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第二章 繰り返す過ち
029 戦闘終了
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「この先三キロの地点で戦闘中みたい。どうする?」
トゥルーベルへ来て三日目。
理修と司は、王都のすぐ手前まで来ていた。
「手を貸す」
「だろうと思った」
二人は、風のように疾駆し、あっという間にその場所へ辿り着く。そこで戦っていたのは、王国の騎士達だった。
「司。私はこの人達を治療してるから、そっちは頼むよ」
「ああ」
本当はさっさとゴブリン達を倒してしまいたかったのだが、今にも死にそうな騎士達を放って戦えば、司が集中出来ない。
「うっ………き、君は……?」
「黙って」
その一言で黙らせると、理修は魔法陣を展開させる。それは正確に地面に転がっていた怪我人の一人一人の下に描かれ発動する。
「え……」
動けなくなっていた全ての騎士達の怪我が、数十秒とかからず完治した。彼らは信じられないといったように、自身の体を動かして確認すると、立ち上がって礼を述べた。
「ありがとう。でも、君は一体……」
「あなた方は、ここにいてください」
そんな彼らに背を向けて告げる。
「いや、我々も戦っ」
「邪魔になるから離れていて。あなた達が傍に居ると司が集中出来ないし、私もやりにくいの。いいわね」
有無を言わさず、理修は前線へと向かった。
しかし、後に残された騎士達は当然憤慨する。自分達は、王国の騎士なのだ。国の危機に何もせずにいられるはずがない。
誰もが戦線に戻ろうと、一歩を踏み出した時、それは一瞬の出来事だった。
「お、おい」
一人の騎士が指をさした先には、理修がゴブリンに囲まれようとしていた。遠目でも十数匹のゴブリンだ。だが次の瞬間、理修の周りからゴブリンが消えた。
一瞬で灰となったのだ。まったく何が起こったのか分からなかった。ただ理修が何の感慨もリアクションもなく、その先へと歩いていくのを見ているしかなかったのだ。
「……凄い……」
「まるで、伝説の魔術師だ……」
その言葉で、誰もが思い出した。物語に出てくる伝説の大魔術師の事を。
時に国を滅ぼし、時に国を救う。圧倒的な力を有するその魔術師は最近、新たな伝説が生まれていた。
「な、なぁ……本物なんじゃないか?」
「おお……伝説の魔術師の後継者は、まだ少女だって話だったよな……っ」
その時、一瞬、戦場の辺りが眩しく光る。恐らく先ほどの少女だろうと当たりを付ける。治療術一つ取っても、普通の魔術師にはあり得ない芸当だったのだから。
「何が起こっているんだ……」
それからしばらく、誰もそれ以上、足を進める事が出来なくなった。
「確か団長が、その後継者に会った事があるって……って、団長!?」
「お、全員無事か?」
そこで、こちらに向かって歩いてくる団長が見えた。そして、その後ろには理修の姿。
「私が治したって言ったでしょ?信用ないなぁ」
「お前は、日頃の行いを思い出してから物を言え。前に『治療術は面倒臭いし、治したら邪魔だから知らん』と言って部下達を放置しただろう」
団長が困った娘を諭すように言う。
「自業自得でしょ?それに、騎士なんて、怪我をしてなんぼじゃないの?」
対して、そうだったかなと空とぼける理修。
「誰が好き好んで怪我などするか」
そうだ。誰も怪我をしたい訳ではない。だが、次の言葉でハッとする。
「だって、みんな自慢するじゃん。『男の勲章』だとか言って。あれウザいんだよね。あんまり何回もそんな話をするから、傷痕も綺麗に消してやった事があるわ」
「……それは泣いただろう……」
彼らも、かつて騎士だった者の話を聞いている。その時に出来た傷だと見せられれば『格好いい』と思い、憧れるのは男ならば当然だ。
その傷を消された。それはそのまま寝込んでしまってもおかしくないショッキングな出来事だ。
「リズ……もう少し、優しくしてやってくれ……」
「十分優しいでしょ?こうして助けてあげたし、治療もしてあげたもの」
助かったのは事実だろう。団長の後ろには、戦いを終えたという様子の仲間達がいる。
「それでも、お前一人なら『仕事でしょ?』とか言って、戦う俺達を上から見下ろしてるだけだったろ」
「よく分かってるね」
「……そこは否定しないのな……ああ、君。リズの友人か?ありがとう。全部君のお陰だよ」
そう言って労うのは、冒険者の格好をした青年だった。
「いえ、無事で何よりです」
「うっ……君は……なんでコレの友になったんだ?」
「聞こえてるよ」
