47 / 50
4章 碧、転機を迎える
第12話 曲げられるもの、曲げられないもの
しおりを挟む
愛理さんが来店した翌々日、9時に渡辺さんが「とくら食堂」を訪れた。8時半にきた弓月さんは朝ごはんを終え、同じく9時ごろにきた佐竹さんと渡辺さんは、これから朝ごはんである。
暦は9月に移り変わった。まだまだ酷暑は続いていて、とても残暑を越したとは思えない気候である。
今日の卵料理は目玉焼き。小鉢はかぼちゃの煮付け、お味噌汁は小松菜である。お昼のメインは牛肉ときゃべつのスタミナ炒めだ。
佐竹さんはやはり早食いではあるのだが、渡辺さんも前のときよりは急ぎ気味でお箸を動かしている。
愛理さんがきた日の夜、渡辺さんからSNSを通して連絡があった。ひとまず落ち着いたこと、お詫びと、顛末をお話したいから、明後日9時に「とくら食堂」に行きたいとのことだった。
時間帯的にも問題無いので、両親にお話をした上で快諾し、今に至る。
10分後、佐竹さんはもちろん渡辺さんもきれいに食べ終え、お冷やをこくりと飲んだ。
「ごちそうさまでした」
そう言って手を合わせて。
「えっと、結論から言いますと」
渡辺さんは少し緊張した様な表情で、姿勢を正した。
「都倉さんにはほんまに失礼なことになってしもうて申し訳無いんですけど、ぼく、愛理ちゃんと一緒になろうと思います」
碧とはまだ数回会っただけだし、お話自体は全然進んでいないので、失礼だなんて思わないが、一応はお見合い相手なので、何だか複雑な思いはある。
碧は渡辺さんに好感こそ抱いていたものの、それはまだ愛だの恋だのというものでは無かったし、失恋には当たらない。それでもこんな感情になってしまうのは、もしかしたら期待の様なものがあったのだろうか。
「わたしは大丈夫なんですけど、渡辺さんは、こんな言い方は良く無いかもですが、ええんですか?」
碧が問うと、渡辺さんは力無く微笑んだ。
「正直なところ、責任を取るっちゅう意味合いが大きいです。ぼくもね、まさか小さいころに言うたことが、今になってのしかかってくるなんて思いませんでした」
「でしょうね、そんなん、子どものままごとですやん」
佐竹さんが呆れた様に言うと、渡辺さんはまた苦笑する。
「それでも愛理ちゃんはそれをずっと信じてきて、高校出て、就職も進学もせんと、ぼくのために家事を完璧にしたいって、花嫁修行の名目で実家の手伝いをして、ぼくのプロポーズを待ってた。ぼくはやっぱりそれに責任を感じたんで、一緒になることにしました」
「そうですか」
碧はそう言うしかできない。渡辺さんが選んだことなら、応援すべきことなのだろう。けれど、それは渡辺さんの幸せに繋がるのだろうか。
「一昨日は、お騒がせしてしもうて、ほんまにすいませんでした。ぼく、今は実家を出てるんですけど、婚活のことは親にも言うてて、都倉さんのことも言うてて。本町の朝と昼に開いてる食堂の娘さんで、一緒に継いでくれる人を探してはるって。多分親が愛理ちゃんの親御さんに話して、それが愛理ちゃんの耳に入ったんやと思うんです。実家が隣同士で、親同士も仲がええですからね」
渡辺さんは一旦言葉を切って、喉を潤すためか、お冷やを傾けた。
「愛理ちゃんの親御さんは、ぼくのお嫁さんになるって口走りながら進学も就職もせん娘に、正直さじを投げてたみたいなんです。信じてへんで、あ~はいはいって感じで。でもそうしてるうちに、愛理ちゃんも30歳を越しました。30歳ってまだまだ結婚適齢期っちゅうやつなんでしょうけど、正直、ぼく目線から見ても、愛理ちゃんはぼくしか相手できひんと思います。思い込みが激しくて、世間知らずで、世界が狭い。引きこもりとまではいかんでも、日常の買い物ぐらいしか外出してへんかったみたいですし、そんな生活をしてたら友だちとも話が合わんくなって、疎遠にされてしもたりで」
「せやから、あんたさんが責任取るっちゅうことっすか? とんでも無い地雷っすよ、あの人」
