつものように、勝手に剛直に絡みついて、中に、奥に進ませてしまう。コツコツと、切っ先が、種に、届いて……っ。
 だめ、それは、ダメだ。妊娠なんて、そんなこと、私が出来るはずがない!

「ココに、私の精液を注いであげよう。ユストゥスには出来ない芸当だ。いくら望んでも、あいつにお前は孕ませられない」
「っだめ、だめだっ!なかに、出さないでくれ……っ!」
「『動くな』……ふふふ、クンツがざぁめんを嫌がるのは、もしかして初めてじゃないかな?かーわいー」
「エリーアスさまっ!」

 身動きが取れなくなった私は、ぶるぶると青い顔で首を横に振った。エリーアス様は気持ちよさそうに私の穴を味わっているが、いつ中に精液を注がれるかと思うと気が気ではない。中途半端な魔力は、種に良い影響を起こさないと聞く。
 戦場で、騎士として落命するのは構わない。でもこんな、全然関係のないところで死ぬわけにはいかない。

「ねえクンツ。僕にもあの呪いの言葉、言ってよ。あの『愛して』って言葉。聞きたいなぁ」
 突き上げながらエリーアス様が私の唇にキスを落とした。のろいのことば。
「あ、ぁあい、あいして!愛してっ、エリーアス様!」
「ふふ、もっと言って」

 あつい。あついっ。腹が。焼ける。魔力が、したから、はいってくる。

「エリーアス様、ぬいてっ!たのむ、っから、……ぅあ、っわたしっ、をあいしてっ!愛して、いいから、ぬいてぇ!」
「うんっ。いーっぱい愛してあげる。っ……ん、きもちいー、あ、っでそ……っ」

 エリーアス様の腰の動きが本格的になった。肩に担ぎ上げられ、斜めから中をガツガツと突き上げられる。雄の本能の動きに、身を捩ることすら出来ず、その瞬間に怯え、慄くことしか出来ない。

「ぃやだっ!エリーアスさまっ!ぁあああっ!!」

 わかる、腹の中に魔力の塊が、ソコにある。吐き出される準備をしている。悲鳴を上げる私に、エリーアス様はそれはそれは楽しそうに美しい笑みを浮かべ、私のペニスに掛けていた拘束を外した。途端に、押し出されるような絶頂を迎え、私は精液を撒き散らしながら、おまんこで、おまんこが勝手に、エリーアス様を締め付けた。ぐるん、と視界が回って、暗転を迎える。
 恐怖で失神した私をよそに、エリーアス様は絡みつく肉膣から自分自身を引き抜き、そのまま体表に白濁をぶちまけた。下腹から遠くは顎まで飛び散る。

「んっ……あーひっさびさにちんこでイッたなあ。やっぱメスイキより、こっちのほうがいいね」
 爽快感が違う。とエリーアス様は上機嫌で、くたりと弛緩した私の下腹にペニスを押し付けて、外から刷り込むように残滓を吐き出す。

「中に出すわけないじゃないか。ちゃんと人の話聞かないんだから。ほんっと可愛い。……けど、あーユストゥスに殺されそう。その前に、もう1回ぐらいハメとくかな」

 まあ僕は死なないけどね。とうそぶきながら、エリーアス様は、一度自分の身体に洗浄魔法を掛けて清めると、私の穴にだけ洗浄魔法を掛けて、自分の余分な魔力を含んだ先走りを取り除く。そしてそのまま軽く指を差し入れてかき回し、綻んだところでぐっと自身を差し入れた。
 意識を失ったままの私のソコは、抵抗もなくエリーアス様を受け入れ、柔らかく甘く締め付ける。揺さぶられても、私は意識を取り戻さなかった。

「んんっ、あーほんと、きもちいいあな。……クンツも、こんなに可愛くなかったら、僕にいじめられずにすんだのにね」

 ちゅっちゅっと口づけを落とし、エリーアス様は私の身体を堪能したあと、一度目と同じように、全身を汚すように白濁を撒き散らしたのだった。


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