きもちいいあな

松田カエン

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獣軍連邦潜入編

94.押し問答

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 はらりと薄い布が頭から落ちる。痛い。頭が痛い。割れそうだ。ああもう、いっそ割ってくれ。その方が楽になれる。

「クンツっ!」

 大きな手が私を抱き留め、背に逞しい腕が回ってきつく抱き締められる。呻くと優しく頭を撫でられた。が、ふわりと香った。抱き締められて窮屈だ。だが抗おうにも、頭痛と苦しさで身動きが取れない。そのまま私は、落ち着くまで息を潜めてただ嵐が過ぎるのを待っていた。
 ようやく痛みが治まり、周囲の様子がわかるようになる。周囲はところどころ光が差し込む……ボロ屋の一室のようだった。なぜ私はここに……孤児院から逃げ出して、子供たちともお別れをして、ここまで来たことは覚えている。だが、それ以上のことが思い出せなかった。

「平気か?クンツ・リンデンベルガー」

 フルネームを呼ばれ、私はハッとして、私を抱き締めている男を見やった。年のころは……いくつだろうか。エリーアス様より年上には見える。
 精悍な顔立ちに恐ろしく目つきが悪い。灰色の髪は襟足が長く、他はさっぱりとしていた。獣耳がぴんと立っているのが見える。ぎらぎらとした銀灰色の瞳は赤く充血し、泣き散らした後のようにも見えた。だがこちらを見る眼差しは、とても落ち着いていた。

 わけがわからないが、少しだけほっとする。私は身じろぎすると、男の腕から抜け出て立ち上がった。ずきずきと頭痛の残滓を感じて軽く振りながら、濡れていた目元を手のひらで拭うと、改めて男を見返した。

「平気だ。……貴殿はだれだ?」

 私の問いかけに一度、男はゆっくりと目を閉じ、そして軽く息を吐いた。……この反応。過敏に責め立てるものではないが、よもや私の頭痛の主か?いつになく痛かったぞ。警戒心をあらわに私が後ずさるのと、男が懐から何かを取り出すのは同時だった。

「俺は……俺は、群青騎士団の奴隷だ。見ての通り狼獣人でね。エリーアスの命であんたに会いに来た。ここで待ち合わせするって話だっただろう?」

 見せてきたのは一輪隊の、背後は二本の剣が交差し、手前に可憐な一輪の百合が佇む紋章が刻まれたメダルだった。それを受け取り、軽く魔力を通す。……ふむ。どうやらこの男のいうことは本当らしい。
 私の魔力に反発してくる、メダルに込められている魔力は寮監のバルタザールのものだ。感じ覚えがある。

「待ち合わせ……そう、だったか?」
「そうだ」
「……そうか」

 私は至極まじめな顔で頷いた。正直そんな待ち合わせをした記憶はない。だがこれだけこの目の前の男が自信満々に告げるのなら、私のポンコツな記憶より、この男のいうことを信じよう。私に嘘をつくメリットもないしな。

 私が知っている獣人の奴隷といえば、おじさま……ベッカーぐらいだ。他に一輪寮には、獣人などいなかった。新しく騎士団で買った奴隷だろうか。
 それとも他から異動してきた?確かに獣群連邦には、人族は立ち入りに制限があると聞いた気がする。成果の挙げられない私に騎士団が送ってきたのか。……まだ頭がぼんやりして、思考がまとまらない。
 いくつも矛盾があることは薄っすらと理解しているが、リンデンベルガーにはよくある細事だ。私達の記憶など曖昧で脆い。気にするほどではない。任務に支障さえなければ、それでよいのだ。

「ひとまずここを離れよう。俺のアジトが別にあるからそこに……」

 奴隷が何かを告げてくるが、それより、床に投げ落とされているぬいぐるみの方が重要だった。私の可愛いジュストが、こてんと汚い床に放り投げられている。誰だ!投げたのは!……私か!!ばか!!

