身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~

湯川仁美

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第三章 溺愛しだしたら、止める事はできません。暴走開始です。

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―――眠ったか。

龍迫は静かに眠る恵麻の頭を愛おしそうに撫でる。
恵麻が眠る前、ドアに前に人の気配がしていたので龍迫は細心の注意を払いそっと、ベットを抜け出した。
1日半。
時間がかかったな。
そう思いつつ、書斎に向かう。
「恵麻様の件、調べ上げました。手間と暇と金を掛けました。いやぁ、財力と権力がこれほど有効だと思ったことはありません」
書斎に入ると、10㎝は超える分厚さの書類を手わらされ龍迫は歯を食いしばる。
書類の分厚さの分だけの事を恵麻はされている。
恵麻を害したも者、全員に制裁を与えよう。
俺は恵麻を愛している。
愛している者は、不安にさせない、不安になるような要因は全て取る。
恵麻が報復賛成者か否か分からない以上、恵麻に悟られないよう慎重かつ的確に。
好きな者の心は乱したく無い。
「ご主人様」
「なんだ」
「恵麻様は女性として、人間として体力がある方。お昼寝をしたり、6時間以上眠ることは滅多にございません。溺愛なさるのはよろしいですが、たまの夜は熟睡させて差し上げてはいかがでしょう?最近の流行語にソフレ。添い寝フレンドという単語もございます」
「検討する」
世の中には色んな言葉が日々生まれるものだ。
感心しながら、龍迫は書類に目を通す。
大抵が幼少期の事だが、言いようのない怒り、憤り、悔しさが龍迫を包み込む。
恵麻は明日、孤児院に教鞭をとりに出かける。
その時に熟読し、策を練るか。
このまま読み続け、心のモヤモヤを抱いたまま会えば普通の人は気が付かないだろうが。
恵麻はさとい。
気づかれる。

***
「どうした?目が覚めたのか?」
しっかり眠った事を確認したはずだったのだが?
龍迫は部屋に戻ると、ベットの上で本を読んでいる恵麻に声を掛けた。
恵麻はその問いには答えず、恵麻の隣に座る龍迫の肩にそっと頭をつける。
「実家で鍛えられた動物的本能よ。安全でない所では熟睡しないの」
「可愛い事を言ってくれる。俺が側にいると、安全地帯?」
「・・・そうね。旦那様は強いから」
俺が恵麻を夜、酷使させていたわけではないのか。
さっき飯田に昼寝の件、長時間睡眠について言われたが。
俺が要る所だと、リラックスして寝るということか。
お昼寝をする時も書斎のソファーで本を読んでいるふり、窓際でうたた寝、恵麻なりに仕事をしている龍迫に気づかれないように龍迫の側で熟睡していたのは知っていた。
それは、ベットに行くのが面倒だからだと思っていたが違うのか。
俺がいるからよく寝れていたのか。
だとしてら、可愛い。可愛すぎる。
どうしてこんなに可愛いんだろう!そして、これは俺をもっと恵麻にぞっこんラブ。フォーリンラブにさせるために言っているのか?
策略か?
いやいや。絶対に天然だ。
龍迫は恵麻を抱きしめる。

「旦那様。どこに行ってたの?」
「・・・トイレに行ってたんだ。眠ろう。ずっと、側にいる」

復讐はする。
体裁を与える。
けれど、今、最も重要視しなければならないのは今。
今の恵麻だ。
復讐も体裁も俺がしたいからするだけで、頼まれていない。
「トイレなら部屋にある」
「水音で起こしたら悪いと・・・。寝たか」
誤魔化していた龍迫は腕の中ですやすや眠る恵麻に言葉を切ると息を吐いた。
もっと慎重に行動しなければな。
こんなに可愛い俺だけの唯一無二の妻には、穏やかで楽しい事だけに囲まれた生活をして欲しい。
不安も、恐れも、腹の立つこともない世界で生きてほしい。
恵麻がそうやって生きてくれることが龍迫の幸せだ。

