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決戦!イニャキート
第118話「戦後処理」
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べニート(コイツがそんな事言うのか?体裁としてなのか?)
べニート「では、せめて私めの奴隷に死刑執行をさせて下さい。」
何を持って卑劣なのかはその時代による。
刑が執行されてもベニートは気が収まらず
戦利品としてヌニェスの髭から羽を作り帽子に付けた。
その後勝利を示す為、ヌニェスの首を杭に刺してパレードを行った。
ひと段落した所で、ゴンサロはヌニェスの首を柱から下ろした。
ゴンサロ「お前らの気持ちは分かる。
ただな、俺達は仕方なく戦ったんだ。
仮にも国から派遣されてきた要人には違いない。
丁重に葬るぞ。
ミサを行い、死を悼む。」
ゴンサロ兵「はぁ・・」
こうしてスペイン政府と新大陸のコンキスタドールとの歴史的戦いであるイニャキートと戦いは幕を閉じた。
ゴンサロたちの力の強さにより植民地の喪失を恐れたスペイン王室は、新法を弱め、エンコミエンダを復活せざるを得なくなった。
その後、ゴンサロはパナマも占拠し、エクアドル、ペルー、チリと支配地域を拡大する事になる。
その範囲は、インカ帝国や異母兄のフランシスコ・ピサロを超える地域を収めるまでになった。
またパナマと本国の航路を遮断し、権力を強めていった。
-ペルー-
ジロンは黒い服に身を包み、カールがかった髪が髭まで繋がる独特の雰囲気のある男に話しかけた。
「アントニオ・デ・ウジョア殿ですね。
お初にお目にかかります。
フランシスコ・エルナンデス・ジロンと申します。
ゴンサロ殿に進言してくれたのは貴方とお聞きしております。
ありがとうございました。」
ウジョア「丁重なご挨拶、恐縮です。
本来は私から挨拶に伺うべき所なのに。
ジロン殿とベナルカサル殿の御高名はこの新大陸で轟いております。
コンキスタドールの宝である御ニ人に恩赦があるのは当然でございます。」
ジロン「確かに、昨日の敵は今日の友。
この新大陸での立ち位置は目まぐるしいものですね。
実際、先日まで共に戦ったベナルカサル殿とも
以前は敵対する関係にありました。」
ウジョア「おっしゃる通りです。
ただ、優れた人物は生き残るべきです。」
ジロン「光栄です。
ヌニェス殿の措置も、もしやウジョア殿が?」
ウジョア「ハハ」
「ジロン様!ゴンサロ殿がお呼びでございます!」
ジロン「分かった!すぐゆく!
ウジョア殿、今度改めて酒でも酌み交わしましょうぞ!
それでは。」
ジロン(ウジョアはゴンサロをなぜここまで動かせる?バルディビアとはそれ程の者なのか?)
ジロンはウジョアの部屋を後にした。
ウジョアは書斎で、ふみを書き始めた。
<旦那様、言われた通りベナルカサルとジロンを救う事に成功しました。
ベナルカサルに関しては腹の底がなかなか見えません。また、負傷と裁判を理由にゴンサロ達とも距離を置いております。おそらくゴンサロと政府の戦いにも今後介入しないでしょう。
ジロンは我々の良き協力者となる事でしょう。
要領は良くはあるが、人を信用しやすく、かつ直接的な話も出来る人物とみました。きっと話が早いです。
ゴンサロ殿に関しては・・・>
※ベナルカサルとジロンは、なぜ恩赦があったのか
詳しい理由は分からない。
ただ、この2人はいずれも歴史に名を残す事になる。
ベナルカサルは政治力に優れ、政府、ピサロ一族、アルマグロ一族との争いにも巻き込まれながら、上手い立ち回りをし名を残した。
また、近代のコロンビア大統領が末裔にいる程、繁栄を極めた一族となった。
べニート「では、せめて私めの奴隷に死刑執行をさせて下さい。」
何を持って卑劣なのかはその時代による。
刑が執行されてもベニートは気が収まらず
戦利品としてヌニェスの髭から羽を作り帽子に付けた。
その後勝利を示す為、ヌニェスの首を杭に刺してパレードを行った。
ひと段落した所で、ゴンサロはヌニェスの首を柱から下ろした。
ゴンサロ「お前らの気持ちは分かる。
ただな、俺達は仕方なく戦ったんだ。
仮にも国から派遣されてきた要人には違いない。
丁重に葬るぞ。
ミサを行い、死を悼む。」
ゴンサロ兵「はぁ・・」
こうしてスペイン政府と新大陸のコンキスタドールとの歴史的戦いであるイニャキートと戦いは幕を閉じた。
ゴンサロたちの力の強さにより植民地の喪失を恐れたスペイン王室は、新法を弱め、エンコミエンダを復活せざるを得なくなった。
その後、ゴンサロはパナマも占拠し、エクアドル、ペルー、チリと支配地域を拡大する事になる。
その範囲は、インカ帝国や異母兄のフランシスコ・ピサロを超える地域を収めるまでになった。
またパナマと本国の航路を遮断し、権力を強めていった。
-ペルー-
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「アントニオ・デ・ウジョア殿ですね。
お初にお目にかかります。
フランシスコ・エルナンデス・ジロンと申します。
ゴンサロ殿に進言してくれたのは貴方とお聞きしております。
ありがとうございました。」
ウジョア「丁重なご挨拶、恐縮です。
本来は私から挨拶に伺うべき所なのに。
ジロン殿とベナルカサル殿の御高名はこの新大陸で轟いております。
コンキスタドールの宝である御ニ人に恩赦があるのは当然でございます。」
ジロン「確かに、昨日の敵は今日の友。
この新大陸での立ち位置は目まぐるしいものですね。
実際、先日まで共に戦ったベナルカサル殿とも
以前は敵対する関係にありました。」
ウジョア「おっしゃる通りです。
ただ、優れた人物は生き残るべきです。」
ジロン「光栄です。
ヌニェス殿の措置も、もしやウジョア殿が?」
ウジョア「ハハ」
「ジロン様!ゴンサロ殿がお呼びでございます!」
ジロン「分かった!すぐゆく!
ウジョア殿、今度改めて酒でも酌み交わしましょうぞ!
それでは。」
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ベナルカサルに関しては腹の底がなかなか見えません。また、負傷と裁判を理由にゴンサロ達とも距離を置いております。おそらくゴンサロと政府の戦いにも今後介入しないでしょう。
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