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明日が有る、という幸せ
あああ、ついに
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シン、と会場が静まります。
お兄様に注目が集まります。
「発言の許可を頂けますか?」
お兄様がもう一度、手を上げ、国王に向けて言い放ちます。
しかし、目を反らした国王、
「これは決定事項である。さぁ、夜会を始めようではないか!」
お兄様を無視し、無理やり夜会を始めようとした国王に、ざわざわと会場が揺れました。
「国王!ブライン侯爵家としてお聞きしたい!
我が娘、オージーヌは、エクリューシ殿下の婚約者としてナターリエ・エアトル嬢を、尚且つエクリューシ殿下をも支えよ、と言われていた!
我が娘は!!ナターリエ嬢はどうなる!!!」
いきなり叫び出したのはブライン侯爵家のご当主様です。
「いきなり王族の言葉に割り込むなど、侯爵家としてあるまじき行為だが、まぁ、子を思う親と思って許そう。
ナターリエ・エアトル嬢は、未だエクリューシの婚約者候補であった。
オージーヌ・ブライン嬢の献身も虚しく、高等学園に入学する年まで待っても、婚約者として満たせなかった。
それだけの事よ。
ブライン嬢、これまでの働き、大義であった。
以上だ!
さぁ、未来に向けて、今宵は素晴らしい夜会としようではないか!」
宰相が、慌てて音楽の指示を出します。
音楽隊も、ええええ?って顔をしてますが、指示に従わない訳にいきません。
最初の音が、ピファっとハズレましたが、音を出してしまえば落ち着いたのか、ご自分達の仕事をなさいます。
ブライン侯爵様、拳を握り締めて震えておいでです。
…ええ、馬鹿にしまくってますわ。
他国の外交官も呼んでいるって言いませんでした?
こんな醜態を、高位貴族を馬鹿にした態度を晒して大丈夫だと、何故思えるのでしょう??
もう、ヒソヒソ話がそこら中に蔓延してます。
王家に挨拶に行くのは高位貴族が先、と聞いていたのですが、アイシア公爵様はお兄様と内緒話中、そして、フーティ様のライド公爵家も誰も動きません。
他に公爵家が2つあったはずですが、
って、おや?チィちゃん?!
「チィちゃん?!!」
チィちゃんがガタガタ震えています。
「大丈夫、チィちゃん?!お兄様!!チィちゃんが!チィちゃんが!!」
チィちゃんの背中をさすりながらお兄様を呼びます。
「え?イチイ?!!どうした!!」
お兄様が駆け寄って来ます。アイシア公爵様も一緒に来ました。ハジカミは回りを警戒しています。
「ああああああああああ…!!!」
チィちゃんが頭を抱えてうずくまってしまいました。
「イチイ?!!退場しよう、イチイ、歩けるか?イチイ?!抱き上げるぞ?良いな?
ハジカミ!ディだけココに置いていけない。一緒に来い!」
「ハイ!」「もちろん一緒に参りますわ!!」「私も行こう」
公爵様も付いて来てくださるそうです。王城ですからね、助かります、安心です。
お兄様がチィちゃんを抱き上げようとした時
「あああ、リオ様、どうしましょう、どうしましょう、始まってしまいました…」
チィちゃんがお兄様にしがみついてきました。
「どうした、イチイ?何が始まった?」
お兄様がチィちゃんの背中をさすりながら尋ねます。
「あああああ、センバで、魔の森で、魔獣暴走が始まっていますっ…!!!」
チィちゃんが泣きながら、お兄様にしがみついて訴えます。
「「「…えっ????」」」
お兄様、公爵様、ハジカミが、それだけじゃなく、回りで様子を見守っていた人達も固まってしまいました。
お兄様に注目が集まります。
「発言の許可を頂けますか?」
お兄様がもう一度、手を上げ、国王に向けて言い放ちます。
しかし、目を反らした国王、
「これは決定事項である。さぁ、夜会を始めようではないか!」
お兄様を無視し、無理やり夜会を始めようとした国王に、ざわざわと会場が揺れました。
「国王!ブライン侯爵家としてお聞きしたい!
我が娘、オージーヌは、エクリューシ殿下の婚約者としてナターリエ・エアトル嬢を、尚且つエクリューシ殿下をも支えよ、と言われていた!
我が娘は!!ナターリエ嬢はどうなる!!!」
いきなり叫び出したのはブライン侯爵家のご当主様です。
「いきなり王族の言葉に割り込むなど、侯爵家としてあるまじき行為だが、まぁ、子を思う親と思って許そう。
ナターリエ・エアトル嬢は、未だエクリューシの婚約者候補であった。
オージーヌ・ブライン嬢の献身も虚しく、高等学園に入学する年まで待っても、婚約者として満たせなかった。
それだけの事よ。
ブライン嬢、これまでの働き、大義であった。
以上だ!
さぁ、未来に向けて、今宵は素晴らしい夜会としようではないか!」
宰相が、慌てて音楽の指示を出します。
音楽隊も、ええええ?って顔をしてますが、指示に従わない訳にいきません。
最初の音が、ピファっとハズレましたが、音を出してしまえば落ち着いたのか、ご自分達の仕事をなさいます。
ブライン侯爵様、拳を握り締めて震えておいでです。
…ええ、馬鹿にしまくってますわ。
他国の外交官も呼んでいるって言いませんでした?
こんな醜態を、高位貴族を馬鹿にした態度を晒して大丈夫だと、何故思えるのでしょう??
もう、ヒソヒソ話がそこら中に蔓延してます。
王家に挨拶に行くのは高位貴族が先、と聞いていたのですが、アイシア公爵様はお兄様と内緒話中、そして、フーティ様のライド公爵家も誰も動きません。
他に公爵家が2つあったはずですが、
って、おや?チィちゃん?!
「チィちゃん?!!」
チィちゃんがガタガタ震えています。
「大丈夫、チィちゃん?!お兄様!!チィちゃんが!チィちゃんが!!」
チィちゃんの背中をさすりながらお兄様を呼びます。
「え?イチイ?!!どうした!!」
お兄様が駆け寄って来ます。アイシア公爵様も一緒に来ました。ハジカミは回りを警戒しています。
「ああああああああああ…!!!」
チィちゃんが頭を抱えてうずくまってしまいました。
「イチイ?!!退場しよう、イチイ、歩けるか?イチイ?!抱き上げるぞ?良いな?
ハジカミ!ディだけココに置いていけない。一緒に来い!」
「ハイ!」「もちろん一緒に参りますわ!!」「私も行こう」
公爵様も付いて来てくださるそうです。王城ですからね、助かります、安心です。
お兄様がチィちゃんを抱き上げようとした時
「あああ、リオ様、どうしましょう、どうしましょう、始まってしまいました…」
チィちゃんがお兄様にしがみついてきました。
「どうした、イチイ?何が始まった?」
お兄様がチィちゃんの背中をさすりながら尋ねます。
「あああああ、センバで、魔の森で、魔獣暴走が始まっていますっ…!!!」
チィちゃんが泣きながら、お兄様にしがみついて訴えます。
「「「…えっ????」」」
お兄様、公爵様、ハジカミが、それだけじゃなく、回りで様子を見守っていた人達も固まってしまいました。
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