2 / 51
1章
翠くん発見
しおりを挟む
見て、あのこ凄く奇麗な顔をしてる……
でも雰囲気がΩっぽいよね……
ヤバい、髪で隠れているけどピアスがバチバチでエグい……
でもさ、あの感じならお願いしたら、どんな事でも許してくれそうだよな……
マジで~1回お願いしたいぜ。
お願いって何をだよw
もしかしたら美人Ωで有名な楓くんなんじゃない?
入学式へと向かう道、外野の言葉は僕には耳障りでしかなかった。
何を以って有名と言っているのかも理解に苦しむ。
これから3年、こんな感じなのかと思うと頭が痛くなるけど僕が、この学校を選んだ目的は翠くんとアオハルしたいだけだから、相手にしなければ問題ない。
「楓!一緒に行こうって言ったのに何で先に行くんだよ!」
中学からの腐れ縁かつ親友の空くんが僕の所へと来ると、わざとらしく頬を膨らませながら怒ってるアピールをしていた。
ごめんねぇ~と答えたのに、楓は全く悪いと思ってないだろ?と言いながら肩のあたりにシュッと言いながらパンチを入れてきた。
さっきみたいな状況になるのが分かってるから空くんは、一緒行こうと言ってくれたんだ……それを気付かれたくないみたいだけど空くんの、場合はバレバレだから笑いそうになる。
空くんは、むやみにバース性を聞いたり詮索もしないバース性を理由に態度を変えたりしないのも見ていて分かるから一緒に居ると気持ちが楽だ。
見た目の派手さとは反対に彼氏に一途なのも好感が持てる理由だ。
確か年上と言ってたから、空くん甘えてるのかな……。
「空くん好きだなぁ~」
口に出すつもりは全然なかったのに無意識に言葉に出てしまった。
「楓!マジかよー!そういう事を口に出してくれないからガチで感動した!俺も楓の事が好きだぜ友情大事だよな!」
ニコニコしながら僕の背中を全力でバシバシと、叩くのは止めていだきたい……マジで痛い。
運良く、空くんとクラスが一緒な事もあり2人で教室へと入ると、なんとも言い難い視線を送る人が複数人いた。
それに気付いた空くんはチッも舌打ちすると口を開いた。
「初めましての相手に向かって、感じわりぃ~ヒソヒソ話す声ほど響きやすいのに気付かないのダセェ~から、まぁ楓が美人過ぎて気になってるだけなんだろうけど、相手にされてなくて草!」
これは空くんの優しさ、わざと悪役に回るんだ……。
僕は空くんに、気にしてないよと伝えると。
こんなにヒソヒソされて気にしない奴が何処に居るんだよ!と僕以上に怒ってくれていた。
僕たちのやり取りを見ていた何人かは、ごめんねと謝ってくれたけど、そもそま僕は気にしてないので頷くだけに留めておいた。
話すのも疲れるし……
「楓、大丈夫か?一発ぐらい殴ってやればよかった。」
僕の隣で真剣に怒ってくれる空くんに、嬉しいけど暴力はだめかなぁ~と言うと、納得のいかない顔をしていた。
✽✽✽✽
在校生の人が体育館まで誘導してくれて、今日から高校生なんだと実感がわいてきた。
翠くんと距離が離れてしまった関係を、あの頃みたいに……いや、それ以上仲良くれるためのリサーチは十分だ。
翠くんの今までの交際相手に共通するのは、派手な見た目かつチャラい感じは習得できたハズだ。
翠くんと仲良かった時、僕は女の子に間違われるのが当たり前だった……翠君の好みと正反対だったと知った時は絶望的にモチベが下った。
校長先生が長い、お話をしているのを空くんは眠気と戦いながら必死な形相をしながら耐えていて、その必死な顔に僕は笑いを堪えるのが大変だったけど、僕が笑いを堪えてる事に気付いていない空くんはまだ変な顔をしていた。
なんとか校長先生の話を耐えきって僕の顔を見ながらドヤ顔を披露しているけれど顔が煩いから見ないふりをした。
担任の先生の発表か始まり僕たちの先生はどんな人かと職員席の方へと顔をむけていた。
「1年2組、高梨れんと先生」
優しそうな先生で良かったと思ったその時……
「フヘギァァァー!」
人の声とは思えない珍妙な声を発した空くんに周りの視線が集まっていたけれど、それすらも気付いていなそうに、声にならない声をあげていた。
進行役の生徒に、静かにしてくださいと場を静めている間もひとしきり奇妙な動きをしていると思ったら、最終的に上を向いたまま動かなくなった。
空くんの摩訶不思議な動きは多少気にはなったけれど、静かになったので少し様子を見ることにした。
