きもちいいあな

松田カエン

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獣軍連邦潜入編

95.燃える巨木

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 現れた魔族は、大きな蝙蝠は、なぜか上機嫌でこちらに近づいてきた。

 魔族、魔族……!魔族は殺さなくてはならない。あれは人間の、人類の敵なのだ。殺す。ちらりと木に視線を向ければ、この辺りにもガガジェの実が成っていた。ジルチグアとともに育つこの植物も、巨木が枯れればいずれは枯れ落ちるだろう。私はじりじりと下がりながら、肉棒を見やった。実に能天気な表情を見せている。まるで洗脳されているときの私のようではないか。殺してやる。
 無防備に近づいてくるのを見て、私は即座に強化魔法を身体に巡らせた。筋肉が膨張し、骨がきしむ音がした気がするが、構うものか。巨木の幹に蔦を這わせるガガジェの実を掴むと、フィルジに目掛けて投げつけた。すぐさまその実を追う形で私は床を蹴る。

 あの実程度で、男がひるむとは思わなかった。だが少しは気が逸れれば、私の勝ちだ。棒は鎧などは身に着けていない。狙うは喉。次いで心臓だ。
 最初に気道を潰せば殺しやすくなる。もちろんその程度で済ますつもりはない。動きが鈍ったところを心臓を直に握りつぶしてやる。魔族も肋骨があるだろうが、意外に肋骨は脆いし、強化した私の手なら、おそらく皮膚などたやすく破れるはずだ。

 投げた木の実が男に当たる寸前、まるで水が蒸発するように、男の手前で消滅してしまった。私は目を見開いたが、同じようにフィルジまで驚いていた。何かの防壁が築かれていることに気づいたが、一度勢いをつけて飛び出した身体は止まらない。間抜け面の棒が、私に向かって小さな、小さな瓶に入った薄ピンクの粘液を投げつけてくる。あ、と思う間もなかった。
 蓋が外れた小瓶からはスライムが飛び出てみるみるうちに質量を増やし、私を柔らかく受け止めると同時に、勢いよく私を笠の上に押し倒した。

 にゅるにゅると動くスライムは、裾やエリ、そして服自体の繊維にしみ込むように、中に入り込んでくる。スライムは私の手足を拘束しつつ、嬉々として陰茎にまとわりついてきた。喜んでいるのがわかるのは、どう考えてもその部分にまとわりつくスライムの動きが速いせいだ。
 身じろぎをするが体表を撫でまわす粘液は水のようなのに、関節を押さえこむ部分は恐ろしく弾力があり、私は歯ぎしりをした。その上で、私は首にストールで巻き付けていた狼のぬいぐるみにぺっとりとスライムが付いたことで吠えた。

「このばかっ!ジュストが汚れるではないか!!」
「あっ悪い。……あれ、クンツ。サークレット外れてねぇ?」

 どういう風に意思疎通しているのかわからないが、フィルジが謝ると、ジュストに付いていたスライムは綺麗にはがれた。毛並みはそのままで、少しも濡れていない。そのことに心底安堵すると。私は改めて魔族を睨みつけた。

「おい!早くこれを退けろ!!そこを動くなよ、殺してやるっ!!」

 にゅるにゅると絡みついてくるスライムにしごかれても、私の意識は魔族を殺すことにだけ向いていた。性的な快感を認識するに至らない性器は、衣服の中でちゅぱちゅぱ吸い付かれ、萎えたままのものをスライムに嬲られている。それにスライムは反応し、尿道を少し抉られ、強めに圧迫を受ける。性器に感じる痛みに、私は呻いた。

「っう……これを、退けろっ」
「……ふーん。なんだ魅了チャーム自体、解けてんのか。せっかく可愛かったのによ」

 何が可愛い、だ!

 適当なことを口にするその魔族は、私から視線を外すと、少し離れたところにいた狼に興味を移した。ユストゥスは荷物を下ろしかけたところで動きを止めている。わずかに足を開き、どうとでも動けるように構えているようにも見えた。その間にも無遠慮な粘液は私の身体を撫でまわし、陰嚢を揉みこんでは性器を刺激し続ける。つられた後孔までひくつきそうになって、私は唇を噛んだ。
 平時であれば、いくらでもこのような刺激は大歓迎なのだが、相手は魔族だ。このまま良いようにされては騎士の名折れ。そう思うのに、ようやく快感を思い出した身体は、私の意思とは反して、じんじんとした熱を孕み始めた。

「よ、久しぶり。一緒にいるってことは式挙げられたのかぁ?おめでと」
「……」
「ってことで、こいつは貰っていくからなぁ。どうする、お前も来る決心付いたか?俺はどっちでもいいんだけどよ、クンツが……「お前っ!お前、魔族と通じていたのか?!この、裏切り者っ!!」」

 信じられない。魔族などと親しげに話すとは……!

