結婚する事に決めたから

KONAN

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いつまでも苗字で呼ばないで

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親分「お前と竹田くんで夕方の送りも行ってくれ」


竹田「わかりました」


私「ほぉ、いいだろう」


親分「ワシは事務長と行く」


私「行ってあげて」


事務所t助「ごめん、夕方会議でダメだわ」


親分「んなー!会議なんていいでしょうよ」


事務所t助「そう言うわけにはいかんのよー」


よっしー課長「大島さん私、行こうか?」


親分「よろしくです」


夕方も竹田さんとコンビでデイサービスの送りに行く事になった。


親分、感謝奉りまする~。


午後になり、真面目にパソコンでカタカタしていた。


みんな事務課を出ていき、竹田さんと2人っきりになった。


黙ってパソコンを使う2人。


事務課内はシーンとしていた。


そうだ、竹田さんに話しかけよう。


私「竹田さん」


竹田「どうした?」


私「好き」


竹田「えええええ!」


私「うれしそ~」


竹田「そりゃ~ねぇ」


私「幸せ者~バカップル万歳」


竹田「言ってること滅茶苦茶~」


私「予定通り夕方も俺らコンビだよ!」


竹田「やったね」


私「ふふふふふ」


再び沈黙。


しばらく経ってまた話しかけようと思った。


パソコンカタカタ。


竹田「なおくん」


私「好き」


竹田「も~好きだけど~言いたいことはそれじゃない」


私「どうしたんすか」


竹田「いつか言おうと思ってたけどさ~」


私「結婚しよって?」


竹田「はやい、はやい、はやい、結婚したいけどそうじゃない」


私「どうしたんすか?」


竹田「いつまで苗字で呼ぶの?」


私「え?!竹田さんじゃダメ?」


竹田「ダメに決まってんじゃん」


私「はりゃー、結婚するまでそのつもりだったのに」


竹田「え!結婚するまで、竹田さんって呼ぶつもりだったの?」


私「そう、名前なんて恥ずかしくて呼べな~い」


竹田「や~だ~」


私「だいたい俺は、竹田さんと出会った時から竹田さんで呼び慣れてるから、今更変えるのは厳しいよ?みさきさんなんて恥ずかしくて照れてしまう」


竹田「みさきって呼んで♪」


私「んー、いつかきっとどこかで」


竹田「む~」


再び沈黙。


パソコンカタカタ。


私「みさきさん」


竹田「ふふふふ、はーい」


私「やっぱ無理!照れる~」


竹田「も~、しかも さん は付けなくていいから」


無理だった。


事務課のドアが開き、親分が帰ってきた。


親分「おい、明日の晩、焼肉バイキング行くから予約しろ」


私「え!明日の夕方は板金屋とカフェで午後の紅茶タイムやで!」


親分「んなー!そんなもん行かんでいい、焼肉バイキングでいいだろ。板金屋にも言っとけ」


竹田さんの顔を見たら、黙ってうなづいていた。


私「んー、じゃあいくか」


親分「薬局も呼ぶから8人で予約だ」


私「わかったでやんす」


親分「竹田くん、行けるんか?」


竹田「水曜日は子供の迎えを、ババに頼んでるんで行けます」


親分「おっしゃ、なら8人でいいな。よろしくです」


焼肉屋に電話して予約した。


まさか焼肉バイキングに行く事になるなんて。


あとは席順次第だ。


そして、夕方になりデイサービスの送りの時間がきた。


16時になったら、送りの車の準備開始。


私「よーし、竹田さんデイサービス行くか」


竹田「はい」


よっしー課長「大島さんもう行く?」


親分「そうだな、行くか」


私と竹田さんは先に事務課を出てデイサービスに向かった。

竹田「今日はいい1日だね」


私「そうだねぇ~手繋いで行こっか」


竹田「無理無理無理無理~」


私「まったく、恥ずかしがり屋」


竹田「絶対誰か見てる」


私「その可能性は高い」


デイサービスセンターに近づいたら、板金屋がまたいた。


板金屋「あ!お二人さーん」


竹田「お疲れ~」


板金屋「おつかれさまです。送りも一緒ですか?」


私「いかにも、ラブラブコンビで送ります」


板金屋「羨ましすぎる」


私「板金屋も彼女作ればいいんすよ~」


板金屋「僕は試験があるので終わるまで無理ですよ~」


私「ドンマイとしか言いようがない」


デイサービスの送りの準備開始。


施設を出るのが16時半。


なので、利用者2人を送る車両に乗せる。


杖の利用者と車椅子の利用者を乗せて、私と竹田さんも乗車。


駐車場を出て、施設の待機場所へ移動。


16時半になったら施設を出る。


私「今日のデイサービスは面白かった?」


利用者「ゲームとかして面白かった」


私「それはそれはよかったー」


竹田「山下さんはどおでしたー?」


利用者(山下)「久々の風呂が気持ちよかった」


竹田「よかったですねぇ~」


デイサービス利用者の中には、風呂を楽しみにしている人もいる。


16時半になった。


私「よし、出発~」


利用者「お願いします」


施設を出た。

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