そのご順調に式典は進んでいき、この学校がα、β、Ω全ての性を持つ生徒が共に学べる場所だと言うことが分かった。
このシステム自体が非常に珍しい取り組みだった。
普通、αはαのみが通う学校に行くことが多かったからだ、Ωのヒートにαが当てられたら制御するのが困難になり安全面的に考慮してだろう。
この学校はまだ新しく、試験的にモデルケースとして取り組んでいると事だぢた。
学校側としても大変な試みだけど、そのお陰で僕は翠くんを追いかける事ができたのだから感謝している。
粛々と進んでいた式が終わりに近づいた時、在校生代表の挨拶として生徒会長が壇上に姿を表した……
「翠くん、みぃーつけたぁ~♪」
でも雰囲気がΩっぽいよね……
ヤバい、髪で隠れているけどピアスがバチバチでエグい……
でもさ、あの感じならお願いしたら、どんな事でも許してくれそうだよな……
マジで~1回お願いしたいぜ。
お願いって何をだよw
もしかしたら美人Ωで有名な楓くんなんじゃない?
入学式へと向かう道、外野の言葉は僕には耳障りでしかなかった。
何を以って有名と言っているのかも理解に苦しむ。
これから3年、こんな感じなのかと思うと頭が痛くなるけど僕が、この学校を選んだ目的は翠くんとアオハルしたいだけだから、相手にしなければ問題ない。
「楓!一緒に行こうって言ったのに何で先に行くんだよ!」
中学からの腐れ縁かつ親友の空くんが僕の所へと来ると、わざとらしく頬を膨らませながら怒ってるアピールをしていた。
ごめんねぇ~と答えたのに、楓は全く悪いと思ってないだろ?と言いながら肩のあたりにシュッと言いながらパンチを入れてきた。
さっきみたいな状況になるのが分かってるから空くんは、一緒行こうと言ってくれたんだ……それを気付かれたくないみたいだけど空くんの、場合はバレバレだから笑いそうになる。
空くんは、むやみにバース性を聞いたり詮索もしないバース性を理由に態度を変えたりしないのも見ていて分かるから一緒に居ると気持ちが楽だ。
見た目の派手さとは反対に彼氏に一途なのも好感が持てる理由だ。
確か年上と言ってたから、空くん甘えてるのかな……。
「空くん好きだなぁ~」
口に出すつもりは全然なかったのに無意識に言葉に出てしまった。
「楓!マジかよー!そういう事を口に出してくれないからガチで感動した!俺も楓の事が好きだぜ友情大事だよな!」
ニコニコしながら僕の背中を全力でバシバシと、叩くのは止めていだきたい……マジで痛い。
運良く、空くんとクラスが一緒な事もあり2人で教室へと入ると、なんとも言い難い視線を送る人が複数人いた。
それに気付いた空くんはチッも舌打ちすると口を開いた。
「初めましての相手に向かって、感じわりぃ~ヒソヒソ話す声ほど響きやすいのに気付かないのダセェ~から、まぁ楓が美人過ぎて気になってるだけなんだろうけど、相手にされてなくて草!」
これは空くんの優しさ、わざと悪役に回るんだ……。
僕は空くんに、気にしてないよと伝えると。
こんなにヒソヒソされて気にしない奴が何処に居るんだよ!と僕以上に怒ってくれていた。
僕たちのやり取りを見ていた何人かは、ごめんねと謝ってくれたけど、そもそま僕は気にしてないので頷くだけに留めておいた。
話すのも疲れるし……
「楓、大丈夫か?一発ぐらい殴ってやればよかった。」
僕の隣で真剣に怒ってくれる空くんに、嬉しいけど暴力はだめかなぁ~と言うと、納得のいかない顔をしていた。
✽✽✽✽
在校生の人が体育館まで誘導してくれて、今日から高校生なんだと実感がわいてきた。
翠くんと距離が離れてしまった関係を、あの頃みたいに……いや、それ以上仲良くれるためのリサーチは十分だ。
翠くんの今までの交際相手に共通するのは、派手な見た目かつチャラい感じは習得できたハズだ。
翠くんと仲良かった時、僕は女の子に間違われるのが当たり前だった……翠君の好みと正反対だったと知った時は絶望的にモチベが下った。
校長先生が長い、お話をしているのを空くんは眠気と戦いながら必死な形相をしながら耐えていて、その必死な顔に僕は笑いを堪えるのが大変だったけど、僕が笑いを堪えてる事に気付いていない空くんはまだ変な顔をしていた。
