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外伝 センバは続く
わたちのゆくみち 9
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よーくさまのおとなりにすわり ままたちもいっしょに おちゃをします。
「実は昨日さ、エクリューシ様から連絡があってさぁ」
よーくさま、いいおこえでしゅ。
「エクリューシって、誰だっけ?」
「エミリオに忘れられてるぅ!同い年の元第三王子殿下だよ」
「ああ、ヘドロ!で、どうしたって?」
「相談したいことがあるから、今日家に来て欲しいとか言われたんだけどさ、昨日の今日でいきなり人を呼びつけようとするって、あの人も変わってないよね!
僕は君の側近と言う名の従者じゃねぇっつーの!」
むむむ、よーくさまをふゆかいにさせるやつがいるのでしゅ?あんじゅが せいばいしましゅ?
「オージーと一緒になったのではないの?」
「なったなった。
オージーが上手に転がしてたんだけどさ、今、オージーも妊娠してるんだよ。しかも、かなり具合が悪いみたいでね、実家に帰ってるんだって。
だから、エクリューシ様が野放しになってて、っていうか、あの人、無駄に正義感強かったじゃん?
王都の治安部隊に入って、より一層拗らせてるみたいでさぁ、オージーが一緒の時は、うまくそれを誘導して使ってたみたいなんだけど、ストッパーがいないじゃん?
で、どうやら、今、王都で子供の誘拐事件が多発してるみたいでさぁ、それを調べてる最中にオージーの具合が悪くなって、妊娠が発覚してちゃったんだって。
オージーは私と子供を心配してくれないの、って、家に縛り付けようとしたんだけど、具合悪い人の隣にいても自分に出来る事はない、これから生まれてくる子供のために、王都の平和は自分が守る!って、妙に張り切っちゃってるんだって。
なんで僕がこんなに知ってるかというと、
アレに任せたら捕まるものも捕まらん、って、オージーの父親のブライン侯爵様がうちの父親達と連携してんのさ。
エクリューシ様ってば無駄にキラキラしいし、声はでかいし、目立ちたがりだし、いろいろ筒抜けじゃん?
だからそれを囮に、あぶり出ししてんだよねー。それを手伝わされてる」
「それをここで言っていいのか?!」
「だってココ、センバの屋敷だもん。王都で一番安全じゃん!ね、アンジュちゃんも、お屋敷安心だよねー!」
「あい!ここはあんぜんあんしんでしゅ!よーくさまのおやしきは、あんしんじゃないですか?」
「んー、安心じゃないっていうか、王都の屋敷は、ほぼほぼ職場だからねー」
「じゃぁ、あんしんなうちにしゅみましゅか!」
「アンジュ、ヨークは我が家で暮らさないわよ…」
「ああ、しゅみましゅか、は、住みますか、なのね。うんうん、住んだら楽しそうだねー」
「じゃぁ、いっちょにくりゃちましゅ!!」
「??」
「一緒に暮らしません!!」
「んー?別に客室余ってるから、泊まってけば?」
「お兄様?!」
「きゃー、ちょいね、どうちん、きしぇいじゅじゅちゅで、よーくしゃまはあんじゅのもの!」
「寄生呪術?!なんか僕に取り憑かせるの?!アンジュちゃん、それは止めて?!」
「ぶぅ、だめでしゅか?」
「上目遣いでもダメなものはダメです。呪術なんて恐ろしいものに手を出してはいけません!」
「あい、よーくさまのヤなことは、ちません!」
「よしよし、アンジュちゃん、わかってくれて嬉しいよ!」
よーくさまは、あたまをなでてくれました。
「微妙に意味がズレてても会話が成立したな?」「ある意味、すごいですわ」
ままとりおじしゃまが、なにか、なっとくしてます。
「とりあえず、今日は帰るかなー。この後、エクリューシ様に何を相談されるか、父親達にも報告しなきゃねー」
よーくさま、かえっちゃうんですね、ってぱぱ?