佐竹さんのせりふには、棘の様なものが含まれている様に碧には感じた。それは渡辺さんにも伝わった様で、渡辺さんは気まずそうに、また苦笑いを浮かべた。
「ぼくにとって愛理ちゃんは、妹みたいな存在です。多分結婚しても、一生恋愛対象にはならんと思います。せやから子どもは望みません。そのことは愛理ちゃんにも言ってあります。子どもを持たないこと、そして、時短でもええから仕事をすること、このふたつが、ぼくが愛理ちゃんと結婚できる最低限の条件です。愛理ちゃんは泣き喚きましたけど、最終的には納得しました。それでぼくと結婚できるんやったらって」
「……子どもが望めないのは、それに、ふたりの間に愛が無いんは、双方にとって酷なんやないですか?」
弓月さんが切なそうに言うと、渡辺さんは「かも知れません」と目を伏せた。
「でも、ぼくにかて譲られへんもんがあるんですよ。都倉さんがこちらのお店を譲れない様に。ぼくは、幸せな結婚がしたかった。そのために結婚相談所に登録しました。信頼できて、思いやりあえる人と一緒になりたかった。でも、ぼくはそれを曲げるんです。といっても、その道を選んだものぼくです。覚悟するしか無いって思ってます」
渡辺さんの目は薄っすらと赤くなっていたのだった。
暦は9月に移り変わった。まだまだ酷暑は続いていて、とても残暑を越したとは思えない気候である。
今日の卵料理は目玉焼き。小鉢はかぼちゃの煮付け、お味噌汁は小松菜である。お昼のメインは牛肉ときゃべつのスタミナ炒めだ。
佐竹さんはやはり早食いではあるのだが、渡辺さんも前のときよりは急ぎ気味でお箸を動かしている。
愛理さんがきた日の夜、渡辺さんからSNSを通して連絡があった。ひとまず落ち着いたこと、お詫びと、顛末をお話したいから、明後日9時に「とくら食堂」に行きたいとのことだった。
時間帯的にも問題無いので、両親にお話をした上で快諾し、今に至る。
10分後、佐竹さんはもちろん渡辺さんもきれいに食べ終え、お冷やをこくりと飲んだ。
「ごちそうさまでした」
そう言って手を合わせて。
「えっと、結論から言いますと」
渡辺さんは少し緊張した様な表情で、姿勢を正した。
「都倉さんにはほんまに失礼なことになってしもうて申し訳無いんですけど、ぼく、愛理ちゃんと一緒になろうと思います」
碧とはまだ数回会っただけだし、お話自体は全然進んでいないので、失礼だなんて思わないが、一応はお見合い相手なので、何だか複雑な思いはある。
碧は渡辺さんに好感こそ抱いていたものの、それはまだ愛だの恋だのというものでは無かったし、失恋には当たらない。それでもこんな感情になってしまうのは、もしかしたら期待の様なものがあったのだろうか。
「わたしは大丈夫なんですけど、渡辺さんは、こんな言い方は良く無いかもですが、ええんですか?」
碧が問うと、渡辺さんは力無く微笑んだ。
「正直なところ、責任を取るっちゅう意味合いが大きいです。ぼくもね、まさか小さいころに言うたことが、今になってのしかかってくるなんて思いませんでした」
「でしょうね、そんなん、子どものままごとですやん」
佐竹さんが呆れた様に言うと、渡辺さんはまた苦笑する。
「それでも愛理ちゃんはそれをずっと信じてきて、高校出て、就職も進学もせんと、ぼくのために家事を完璧にしたいって、花嫁修行の名目で実家の手伝いをして、ぼくのプロポーズを待ってた。ぼくはやっぱりそれに責任を感じたんで、一緒になることにしました」
「そうですか」
碧はそう言うしかできない。渡辺さんが選んだことなら、応援すべきことなのだろう。けれど、それは渡辺さんの幸せに繋がるのだろうか。
「一昨日は、お騒がせしてしもうて、ほんまにすいませんでした。ぼく、今は実家を出てるんですけど、婚活のことは親にも言うてて、都倉さんのことも言うてて。本町の朝と昼に開いてる食堂の娘さんで、一緒に継いでくれる人を探してはるって。多分親が愛理ちゃんの親御さんに話して、それが愛理ちゃんの耳に入ったんやと思うんです。実家が隣同士で、親同士も仲がええですからね」