***
夜会の準備はばっちりだわ。
王宮で行われる公式の夜会は月に1度。
今日はメイド、執事、護衛、コックなど管理職以外の使用人の”暑気払い”という名の飲み会を管理職である執事長、メイド長、護衛長は夜会に行く為、公爵家の福利厚生の一環として恵麻は計画し実施していた。
ドレスアップをした恵麻は美しい。
今日のドレスは龍迫にダメ出しされるほど、自信のあるドレス。
「さっき、暑気払い挨拶を頼まれて、お出かけ前に言って貰えない?」
「わ、分かった」
ひょこっと、タキシードに着替え終わった龍迫は声を掛けてきた恵麻に一瞬、言葉を詰まらせた。
「似合うかな?」
「似合う。あまりにも綺麗で声が出なかった。どこの女神かと思ったら、俺の女神だった。美しい。普段良く働いている。このまま、恵麻の観賞会でも開こうか。勿論、観客は俺1人」
「ありがとうございます」
にっこり笑って、恵麻は龍迫のネクタイを自分のドレスと同じ赤色に変える。
「このドレスと同じ生地をお店の人にお願いして譲って貰って、プロに教えてもらいながら縫ってみたの」
なるほど。
たまに予定外のお出かけしていたのは、これを作っていたのか。
家の使用人を伴って外出をするので、危険は伴わないし。
どこで何をしていたのか、恵麻は比較的話してくれ。
新鮮な気持ちで聞きたいので、報告を受けていなくて正解だった。
物凄く嬉しい。
「嬉しすぎて、小躍りしてしまいそうだ。こういうのをサプライズというんだな。俺は今まで人からサプライズをされたことがなかった。あぁ、嬉しい。やっぱりこのまま、夜会を土壇場どたんばキャンセル。通称、ドタキャンをして恵麻と二人のお揃い記念撮影会をしようか。飯田に言えば、直ぐに一流カメラマンを手配できるだろうし。それまでの間、自撮りをしても構わない」
「はいはい。宴会会長、挨拶をお願いします」
「ぶっ。俺が宴会会長?」
「ふふふ。屋敷の主が出資してくれた暑気払いだもの」
恵麻に手を差し出され、龍迫はその手を取るが。
流れるような動作で龍迫は恵麻の腰に腕を回す。
見事なヒップラインにくらくらしそうになるが、そこは理性で持ち堪える。

「いつも有栖川家に尽くしてくれて礼を言う。俺は今回の宴会は”金”しか出していない。用意は全て妻が行った。存分に楽しんでくれ」
「ありがとうございます。ご主人様!ネクタイ似会ってますよ」
「ご主人様っ奥様っ。行ってらっしゃいませ!」
メイドや執事は既にほろ酔い気分。
ドレスアップした二人をその場の全員が笑顔で見送った。

「岬さん。能津一家が馬鹿な事をしてこなければいいけれど、絶対にしてきそうだわ」
ため息交じりに車の中で恵麻は名指しで岬に話しかける。
「奥様。ご主人様は王宮での帯刀を許される高貴なお方。そのような事あれば、ばっさばっさとご主人様が切り捨ててくださいます。心配無用です」
「もうっ!違うわ!」
能津の馬鹿どもを旦那様が、完膚なきまでにやっつけないかという心配だ。
有栖川公爵は王族に匹敵するほど、権力があり王宮での帯刀は勿論。
不遜を働いた者に対する制裁も認められている。
「飯田さん。申し訳ないのだけれど、一応、能津の馬鹿共に旦那様の逆鱗に触れないように助言をお願いできる?」
「かしこまりました。しかし、奥様。恐らくご期待に沿えません」
ご期待に沿えません。という事は、私の知らない所で既に警告をしているのね。
そうでなければ、努力いたしますっとか。
謹んでお受けいたしますっとか。
力不足かとは存じますが、全力で致しますっとか飯田さんなら答えるもの。
「別に期待はしていないわ。旦那様の逆鱗に触れた時“忠告したでしょう?”って得意げに言ってやりたいだけだから」
「ご忠告されるとは、さすが奥様はお優しいですね」
既に忠告している事をご理解してくださっているのかと、飯田は穏やかに微笑む。
「旦那様、能津家の誰かが必ず何か言うか、するかしてきますが、どうぞ心を乱されませんように」
「俺は構わない。・・・恵麻が嫌な思いをしなければ俺はそれでいい」
「私も同じです。旦那様が私の為に心乱されるのが嫌なのですよ」
そこで恵麻は一度、言葉を切ると腕を組む。
「欠席は絶対にしません。嫌です。旦那様は容姿端麗でいらっしゃるから、どのぞの女狐に横取りされないか、妻としてきちんと監視します」
「そうか、そうか。俺を監視してくれるのか。24時間365日監視してくれ俺にGPSをつけてもいいし、首輪をつけてくれてもいい。ペットショップに行って今から首輪を買おうか」
「買いません!」
「恵麻もやってみたら、新たな自分を発見できるかもしれない」
「発見したくありません」
「食わず嫌いという言葉があるだろう?それと同じで、やらず嫌いという言葉もあると俺は思うんだ」
「そんな言葉はありません」
「言葉は生きている。生まれたり、消えて行ったりする」
「消えていく言葉、あぁ。死語ですよね。写メ、やばい、半ドン(半日休み)、着メロ、リア充、激おこぷんぷん丸、アウトオブ眼中、華金。・・・私は未だに使っていて、死語という事を雑誌で知りだショックを受けました」
「半ドン、華金。・・・死語なのか。労働者にとって生活から切っても切り離せない常用語だと思っていた」
「同意見です。人が使っている言葉を、勝手に死語扱いしないで欲しいですね」
恵麻は相槌を打ちながら、左手の薬指に輝く薔薇をモチーフとしたダイヤの指輪を見る。
人間は自分の愛する人に愛され、安息を取れれば強くなれる。
そんな時・・・。
「ご主人様、奥様に休むことなくラブ注入」
ラブ注入は完全な死語だ。
飯田の呟きに、まさに龍迫は恵麻に愛を注入していたので、車内は龍迫以外は笑だし一気に明るい空気となった。

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