誰もがこの青年と、少女の関係を不思議に思った。『好青年』としか思えないような、丁寧で落ち着いた彼と、話に聞く限り破天荒そうな少女。『友』という関係に違和感を感じる。
「だってなあ。彼の戦い方と、お前のでは違い過ぎるだろ?なんだ、あの俺らごといっても仕方ないか的な大魔術は!」
「頭さえ取れてなければ綺麗に治してあげるし、大丈夫だったじゃない」
「「「……………」」」
誰もが絶句した。そして皆一様に認識した。
『こいつだけは、敵に回してはいけない』
もう何も言えなくなった一同の思いを知ってか、青年が口を開いた。
「理修、もう依頼は完了だろう?昼も過ぎているし、そろそろ帰らないか?」
「あ、そうだね。マスターに報告しなきゃならないし、行こうか。じゃぁ、レイル。またね」
「え、ああ。気を付けて帰れよ」
「うん。司、こっち。【エヴィ】」
駆けて行く少女は、前方の広場に向かって魔法陣を展開させる。
「「「なっ……!?」」」
「司」
「おう」
手を取った二人は、フワリと浮き上がり、『ソレ』に乗った。『ソレ』は大きく羽ばたき、空の彼方へと消えて行った。
「……ドラゴン……」
「あれで、まだ子どもだぞ。先代のドラゴンの息子らしい」
「先代のとは……」
「伝説の大魔術師と呼ばれた人のドラゴンだからな。今は竜王だそうだ」
「竜王……」
少女達が消えた空を見上げ、騎士達は敵じゃなくて良かったと胸を撫で下ろすのだった。
◆ ◆ ◆
理修は、ドラゴンの背に乗り、ザサスの待つスルースへと向かっていた。だが心は、遥か彼方の魔族の国へと惹かれるのだ。
その視線に気付いたのだろう。司がぽつりと呟くように言った。
「会いに行かなくていいのか?」
「うん?…………そうだね……けど、今回の件で、きっと忙しくしてるだろうし、だから、私が少しでもこうやってゴブリン退治をする事で、助けになってるって思うから」
人間の国には、未だにゴブリン達が魔族だと思っている節がある。そうなると、今回のような事で魔族が攻めて来たと言って手を出してくるようになる。その対応に、魔王である彼は追われている事だろう。
「学校が終わったら、また明日連れて来てくれないか?」
「…………」
「手伝わせてくれ」
「……ありがとう……」
持つべきものは頼りになる友だと実感した。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
今日はもう一話!
2019. 8. 4
トゥルーベルへ来て三日目。
理修と司は、王都のすぐ手前まで来ていた。
「手を貸す」
「だろうと思った」
二人は、風のように疾駆し、あっという間にその場所へ辿り着く。そこで戦っていたのは、王国の騎士達だった。
「司。私はこの人達を治療してるから、そっちは頼むよ」
「ああ」
本当はさっさとゴブリン達を倒してしまいたかったのだが、今にも死にそうな騎士達を放って戦えば、司が集中出来ない。
「うっ………き、君は……?」
「黙って」
その一言で黙らせると、理修は魔法陣を展開させる。それは正確に地面に転がっていた怪我人の一人一人の下に描かれ発動する。
「え……」
動けなくなっていた全ての騎士達の怪我が、数十秒とかからず完治した。彼らは信じられないといったように、自身の体を動かして確認すると、立ち上がって礼を述べた。
「ありがとう。でも、君は一体……」
「あなた方は、ここにいてください」
そんな彼らに背を向けて告げる。
「いや、我々も戦っ」
「邪魔になるから離れていて。あなた達が傍に居ると司が集中出来ないし、私もやりにくいの。いいわね」
有無を言わさず、理修は前線へと向かった。
しかし、後に残された騎士達は当然憤慨する。自分達は、王国の騎士なのだ。国の危機に何もせずにいられるはずがない。
誰もが戦線に戻ろうと、一歩を踏み出した時、それは一瞬の出来事だった。
「お、おい」
一人の騎士が指をさした先には、理修がゴブリンに囲まれようとしていた。遠目でも十数匹のゴブリンだ。だが次の瞬間、理修の周りからゴブリンが消えた。
一瞬で灰となったのだ。まったく何が起こったのか分からなかった。ただ理修が何の感慨もリアクションもなく、その先へと歩いていくのを見ているしかなかったのだ。
「……凄い……」
「まるで、伝説の魔術師だ……」
その言葉で、誰もが思い出した。物語に出てくる伝説の大魔術師の事を。
時に国を滅ぼし、時に国を救う。圧倒的な力を有するその魔術師は最近、新たな伝説が生まれていた。
「な、なぁ……本物なんじゃないか?」
「おお……伝説の魔術師の後継者は、まだ少女だって話だったよな……っ」
