目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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大魔大戦

決闘  1

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「いいよ。決闘しておいで」

「へ?」

勇者リンの一言に俺は固まっている。普通は決闘なんてことを言ったらやめろというのが筋のはず、しかし、勇者リンはにっこりとほほ笑んでさっきの一言を放ったのであった。当然、アテナガキも固まっていると思いきや

「流石、勇者様、お心が広い」

「いやーそれほどでも」

煽てられて喜んでいる。

「例えポーターと言えど勇者様の目にかなった人物、負けたりしませんよね」

アテナガキが放ったひところに、勇者リンは

「いやーぁ!!別にポーターの一人や二人いなくなっても、大丈夫だから、特にFランクの村人は即死だろうけど、あ…そうだ。村人、もしよかったら助太刀してやろうか?今なら大まけにまけて、金貨1000枚でどうだ?」

呆れた奴だ。自分の部下が死ぬかもしれないというのにそれを助けるのにお金を請求してくるとは、

「結構です」

「あ…そ…じゃ・・・生きていたら、ポーターを頼むから」

なんとも身勝手な奴だ。こうして俺はマスタングと決闘をすることになった。しかも、王女様を競うことからイスカンブールの競技場で行われることになった。


相手の名前はマスタング、王族の一人であるが地位は低い。ただ、SR級以上と言われる魔力を持っているそうだ。特に陰陽魔導と言われる。人型をした紙から魔導兵を作ったり、他人の魔法を封印したりする角界魔法に長けていたりする人物だそうだ。ただ、この情報もアテナガキからの情報だけで実際にどんな奴なのかは全く知らない。

こうして決闘当日、コロシアムと言われる闘技場にタルタル帝国の王もやってきて、会場のボルテージはMAXに達していた。

赤コーナー マスタング ギルドランクはSRだーーー!!

四角くエラがはった顔にカイゼル髭を蓄え、目はカット見開き眼光はかなり鋭い。頭は少し天然パーマっぽいのがかかっている。体系もがちがちの筋肉質だろう。鎧を着ているせいかよくわからないが金色を主体とした鎧を着ている。

次に俺の紹介が始まった。

青コーナー 村人!!! ギルドランクはDだぁああああ!!

紹介され部隊にお上がった俺を見て、フン・・・と彼は鼻で笑った。

「なんだ貴様は…本当に戦うのか?おれと」「

「その通りだが」

「冗談はやめてくれ、どう見ても一撃て死んでしまうがいいのか」

「・・・そうであったらね」

するとマスタングは、人差し指を天に突き出し

「一撃だ・・・・」

彼の行動に海上は更に盛り上がったのだった。
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