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第三章
村の名前
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翌日の朝、ゲッターがガプロ、アイナ、レイクの3人と執務室でサルバトールとの交渉のために打ち合わせをしていると、ヴェルデリオンが遊びにきた。
「おはよう。人間の商人が来たんだって?」とヴェルデリオンが聞くのでゲッターは昨日のことを話した。
ヴェルデリオンは助けた時の話には反応しなかったが、歓迎会の話を聞くと面白そうな顔をした。
「あの3人に目をつけるとは。こう言うのをお目が高いって言うのかな。いづれにせよ目端が効く商人だと思うよ」とヴェルデリオンは言った。
ただゲッターは困った顔をして「それはいいんだけど3人の作品をどれだけの値段で売るかで困っているんだ」と言った。
ヴェルデリオンは興味を持ったようで「どういうこと?」と尋ねた。
「人間の感覚での価値がわからないから、サルバトールの言うように、彼が今持っているお金と商品全部で売ってしまっていいものかどうか」とゲッターが言うとヴェルデリオンは「いいって言うんだから全部もらっておけば」と言った。
ゲッターは少し呆れた顔をして「簡単に言うけどかなりの金額だぞ。それに大金をもらっても森の中では使い道もないしな」と言った。
するとヴェルデリオンは「ゲッターたちは最初、森を抜けて向こうのグリプニス王国に行こうとしていたんでしょ?試しにその街に行って色々見てきたらどうかな?お金の使い道も見つかるかもしれないよ」と提案した。
それを聞いてガプロが「それは良い考えですね。きっとこれからも村に人間が訪れると思います。村を閉ざすのではなく開いていくなら人間の考え方や価値観を知っておくことは大事でしょう」と言った。
「ガプロは村が森の外と交流を持つことに賛成なのか?」とゲッターは尋ねた。
ガプロは笑うと「村がこんなに発展できたのはゲッター殿とアイナ殿が来てくれたからです。またゲッター殿が言っていましたが、地理的に外部の人間が訪れやすいなら、交流を持つ準備は必要かと思います。閉ざすにしろ開くにしろ私たちは外の情報が少な過ぎます」と答えた。
ゲッターはしばし黙考した。
それから「よし。サルバドール殿に護衛を申し出てみよう。それでグリプニス王国の様子を見て、我が村に必要なものを調査してみよう」と言った。
アイナは心配そうに「それで誰が行くことにしますか?」とゲッターに尋ねた。
「私とアイナ、カプルとアッグの4人で行く」とゲッターは言った。
「カプルとアッグなら話すのも上手だし、何より強い。それにこれからの村を背負って立つ人材として一緒に見識を広げていきたいからな」とも説明した。
それからガプロの方を向いて「ガプロとレイクは留守を頼む。ミロスやヨイチと協力して村を守ってほしい」と言うと次はヴェルデリオンを見て「時々でいいから村を訪れて様子を見てくれないか?」と頼んだ。
ヴェルデリオンは笑顔で「いいよ。お土産お願いね」と答えてくれた。
客間の前に行くとイレ、ゴータ、ペルが待っていた。
ゲッターたちは挨拶を交わすと客間の扉をノックした。
すぐに扉が開いてサルバドールは「おはようございます、皆様」と挨拶して室内に招いてくれた。
室内の床にはサルバドールが持ってきた商品が並んでいた。金貨もかなりの量が積んであった。
部屋のベッドの上には昨日もらった食器が布に包まれ置いてあった。
イレたちも頼まれていた自分の作品を袋から出して並べて行く。
サルバドールは並べられていく食器や絵などを見ながらいちいち「ワォ」とか「ウホ」とか声を上げていた。
作品を並べ終わるとイレが代表して「これで全部です」と言うとサルバドールは目を輝かせて「どれもこれも素晴らしいものばかりです」と満足そうに言った。
次にイレたちがサルバドールの商品から欲しいものを選んでいった。
サルバドールの商品は高級そうなものからグリプニス特産のものまで色々あった。
イレは服とまだ仕立てていない布地を選んでいたがサルバドールに「全部どうぞ」と言われて全部もらうことにしていた。
服や布地は森の中では貴重品だ。ゲッターの『加工』で毛皮は作れるが綿花がこの辺りでは採れず、植物の繊維を手間をかけて編んで生地を作っていた。猟で獲物が多く獲れることから毛皮の服が村では多く着られていた。
ゴータはグリプニス特産のジャムやチーズ、ドライフルーツなどを選んでいた。これもサルバドールから「全部どうぞ」と言われて全部もらうことになった。
ペルはアクセサリーを選んだ。ペルはどうせ全部あげると言われるから最初から全部もらうと言っていた。
サルバドールから「金貨はいいのですか?」と聞かれていたがゲッターが「森の中では物々交換が基本で金貨は使い道がないから」と説明すると納得していた。
その後ゲッターはサルバドールにこの後どうするのか確認した。
やはりサルバドールは「商品がなくなったので一度店に戻ります」と答えた。
それに対してゲッターはグリプニス王国のペセタの街までの護衛を申し出た。
サルバドールは最初驚いたが、次には喜んで「お願いします」と受けてくれた。
護衛料としてサルバドールが冒険者ギルドに申し込む時の半分をもらうことになった。半分なのは片道だからだ。
サルバドールはもう少し村を見たいと言い、明後日の朝出発することになった。
話が終わったのでゲッターたちが退室しようとするとサルバドールが思い出したように「ゲッター殿、この村に名前を付けてはどうですか?ゴブリンの村では各地に他にもたくさんあるので区別がつかないかと」と言った。
ゲッターは確かにそうだと思いサルバドールに礼を言ってから退室した。
ゲッターがイレたちと別れて執務室に戻ると、まだガプロたちがいたので村の名前について相談した。
話を聞いてガプロは「もともと私たちには自分に名前をつける習慣もなかったですからね。今までは村に名前をつける必要性がありませんでした。」と言ってから「ゲッター殿が決めた名前なら誰も文句は言わないでしょう」と続けた。
次にヴェルデリオンが「実はこの森にはもう一つゴブリンの集落があるんだ。世界樹を挟んで反対側だから交流もなかったと思うけど」と言った。
それを聞いてゲッターたちは驚いた。この森は広いので、他にもゴブリンの集落があってもおかしくはないが、実際にあるとは思っていなかった。
アイナが「この森には他にどんな種族の集落があるの?」とヴェルデリオンに尋ねた。
ヴェルデリオンは「オークの村はグルドのところだけかな。あと南のワーウルフの村と西にワーラットとワーキャットの村があるよ。この2つはお互いに仲が悪くてね。森の東側はイビルベアーやグレートブルなどのモンスターの営巣地があって人型の種族は住んでいないかな」と教えてくれた。
これを聞いたガプロは青くなって「東側にはそんな大きなモンスターの営巣地があるのですか?」と重ねて聞いた。
ヴェルデリオンは頷くと「世界樹の力でこの森には世界樹を害するようなモンスターは住めないんだ。だからなんでも溶かすスライムとかガスクラウドはいないよ。この森で死んだ生物がアンデット化することもないしね。他にはサーベルウルフとかも住んでるよ。東側はモンスターたちの縄張りと思ってあげて」と答えた。
これを聞いてガプロは「村の者たちで周知します」と答えた。
ゲッターは「もう一つゴブリンの村があるなら区別するために名前をつけようか」と言って考え込んだ。
しばし黙考すると「アトラ村はどうかな?」とみんなに提案した。「芸術を意味するアートから思いついたんだ。村のゴブリンは絵が上手だからね」とゲッターは補足した。
アイナは手を叩いて「いいです。この村にピッタリの名前です」と賛成しガプロも「いい響きの名前ですね」と了承していた。レイクもうれしそうに頷いている。
ゲッターは「よし。今日からこの村はアトラ村だ。村の命名を記念して今日も宴をするぞ」と宣言した。
レイクはうれしそうに「では急いで準備を始めますね」と言った。
ヴェルデリオンが「ぼくも参加していい?」と聞くのでゲッターは笑顔になって「もちろん参加してくれ」と言った。
ヴェルデリオンは目を輝かせて「じゃあぼくも何か持ってくるね」と笑った。
こうしてゴブリンの村にはアトラ村という素敵な名前がついたのであっ
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ヴェルデリオンは興味を持ったようで「どういうこと?」と尋ねた。
「人間の感覚での価値がわからないから、サルバトールの言うように、彼が今持っているお金と商品全部で売ってしまっていいものかどうか」とゲッターが言うとヴェルデリオンは「いいって言うんだから全部もらっておけば」と言った。
ゲッターは少し呆れた顔をして「簡単に言うけどかなりの金額だぞ。それに大金をもらっても森の中では使い道もないしな」と言った。
するとヴェルデリオンは「ゲッターたちは最初、森を抜けて向こうのグリプニス王国に行こうとしていたんでしょ?試しにその街に行って色々見てきたらどうかな?お金の使い道も見つかるかもしれないよ」と提案した。
それを聞いてガプロが「それは良い考えですね。きっとこれからも村に人間が訪れると思います。村を閉ざすのではなく開いていくなら人間の考え方や価値観を知っておくことは大事でしょう」と言った。
「ガプロは村が森の外と交流を持つことに賛成なのか?」とゲッターは尋ねた。
ガプロは笑うと「村がこんなに発展できたのはゲッター殿とアイナ殿が来てくれたからです。またゲッター殿が言っていましたが、地理的に外部の人間が訪れやすいなら、交流を持つ準備は必要かと思います。閉ざすにしろ開くにしろ私たちは外の情報が少な過ぎます」と答えた。
ゲッターはしばし黙考した。
それから「よし。サルバドール殿に護衛を申し出てみよう。それでグリプニス王国の様子を見て、我が村に必要なものを調査してみよう」と言った。
アイナは心配そうに「それで誰が行くことにしますか?」とゲッターに尋ねた。
「私とアイナ、カプルとアッグの4人で行く」とゲッターは言った。
「カプルとアッグなら話すのも上手だし、何より強い。それにこれからの村を背負って立つ人材として一緒に見識を広げていきたいからな」とも説明した。
それからガプロの方を向いて「ガプロとレイクは留守を頼む。ミロスやヨイチと協力して村を守ってほしい」と言うと次はヴェルデリオンを見て「時々でいいから村を訪れて様子を見てくれないか?」と頼んだ。
ヴェルデリオンは笑顔で「いいよ。お土産お願いね」と答えてくれた。
客間の前に行くとイレ、ゴータ、ペルが待っていた。
ゲッターたちは挨拶を交わすと客間の扉をノックした。
すぐに扉が開いてサルバドールは「おはようございます、皆様」と挨拶して室内に招いてくれた。
室内の床にはサルバドールが持ってきた商品が並んでいた。金貨もかなりの量が積んであった。
部屋のベッドの上には昨日もらった食器が布に包まれ置いてあった。
イレたちも頼まれていた自分の作品を袋から出して並べて行く。
サルバドールは並べられていく食器や絵などを見ながらいちいち「ワォ」とか「ウホ」とか声を上げていた。
作品を並べ終わるとイレが代表して「これで全部です」と言うとサルバドールは目を輝かせて「どれもこれも素晴らしいものばかりです」と満足そうに言った。
次にイレたちがサルバドールの商品から欲しいものを選んでいった。
サルバドールの商品は高級そうなものからグリプニス特産のものまで色々あった。
イレは服とまだ仕立てていない布地を選んでいたがサルバドールに「全部どうぞ」と言われて全部もらうことにしていた。
服や布地は森の中では貴重品だ。ゲッターの『加工』で毛皮は作れるが綿花がこの辺りでは採れず、植物の繊維を手間をかけて編んで生地を作っていた。猟で獲物が多く獲れることから毛皮の服が村では多く着られていた。
ゴータはグリプニス特産のジャムやチーズ、ドライフルーツなどを選んでいた。これもサルバドールから「全部どうぞ」と言われて全部もらうことになった。
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やはりサルバドールは「商品がなくなったので一度店に戻ります」と答えた。
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護衛料としてサルバドールが冒険者ギルドに申し込む時の半分をもらうことになった。半分なのは片道だからだ。
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アイナが「この森には他にどんな種族の集落があるの?」とヴェルデリオンに尋ねた。
ヴェルデリオンは「オークの村はグルドのところだけかな。あと南のワーウルフの村と西にワーラットとワーキャットの村があるよ。この2つはお互いに仲が悪くてね。森の東側はイビルベアーやグレートブルなどのモンスターの営巣地があって人型の種族は住んでいないかな」と教えてくれた。
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ヴェルデリオンは頷くと「世界樹の力でこの森には世界樹を害するようなモンスターは住めないんだ。だからなんでも溶かすスライムとかガスクラウドはいないよ。この森で死んだ生物がアンデット化することもないしね。他にはサーベルウルフとかも住んでるよ。東側はモンスターたちの縄張りと思ってあげて」と答えた。
これを聞いてガプロは「村の者たちで周知します」と答えた。
ゲッターは「もう一つゴブリンの村があるなら区別するために名前をつけようか」と言って考え込んだ。
しばし黙考すると「アトラ村はどうかな?」とみんなに提案した。「芸術を意味するアートから思いついたんだ。村のゴブリンは絵が上手だからね」とゲッターは補足した。
アイナは手を叩いて「いいです。この村にピッタリの名前です」と賛成しガプロも「いい響きの名前ですね」と了承していた。レイクもうれしそうに頷いている。
ゲッターは「よし。今日からこの村はアトラ村だ。村の命名を記念して今日も宴をするぞ」と宣言した。
レイクはうれしそうに「では急いで準備を始めますね」と言った。
ヴェルデリオンが「ぼくも参加していい?」と聞くのでゲッターは笑顔になって「もちろん参加してくれ」と言った。
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