「ジュスト」

 狼ぬいの毛並みを整え、ぎゅっと抱き締める。誰にもらったものか、もう忘れてしまったが、これは私の大事な大事な同行者だ。この子だけは手放すまい。
 ちゅっと鼻先に口づけを落としていると、男からちくちくと視線が刺さってきて、私は慌ててブラウスの裾を引っ張り出すと腹に突っ込んで隠した。一連の流れまで凝視されて、少し居心地が悪い。

「なっ、なんだ?私は幼児の振りをして、潜入していたのだ。幼児がぬいぐるみを抱いていても、可笑しくないだろう。これは、獣人たちに疑われないための、立派な変装用の道具なのだ!なにか言いたいことでもあるのか?」
「い、いや何も。……うん。そうか……」

 何やら感慨深げにこちらを見てくる。なんだこいつ。薄気味悪いな。私が若干引いていると、男は二枚の薄い布を大事そうに懐に仕舞った。それから手際よく、鎧を身に着けている。なんで鎧を脱いでいたのか、少しだけ疑問に思ったが、口には出さなかった。
 ただそれを見ていると私もジュストを抱えて歩くには支障がありそうな気がして、首のストールを解くと、いつものようにジュストを首に巻き付けた。
 ……今までは私が幼児と思い込んでいた相手と、接することしかなかったから、ジュストを抱いていても何も思わなかったが、私が騎士であるということを認識している相手の前で持ち歩くのは、少し気恥ずかしい気がする。
 見れば男は、荷物を運ぶように、小さめのバックパックを持っていた。羨ましい。さすがに全部中身を出して寄越せとは言えないし、ジュストを初対面の男に渡す気にもなれない。
 初対面と言えば。

「名は何という。貴殿は私を知っているようだが、改めて自己紹介しておこう。私はクンツ・リンデンベルガー。群青騎士一輪隊に所属している。よろしく」
「……ああ、よろしく。俺はユストゥスだ」
「ユストゥス?」

 差し出した手に、一瞬男は戸惑ったようだったが、握り返してくれた。私はその名に引っかかりを覚えて聞き返すと、男は少し瞳を輝かせたように見えた。

「どういったスペルを書く?ああ……これは、面白い偶然だな。私のジュストと同じスペルだっ!」

 こんな偶然があるのかと、私は思わず喜んで畳みかけてしまった。まるで男は私の狼が立体化したかのようではないか。興奮していると、ユストゥスとやらは目を伏せてしまった。片手が強く拳の形に握られ、ぶるぶると震えている。

「失礼した。ぬいぐるみに似ていると言われて、嬉しくはないだろうな。すまない。忘れてくれ」
「……いや。問題ない」

 私とて、熊のぬいぐるみにそっくり!と言われて素直に喜べはしない。
 特に狼は気高い生き物だと聞く。もしかしたらプライドを傷つけてしまったかもしれない。私が謝罪すると伏せていた目に指を添わせ、軽く雫を散らした。涙?泣くほど激怒させたのか私は。
 どう謝罪したらよいかわからず、様子を伺っていると、男の耳がぴくんと動いた。すぐさま部屋の、出入り口付近まで進み、長身をかがませたまま、縁から外を見ている。

「ゆ……」
「静かに。……くそっ、ベギアフレイド、失敗したのか!」

 ユストゥスとやらが口にした言葉に、私は目を丸くした。一度はストールで固定したジュストを外し、背負わせていた包みの中を開く、そこには見知らぬ毛玉とくしゃくしゃになった手紙と、通信魔具、それに小さなダイスが一つ入っていた。通信魔具とダイスは見覚えがあるものの、毛玉と手紙はよくわからない。が、中身を改めている時間はなさそうだった。ダイスだけ抜き取り背負わせ直すと、私はジュストもしっかりと身体に固定し、そろそろとユストゥスに近づく。

「貴殿はべ……虎の軍人とも知り合いなのか?」
「その気取った喋り方やめろ。癇に障る」
 振り返りもせずに言い切られて、私は少しカチンと来てしまった。

「な……」
「お前、でもおい、でもいいから、他人行儀な呼び方すんな。俺はお前の供給源でもあるんだからな。ベッドでその喋り方したら、ケツが腫れるほど叩いてやる。それで、なんだ?」

 な、なんなのだこいつは!偉そうに!

 ようやく振り返ってこちらを見たが、私はオリヴァー先輩から預かったダイスのことを、この男に相談する気をすっかり失くしてしまった。こいつが私の供給源?こんな失礼な男から、精液をもらわなければいけないと思うと腹が立つ。
 私はぷりぷり怒りながら、ダイスをそっとポケットに仕舞った。目の前の狼が私との距離感を測りかねていることなど、全く知る由もなかった。

 ユストゥスが警戒した理由は、すぐに私にもわかるようになった。
 私の耳にも拾えるほど、喧騒が聞こえてくる。男と同じように顔を覗かせれば、建物周辺には人気もないが、向かい側の奥の木が、朝日に照らされて、光っているようにも見えた。光っている?それにしては色がおかしい。あれは……燃えている?
 つんと何かを鼻を刺す異臭が感じられた。途端にもう一つ、別の巨木から火が噴き出る。瑞々しいジルチグアであれば、あそこまで燃えるはずがない。理由があって立ち枯れしたのだ。根元から水を吸い上げることができなくなった巨木では、手段によっては容易に燃やすことができるだろう。

 立ち枯れした巨木。……私はぞくりと背筋が凍るのを止められなかった。院長先生はなんと言っていた?この木も、枯れているのではないのか?ここも、燃える?