 声を荒げた私に、驚いたのは魔族の方だった。狼は苦しそうな表情で、視線を下に落とす。
「なに、もう忘却済み?報われねぇなあお前」
「黙れ」

 低く唸るような声を短く発したかと思うと、ユストゥスは降ろしかけの荷物で隠していた手を、上にあげた。パァンと乾いた音を発したそれは、何かの魔具のようで周囲に破裂音が響いた。
 少しだけ顔をしかめて耳を押さえていたフィルジは、余裕な表情を崩さず、乾いた笠の上に降り立った。空から幾重にも火の粉が散ってくる。それらは他の無事な巨木にも降り注ぎ、逃げ惑う人々の声が呼応しているかのようだった。ぐるりと周辺を見回した魔族は、大きな蝙蝠羽を畳みながら肩を竦める。

「援軍呼んでも、ここまで来れるかなぁ?獣人は飛べる奴が少ないし、こんなに大きな火は苦手だろうが」
「絶対来るさ。……それに俺は、クンツを渡したりなんてしない」

 どさりと荷物を投げ出すと、その手には短剣が握られていた。それを見てやる気がなさそうにフィルジは目を細める。

「はぁー……言ったろぉ?別に、俺たちはこいつを傷つけようとなんてしてねぇって。逆に助けてやる、こいつの頭ン中のおかしな術式だって、外してやるって言ってんのに」
「触るなッ」

 言いながらしゃがみ込んだ男は、私の頭をくしゃくしゃと撫で撫でまわした。身体の自由が利かないのなら、せめて噛みついてやろうと顔を向けるが、どうにも届く位置にいない。

「単なる棒のくせに!お前!いいから、私に黙って殺されろ!!」
「お前なぁどうせまた、後で魅了掛けられんだから、少しは大人しくしてろよ。……っわ」
 ぺちぺちと頬を軽く叩いてくる手に、噛みつこうとしたら逃げられた。絶対殺す!!

 私が殺意を込めて睨んでも、フィルジは構わずまたもや触れてこようとする。それを、音もなく静かに忍び寄ってきていた狼が蹴りつけた。ごんっと鈍い音がし、空気の層のような見えないものが、阻む。その向こう側で難なく私に触れた男は、髪を引っ張ったり頬をつねったりとやりたい放題だった。狼のこめかみに青筋が浮かぶ。

「だから無駄だって……わ、っぷ?!」
 へらへらと腹の立つ笑顔を見せていた魔族に、ユストゥスは何かを振りかけた。そして私の肩を掴むと、引きずるように幹まで引き、フィルジと距離を保つ。

「くそっ!胡椒かよッ!」
 けほけほとむせている棒は、後ずさりながら軽く手を振った。
「あっ、ぁあっ!」

 私の下半身を重点的に嬲っていたスライムが離れ、狼に襲い掛かる。その拍子に、尿道に入り込んでいたスライムが引き攣れるように抜けていった。透明な粘液の一部が、私の精液で白濁に染まっている。
 こんな時だというのに、強制的に射精させられた私は、恥ずかしさと惨めさで拳を強く握る。関節を固めたスライムだけは身体のそこかしこに残っていた。

 下半身を狙って飛びつこうとしたスライムは、狼の手から噴き出た炎によって、ぼたぼたと地面に垂れ落ちた。魔法?そんな馬鹿な!そう思って目を見開いた私の前で、狼は小さな筒のような魔具を出して見せた。

「持たされた魔具が役に立ってよかったぜ。クンツ、今剥がしてやるから、ちょっと待ってろ」
「はっ、早くしてくれ!あいつは殺す!!」

 この灰色狼が敵だろうが味方だろうが、そんなことはどうでもよかった。あの魔族を倒すなら苦しんでいる今が好機だ。そう身じろぎをしながら訴えると、ふとユストゥスの手が止まった。

「なんだ、早くしろっ!」
「……気が変わった」
「あっ!」

 関節が固定されたままの私を、狼は軽々と抱き上げた。うぞうぞ動きを見せる残りのスライムには、脅すように火を近づける。あつっあっつい!
 すると、まるで狼に従うように、そのまま私の身体を動かさない形で止まってしまった。まるで始めから狼が主人だったかのように、私を抱き上げやすい形で固定する。

 スライムのくせに、あっさり寝返るとは、軟弱すぎるだろう?!

