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担当になれば話す機会も増える
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私の働く施設は、介護老人施設で要介護の人なら入所が可能。
2階、3階、4階に各階60名ずつ合計180人が入所できる。
私のおばばが年末に入所することになった。
各階事務職員の担当がある。
2階はともさん、3階は竹田さん、4階はよっしー課長だ。
それで、私のおばばは3階に入所することになった。
つまり、竹田さんの担当で、話す機会の増えるチャンス!
おばばの事で書類や手続きがある場合、竹田さんとのやりとりとなる。
仕事の事だけでなく私の家族のことでも、話ができるという。
絶好のチャンス到来。
関西に住んでいる私の父親がこっちに帰ってきて、手続きをすることになった。
入所して何かあれば施設に、私が勤めてるから安心だと言うことで決めたらしい。
私の父は何に対しても厳しく、見た目が怖く威圧感がある。
私は何に対しても厳しくなく、見た目は優しく威圧感はない。
最初私が勤めだしてから、施設におばばが入所できると知り、私の父親は施設の相談員と話す予約をしていた。
数日後、父親から連絡が来た。
父親「明日ばーさんの施設入所の相談にそっち行くから」
私「あぁ、言っとったやつか。わかった。」
翌日出社してから、竹田さんが話しかけてきた。
竹田「今日お父さん来られるんですか?相談の予約に東條さんのおばあちゃんの名前がありました」
私「あぁ、なんか午前中電車で帰ってきて、そのままこっちに来ておばばの入所の話をしに来ると言ってました」
竹田「東條さんのおばあちゃん3階に入所になりそうで、私が担当になるかもです」
私「そおなんですか!よろしく頼みますよ!」
竹田「今日は相談員の寺岡さんと私で、お父さんとお話しします」
私「俺はリハビリの送りがあるんで、いないのでよろしくお願いします」
竹田「わかりました」
父親の来る時間、私は施設を出るので一緒に話を聞いたりとかする事は無理だった。
送りの時間が来て事務課を出た時に、正面玄関で父親とすれ違った。
私「おう、今から俺はリハビリ利用者の送りに行ってくるから、受付行って話をしといてくれ。
父親「あぁ」
と言って父親は受付へ向かった。
リハビリ利用者を送り届けて施設に戻ると、もう父親はいなかった。
竹田「おかえりなさい、相談終わりました」
私「うまいこと話が出来ましたか?」
竹田「なんか東條さんのお父さんって、怖いし圧がすごくないですか?」
私「まあ、俺に似てるけど性格は全然違うんですよね」
竹田「よく似てましたよ、東條さんの髪の毛白髪にした感じで受付来られて名前言われる前にすぐわかりました。笑」
私「似てるとよく言われます。笑」
竹田「話してても私の説明でわかるんだろうかって不安なところもありましたが、最後に「よく分かりました」って言われた時はホントですか!?って思いましたよー怖いし。笑」
私「まぁ俺より頭がいいのは認めますけどね!」
よっしー課長「東條くんのお父さんって威圧感あるよね、受付来られて第一声で私も思ったもん」
私「酒飲んだら俺と違って顔真っ赤になって、上向いて寝てますよ。」
竹田「意外」
ってみんな笑っていた。
そして、おはばは3階に入所することが正式に決まった。
入所当日は私と親分で迎えに行くことになった。
手厚いサービス。
おじじも、付き添いってことで、送迎車に乗せて施設へ。
私の仕事が終わったら一緒に帰ることにして、おばばの部屋で付き添いをしていた。
夕方になり、デイサービスの送りを終えて事務課に帰った。
私「じゃあ、おばばのとこ行って、おじじ連れて帰るんでー」
竹田「おつかれさまでーす」
よっしー課長「気をつけてね」
おばばの部屋へ。
私「おい、じーさん帰るぞ」
おじじ「あぁ、ばーさん、かえーけんな!」
おばば「あぁ」
おじじを連れて施設を出発。
私「明日も行くんか?」
おじじ「行かんわけにもいくまい」
私「だわなぁ」
家に帰ると父親がおばばの荷物を整理していた。
父親「もう多分ばーさんはこの家に帰ることはないだろう」
私「あぁ、自分で行動出来んくなってしまってるしな」
父親「早いもんだ」
今後はおばばの部屋に行くのも日課になりそうだ。
担当が竹田さんだから、事務手続き等助かることだろう。
2階、3階、4階に各階60名ずつ合計180人が入所できる。
私のおばばが年末に入所することになった。
各階事務職員の担当がある。
2階はともさん、3階は竹田さん、4階はよっしー課長だ。
それで、私のおばばは3階に入所することになった。
つまり、竹田さんの担当で、話す機会の増えるチャンス!