その時、一瞬、戦場の辺りが眩しく光る。恐らく先ほどの少女だろうと当たりを付ける。治療術一つ取っても、普通の魔術師にはあり得ない芸当だったのだから。
「何が起こっているんだ……」
それからしばらく、誰もそれ以上、足を進める事が出来なくなった。
「確か団長が、その後継者に会った事があるって……って、団長!?」
「お、全員無事か?」
そこで、こちらに向かって歩いてくる団長が見えた。そして、その後ろには理修の姿。
「私が治したって言ったでしょ?信用ないなぁ」
「お前は、日頃の行いを思い出してから物を言え。前に『治療術は面倒臭いし、治したら邪魔だから知らん』と言って部下達を放置しただろう」
団長が困った娘を諭すように言う。
「自業自得でしょ?それに、騎士なんて、怪我をしてなんぼじゃないの?」
対して、そうだったかなと空とぼける理修。
「誰が好き好んで怪我などするか」
そうだ。誰も怪我をしたい訳ではない。だが、次の言葉でハッとする。
「だって、みんな自慢するじゃん。『男の勲章』だとか言って。あれウザいんだよね。あんまり何回もそんな話をするから、傷痕も綺麗に消してやった事があるわ」
「……それは泣いただろう……」
彼らも、かつて騎士だった者の話を聞いている。その時に出来た傷だと見せられれば『格好いい』と思い、憧れるのは男ならば当然だ。
その傷を消された。それはそのまま寝込んでしまってもおかしくないショッキングな出来事だ。
「リズ……もう少し、優しくしてやってくれ……」
「十分優しいでしょ?こうして助けてあげたし、治療もしてあげたもの」
助かったのは事実だろう。団長の後ろには、戦いを終えたという様子の仲間達がいる。
「それでも、お前一人なら『仕事でしょ?』とか言って、戦う俺達を上から見下ろしてるだけだったろ」
「よく分かってるね」
「……そこは否定しないのな……ああ、君。リズの友人か?ありがとう。全部君のお陰だよ」
そう言って労うのは、冒険者の格好をした青年だった。
「いえ、無事で何よりです」
「うっ……君は……なんでコレの友になったんだ?」
「聞こえてるよ」
誰もがこの青年と、少女の関係を不思議に思った。『好青年』としか思えないような、丁寧で落ち着いた彼と、話に聞く限り破天荒そうな少女。『友』という関係に違和感を感じる。
「だってなあ。彼の戦い方と、お前のでは違い過ぎるだろ?なんだ、あの俺らごといっても仕方ないか的な大魔術は!」
「頭さえ取れてなければ綺麗に治してあげるし、大丈夫だったじゃない」
「「「……………」」」
誰もが絶句した。そして皆一様に認識した。
『こいつだけは、敵に回してはいけない』
もう何も言えなくなった一同の思いを知ってか、青年が口を開いた。
「理修、もう依頼は完了だろう?昼も過ぎているし、そろそろ帰らないか?」
「あ、そうだね。マスターに報告しなきゃならないし、行こうか。じゃぁ、レイル。またね」
「え、ああ。気を付けて帰れよ」
「うん。司、こっち。【エヴィ】」
駆けて行く少女は、前方の広場に向かって魔法陣を展開させる。
「「「なっ……!?」」」
「司」
「おう」
手を取った二人は、フワリと浮き上がり、『ソレ』に乗った。『ソレ』は大きく羽ばたき、空の彼方へと消えて行った。
「……ドラゴン……」
「あれで、まだ子どもだぞ。先代のドラゴンの息子らしい」
「先代のとは……」
「伝説の大魔術師と呼ばれた人のドラゴンだからな。今は竜王だそうだ」
「竜王……」
少女達が消えた空を見上げ、騎士達は敵じゃなくて良かったと胸を撫で下ろすのだった。
◆ ◆ ◆
理修は、ドラゴンの背に乗り、ザサスの待つスルースへと向かっていた。だが心は、遥か彼方の魔族の国へと惹かれるのだ。
その視線に気付いたのだろう。司がぽつりと呟くように言った。
「会いに行かなくていいのか?」
「うん?…………そうだね……けど、今回の件で、きっと忙しくしてるだろうし、だから、私が少しでもこうやってゴブリン退治をする事で、助けになってるって思うから」
人間の国には、未だにゴブリン達が魔族だと思っている節がある。そうなると、今回のような事で魔族が攻めて来たと言って手を出してくるようになる。その対応に、魔王である彼は追われている事だろう。
「学校が終わったら、また明日連れて来てくれないか?」
「…………」
「手伝わせてくれ」
「……ありがとう……」
持つべきものは頼りになる友だと実感した。
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2019. 8. 4
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