「放せっこらっ!」
「いいから逃げんぞ」
「いや、だからっくしゅ!逃がすわけっずずっ、ねぇだっ……うぉあっ?!」

 くしゃみを繰り返し、涙と鼻水を垂らしながら、逃がすまいと立ちはだかるフィルジに、急遽、大きな影がぶち当たった。当たったという表現は、正しくはないかもしれない。
 フィルジの周りには確実に何か見えない防壁がある。それに圧し当り、そしてその防壁ごと、魔族を弾き飛ばしたのだ。笠の向こう側に姿が消えていく。それをぽかんと見送った途端、まるで間近で怒鳴られたような大声が響いた。

「俺の娘に!!何しようとしてんだこの変態ッ!!」
「あれは……」

 一番近くにある、青々と茂った葉を持つ巨木に、ひと際大きな男が立っていた。鎧に身を包んだ男には、見覚えがある。私を引き取ると話をしていた、大男だった。
 険しい表情でこちらを見やりながら、手にした鎖をじゃり、と引いた。その鎖は当初私が、影としか認識できなかった大斧に繋がっていた。投げ付けられた大斧は、フィルジを吹き飛ばして、今は笠の表面に刺さっている。軽く引いたぐらいでは抜けないのではないかと思うほどだった。

「でかしたドゥシャン!」
「いいから!はやく鎖を伝ってこっち来い!さっきの大蝙蝠、死んじゃあいねえぞッ!」

 喜びの声を上げた狼に怒鳴り返した大熊は、手にした鎖をぴんと伸ばした。頼りないが、橋代わりにするらしい。上から落ちてくる火の粉も数が増え、熱がいよいよ迫ってきていた。
 ユストゥスは私の身体に付いたスライムに「いいか、燃やされたくなかったら言うことを聞けよ」と言い聞かせ、バックパックを前に抱えると、私を後ろに背負った。

「クンツも、絶対俺の身体から手を離すなよ」
「わ、わかった」

 確かに今は、向こう側に渡った方がいいのはわかる。私が仕方なく男の首に手を回すと、私とユストゥスの間に挟まれたジュストがぎゅむ、とつぶれた。わさわさ私の体表を這ったスライムは手元に集まり、ほどけないように固まる。……本当に協力的なやつだな?
 ユストゥスは太い鎖を掴むと、それをぶら下がるように渡り始めた。

「わ、私も降りて同じようにした方が……」
「だめだ、俺に抱き着いてろ!」

 一人で渡るならいざ知らず、重い私を背負って渡るのは、さすがに狼とて容易ではないはずだ。今からでも鎖を掴みたいと思うが、スライムの固まった手は少しも動かせなかった。
 半分まで渡ったところで、急に鎖が大きくたわんだ。弓なりに下方向にしなり、ユストゥスは強く鎖を握ったまま動きを止める。背後の大斧が抜けかかったのかと後ろを見れば変わらず、そっと男の肩口から前を見れば、巨漢が、笠の上に蹲るように身を丸くしていた。
 ぎゅっと強く鎖を握ったまま丸くなる大熊……ドゥシャンの傍らに、寄り添うようにして、誰かが立っている。

 それはあの日、フィルジに連れ攫われたオリヴァー先輩だった。

 大きな荷物のようなものを手にしていたオリヴァー先輩は、それをまるでごみのようにその場に投げ捨て、妖艶な表情で笑う。別れた時と違い、その身には……その、まるで露出狂のような、変わった衣服を身に着けていた。
 手足は黒いレザーのようなものに覆われているのに、胴体を守るものは編み上げの黒いコルセットのみで、胸部はむき出しになっている。小さく控えめな乳首には金属が通され、細いチェーンで両方が繋がれていた。下肢に至っては、小さな紐のようなビキニしかない。

