《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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外伝 センバは続く

わたちのゆくみち 8

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わたちしは かちゅぜつを がんばりまちた!
きをぬくと しゅ、すぐもどりますが、よーくさまも ききとって くだしゃるはずでしゅ!
カーテシーもがんばりまちた。
ままが「体幹が素晴らしいわ!」ぱぱが「さすが俺の娘」ってほめてくれまちた。

そして、りおじしゃ、さまが、ほんとうによーくさまをよんでくれまちた!
きょうはよーくさまがくりゅひです。おめかちしましゅ!

「アンジュお嬢様!ここにいたんですか?!って、奥様の口紅を使うのはまだ早いです!お嬢様の自然な可愛さの方がヨーク様もお好みのはずです!」
「よーくさま、ぽってり、このみじゃない?」
「ええ、口紅もチークも必要ありません!このアンがお嬢様の可愛らしさを最大限に引き出してご覧に入れます!アンを信じて!さぁ、それをこちらに!」
「あい!あんをしんじるわ!」
「ようございました。まずはお顔を拭き、っていうか、口紅は粘土遊びじゃありません!もー、お口にどうやって盛ったんですか?!はい、お手々お出しくださいませ!
誰ですか!桃色チークとぽってり唇が今の流行り、とか言ったの!アンジュお嬢様がオカメインコになったじゃないですか!!」
あん、おかめいんこって、なに?



「アンジュちゃん、お招きありがとう!今日も可愛いね!!」
よーーくしゃまぁ!あんじゅはかわいいでしゅか!あんをしんじてよかったぁ!!

「アンジュ、ヨークに練習の成果を披露したら?」
は!そうでしゅ。このひのために、かーてしーをかんぺきにしました! 

「よーくさま、ようこそおこしくだしゃいました!あんじゅ・せんばでしゅ!」
「おおぉ!さすがセンバ。姿勢が良い!ご丁寧な挨拶ありがとうございます。ヨーク・バストンです。よろしくおねがいします」
「よーーくしゃまぁ!!わたち、ものすごくよろちくしますぅ!!」
「グフッ」
「アンジュぅぅ!ママとお約束したわよね!黒髪以外はタックル禁止って!!両手を広げて抱っこを待つお約束だったわよね?!ヨーク、無事?!」
にゃ!よーくさまがひざをついてしまった!

「娘のタックルを受け止められんヤツに、娘はやらん!!」
「ライ?!アンジュの邪魔しないの!」
「うん、俺もイチイのタックルなんて受け止めたことないぞ?」
「ハイ!どっちかっていったら、イチイがリオ様をお姫様抱っこします!!」
にゃるほど!
あんじゅが、よーくしゃまをおひめさまだっこしましゅ!

「アンジュちゃん?!待って待って待って!僕を抱っこしようとしてるの?!」
あい、ふとももと、こしに、は、てがとどきましぇんね?

「アンジュ、まだ無理よ!腕の長さが足りないわ!」
「ディ?!問題はソコじゃない!」
「ちっちゃい手が、指が!お尻の肉を摘まんでて痛いんですけど?!え、お尻持ち上がるの?!待って!いや、足ついてるけどさ、2歳児に抱っこされようとしてる僕の尊厳は?!」
「アンジュ、離せ!ヨークが抱っこしてくれるってよ!」
「あい!!抱っこ!!」
「エミリオ、助かった!」
よーくさまのしょうめんにまわって、てをひろげます。

「あ、うん、わかった。とりあえず、大人しく僕に抱っこされてて?
って、シラヌイ様、殺気飛ばさないでくれない?本気で死にそうなんだけど!」
ぱぱ、まだわたちのじゃまをするの?!

「この程度の殺気でビビるやつに娘はやれん!」
「にゃら、よーくしゃまは、わたちがまもる!!」
りょうてをひろげて、ぱぱから、がーどします。

「アンジュはパパが守るぞ?」
「じゃぁ、よーくしゃまも、ぱぱがまもってね!」
なら、あんしんでしゅね!

「よし、任せろ!あれ?そうなるのか?」
「ライ、アンジュに言い負かされてるわ…」
「2歳児に守られてるヨークもどうかと思うぞ?」
「センバは守って、与えてナンボですから!ヨークも安泰だね!」
「イチイ夫人?!ねぇ、待って、僕の未来確定してる?!
いやまだ2歳児だよ、あと5年もしたら、姪っ子みたく僕のことなんてどうでもよくなるって、ねぇ?」

「「「「センバを甘く見るなよ?!」」」」

「大人が全員声を揃えてる?!」


よーくさま、あせってますけど

どうでもよくなんて、なりましぇんよ?
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