「なんか、玄関の方が騒がしいな?見てこよう」
ぱぱがせきをたったところで、はじかみがきまちた。
「ああ、シラヌイ様、それからエミリオ様。ご歓談中、大変申し訳ございませんが、はた迷惑な方が門前で騒いでおります。
シメていいですか?いいですね?」
「待て、ハジカミ!!いい笑顔で言い切るな!誰が来た、って、もしや…」
りおじしゃまがよーくさまをみます。
「え?…ええぇ?!まさか、エクリューシ様、ここに来たの?!僕、センバに行くなんて知らせてないよ?!」
よーくさまが、きゅうにたちあがりました。
「はい、ヘドロです。ヘドロ。
なんでも、バストン家に行って〝ヨークと会う約束している〞と言ったら、
門番に〝そんなはずない、ヨーク様は今日はセンバと約束してる〞と言われて、こっちに来たそうです」
「うちの門番が申し訳ない…厳重注意しておく…
すまない、用があるのは僕だろう。引き取りながら帰るとするよ」
あたまをかかえるよーくさま、かえっちゃうの?!
「しかたない、お前が俺達の歓談を邪魔したぞと、知らしめる意味で、全員で見送ろう。
嫌味ったらしく、睨み付けてやろう。
ああ、そうだ、アンジュ、ヨークに抱っこされて行け。
そんでもって〝ヨークさまに、せっかく遊んで貰ってたのに、帰っちゃうの?〞って、悲しげに言ったら、さすがのヘドロでも幼子の楽しみを奪ったって、反省しねぇかな?」
よーくさまのだっこのためなら、あんじゅは、ぶたいじょゆうになりましゅ!
そして、よーくさまのみおくりに、みんなでもんのまえまでいきます。
ええ、あんじゅは、よーくさまにだっこされてます!これぞまさにしふく!!
だきついて、かえっちゃイヤと、だだをこねようとしたら、
「あああーーーー!!!丁度いいのがいるじゃないか!!!」
にゃんでしゅか、ひとを ゆびさしちゃいけにゃい、って、あんじゅでさえ、あんにおそわりましたよ!
「実は昨日さ、エクリューシ様から連絡があってさぁ」
よーくさま、いいおこえでしゅ。
「エクリューシって、誰だっけ?」
「エミリオに忘れられてるぅ!同い年の元第三王子殿下だよ」
「ああ、ヘドロ!で、どうしたって?」
「相談したいことがあるから、今日家に来て欲しいとか言われたんだけどさ、昨日の今日でいきなり人を呼びつけようとするって、あの人も変わってないよね!
僕は君の側近と言う名の従者じゃねぇっつーの!」
むむむ、よーくさまをふゆかいにさせるやつがいるのでしゅ?あんじゅが せいばいしましゅ?
「オージーと一緒になったのではないの?」
「なったなった。
オージーが上手に転がしてたんだけどさ、今、オージーも妊娠してるんだよ。しかも、かなり具合が悪いみたいでね、実家に帰ってるんだって。
だから、エクリューシ様が野放しになってて、っていうか、あの人、無駄に正義感強かったじゃん?
王都の治安部隊に入って、より一層拗らせてるみたいでさぁ、オージーが一緒の時は、うまくそれを誘導して使ってたみたいなんだけど、ストッパーがいないじゃん?
で、どうやら、今、王都で子供の誘拐事件が多発してるみたいでさぁ、それを調べてる最中にオージーの具合が悪くなって、妊娠が発覚してちゃったんだって。
オージーは私と子供を心配してくれないの、って、家に縛り付けようとしたんだけど、具合悪い人の隣にいても自分に出来る事はない、これから生まれてくる子供のために、王都の平和は自分が守る!って、妙に張り切っちゃってるんだって。
なんで僕がこんなに知ってるかというと、
アレに任せたら捕まるものも捕まらん、って、オージーの父親のブライン侯爵様がうちの父親達と連携してんのさ。
エクリューシ様ってば無駄にキラキラしいし、声はでかいし、目立ちたがりだし、いろいろ筒抜けじゃん?