渡辺さんは一旦言葉を切って、喉を潤すためか、お冷やを傾けた。
「愛理ちゃんの親御さんは、ぼくのお嫁さんになるって口走りながら進学も就職もせん娘に、正直さじを投げてたみたいなんです。信じてへんで、あ~はいはいって感じで。でもそうしてるうちに、愛理ちゃんも30歳を越しました。30歳ってまだまだ結婚適齢期っちゅうやつなんでしょうけど、正直、ぼく目線から見ても、愛理ちゃんはぼくしか相手できひんと思います。思い込みが激しくて、世間知らずで、世界が狭い。引きこもりとまではいかんでも、日常の買い物ぐらいしか外出してへんかったみたいですし、そんな生活をしてたら友だちとも話が合わんくなって、疎遠にされてしもたりで」
「せやから、あんたさんが責任取るっちゅうことっすか? とんでも無い地雷っすよ、あの人」
佐竹さんのせりふには、棘の様なものが含まれている様に碧には感じた。それは渡辺さんにも伝わった様で、渡辺さんは気まずそうに、また苦笑いを浮かべた。
「ぼくにとって愛理ちゃんは、妹みたいな存在です。多分結婚しても、一生恋愛対象にはならんと思います。せやから子どもは望みません。そのことは愛理ちゃんにも言ってあります。子どもを持たないこと、そして、時短でもええから仕事をすること、このふたつが、ぼくが愛理ちゃんと結婚できる最低限の条件です。愛理ちゃんは泣き喚きましたけど、最終的には納得しました。それでぼくと結婚できるんやったらって」
「……子どもが望めないのは、それに、ふたりの間に愛が無いんは、双方にとって酷なんやないですか?」
弓月さんが切なそうに言うと、渡辺さんは「かも知れません」と目を伏せた。
「でも、ぼくにかて譲られへんもんがあるんですよ。都倉さんがこちらのお店を譲れない様に。ぼくは、幸せな結婚がしたかった。そのために結婚相談所に登録しました。信頼できて、思いやりあえる人と一緒になりたかった。でも、ぼくはそれを曲げるんです。といっても、その道を選んだものぼくです。覚悟するしか無いって思ってます」
渡辺さんの目は薄っすらと赤くなっていたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
下宿屋 東風荘 2
浅井 ことは
キャラ文芸
※※※※※
下宿屋を営み、趣味は料理と酒と言う変わり者の主。
毎日の夕餉を楽しみに下宿屋を営むも、千年祭の祭りで無事に鳥居を飛んだ冬弥。
しかし、飛んで仙になるだけだと思っていた冬弥はさらなる試練を受けるべく、空高く舞い上がったまま消えてしまった。
下宿屋は一体どうなるのか!
そして必ず戻ってくると信じて待っている、残された雪翔の高校生活は___
※※※※※
下宿屋東風荘 第二弾。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
鎌倉黒猫カフェ クロスオーバー
櫻井千姫
キャラ文芸
鎌倉の滑川近くにある古民家カフェ「クロスオーバー」。イケメンだけどちょっと不思議な雰囲気のマスター、船瀬守生と、守生と意思を交わすことのできる黒猫ハデス。ふたりが迎えるお客さんたちは、希死念慮を抱えた人ばかり。ブラック企業、失恋、友人関係、生活苦......消えたい、いなくなりたい。そんな思いを抱える彼らに振る舞われる「思い出のおやつ」が、人生のどん詰まりにぶち当たった彼らの未来をやさしく照らす。そして守生とハデス、「クロスオーバー」の秘密とは?※表紙のみAI使用
【完結】「かわいそう」な公女のプライド
干野ワニ
恋愛
馬車事故で片脚の自由を奪われたフロレットは、それを理由に婚約者までをも失い、過保護な姉から「かわいそう」と口癖のように言われながら日々を過ごしていた。
だが自分は、本当に「かわいそう」なのだろうか?