 孤児院の子供たちの姿が思い出された。軍人たちもたくさんいたのだ、もう避難しているかもしれないが、避難できていなかった場合には?
 彼らはまだ幼く、庇護が必要な者たちだ。国は違えど、騎士として現状を見過ごしては置けない。巨木同士は蔦や木で作った渡し橋で繋がっているが、それも何か所もあるわけではない。根元が燃えて、橋が落ちでもすれば、逃げる先がない。

「なんでもない。それより、何か武器はないか。なるべく大きなものが良い。なんでも叩き潰せるようなサイズのものが」
「……ク、ンツ、お前今自分が幼児扱いだって知ってんだろ?渡せるわけねえだろ」
「なんだと、素手で戦えというのか」
「ああ違う……っくそ、お前は幼児なんだから、他の者たちと一緒に逃げるべきだ」
「違う。私は騎士だ。命を懸けて戦い、前線に出る義務がある」
「騎士でも、今は潜入捜査中のだろう?疑われるようなことは「もういい」」

 私はため息を付きながら立ち上がり、あっさりと外に出た。ごうごうと煙と炎が巻き上がり、都市全体が、巨木が悲鳴を上げているような音が聞こえる気がする。無事な木から水をかけての消火が行われているようだが、それ以上に火の勢いは止まらなかった。
 びりびりと、飛び散る火の粉に混じって、魔力の波動が感じられる。あの火は、普通の火ではない。今現在も燃え盛るよう、維持されている。犯人を見つけて懲らしめねばならない。あれだけの広範囲魔法だ。きっとあの炎のそばに、犯人がいる。

「クンツッ!」
 怒鳴った男が走って出てきた。手を掴まれそうになるのを叩き落とす。冷ややかに一瞥すると、獣人は息を飲んだ。

「この木はまだ燃やされていないが、いずれは燃えるだろう。私はこの木が枯れているのを知っている。犯人はどうやってか、木の命を削っているのだ。この木を燃やされる前に、私は犯人を討たねばならない。ここにはまだ子供たちが残っている可能性がある」
「……なら上に登って、先にガキどもの安否を確認するのが先じゃねえか?俺も行く」

 私が何か言う前に、再度腕を掴まれた。熱くて緊張しているのか、手のひらがしっとりしている。……こいつ邪魔だな。騎士団の奴隷と言うからには、騎士がどういった生き物なのか知っているのだろうに。私が邪険にしていることを感じ取ったのか、狼はさらに口を開いた。

「武器も欲しいんだろ。あっちの木に俺のアジトがあるから、そこまで行けば渡せる」
「もういらん。……放せ。お前はエリーアス様の命でここに来たといったな。手荒なことはしたくないが、邪魔をするのならその腕の一本や二本、へし折るぞ」
「クンツッ!」
「馴れ馴れしく私を呼ぶな」

 そう吐き捨てると、男はひどく傷ついた表情をした。少しだけ罪悪感が芽生える。へなりと垂れた耳を見て、私はおじさまのことを思い出した。
 獣人らしい感情の機微が溢れる部位に、こんなときだが少しだけ心が和らぐ。再度振り払おうと思ったがやめにして、その手にそっと手を重ねた。

「……騎士団の奴隷ならわかるだろう。いつもと変わらない。私は戦いに行く。お前の方こそ他の者と避難しておけ。終わったら私に精液を注ぐという重要な役目があるのだ」

 孤児院を抜け出すときには枯渇しかけていた魔力がどうしたことか、漲っている。どこかで浮浪者でも咥え込んだか?だがそこは考えずともいいだろう。戦える力がある。それだけで十分だ。
 私が丁寧に言い聞かせてやったにも関わらず、ユストゥスは首を横に振った。

「今別れたら連絡を取る手段がない。俺も一緒に行かせてくれ。頼む」
「仕事熱心だな。そのまま隠れていて、私が死んだ後に帰ったとしても、おそらくエリーアス様は責めはしないぞ」
 軽口を叩いたつもりだったのに、狼はただでさえ怖い顔をさらに強張らせて、凶悪な表情になってしまった。私の腕を掴む手に力が篭る。

「エリーアスは、関係ない。俺が、お前と一緒に行きたいんだ」
「却下だ。私はあまり優秀な騎士ではないのだ。巻き込む可能性がある」

 正直、もし戦闘にでもなったら気を配ってやれない。仲間の群青騎士なら私が気を使うのも烏滸おこがましいほど、優秀な方々ばかりだが、この狼はただの獣人だ。……いよいよこの押し問答も面倒になってきたな。これでは時間ばかりがかかって、少しも火元にも行けず、子供たちの安否を確かめも出来ない。
 殴って気絶でもさせるか、いや、私の力では加減が難しいから死ぬ可能性がある。それならやはり骨でも折るか……。と考えていると、掴んでいるその手から力が抜けた。するりと手が引いていく。

「どちらにせよ、俺は勝手に付いて行く」

 どこか据わった目をして、狼は言い切った。私はやや呆れたが何も言わなかった。これ以上くだらないことで会話を続ける時間も惜しい。私はせっせと木を登りだした。男は黙ってついてきた。
 久々に身体を動かすと、やはり鈍っていたことを実感する。ちょっとした運動でも息が上がった。ああ、なぜ私はあんなに部屋に篭っていたのか。魔族に良いように扱われていた記憶はある。何か作業をしていた記憶もあるのだが、良くは思い出せなかった。孤児院の木には孤児院以外にもやや難ありの住民たちが住んでいた。だが彼らの住居前を通り過ぎても誰も出てこない。
 足を止めて周囲に視線を巡らせながら息を整える。寮に帰ったら、トレーニングを増やさなければ。この程度で息が上がるなど騎士の名折れだ。

「もう、皆は逃げたのだろうか」
「獣人は火には敏感だからな」

 息を弾ませたまま呟くと、それを聞き取った男が答えてくれた。ちろりと見上げれば平然としている。獣人たちは私たち人族と体力筋力からして違うということは知っているが、少しばかり悔しい。

「だからクンツも」
「逃げ遅れた人がいないか確認しなければ」

 何か言い募ろうとする言葉を遮って私は門戸を叩き、人がいないか確認しながら孤児院を目指した。気づかないうちに、もう一本、別の巨木から火が噴き出していた。だいぶ離れているような気がするのに、炎の熱波が肌を焼く。
 熱い。私は汗を拭い、ジュストを腹側に抱えた。背に背負っていては火の粉が飛んできたときに燃えてしまう。水に濡らせればよかったが、生憎とこの木の水場はどこも枯れているのを私は知っていた。
 羽根の生えた鳥の獣人たちが、飛び回り避難を呼びかけている。小さい子供や小型の獣人であれば、抱き上げて連れていくだろうが、彼らにそこまで重いものを運べる力はない。その彼らも、火の勢いが増したのを感じたのか、徐々にいなくなってしまった。

「見ろ、クンツ。火が移ってくる。燃え広がればあっという間だ。上は駄目だ、下に降りよう」

 ユストゥスが指さした先を見れば、燃えている巨木から移動用の蔦を伝い、火がこちらに燃え移ってくるところだった。

「まだ子供たちの無事を確認していない」
「逃げたはずだ。ここまでくればわかる。狼の俺の耳で、今ガキの声は聞こえない。下に降りて、地面からほかの木に移動しよう。もうそれしかない」
「だが」
「引き際も肝心だろう騎士様。大丈夫だ。ガキどもは逃げてる。いけすかねえ軍の草食動物どもの匂いも薄い」

 そう急かしてくる男は、何かをぴりぴりと警戒していた。周囲に視線を巡らし、私の肩を抱く。わずかに耳がへたっている。くんっと鼻を動かし、強引に歩き始めた。

「おい、放せっ!」
「いいからこっちに……」

「いっよぉ!クンツ!迎えに来たぜぇ!」

 私が男と言い争っている間に、空気を読まずにそう上機嫌な声を張り上げた存在は、空から降りてきた。羽を動かしはするが、実際にはその浮遊力ではなく、魔力を取り巻いて浮いているのがわかる。
 美しくはあるが、どこか軽薄そうな表情に青い肌。曲がった角に獣の蹄。燃え盛る巨木を背景にして化けることもせずに姿を現したのは、1人の魔族だった。


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