 うわっこれは……あの棒の趣味か?あいつにはこういう趣味があったのか……。私もドン引きしているがユストゥスもドン引きしていた。「マジかよオリヴァー……」と小さく呟いている。いや違うか?オリヴァー先輩が洗脳されていることに、驚いたのか?どちらにせよ、そっとのぞき込んだその横顔は、青ざめて見えた。

「久しぶりだね、クンツ。元気にしてた?落としたりなんてしないから、さっさと渡ってきなよユストゥス。手は貸してやる。『浮きな』」
「うっぐぅ……」

 がんがんと、ドゥシャンのわき腹を蹴りつけながら微笑んだオリヴァー先輩は、ふわりとこちらに対して魔法を使った。途端に身体が軽くなるのを感じる。

 潜入捜査以外の能力では、オリヴァー先輩は、緩急をつけた重力魔法で、相手を押しつぶすのが得意だった。重くすることができれば、軽くすることもできる。数少ない寮に居る機会に、手合わせしたこともあるが、私に次いで二番目に訓練場を破壊するのは彼だった。ただ、オリヴァー先輩は寮に居て訓練することが少ないので、私がダントツに壊していたが。
 軽くなったおかげでユストゥスはすいすいと移動し、渡り切る。
 ぜいぜいと荒い息でそれを見守った大熊が、ぐらりと倒れ込んだ。ここまで近づけばわかる。細い短剣が、男のわき腹に刺さっている。それをオリヴァー先輩は蹴っていたのだと知った時には、血の気が引いた。
 なぜだろうか、ドゥシャンが、ただ養い親になるだけの男が、苦痛に顔を歪めているのを見るだけで、心がざわめいた。ユストゥスの背から降ろされるが、どう手を出したものか考えあぐねる。
 オリヴァー先輩は心底面白そうに笑っていた。なのに、その瞳からは後から後から涙が溢れ出ていた。

「さ、クンツこっちに来なよ。ご主人様もこっちに来る。……ほら」
「あーもーひどい目にあったぁ」

 ばさりと羽を動かして、ばさばさな髪の毛でこちらに飛んできたフィルジは、オリヴァー先輩からやや離れたところに降り立った。

「あ、それ……着てるんだ?つか、俺別にここまでしろって言ってねぇんだけどぉ……」
 ややげっそりとした表情で、魔族はオリヴァー先輩を見た。心なしか、この男まで引いている。

「邪魔はさせるなと言ったのは、ご主人様でしょう。……魔族の割に甘い思考してるね、あんた。っ……それに、これは、ご主人様がくれたものですから。本当はクンツに着せたいのですよね?」

 わずかに素を覗かせたオリヴァー先輩は苦しげな表情を見せたが、それもとろりと狂気に蕩け落ちた。自らの乳首を苛む金属をチェーンを引くことで動かし、甘い声を漏らす。

「え……はあっ?!」

 ドゥシャンの状態に気が気でなかった私は急に名指しされ、まじまじとオリヴァー先輩の姿を見てしまう。あ、あ、あんな恰好、私がしても皆目を背けるだけだろう?!

「いやっ、その別に、ちょっとSMプレイもしてみたいってだけで……ま、まあそれはいい」

 照れたように笑う魔族は場違い過ぎて、私は顔をしかめた。ユストゥスはじり、と足を動かしている。ユストゥスが気にしているのは、オリヴァー先輩が投げ捨てた大きな荷物……動いたっ?
 よくよく見れば、それは、軍服をどす黒い血で染めた、虎の獣人だった。髪や獣耳、その肌にも、べったりと血が付いている。うっすらと目を開くと、浅い呼吸のまま血の気の失せた唇を動かした。

「オリー……っぐ!」
「気安く呼ぶな」

 ガツンと蹴られた男はあお向けに転がり、血を吐いた。ひゅーひゅーと喉を鳴らす。憎々しげに見下ろしているのに、オリヴァー先輩の瞳からは新しく涙が零れ落ちた。それをうるさそうに拭う仕草をしている。
 どう考えても、オリヴァー先輩が進んで男を痛めつけたとは思えない。私はそっとポケットの中に手を忍び込ませた。受け取ったダイスを見せれば、きっとあの虎なら、何かわかるはず。私はそれをぎゅっと握り込みながら、様子を伺った。


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