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チィちゃん、夢のキラキラ学園生活
飼えないものは拾っちゃダメ
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「エミリオ様、えーっと、お客様?が…」
ハジカミがおずおずとお兄様に声をかけてきました。
「客?俺に?」
お兄様がコテンと首をかしげた所に
「エミリオ!イチイ!あのエクリューシって殿下、バカなの?!」
そう怒鳴って飛び込んで来たのは、
「「ユラ?!」」「バカはお前だ…」「アレを俺達はヘドロと呼びます」
チィちゃん、フーティ様がビックリして叫ぶと同時に、ライ様が頭を抱え、お兄様が無の表情で通称を教えています。
「ヘドロ?!あ!フーティも居る!ちょうど良かった!お茶会?ちょっと私も交ぜて!
ってか聞いてちょうだい!!いや、聞くべきよ!!!
あ、走って喉渇いちゃった、ゴメン、お茶くれる?!!」
怒涛の勢いでやってきて、フーティ様の隣に陣取るユラ様。
すかさずセリがお茶を出し、ごきゅごきゅっと飲み干します。
「ふー、ありがとう!」
「ユラ、さすがに淑女として有り得ないわ」
フーティ様が苦言を呈します。
「そうね、ごめんなさい、でもね、急いで、いっっそいで知らせる必要が有ったのよ!淑女を脱ぎ捨てる程の事よ!!」
「ちょっと待った!一応、知らない人のために紹介すると、この騒がしいのはユラ・センバ。
ライ様の妹で、センバ商会を手伝うのに色んな国を回ってます。
ギーニー様と同い年だけど、去年1年間は帝国に居たため休学、今年からまたこちらに戻って来るそうです。
はい、どうぞ、続けて」
お兄様がユラ様の言葉を遮って、皆に紹介します。
「はい続けて、って、私の扱い雑過ぎない?!あら、ギニタス・マンドル侯爵令息も居るのね?ん?お揃いの服?あら、貴女達いい感じなの?あれ?それこそフーティは殿下の婚約者候補じゃなかった?」
「ええ、そうなの。イロイロあって、それは個人的に後日説明するわ。先に貴女の用件を教えてちょうだい?」
優雅に仕切るフーティ様。さすがです。
「そうよ!ここに居るのはきっと高位貴族の令息令嬢達よね?
ならば知っておくべきよ!
厄介な事になったわ。
何故か、エクリューシ殿下が、って名前長いわね。殿下で良い?
帝国の学園では、夏の長期休暇に入る日に、サマーパーティーがあるのよ。それに出るためなんでしょうね?何でアレが?とは思ったけど、年が近いからかしら?ちなみに、皇太子殿下はミズキと同い年。イチイからしたら3つ年上ね。
で、殿下が帝国に来ていたのよ。
実は、エミリオと同い年のクソ聖女もどきが皇太子殿下にちょっかいかけてて、聖女候補筆頭らしくて、皇太子殿下も無碍に出来なくて、素晴らしい婚約者が居るにもかかわらず、えっらい引っ掻き回したのよ!!ふざけるな、クソ花畑聖女もどき!!
で、ソイツがサマーパーティーにいて、
何故か、な・ぜ・か!
こっちの殿下と意気投合して、是非ともって、この国に連れて来たんですって!!
クソ花畑聖女もどきも、ちやほやしてくれる顔の良い殿下にご機嫌で、この国で私の力を発揮したいとかなんとか調子の良い事言って、王城で世話になってるらしいわ。腐っても聖女候補なんだろうに、何故王城?!教会はどうした?!
あんなもん拾って来るなぁ!!」
怒涛の勢いでしゃべり切ったユラ様は机をドンと叩いて立ち上がります。
「「えーー……」」「聞いてない…」「僕達側近をまた無視…」
フーティ様たち4人は頭を抱えます。
「自分の手に余るモン、また拾って来たのかよ…」
お兄様は額に手を当て天を仰ぎます。
「フフ、フフフ。殿下?私から逃げようなどと…」
「オージー!!だめよ!まだ違うわ!!帰って来て!!」
「ッハ!!いけない、いけないわ!」
ナターリエ、ファインプレーですわ!
「え?無視しましょう?」
チィちゃん、おっしゃる通りなんだけどね?
新学期、学園通いたくないんですけど?
ハジカミがおずおずとお兄様に声をかけてきました。
「客?俺に?」
お兄様がコテンと首をかしげた所に
「エミリオ!イチイ!あのエクリューシって殿下、バカなの?!」
そう怒鳴って飛び込んで来たのは、
「「ユラ?!」」「バカはお前だ…」「アレを俺達はヘドロと呼びます」
チィちゃん、フーティ様がビックリして叫ぶと同時に、ライ様が頭を抱え、お兄様が無の表情で通称を教えています。
「ヘドロ?!あ!フーティも居る!ちょうど良かった!お茶会?ちょっと私も交ぜて!
ってか聞いてちょうだい!!いや、聞くべきよ!!!
あ、走って喉渇いちゃった、ゴメン、お茶くれる?!!」
怒涛の勢いでやってきて、フーティ様の隣に陣取るユラ様。
すかさずセリがお茶を出し、ごきゅごきゅっと飲み干します。
「ふー、ありがとう!」
「ユラ、さすがに淑女として有り得ないわ」
フーティ様が苦言を呈します。
「そうね、ごめんなさい、でもね、急いで、いっっそいで知らせる必要が有ったのよ!淑女を脱ぎ捨てる程の事よ!!」
「ちょっと待った!一応、知らない人のために紹介すると、この騒がしいのはユラ・センバ。
ライ様の妹で、センバ商会を手伝うのに色んな国を回ってます。
ギーニー様と同い年だけど、去年1年間は帝国に居たため休学、今年からまたこちらに戻って来るそうです。
はい、どうぞ、続けて」
お兄様がユラ様の言葉を遮って、皆に紹介します。
「はい続けて、って、私の扱い雑過ぎない?!あら、ギニタス・マンドル侯爵令息も居るのね?ん?お揃いの服?あら、貴女達いい感じなの?あれ?それこそフーティは殿下の婚約者候補じゃなかった?」
「ええ、そうなの。イロイロあって、それは個人的に後日説明するわ。先に貴女の用件を教えてちょうだい?」
優雅に仕切るフーティ様。さすがです。
「そうよ!ここに居るのはきっと高位貴族の令息令嬢達よね?
ならば知っておくべきよ!
厄介な事になったわ。
何故か、エクリューシ殿下が、って名前長いわね。殿下で良い?
帝国の学園では、夏の長期休暇に入る日に、サマーパーティーがあるのよ。それに出るためなんでしょうね?何でアレが?とは思ったけど、年が近いからかしら?ちなみに、皇太子殿下はミズキと同い年。イチイからしたら3つ年上ね。
で、殿下が帝国に来ていたのよ。
実は、エミリオと同い年のクソ聖女もどきが皇太子殿下にちょっかいかけてて、聖女候補筆頭らしくて、皇太子殿下も無碍に出来なくて、素晴らしい婚約者が居るにもかかわらず、えっらい引っ掻き回したのよ!!ふざけるな、クソ花畑聖女もどき!!
で、ソイツがサマーパーティーにいて、
何故か、な・ぜ・か!
こっちの殿下と意気投合して、是非ともって、この国に連れて来たんですって!!
クソ花畑聖女もどきも、ちやほやしてくれる顔の良い殿下にご機嫌で、この国で私の力を発揮したいとかなんとか調子の良い事言って、王城で世話になってるらしいわ。腐っても聖女候補なんだろうに、何故王城?!教会はどうした?!
あんなもん拾って来るなぁ!!」
怒涛の勢いでしゃべり切ったユラ様は机をドンと叩いて立ち上がります。
「「えーー……」」「聞いてない…」「僕達側近をまた無視…」
フーティ様たち4人は頭を抱えます。
「自分の手に余るモン、また拾って来たのかよ…」
お兄様は額に手を当て天を仰ぎます。
「フフ、フフフ。殿下?私から逃げようなどと…」
「オージー!!だめよ!まだ違うわ!!帰って来て!!」
「ッハ!!いけない、いけないわ!」
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「え?無視しましょう?」
チィちゃん、おっしゃる通りなんだけどね?
新学期、学園通いたくないんですけど?
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