おばばの事で書類や手続きがある場合、竹田さんとのやりとりとなる。
仕事の事だけでなく私の家族のことでも、話ができるという。
絶好のチャンス到来。
関西に住んでいる私の父親がこっちに帰ってきて、手続きをすることになった。
入所して何かあれば施設に、私が勤めてるから安心だと言うことで決めたらしい。
私の父は何に対しても厳しく、見た目が怖く威圧感がある。
私は何に対しても厳しくなく、見た目は優しく威圧感はない。
最初私が勤めだしてから、施設におばばが入所できると知り、私の父親は施設の相談員と話す予約をしていた。
数日後、父親から連絡が来た。
父親「明日ばーさんの施設入所の相談にそっち行くから」
私「あぁ、言っとったやつか。わかった。」
翌日出社してから、竹田さんが話しかけてきた。
竹田「今日お父さん来られるんですか?相談の予約に東條さんのおばあちゃんの名前がありました」
私「あぁ、なんか午前中電車で帰ってきて、そのままこっちに来ておばばの入所の話をしに来ると言ってました」
竹田「東條さんのおばあちゃん3階に入所になりそうで、私が担当になるかもです」
私「そおなんですか!よろしく頼みますよ!」
竹田「今日は相談員の寺岡さんと私で、お父さんとお話しします」
私「俺はリハビリの送りがあるんで、いないのでよろしくお願いします」
竹田「わかりました」
父親の来る時間、私は施設を出るので一緒に話を聞いたりとかする事は無理だった。
送りの時間が来て事務課を出た時に、正面玄関で父親とすれ違った。
私「おう、今から俺はリハビリ利用者の送りに行ってくるから、受付行って話をしといてくれ。
父親「あぁ」
と言って父親は受付へ向かった。
リハビリ利用者を送り届けて施設に戻ると、もう父親はいなかった。
竹田「おかえりなさい、相談終わりました」
私「うまいこと話が出来ましたか?」
竹田「なんか東條さんのお父さんって、怖いし圧がすごくないですか?」
私「まあ、俺に似てるけど性格は全然違うんですよね」
竹田「よく似てましたよ、東條さんの髪の毛白髪にした感じで受付来られて名前言われる前にすぐわかりました。笑」
私「似てるとよく言われます。笑」
竹田「話してても私の説明でわかるんだろうかって不安なところもありましたが、最後に「よく分かりました」って言われた時はホントですか!?って思いましたよー怖いし。笑」
私「まぁ俺より頭がいいのは認めますけどね!」
よっしー課長「東條くんのお父さんって威圧感あるよね、受付来られて第一声で私も思ったもん」
私「酒飲んだら俺と違って顔真っ赤になって、上向いて寝てますよ。」
竹田「意外」
ってみんな笑っていた。
そして、おはばは3階に入所することが正式に決まった。
入所当日は私と親分で迎えに行くことになった。
手厚いサービス。
おじじも、付き添いってことで、送迎車に乗せて施設へ。
私の仕事が終わったら一緒に帰ることにして、おばばの部屋で付き添いをしていた。
夕方になり、デイサービスの送りを終えて事務課に帰った。
私「じゃあ、おばばのとこ行って、おじじ連れて帰るんでー」
竹田「おつかれさまでーす」
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おばばの部屋へ。
私「おい、じーさん帰るぞ」
おじじ「あぁ、ばーさん、かえーけんな!」
おばば「あぁ」
おじじを連れて施設を出発。
私「明日も行くんか?」
おじじ「行かんわけにもいくまい」
私「だわなぁ」
家に帰ると父親がおばばの荷物を整理していた。
父親「もう多分ばーさんはこの家に帰ることはないだろう」
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