異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様

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第4章 色々解決したい

113 特殊なフェロモン?

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部屋に通されて話をされた。
内容は『栄光の星』の事。ほら、ハーレムパーティーだよ。

これがまた驚くような内容だった!

まず主人公、いや違う、リーダーのクルナ(男)は治療も終わり冒険者に復帰。
これは良い。問題無い。
問題は女性陣だ。

死んだ2人はすぐに埋葬されたそうだ。
全身火傷のアイウンって人も結局は亡くなって、同じ所に埋葬したらしい。
ベルドさんが俺のポーションを与えたはずなんだが、なんで死んだのだろう?

左腕を失ったバルって人と、ルルは右足を失ったルルって人は引退。
これが驚きなんだけど、リーダーから離れていったそうだ。
ハーレムなんだからリーダーが面倒を見ると思うじゃん!
なんでも「クルナの迷惑になるから」という理由で離れたそうだ。
リーダーの主人公的な能力はスゲーと驚くわ。

しかも! このリーダーは普通の人とは感覚が違うようで。

もし俺がその立場なら、部位を失ったうえに出ていかれたら失意のどん底だろう。
探しに行って連れ戻すかもしれない。養うのは間違いないだろう。

だが、そんな事は無かった。
「こんな姿を見られたくない」「迷惑をかけたくない」こんな言葉を飲み込んだのだ!
そして「原因の俺が側に居たら休まらないだろう」とまで言ったらしい!

んで、現在。
1人で冒険者をやってるかと思いきや、もう既に3人の女性がパーティーに加入しているそうなのだ!
その女性達は前の女性達の事も知った上で加入しているとの事。
なんでも「私は強いから大丈夫」「負けないよ!」等、強気な発言までしているとか。

絶対に能力か何かで洗脳していると思う。
特殊なフェロモンとか。

だって無謀なリーダーだよ?
好きだからって命まで賭けられないだろ?
しかも両思いならまだ理解出来るけど、ハーレムだぜ?
ないわー。自虐的すぎる。


「ところで、何でこんな話を俺に?」
「お前が関係するからだ」
「関係? ああ、報酬ですか?」
「ちょっと違う」
「どういう事ですか?」
「クルナに恨まれている」
「…………は? 何で?」
「俺の考えじゃないぞ? クルナの考えだからな?
 まず、助けに来るのが遅かった」
「いやいや! 居る事すら知らなかったじゃないですか!」
「まぁ聞け。
 次に、渡されたポーションでアイウンが治らなかった」
「全身火傷を治療出来る薬があるんですか?」
「あるっていう噂だけどな。だが持ってないだろ?」
「持ってませんよ。なのに俺が悪いんですか?」
「そうらしいぞ。
 で、最後に、治療費を請求した。ついでに言えば獲物も手柄も横取りした」
「そういう契約しましたやん! そこはベルドさんが恨まれる所じゃないですか!」
「ちゃんと説明はした。それを聞いた上でお前が悪いらしい」
「何でですか!!」
「あいつは良く言えば正義感に溢れて行動力があり人を惹き付ける所がある。
 逆に悪く言えば、自分の中にある善悪で判断し、それを他人にも強要する所がある。
 キョウヤは最初にモメただろ? あれ以来クルナの中では、キョウヤは悪に分類されてるんだろ」
「ベルドさんは?!」
「俺はギルドの人間だからどちらでも無いって思われてるっぽいな」
「どういう事?!」
「俺が言ったんじゃないぞ? 周囲の人間が聞いたらしい事だからな?
 俺は『キツイ事を言うが、冒険者の事を考えて言ってるだけ。ギルドの方針に従ってるだけ。本来は優しい人』らしい」
「なにそれ! ズルい! 何したんですか! 賄賂でも渡したんですか?!」
「人聞きの悪い事言うな! 何もしてないわ!
 あいつを贔屓した事も無いし、他のヤツと対応も同じだ!」

ナニソレー。インチキー。ズルー。

「とにかく! ケンカを売られるかもしれないが、買うなよ?」
「買いませんよ」
「取り巻きの女が仕掛けてくる可能性もある。気をつけろよ」
「新規参入者でしょ?! 顔も名前も知らないのに、注意のしようが無いですって!」
「簡単な方法があるぞ?」
「えっ? マジですか?! 教えて下さいよ」
「その格好を止めればいい。誰も顔を知らないから顔を出してれば逆に見つからないぞ」

確かに!
だが断る!
ケンカを売られる可能性があるってのに、絶対防御を外す訳ないでしょ!

も~、迷惑だなぁ。
しばらく遠征にでも出るかなぁ?
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