前を向き続けた令嬢が、真の理解者を得て幸せになる話。
※長編のスピンオフですが、単体で読めます。
あやかしが家族になりました
山いい奈
キャラ文芸
★お知らせ
いつもありがとうございます。
当作品、3月末にて非公開にさせていただきます。再公開の日時は未定です。
ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
母親に結婚をせっつかれている主人公、真琴。
一人前の料理人になるべく、天王寺の割烹で修行している。
ある日また母親にうるさく言われ、たわむれに観音さまに良縁を願うと、それがきっかけとなり、白狐のあやかしである雅玖と結婚することになってしまう。
そして5体のあやかしの子を預かり、5つ子として育てることになる。
真琴の夢を知った雅玖は、真琴のために和カフェを建ててくれた。真琴は昼は人間相手に、夜には子どもたちに会いに来るあやかし相手に切り盛りする。
しかし、子どもたちには、ある秘密があるのだった。
家族の行く末は、一体どこにたどり着くのだろうか。
【完結】二十五歳のドレスを脱ぐとき ~「私という色」を探しに出かけます~
朝日みらい
恋愛
二十五歳――それは、誰かのために生きることをやめて、
自分のために色を選び直す年齢だったのかもしれません。
リリア・ベルアメール。王都の宰相夫人として、誰もが羨む立場にありながら、 彼女の暮らす屋敷には、静かすぎるほどの沈黙が流れていました。
深緑のドレスを纏い、夫と並んで歩くことが誇りだと信じていた年月は、
いまではすべて、くすんだ記憶の陰に沈んでいます。
“夫の色”――それは、誇りでもあり、呪いでもあった。
リリアはその色の中で、感情を隠し、言葉を飲み込み、微笑むことを覚えた。
けれど二十五歳の冬、長く続いた沈黙に小さなひびが入ります。
愛されることよりも、自分を取り戻すこと。
選ばれる幸せよりも、自分で選ぶ勇気。
その夜、彼女が纏ったのは、夫の深緑ではなく――春の蕾のような淡いピンク。
それは、彼女が“自分の色”で生きると決めた最初の夜でした――。
隠された第四皇女
山田ランチ
恋愛
ギルベアト帝国。
帝国では忌み嫌われる魔女達が集う娼館で働くウィノラは、魔女の中でも稀有な癒やしの力を持っていた。ある時、皇宮から内密に呼び出しがかかり、赴いた先に居たのは三度目の出産で今にも命尽きそうな第二側妃のリナだった。しかし癒やしの力を使って助けたリナからは何故か拒絶されてしまう。逃げるように皇宮を出る途中、ライナーという貴族男性に助けてもらう。それから3年後、とある命令を受けてウィノラは再び皇宮に赴く事になる。
皇帝の命令で魔女を捕らえる動きが活発になっていく中、エミル王国との戦争が勃発。そしてウィノラが娼館に隠された秘密が明らかとなっていく。
ヒュー娼館の人々
ウィノラ(娼館で育った第四皇女)
アデリータ(女将、ウィノラの育ての親)
マイノ(アデリータの弟で護衛長)
ディアンヌ、ロラ(娼婦)
デルマ、イリーゼ(高級娼婦)
皇宮の人々
ライナー・フックス(公爵家嫡男)
バラード・クラウゼ(伯爵、ライナーの友人、デルマの恋人)
ルシャード・ツーファール(ギルベアト皇帝)
ガリオン・ツーファール(第一皇子、アイテル軍団の第一師団団長)
リーヴィス・ツーファール(第三皇子、騎士団所属)
オーティス・ツーファール(第四皇子、幻の皇女の弟)
エデル・ツーファール(第五皇子、幻の皇女の弟)
セリア・エミル(第二皇女、現エミル王国王妃)
ローデリカ・ツーファール(第三皇女、ガリオンの妹、死亡)
幻の皇女(第四皇女、死産?)
アナイス・ツーファール(第五皇女、ライナーの婚約者候補)
ロタリオ(ライナーの従者)
ウィリアム(伯爵家三男、アイテル軍団の第一師団副団長)
レナード・ハーン(子爵令息)
リナ(第二側妃、幻の皇女の母。魔女)
ローザ(リナの侍女、魔女)
※フェッチ
力ある魔女の力が具現化したもの。その形は様々で魔女の性格や能力によって変化する。生き物のように視えていても力が形を成したもの。魔女が死亡、もしくは能力を失った時点で消滅する。
ある程度の力がある者達にしかフェッチは視えず、それ以外では気配や感覚でのみ感じる者もいる。
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる