40 / 203
生徒会勧誘編
前半戦①
しおりを挟む
相手ボールから試合は始まった。
山田と呼ばれる経験者が少しボールを蹴り出し、後ろの人にパスを出した。
「大人気ないとか構うことはねぇ。一人で点取ってこい山田!」
再びボールは山田へと返され、こちらへと向く。
ボールを細かくタッチしながらドリブルしてくるところを見ると本当に上手いみたいだ。
「悪いな!」
山田は俺の目の前で右側にボールを蹴り出した。
(───左か)
急に左へボールを切り返してきたが、重心が既に左に寄っていたことからそれを読んでいた俺は足を出してボールを奪取した。
「はっ!?」
山田はカッチリとボールを抑えられたことから勢い余って大きく転んだ。
「や、山田ぁ!?」
「構うことはないよ高坂君。一人で点を取ってきな」
「オーケー、ボス」
少しスピードをつけて相手のゴールへとドリブルを始めた。
両サイドにいた相手二人が、俺を挟むようにして向かってきたが、ボールに対して一直線に向かってくる動き、たぶんこの二人は初心者の人達だ。
俺は二人の足に当たらないようにボールを少し浮かし、その間を通るようにして抜けた。
残るDFは堂大寺会長のみ。
「てめぇも経験者だったのか!!」
堂大寺会長はすぐには取りに来ず、俺の動きを見るディフェンス。
経験者かは分からないが、サッカーのディフェンスを知っている人だ。
俺はボールを跨ぐシザースを2回繰り返す。
会長が左右に大きく釣り出された。
(反射神経はいいけどたぶん経験者ではないな)
それを見て俺はボールをアウトサイドで右に動かした。
「取ったぁ!!」
会長が足を伸ばしてカットしてこようとしたタイミングで、インサイドでボールをフリックして会長をかわすように左へとずらした。
エラシコという技だ。
「な、んだそりゃあ!?」
足を伸ばした方向とは逆側にいかれたことで堂大寺会長はバランスを崩して後ろに倒れ込んだ。
こんなに綺麗にハマるとはさすがに思ってなかった。
「えええ!? お、俺だけ!?」
「やっちゃえ高坂っちー!」
残るキーパーとの一対一、そのまま俺はパスを出す感覚でゴール左隅へとボールを流し込んだ。
「ば……馬鹿な……」
会長が尻もちをついたまま唖然としていた。
本当は山田がこれをするはずだったんだろうな。
予定通りに行かなくて、悪いね。
「さすが高坂君! ブラボー!」
「凄~い! サッカー上手~い!」
自陣へと戻った俺は神奈月先輩や新波先輩に暖かく迎え入れられ、ハイタッチを交わした。
「完全に相手が油断してくれていましたから、うまくいきましたね」
「またまた~謙遜なんてしちゃって、実際君一人でなんとかなるじゃないか」
「次からそうはいきませんよ。山田って人が警戒し始めると思いますし」
さっきの守備は俺のことを素人だと思っていたから、あんな分かりやすいフェイントしかしてこなかったはずだ。
俺が経験者だと分かった以上、次はもっと慎重に来るはず。
「す……凄い……! 高坂修斗のプレーがこんな近くで見られるなんて……!」
前橋がキラキラとした目で俺を見てきて少し恥ずかしくなる。
そういえば前橋はプレーヤー以前にサッカーオタクだったな。
「次は前橋にも手伝ってもらうからな」
「…………任せて!」
前橋ともハイタッチを交わした。
やっぱりサッカーは楽しい。
点を取ることの楽しさを久々に味わった気がした。
「高坂…………修斗!? マジで本物か!?」
山田が驚いたように俺に話しかけてきた。
ここにも俺のこと知ってる人がいたのか。
「そうだよ」
「な、何でこんなところにいるんだよ!!」
「どういうことだ山田ぁ! そいつ有名なのか!?」
「有名どころじゃないですよ! 俺らの代でサッカー齧ってたやつなら誰でも知ってる伝説ですよ!」
「伝説ってそんな大袈裟な……」
中学時代に少し活躍したぐらいで、そんなに有名になるわけがないだろう。
そりゃクラブチームに入ってた奴なら知ってるかもしれないが……。
「東京Vのジュニアユースのエースで、元日本代表ですよこいつ!!」
「はぁー!? なんだってそんな奴が生徒会になんか入るんだよ! おい神奈月ぃ!! 本当にそいつ生徒会に入るんだろうなぁ!!」
「当たり前じゃないか。まさか私が今日のためだけに助っ人をお願いしたとでも? 生徒会長たる私がそんな卑怯なことをするとでも?」
神奈月先輩が毅然として否定した。
こういう時の凛とした神奈月先輩は格好良いと素直に思う。
「いや…………お前に限ってそれはねーな。じゃあどうやって高坂を生徒会に引き込んだんだよ」
「私の魅力かな☆」
目元でピースしてテヘペロっとした神奈月先輩の姿に、相手の会長の血管が切れる音が聞こえた気がした。
「どうする? 戦意喪失しちゃったかな?」
戦意喪失……?
ハッとして相手の人達の顔を見ると苦々しい顔をしていた。
まるで楽しんで子供だけで遊んでいたところに大人が紛れ込んできた、みたいな空気。
ユース時代には幾度なく見てきていたが、それは自分達を高めるための真剣勝負の結果であり、いちいち相手を気にしたことはなかった。
でも今は違う。
これは交流会だ。
真剣勝負でもないのに、本気を出すのは大人気ないと思われても仕方ないのかもしれない。
もし相手が非難の目を向けてきた時、俺は次からのプレーをどうすればいいのか……。
「戦意喪失ぅ……? なめんじゃねーぞ神奈月。経験者で無双しようって考えてたのはこっちも同じだ。元日本代表だかなんだか知らねーが、そんなことで俺達が反則だのなんだの言うわけねーだろ! なぁてめーら!」
「ブチ抜かれてすいませんでした会長! 次こそは俺達で止めてみせます!」
「俺もキーパーとして体張って止めます!」
「山田ぁ! てめーもブルってんじゃねーぞ!」
「…………もちろんじゃないですか。あの高坂修斗と試合できるなんてこんなチャンス、フットサルをやってた俺があるなんて…………思ってもみなかった! フットサルでは俺の方が上だって証明してやる!」
堂大寺会長の檄が響き、それに呼応するようにほかの人達も既に元気を取り戻していた。
戦意喪失なんでとんでもない、むしろやる気に満ち溢れていた。
「つーわけだ高坂ぁ! 遠慮して少しでも手を抜いてみやがれ! ぶっ飛ばす!」
堂大寺会長が高らかに俺に宣言してきた。
俺はそれに頷いて応えてみせた。
「ウチの次期庶務を勝手にぶっ飛ばさないでくれるかなぁ」
「よし、ぶっ飛ばすのは無しだぁ!」
前言撤回はや。
山田と呼ばれる経験者が少しボールを蹴り出し、後ろの人にパスを出した。
「大人気ないとか構うことはねぇ。一人で点取ってこい山田!」
再びボールは山田へと返され、こちらへと向く。
ボールを細かくタッチしながらドリブルしてくるところを見ると本当に上手いみたいだ。
「悪いな!」
山田は俺の目の前で右側にボールを蹴り出した。
(───左か)
急に左へボールを切り返してきたが、重心が既に左に寄っていたことからそれを読んでいた俺は足を出してボールを奪取した。
「はっ!?」
山田はカッチリとボールを抑えられたことから勢い余って大きく転んだ。
「や、山田ぁ!?」
「構うことはないよ高坂君。一人で点を取ってきな」
「オーケー、ボス」
少しスピードをつけて相手のゴールへとドリブルを始めた。
両サイドにいた相手二人が、俺を挟むようにして向かってきたが、ボールに対して一直線に向かってくる動き、たぶんこの二人は初心者の人達だ。
俺は二人の足に当たらないようにボールを少し浮かし、その間を通るようにして抜けた。
残るDFは堂大寺会長のみ。
「てめぇも経験者だったのか!!」
堂大寺会長はすぐには取りに来ず、俺の動きを見るディフェンス。
経験者かは分からないが、サッカーのディフェンスを知っている人だ。
俺はボールを跨ぐシザースを2回繰り返す。
会長が左右に大きく釣り出された。
(反射神経はいいけどたぶん経験者ではないな)
それを見て俺はボールをアウトサイドで右に動かした。
「取ったぁ!!」
会長が足を伸ばしてカットしてこようとしたタイミングで、インサイドでボールをフリックして会長をかわすように左へとずらした。
エラシコという技だ。
「な、んだそりゃあ!?」
足を伸ばした方向とは逆側にいかれたことで堂大寺会長はバランスを崩して後ろに倒れ込んだ。
こんなに綺麗にハマるとはさすがに思ってなかった。
「えええ!? お、俺だけ!?」
「やっちゃえ高坂っちー!」
残るキーパーとの一対一、そのまま俺はパスを出す感覚でゴール左隅へとボールを流し込んだ。
「ば……馬鹿な……」
会長が尻もちをついたまま唖然としていた。
本当は山田がこれをするはずだったんだろうな。
予定通りに行かなくて、悪いね。
「さすが高坂君! ブラボー!」
「凄~い! サッカー上手~い!」
自陣へと戻った俺は神奈月先輩や新波先輩に暖かく迎え入れられ、ハイタッチを交わした。
「完全に相手が油断してくれていましたから、うまくいきましたね」
「またまた~謙遜なんてしちゃって、実際君一人でなんとかなるじゃないか」
「次からそうはいきませんよ。山田って人が警戒し始めると思いますし」
さっきの守備は俺のことを素人だと思っていたから、あんな分かりやすいフェイントしかしてこなかったはずだ。
俺が経験者だと分かった以上、次はもっと慎重に来るはず。
「す……凄い……! 高坂修斗のプレーがこんな近くで見られるなんて……!」
前橋がキラキラとした目で俺を見てきて少し恥ずかしくなる。
そういえば前橋はプレーヤー以前にサッカーオタクだったな。
「次は前橋にも手伝ってもらうからな」
「…………任せて!」
前橋ともハイタッチを交わした。
やっぱりサッカーは楽しい。
点を取ることの楽しさを久々に味わった気がした。
「高坂…………修斗!? マジで本物か!?」
山田が驚いたように俺に話しかけてきた。
ここにも俺のこと知ってる人がいたのか。
「そうだよ」
「な、何でこんなところにいるんだよ!!」
「どういうことだ山田ぁ! そいつ有名なのか!?」
「有名どころじゃないですよ! 俺らの代でサッカー齧ってたやつなら誰でも知ってる伝説ですよ!」
「伝説ってそんな大袈裟な……」
中学時代に少し活躍したぐらいで、そんなに有名になるわけがないだろう。
そりゃクラブチームに入ってた奴なら知ってるかもしれないが……。
「東京Vのジュニアユースのエースで、元日本代表ですよこいつ!!」
「はぁー!? なんだってそんな奴が生徒会になんか入るんだよ! おい神奈月ぃ!! 本当にそいつ生徒会に入るんだろうなぁ!!」
「当たり前じゃないか。まさか私が今日のためだけに助っ人をお願いしたとでも? 生徒会長たる私がそんな卑怯なことをするとでも?」
神奈月先輩が毅然として否定した。
こういう時の凛とした神奈月先輩は格好良いと素直に思う。
「いや…………お前に限ってそれはねーな。じゃあどうやって高坂を生徒会に引き込んだんだよ」
「私の魅力かな☆」
目元でピースしてテヘペロっとした神奈月先輩の姿に、相手の会長の血管が切れる音が聞こえた気がした。
「どうする? 戦意喪失しちゃったかな?」
戦意喪失……?
ハッとして相手の人達の顔を見ると苦々しい顔をしていた。
まるで楽しんで子供だけで遊んでいたところに大人が紛れ込んできた、みたいな空気。
ユース時代には幾度なく見てきていたが、それは自分達を高めるための真剣勝負の結果であり、いちいち相手を気にしたことはなかった。
でも今は違う。
これは交流会だ。
真剣勝負でもないのに、本気を出すのは大人気ないと思われても仕方ないのかもしれない。
もし相手が非難の目を向けてきた時、俺は次からのプレーをどうすればいいのか……。
「戦意喪失ぅ……? なめんじゃねーぞ神奈月。経験者で無双しようって考えてたのはこっちも同じだ。元日本代表だかなんだか知らねーが、そんなことで俺達が反則だのなんだの言うわけねーだろ! なぁてめーら!」
「ブチ抜かれてすいませんでした会長! 次こそは俺達で止めてみせます!」
「俺もキーパーとして体張って止めます!」
「山田ぁ! てめーもブルってんじゃねーぞ!」
「…………もちろんじゃないですか。あの高坂修斗と試合できるなんてこんなチャンス、フットサルをやってた俺があるなんて…………思ってもみなかった! フットサルでは俺の方が上だって証明してやる!」
堂大寺会長の檄が響き、それに呼応するようにほかの人達も既に元気を取り戻していた。
戦意喪失なんでとんでもない、むしろやる気に満ち溢れていた。
「つーわけだ高坂ぁ! 遠慮して少しでも手を抜いてみやがれ! ぶっ飛ばす!」
堂大寺会長が高らかに俺に宣言してきた。
俺はそれに頷いて応えてみせた。
「ウチの次期庶務を勝手にぶっ飛ばさないでくれるかなぁ」
「よし、ぶっ飛ばすのは無しだぁ!」
前言撤回はや。
20
あなたにおすすめの小説
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる