《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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チィちゃん、夢のキラキラ学園生活

お茶会は女の戦場です

「うん、オージー様しかヘドロの引き取り手は居ないよなぁ」
「「「「うん」」」」
お兄様の言葉に全員がうなずきます。

「ちなみにですが、魔物が湧いたあの決闘から、殿下に変化は?」
一応聞いてみます。

「そうよ!あれ以来貴方達学園に来ないと思ったら、センバに養子認める代わりに退学ってなんなの?!
平民にも〝王族に関わるな危険〞って噂が出たほどですわ!思い出したら怒りが再燃しましたわ!」
フーティ様が怒ってくれています。

「決闘は無効試合なのに、両方の主張をという〝自称スバラシイ采配〞らしいですよ?」
お兄様が苦笑いしながらいうと

「無様な試合をしたのはそっちなのに、上から?!」「さすが王家」「変わらないなぁ」
フーティ様がプリプリしながら、ギーニー様、ヨーク様が遠い目で答えると

「いや、殿下の考えじゃないよな?」「オツムの可愛い殿下には無理ですわ」「ムキーーー!」
イーリー様の疑問にオージー様がディスりながら答え、
ナターリエ、何に怒ってるのかちょっと微妙よ?

「なので、これ以上センバを怒らせたら学園の危険がアブないと判断した学園長が、担任の先生に相談した結果、の双子を退学、の双子を編入させる事にしたそうです。
なので、俺達今年度からまた皆さんと一緒に通う事になります。よろしくお願いします」

「「「「先生!さすが!!」」」」

「実際、先生が中立の立場でいてくれるのは有難いです。王家寄りなら、まぁ、それはそれで学園に来ないだけですけどね?」
お兄様が苦笑いしながら言うと

「それはセンバ自体が王都に来なくなるから!物流が滞るわ!」
フーティ様が焦ったように言いますが

「まぁ、個別に仲良い皆様とは、領地同士お付き合いがあるから大丈夫なんじゃないですかね?」
含み笑いのお兄様に、フーティ様とギーニー様が考え込みます。

「……ねぇ?ここはぶっちゃけていい場所よね?皆、裏切らないわよね?」
「「絶対に裏切らない!」わ!」
フーティ様の言葉に即反応するイーリー様とオージー様に

「…センバとセンバ夫人のアイシア家、フーティのライド家を敵に回して生き残れるはずがない」「だよねー!」
ギーニー様とヨーク様の掛け合いが絶妙です。
ええ、次世代は安泰ですわ!

「…何があったの?センバ?領地のお付き合い?…ねぇ?独立するとか言わないわよね?」
フーティ様が意を決したように聞いてきます。

「ふふ、ふふふふふ」
「恐いんですけど!?!!」
フーティ様にもツッコミの才能ありますわね!

「本家と分家と言うことで、ディとライ様の婚約はそのまま継続されたそうです。
でも。
俺とイチイは、婿養子の準備のための養子縁組で、結婚出来る年齢になったら婚姻を認める、だそうです」
「「「「…は?」」」」「お兄様、意味がわからないです」
ナターリエは素直に意味を聞きます。

「義理とはいえ、兄と妹の婚約は認めない、結婚出来るようになったら認める。
結婚出来る年齢になるまで婚約者がいないことになる。
横やりを入れる気満々じゃねぇ?
センバと繋がりが出来る、高位貴族の礼儀が出来る俺を、王命出して他国に売ろうとしてないか?
って母上は言うんだよねぇ。
そうなったら、センバは、ねぇ?」

「センバ、って言うかイチイ嬢が黙ってないよね?!
あの魔物との戦いっぷりを目の当たりにしてまでそれをヤル?!」
「国が滅びるぞ?!」
ヨーク様の叫びにイーリー様も反応します。

「チィちゃん!そうなったら一緒に世界を滅ぼしましょう!!」「ハイ!!」「俺も許さん」
「「「ユーディリア嬢?!」」」

「世界じゃなく、密約を結んだ王家と相手国のトップだけにしてちょうだい!!
ええ、ええ、貴女達なら!!本当の意味で物理的に更地が可能でしょうね!」


フーティ様から、局地的滅亡の許可がおりましたわ!!
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