【BL】正統派イケメンな幼馴染が僕だけに見せる顔が可愛いすぎる!

ひつじのめい

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1章

翠くん発見

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 見て、あのこ凄く奇麗な顔をしてる……

 でも雰囲気がΩっぽいよね……

 ヤバい、髪で隠れているけどピアスがバチバチでエグい……

 でもさ、あの感じならお願いしたら、どんな事でも許してくれそうだよな……

 マジで~1回お願いしたいぜ。

 お願いって何をだよw

 もしかしたら美人Ωで有名なかえでくんなんじゃない?

 入学式へと向かう道、外野の言葉は僕には耳障りでしかなかった。

何を以って有名と言っているのかも理解に苦しむ。

 これから3年、こんな感じなのかと思うと頭が痛くなるけど僕が、この学校を選んだ目的はすいくんとアオハルしたいだけだから、相手にしなければ問題ない。


「楓!一緒に行こうって言ったのに何で先に行くんだよ!」


 中学からの腐れ縁かつ親友のそらくんが僕の所へと来ると、わざとらしく頬を膨らませながら怒ってるアピールをしていた。

 ごめんねぇ~と答えたのに、楓は全く悪いと思ってないだろ?と言いながら肩のあたりにシュッと言いながらパンチを入れてきた。

 さっきみたいな状況になるのが分かってるから空くんは、一緒行こうと言ってくれたんだ……それを気付かれたくないみたいだけど空くんの、場合はバレバレだから笑いそうになる。

 空くんは、むやみにバース性を聞いたり詮索もしないバース性を理由に態度を変えたりしないのも見ていて分かるから一緒に居ると気持ちが楽だ。

見た目の派手さとは反対に彼氏に一途なのも好感が持てる理由だ。

 確か年上と言ってたから、空くん甘えてるのかな……。


「空くん好きだなぁ~」


 口に出すつもりは全然なかったのに無意識に言葉に出てしまった。

「楓!マジかよー!そういう事を口に出してくれないからガチで感動した!俺も楓の事が好きだぜ友情大事だよな!」

 ニコニコしながら僕の背中を全力でバシバシと、叩くのは止めていだきたい……マジで痛い。

 運良く、空くんとクラスが一緒な事もあり2人で教室へと入ると、なんとも言い難い視線を送る人が複数人いた。

 それに気付いた空くんはチッも舌打ちすると口を開いた。

「初めましての相手に向かって、感じわりぃ~ヒソヒソ話す声ほど響きやすいのに気付かないのダセェ~から、まぁ楓が美人過ぎて気になってるだけなんだろうけど、相手にされてなくて草!」

 これは空くんの優しさ、わざと悪役に回るんだ……。

 僕は空くんに、気にしてないよと伝えると。

 こんなにヒソヒソされて気にしない奴が何処に居るんだよ!と僕以上に怒ってくれていた。

 僕たちのやり取りを見ていた何人かは、ごめんねと謝ってくれたけど、そもそま僕は気にしてないので頷くだけに留めておいた。

 話すのも疲れるし……

「楓、大丈夫か?一発ぐらい殴ってやればよかった。」

 僕の隣で真剣に怒ってくれる空くんに、嬉しいけど暴力はだめかなぁ~と言うと、納得のいかない顔をしていた。

 ✽✽✽✽

 在校生の人が体育館まで誘導してくれて、今日から高校生なんだと実感がわいてきた。

 翠くんと距離が離れてしまった関係を、あの頃みたいに……いや、それ以上仲良くれるためのリサーチは十分だ。

翠くんの今までの交際相手に共通するのは、派手な見た目かつチャラい感じは習得できたハズだ。

 翠くんと仲良かった時、僕は女の子に間違われるのが当たり前だった……翠君の好みと正反対だったと知った時は絶望的にモチベが下った。

 校長先生が長い、お話をしているのを空くんは眠気と戦いながら必死な形相をしながら耐えていて、その必死な顔に僕は笑いを堪えるのが大変だったけど、僕が笑いを堪えてる事に気付いていない空くんはまだ変な顔をしていた。

 なんとか校長先生の話を耐えきって僕の顔を見ながらドヤ顔を披露しているけれど顔が煩いから見ないふりをした。

 担任の先生の発表か始まり僕たちの先生はどんな人かと職員席の方へと顔をむけていた。

「1年2組、高梨れんと先生」

 優しそうな先生で良かったと思ったその時……


「フヘギァァァー!」


 人の声とは思えない珍妙な声を発した空くんに周りの視線が集まっていたけれど、それすらも気付いていなそうに、声にならない声をあげていた。


 進行役の生徒に、静かにしてくださいと場を静めている間もひとしきり奇妙な動きをしていると思ったら、最終的に上を向いたまま動かなくなった。

 空くんの摩訶不思議な動きは多少気にはなったけれど、静かになったので少し様子を見ることにした。

 そのご順調に式典は進んでいき、この学校がα、β、Ω全ての性を持つ生徒が共に学べる場所だと言うことが分かった。

 このシステム自体が非常に珍しい取り組みだった。

普通、αはαのみが通う学校に行くことが多かったからだ、Ωのヒートにαが当てられたら制御するのが困難になり安全面的に考慮してだろう。

 この学校はまだ新しく、試験的にモデルケースとして取り組んでいると事だぢた。

 学校側としても大変な試みだけど、そのお陰で僕は翠くんを追いかける事ができたのだから感謝している。

 粛々と進んでいた式が終わりに近づいた時、在校生代表の挨拶として生徒会長が壇上に姿を表した…… 


「翠くん、みぃーつけたぁ~♪」

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