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大魔大戦
一撃
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「一撃だ!!」
そう叫んでいるマスタングに対して俺はどう戦ったらいいのだろうか?と思案している。それは、金縛りを掛けて動けなくすることもできるし、バリヤーで押さえつけることもできるだろう。しかし、身分が低いとはいえタルタル帝国の王族の一人には違いない。現に試合前に彼を殺すことはないようにとは注意されている。
「で?俺は?」
その質問は愚問だった。
「一般庶民は決闘で殺されても文句は言えませんよ」
「え?」
驚いている俺に対して周りの連中の視線は冷たい。
熱い視線を送ってくるアテナガキですらも
「お願い!!死なないで」
「でも、俺はあいつを殺すわけにはいかないんだろう?」
「まあ・・・」
そんな完全にアウェーな状況で、俺は、相手を殺すことなく倒さないといけないのだ。しかも、時間無制限、どちらかが参ったというか、気絶するか。俺に至っては死亡するかという選択肢かないようだ。だから、目の前で堂々と一撃で倒すと宣言しているマスタングはかなり有利ということになる。さてと、バリヤーで押さえつけたとしても相手はSRランク、下手をするとバリヤーを破ってくるかもしれない。ましてやサイコスマッシュを使う訳にはいかない。すると、レフリーが叫んだ
「それでは試合を始めます。レディー!!GO!!」
カーン!!
試合開始のゴングが鳴った。しかし、俺はそのことに気付いていなかった。
「貴様!!これで終わりだ!!」
「ん?」
「アルティメットパーンチ!!」
いきなり攻撃してきたマスタングのパンチをテレポーテーションで避け、俺の前面にバリヤーを張った。
ガン!!
「かはっ!!」
すると俺の目の前でバリヤーに激突したマスタングの情けない顔が見えた。
「おや?」
そして、マスタングは力なく崩れて行き、そのまま気絶していたのだった。
一体何が起こったのかはわからない。それまで歓声に沸いていたスタジアムは一瞬で静まり返っている。みんなも何が起きたのかはわからないようだ。
1・2・3・4
レフリーがカウントを始めた。
7・8・9・10!!
カンカンカンカン!!
試合終了のゴングが鳴り響いた。
そして、スタジアムはブーイングの荒しとなっていた。因みに、何故かこの試合の中継を我がMHKが行っていたようで、今回の試合の様子を撮っていたのだった。その映像が映し出されたのだった。
そこには、解説として、辺境の剣士タマが当たっていた。モヒカンカットに口ひげ、あごひげを蓄えた独特の雰囲気を持つ彼の説明がこうだった。
マスタング選手、試合開始のゴングと共にアルティメットパンチを準備しています。アルティメットパンチとは、まず、自分の手を魔法で硬度9.99999まで高めます。更に、試合開始位置から相手選手の村人選手が立っている場所まで一気に加速、その加速と硬度を高めた手の重量を能力最大にまで高めて、一気にパンチとしてくる出す大技です。ですから、繰り出されたパンチを受けたらひとたまりもありません。
では?なぜ?マスタング選手は気絶のでしょう。
それは、ここです。ビデオを止めた瞬間は、俺はそのパンチをよけた瞬間だった。
村人はここでこのパンチをよけています。いいですか?ですから、このパンチの軸線上の壁が崩壊していますよね
そうですね
これはパンチを繰り出した時に起きた空気圧で発生したものです。それと、村人は避けた瞬間、バリヤーか何かをしているのでしょうか。マスタング選手は勢い余って村人選手のバリヤーと激突していますよね
ほれ・・・ここです
ほお・・・
そこには俺のバリヤーに激突して苦悶の表情を浮かべるマスタングの姿が映っていた。
このパンチを繰り出したときに発生した加速をここで受け止めてしまっています。その結果、マスタング選手は気絶したのです。
そうでしたか。
いやーすごい試合でしたね。ランクSRをランクDが倒すなんて前代未聞でしたね
はいその通りです