なんとか校長先生の話を耐えきって僕の顔を見ながらドヤ顔を披露しているけれど顔が煩いから見ないふりをした。
担任の先生の発表か始まり僕たちの先生はどんな人かと職員席の方へと顔をむけていた。
「1年2組、高梨れんと先生」
優しそうな先生で良かったと思ったその時……
「フヘギァァァー!」
人の声とは思えない珍妙な声を発した空くんに周りの視線が集まっていたけれど、それすらも気付いていなそうに、声にならない声をあげていた。
進行役の生徒に、静かにしてくださいと場を静めている間もひとしきり奇妙な動きをしていると思ったら、最終的に上を向いたまま動かなくなった。
空くんの摩訶不思議な動きは多少気にはなったけれど、静かになったので少し様子を見ることにした。
そのご順調に式典は進んでいき、この学校がα、β、Ω全ての性を持つ生徒が共に学べる場所だと言うことが分かった。
このシステム自体が非常に珍しい取り組みだった。
普通、αはαのみが通う学校に行くことが多かったからだ、Ωのヒートにαが当てられたら制御するのが困難になり安全面的に考慮してだろう。
この学校はまだ新しく、試験的にモデルケースとして取り組んでいると事だぢた。
学校側としても大変な試みだけど、そのお陰で僕は翠くんを追いかける事ができたのだから感謝している。
粛々と進んでいた式が終わりに近づいた時、在校生代表の挨拶として生徒会長が壇上に姿を表した……
「翠くん、みぃーつけたぁ~♪」
80
あなたにおすすめの小説
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
胎児の頃から執着されていたらしい
夜鳥すぱり
BL
好きでも嫌いでもない幼馴染みの鉄堅(てっけん)は、葉月(はづき)と結婚してツガイになりたいらしい。しかし、どうしても鉄堅のねばつくような想いを受け入れられない葉月は、しつこく求愛してくる鉄堅から逃げる事にした。オメガバース執着です。
◆完結済みです。いつもながら読んで下さった皆様に感謝です。
◆表紙絵を、花々緒さんが描いて下さいました(*^^*)。葉月を常に守りたい一途な鉄堅と、ひたすら逃げたい意地っぱりな葉月。
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
地味メガネだと思ってた同僚が、眼鏡を外したら国宝級でした~無愛想な美人と、チャラ営業のすれ違い恋愛
中岡 始
BL
誰にも気づかれたくない。
誰の心にも触れたくない。
無表情と無関心を盾に、オフィスの隅で静かに生きる天王寺悠(てんのうじ・ゆう)。
その存在に、誰も興味を持たなかった――彼を除いて。
明るく人懐こい営業マン・梅田隼人(うめだ・はやと)は、
偶然見た「眼鏡を外した天王寺」の姿に、衝撃を受ける。
無機質な顔の奥に隠れていたのは、
誰よりも美しく、誰よりも脆い、ひとりの青年だった。
気づいてしまったから、もう目を逸らせない。
知りたくなったから、もう引き返せない。
すれ違いと無関心、
優しさと孤独、
微かな笑顔と、隠された心。
これは、
触れれば壊れそうな彼に、
それでも手を伸ばしてしまった、
不器用な男たちの恋のはなし。
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
【完結】かわいい美形の後輩が、俺にだけメロい
日向汐
BL
続編・番外編はTwitter(べったー)に載せていきますので、よかったらぜひ🤲
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
過保護なかわいい系美形の後輩。
たまに見せる甘い言動が受けの心を揺する♡
そんなお話。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
【攻め】
雨宮千冬(あめみや・ちふゆ)
大学1年。法学部。
淡いピンク髪、甘い顔立ちの砂糖系イケメン。
甘く切ないラブソングが人気の、歌い手「フユ」として匿名活動中。
【受け】
睦月伊織(むつき・いおり)
大学2年。工学部。
黒髪黒目の平凡大学生。ぶっきらぼうな口調と態度で、ちょっとずぼら。恋愛は初心。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる