異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様

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第4章 色々解決したい

114 卑猥な話をしないでくださいよ

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こういう時はラノベを参考にして、今後に起きそうな事への対策を練ろう。

「例えばですけど、ギルド公認の決闘みたいなのってあるんですか?」
「決闘?! ある訳無いだろ!」
「決闘じゃなくても、手合わせとか訓練とか。ギルドが公認っていうか審判したり」
「無い無い! 外で勝手にやってるヤツは居るかもしれないが、私闘は犯罪扱いだぞ」
「国が認めればOK?」
「認める訳無いだろ! 皇帝が許可したとしても問題になるわっ!」

ふむふむ。
よくあるギルド内で戦って~みたいなのは無いと。

「あれっ? でもギルドのランクを上げるのに同レベルの人と戦うって言ってたような……」
「あれは特例。武術指南のようなものだ。兵士が訓練するのに打ち合うなって訳にはならないだろ」
「そういう扱いにして決闘する可能性は?」
「無い。ランク上げの時の相手は、出来るだけ知らない相手を選ぶ事になっている。
 だから暴れて有名になったお前の相手が決まらなかった。
 もしやるとなれば、他の地域から派遣してもらうか、お前が他の地域に行くしかない」

有名人は辛いね。なんて言う訳無いだろ!
くそっ! そういう秘密があったのか。
じゃあ今後、俺がランクを上げる場合はどこかに行かなきゃいけないのか。

「だから遺恨があるクルナが相手になる事は無い」
「絶対に? ほら、ギルド内の贔屓してる女性が手を回したり?」
「ギルドマスターの許可が必要なんだぞ? あいつがギルドマスターにならない限りは無理だ」
「逆に言えば、ギルドマスターになれば可能って事ですか?」
「贔屓するようなヤツがギルドマスターになれる訳無いだろ?」
「ギルドマスターの選出方法は?」
「各支部のギルドマスターによる合議制だが、そこの支部の職員全員の賛成も必要だ」

なるほど。
じゃあ各地の女性職員を籠絡しても無理って事か。
人望が無いとなれないんだね。

「では逆に、どうやったら合法的に決闘出来ますか?」
「……そんなにやりたいのか?」
「卑猥な話をしないでくださいよ」
「してないだろ!」
「冗談ですって。
 俺はしたくないです。なので回避する為に聞いてるんですよ」
「合法的には無理だ」
「非合法なら?」
「それこそ無数にあるだろ。
 例えば、大事な物を盗み『返して欲しければ決闘しろ』と言うとかな。
 拉致して『帰りたければ俺を倒して行け』とか」

あ~、そういう話ってありそう。
で、主人公が勝つと、実は茶番でしたー、実力を計ってましたー、とか言われたり。
主にギルドマスターとか学園長とかの偉い人がやるパターン。
で、主人公は「お眼鏡にかなったかな?」とか言ったりして許すんだよね。
俺ならそんな事までして実力を調べようとするヤツなんか絶対に許さないけど。
そいつらと和解なんか絶対にしないし、要請や依頼なんか完全拒否するわ。
許す主人公って、お人好しを通り越して異常だもんな。
おっと思考が逸れた。

「じゃあケンカを売られたり訓練を申し込まれたりしたら、国に泣きつく事にします」
「なんか情けない言い方だが、間違ってないな。そうしろ」
「ちなみにどういう罪になります? 刑は?」
「斬りつければ傷害罪だ。騒乱罪や私闘罪にもなるな」
「へ~」
「罪の重さは色々だが……まぁ軽くて罰金、重ければ処刑もありえる」
「すご~く差がありますね」
「そりゃそうだろ。決闘を申し込んだくらいで処刑する訳無い。
 だが斬りかかれば傷害だからな。相手が怪我でもすれば重くなるし殺してしまえば処刑される」
「俺、怪我しませんけど?」
「そうだったな……。
 まぁその場合、普通なら致命的な攻撃をしたかで決まるだろう」
「具体的には?」
「頭や首を狙ったとか、複数人で取り囲んで斬りつけたとか」

なるほど。

「その場合ですけど、反撃したら俺も罪になります?」
「相手の武器を奪うくらいにしておけ。
 お前の場合、過剰防衛になりそうな気がする」
「……可能性ありますね。じゃあなるべくお偉いさんと一緒に居るようにします。
 目撃者になってもらいたいですから」
「おう。それがいい。だが、俺は止めてくれよ? 忙しいんだからな?」

ちっ、予防線を張られてしまった。
巻き込んでやろうと思ってたのに。
しょうがない、宰相さんを巻き込もう。
なんせ国のナンバー2。目撃者としては最適!
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