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見てるだけって気楽でいいべ!!
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それを追いかけるようにバッカス選手が走り出して・・・バックステップで戻る。
「そのまま来ればよかったのに」
フェイ選手がハイキックを放った態勢でそう呟く・・・・突っ込んで来たバッカス選手にハイキックを放ち躱されたのだ。
躱されたのも気にせずフェイ選手が踏み込みハイキック・ローキックを織り交ぜてバッカス選手には放ち続けるが、バッカス選手は体捌きでその全てを躱し続ける。
「無理はしなくていいですよ腕が使えないだろう?そのまま負けを認めようよ、俺も疲れたし」
バッカス選手がダルそうに言いながら躱し続ける。
「私はまだ闘える!!まだ負けてはいない!!」
蹴り放ち責め立てるフェイ選手のハイキックをバッカス選手がサイドステップで横に躱して一気に踏み込みフェイ選手の腹部に掌打を打ち込みフェイ選手を場外へと弾き飛ばす。
「今負けたろう?」
場外で動かなくなったフェイ選手を見下ろしてそう言った後に何も言わない審判にバッカス選手が声を掛けると審判さんが慌てたように声を上げる。
「それまで!!勝者バッカス・ルイ選手!!」
審判さんの宣言に会場中が沸き上がる。
「・・・・・・・・・・発剄系の技か」
確かアラビータの暗殺爺さんが発剄系の技を使っていたけど他に使う奴がいたんだ。
本当にびっくりしたべ!!
「ねえレンお姉ちゃん、何でフェイ選手は蹴りしかしなかったの?接近格闘戦なら打撃もやるのが普通だよね?」
試合が終わり賑わう会場の中、ガイルが不思議そうに聞いてきたんであたしは口を開く。
「フェイ選手がバッカス選手の打撃をガードしたのを覚えてる?」
「うん」
「あれで手が使えなくなったのさ」
折れてはいないだろうけど痺れて使い物にはならなかったんだろうね、だから槍も拾いに行かずに蹴りで凌ぐしかなかったんだと思う。
「そんなに強い打撃だったんだ・・・・・」
まあはたから見ればただ殴ってるだけにしか見えないかもしれないけどかなり吹き飛ばされた感じを見るとあたしが使う【鎧割り】と同等の威力があると思う。
「あれは特別な打ち方をしてるんだよ、まああたしには再現できないだろうけどね」
これは嘘、あたしはこの世界に爺さんから教えられたことを伝える気はない。
あれは人を殺すためだけの技で、それをうちの子達に教える気はない・・・・・・命の軽いこの世界で人殺しの技を広めるつもりは・・・・ない。
「そうなんだ?レンお姉ちゃんでも出来ない事をやれるなんてバッカス選手って凄いんだね」
笑顔で頷くがアイルを見て嘘をついたことに罪悪感があったけどそれを顔に出さないようにして口を開く。
「でも本当に強いよバッカス選手は、多分今回の大会で一番の攻撃力の持ち主かもしれないね」
バッカス選手はかなりの使い手だ今の時点でレコアさんとバッカス選手が飛びぬけているかな?この2人とセレーナが当たったらあんまり勝てる気がしない。
皆と話をしながら時間を過ごしていると舞台上に司会者が上がってきて声を上げる。
「お待たせしました!只今より第6試合ムーラ・ギズン選手VSフロム・リア選手の試合を始めたいと思います!」
賑わっていた会場が静かになり司会者の声が響く。
次の戦いもレベルが高いと良いな、見てるだけって気楽でいいべ!!
「そのまま来ればよかったのに」
フェイ選手がハイキックを放った態勢でそう呟く・・・・突っ込んで来たバッカス選手にハイキックを放ち躱されたのだ。
躱されたのも気にせずフェイ選手が踏み込みハイキック・ローキックを織り交ぜてバッカス選手には放ち続けるが、バッカス選手は体捌きでその全てを躱し続ける。
「無理はしなくていいですよ腕が使えないだろう?そのまま負けを認めようよ、俺も疲れたし」
バッカス選手がダルそうに言いながら躱し続ける。
「私はまだ闘える!!まだ負けてはいない!!」
蹴り放ち責め立てるフェイ選手のハイキックをバッカス選手がサイドステップで横に躱して一気に踏み込みフェイ選手の腹部に掌打を打ち込みフェイ選手を場外へと弾き飛ばす。
「今負けたろう?」
場外で動かなくなったフェイ選手を見下ろしてそう言った後に何も言わない審判にバッカス選手が声を掛けると審判さんが慌てたように声を上げる。
「それまで!!勝者バッカス・ルイ選手!!」
審判さんの宣言に会場中が沸き上がる。
「・・・・・・・・・・発剄系の技か」
確かアラビータの暗殺爺さんが発剄系の技を使っていたけど他に使う奴がいたんだ。
本当にびっくりしたべ!!
「ねえレンお姉ちゃん、何でフェイ選手は蹴りしかしなかったの?接近格闘戦なら打撃もやるのが普通だよね?」
試合が終わり賑わう会場の中、ガイルが不思議そうに聞いてきたんであたしは口を開く。
「フェイ選手がバッカス選手の打撃をガードしたのを覚えてる?」
「うん」
「あれで手が使えなくなったのさ」
折れてはいないだろうけど痺れて使い物にはならなかったんだろうね、だから槍も拾いに行かずに蹴りで凌ぐしかなかったんだと思う。
「そんなに強い打撃だったんだ・・・・・」
まあはたから見ればただ殴ってるだけにしか見えないかもしれないけどかなり吹き飛ばされた感じを見るとあたしが使う【鎧割り】と同等の威力があると思う。
「あれは特別な打ち方をしてるんだよ、まああたしには再現できないだろうけどね」
これは嘘、あたしはこの世界に爺さんから教えられたことを伝える気はない。
あれは人を殺すためだけの技で、それをうちの子達に教える気はない・・・・・・命の軽いこの世界で人殺しの技を広めるつもりは・・・・ない。
「そうなんだ?レンお姉ちゃんでも出来ない事をやれるなんてバッカス選手って凄いんだね」
笑顔で頷くがアイルを見て嘘をついたことに罪悪感があったけどそれを顔に出さないようにして口を開く。
「でも本当に強いよバッカス選手は、多分今回の大会で一番の攻撃力の持ち主かもしれないね」
バッカス選手はかなりの使い手だ今の時点でレコアさんとバッカス選手が飛びぬけているかな?この2人とセレーナが当たったらあんまり勝てる気がしない。
皆と話をしながら時間を過ごしていると舞台上に司会者が上がってきて声を上げる。
「お待たせしました!只今より第6試合ムーラ・ギズン選手VSフロム・リア選手の試合を始めたいと思います!」
賑わっていた会場が静かになり司会者の声が響く。
次の戦いもレベルが高いと良いな、見てるだけって気楽でいいべ!!
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