などと解説は終わったのだった。
こうして俺はこの試合に勝ったことになった。
そう叫んでいるマスタングに対して俺はどう戦ったらいいのだろうか?と思案している。それは、金縛りを掛けて動けなくすることもできるし、バリヤーで押さえつけることもできるだろう。しかし、身分が低いとはいえタルタル帝国の王族の一人には違いない。現に試合前に彼を殺すことはないようにとは注意されている。
「で?俺は?」
その質問は愚問だった。
「一般庶民は決闘で殺されても文句は言えませんよ」
「え?」
驚いている俺に対して周りの連中の視線は冷たい。
熱い視線を送ってくるアテナガキですらも
「お願い!!死なないで」
「でも、俺はあいつを殺すわけにはいかないんだろう?」
「まあ・・・」
そんな完全にアウェーな状況で、俺は、相手を殺すことなく倒さないといけないのだ。しかも、時間無制限、どちらかが参ったというか、気絶するか。俺に至っては死亡するかという選択肢かないようだ。だから、目の前で堂々と一撃で倒すと宣言しているマスタングはかなり有利ということになる。さてと、バリヤーで押さえつけたとしても相手はSRランク、下手をするとバリヤーを破ってくるかもしれない。ましてやサイコスマッシュを使う訳にはいかない。すると、レフリーが叫んだ
「それでは試合を始めます。レディー!!GO!!」
カーン!!
試合開始のゴングが鳴った。しかし、俺はそのことに気付いていなかった。
「貴様!!これで終わりだ!!」
「ん?」
「アルティメットパーンチ!!」
いきなり攻撃してきたマスタングのパンチをテレポーテーションで避け、俺の前面にバリヤーを張った。
ガン!!
「かはっ!!」
すると俺の目の前でバリヤーに激突したマスタングの情けない顔が見えた。
「おや?」
そして、マスタングは力なく崩れて行き、そのまま気絶していたのだった。
一体何が起こったのかはわからない。それまで歓声に沸いていたスタジアムは一瞬で静まり返っている。みんなも何が起きたのかはわからないようだ。
1・2・3・4
レフリーがカウントを始めた。
7・8・9・10!!
カンカンカンカン!!
試合終了のゴングが鳴り響いた。
そして、スタジアムはブーイングの荒しとなっていた。因みに、何故かこの試合の中継を我がMHKが行っていたようで、今回の試合の様子を撮っていたのだった。その映像が映し出されたのだった。
そこには、解説として、辺境の剣士タマが当たっていた。モヒカンカットに口ひげ、あごひげを蓄えた独特の雰囲気を持つ彼の説明がこうだった。
マスタング選手、試合開始のゴングと共にアルティメットパンチを準備しています。アルティメットパンチとは、まず、自分の手を魔法で硬度9.99999まで高めます。更に、試合開始位置から相手選手の村人選手が立っている場所まで一気に加速、その加速と硬度を高めた手の重量を能力最大にまで高めて、一気にパンチとしてくる出す大技です。ですから、繰り出されたパンチを受けたらひとたまりもありません。
では?なぜ?マスタング選手は気絶のでしょう。
それは、ここです。ビデオを止めた瞬間は、俺はそのパンチをよけた瞬間だった。
村人はここでこのパンチをよけています。いいですか?ですから、このパンチの軸線上の壁が崩壊していますよね
そうですね
これはパンチを繰り出した時に起きた空気圧で発生したものです。それと、村人は避けた瞬間、バリヤーか何かをしているのでしょうか。マスタング選手は勢い余って村人選手のバリヤーと激突していますよね
ほれ・・・ここです
ほお・・・
そこには俺のバリヤーに激突して苦悶の表情を浮かべるマスタングの姿が映っていた。
このパンチを繰り出したときに発生した加速をここで受け止めてしまっています。その結果、マスタング選手は気絶したのです。
そうでしたか。
いやーすごい試合でしたね。ランクSRをランクDが倒すなんて前代未聞でしたね
はいその通りです
などと解説は終わったのだった。
こうして俺はこの試合に勝ったことになった。
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