だからそれを囮に、あぶり出ししてんだよねー。それを手伝わされてる」
「それをここで言っていいのか?!」
「だってココ、センバの屋敷だもん。王都で一番安全じゃん!ね、アンジュちゃんも、お屋敷安心だよねー!」
「あい!ここはあんぜんあんしんでしゅ!よーくさまのおやしきは、あんしんじゃないですか?」
「んー、安心じゃないっていうか、王都の屋敷は、ほぼほぼ職場だからねー」
「じゃぁ、あんしんなうちにしゅみましゅか!」
「アンジュ、ヨークは我が家で暮らさないわよ…」
「ああ、しゅみましゅか、は、住みますか、なのね。うんうん、住んだら楽しそうだねー」
「じゃぁ、いっちょにくりゃちましゅ!!」
「??」
「一緒に暮らしません!!」
「んー?別に客室余ってるから、泊まってけば?」
「お兄様?!」
「きゃー、ちょいね、どうちん、きしぇいじゅじゅちゅで、よーくしゃまはあんじゅのもの!」
「寄生呪術?!なんか僕に取り憑かせるの?!アンジュちゃん、それは止めて?!」
「ぶぅ、だめでしゅか?」
「上目遣いでもダメなものはダメです。呪術なんて恐ろしいものに手を出してはいけません!」
「あい、よーくさまのヤなことは、ちません!」
「よしよし、アンジュちゃん、わかってくれて嬉しいよ!」
よーくさまは、あたまをなでてくれました。
「微妙に意味がズレてても会話が成立したな?」「ある意味、すごいですわ」
ままとりおじしゃまが、なにか、なっとくしてます。
「とりあえず、今日は帰るかなー。この後、エクリューシ様に何を相談されるか、父親達にも報告しなきゃねー」
よーくさま、かえっちゃうんですね、ってぱぱ?
「なんか、玄関の方が騒がしいな?見てこよう」
ぱぱがせきをたったところで、はじかみがきまちた。
「ああ、シラヌイ様、それからエミリオ様。ご歓談中、大変申し訳ございませんが、はた迷惑な方が門前で騒いでおります。
シメていいですか?いいですね?」
「待て、ハジカミ!!いい笑顔で言い切るな!誰が来た、って、もしや…」
りおじしゃまがよーくさまをみます。
「え?…ええぇ?!まさか、エクリューシ様、ここに来たの?!僕、センバに行くなんて知らせてないよ?!」
よーくさまが、きゅうにたちあがりました。
「はい、ヘドロです。ヘドロ。
なんでも、バストン家に行って〝ヨークと会う約束している〞と言ったら、
門番に〝そんなはずない、ヨーク様は今日はセンバと約束してる〞と言われて、こっちに来たそうです」
「うちの門番が申し訳ない…厳重注意しておく…
すまない、用があるのは僕だろう。引き取りながら帰るとするよ」
あたまをかかえるよーくさま、かえっちゃうの?!
「しかたない、お前が俺達の歓談を邪魔したぞと、知らしめる意味で、全員で見送ろう。
嫌味ったらしく、睨み付けてやろう。
ああ、そうだ、アンジュ、ヨークに抱っこされて行け。
そんでもって〝ヨークさまに、せっかく遊んで貰ってたのに、帰っちゃうの?〞って、悲しげに言ったら、さすがのヘドロでも幼子の楽しみを奪ったって、反省しねぇかな?」
よーくさまのだっこのためなら、あんじゅは、ぶたいじょゆうになりましゅ!
そして、よーくさまのみおくりに、みんなでもんのまえまでいきます。
ええ、あんじゅは、よーくさまにだっこされてます!これぞまさにしふく!!
だきついて、かえっちゃイヤと、だだをこねようとしたら、
「あああーーーー!!!丁度いいのがいるじゃないか!!!」
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