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6 辺境スローライフ(反乱編)
6ー10 収穫祭
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6ー10 収穫祭
それから。
僕とヴェルデの幸せな毎日は、末長く続くように思われた。
僕たちは、毎日、村人たちに混じって畑を耕し、家畜の世話をした。
今では、フェイル村は立派な町ぐらいの大きさになっていたけれど、未だに村人の数はあまり増えていない。
それは、逃亡兵の村というこの村の成り立ちのせいでもあるのだけど、それだけとは言えないみたいだ。
というのも村人たちがみな、異常にロナのことを崇めているみたいで。
なんなら女王様とか呼んでる人もいるぐらいだし!
ロナは、特に変わりはないんだけど、それでも時々、村人にお仕置きとかしてるみたいで。
なんでお仕置きかというとやっぱり女性がいないこの村で僕は、特異な存在なのらしくて気をつけてはいるんだけど今でもたまに僕のオメガのフェロモンにやられちゃう人がいるらしい。
そういう人が夜の闇に紛れて僕の寝室に夜這いにくるんだとか。
それをロナが捕まえてはお仕置きしているというわけ。
ちなみに僕は、まったく気がつかないんだけど。
ヴェルデに聞くと興味なさげに答えた。
「俺の下であんあん言ってるから気がつかないんだろう」
マジですか?
僕は、羞恥心で顔が火照るのを堪えられない。
ヴェルデは、もう、普通の服が着れるようになった。
つまり、年中発情してないってこと!
それでも僕の匂いを嗅ぐといたしたくなるのを止められないらしいんだけどなんとか我慢できるようにはなっている。
という風に僕たちは、穏やかな日常を送っていたわけで。
そんな日々に変化があったのは、秋の終わりの頃のことだった。
この村にきて初めての収穫に僕たちは、祭りを開催して楽しんでいた。
といっても男ばかりだけなんだけど。
やはりロナと相談して移住者を受け入れたほうがいいよね?
だって、このままじゃ、村が滅ぶし!
わずかにルドー商会から来た女の人たちがいるだけだし!
僕は、ヴェルデに腰を抱かれて祭りを楽しんでいる村の人たちを眺めていた。
そのとき、だ!
王都からの使者がルーデニア兄上からの手紙を持って村を訪れたのは。
国王からの手紙ということで祭りの途中で僕は、抜け出して屋敷へと戻った。
手紙には、こう書かれていた。
『すぐに王都に戻るように。さもなくば村を滅ぼす』
マジですか?
僕は、一瞬、何かの冗談かと思った。
だって、ルーデニア兄上らしくないし!
こんな一方的な手紙、ないよね?
ともかく。
返事を持ち帰るために待っている使者に僕が書いた手紙を渡さなくてはいけない。
どうしたものか。
そういえば、ヴェルデは、まだ王都を見たことがなかった。
ちょっと見物させてやるのも悪くないかも。
僕は、軽い気持ちで王都に戻ることを伝える手紙を書くとそれを使者に渡した。
これが大事件の始まりになるとも思わずに。
それから。
僕とヴェルデの幸せな毎日は、末長く続くように思われた。
僕たちは、毎日、村人たちに混じって畑を耕し、家畜の世話をした。
今では、フェイル村は立派な町ぐらいの大きさになっていたけれど、未だに村人の数はあまり増えていない。
それは、逃亡兵の村というこの村の成り立ちのせいでもあるのだけど、それだけとは言えないみたいだ。
というのも村人たちがみな、異常にロナのことを崇めているみたいで。
なんなら女王様とか呼んでる人もいるぐらいだし!
ロナは、特に変わりはないんだけど、それでも時々、村人にお仕置きとかしてるみたいで。
なんでお仕置きかというとやっぱり女性がいないこの村で僕は、特異な存在なのらしくて気をつけてはいるんだけど今でもたまに僕のオメガのフェロモンにやられちゃう人がいるらしい。
そういう人が夜の闇に紛れて僕の寝室に夜這いにくるんだとか。
それをロナが捕まえてはお仕置きしているというわけ。
ちなみに僕は、まったく気がつかないんだけど。
ヴェルデに聞くと興味なさげに答えた。
「俺の下であんあん言ってるから気がつかないんだろう」
マジですか?
僕は、羞恥心で顔が火照るのを堪えられない。
ヴェルデは、もう、普通の服が着れるようになった。
つまり、年中発情してないってこと!
それでも僕の匂いを嗅ぐといたしたくなるのを止められないらしいんだけどなんとか我慢できるようにはなっている。
という風に僕たちは、穏やかな日常を送っていたわけで。
そんな日々に変化があったのは、秋の終わりの頃のことだった。
この村にきて初めての収穫に僕たちは、祭りを開催して楽しんでいた。
といっても男ばかりだけなんだけど。
やはりロナと相談して移住者を受け入れたほうがいいよね?
だって、このままじゃ、村が滅ぶし!
わずかにルドー商会から来た女の人たちがいるだけだし!
僕は、ヴェルデに腰を抱かれて祭りを楽しんでいる村の人たちを眺めていた。
そのとき、だ!
王都からの使者がルーデニア兄上からの手紙を持って村を訪れたのは。
国王からの手紙ということで祭りの途中で僕は、抜け出して屋敷へと戻った。
手紙には、こう書かれていた。
『すぐに王都に戻るように。さもなくば村を滅ぼす』
マジですか?
僕は、一瞬、何かの冗談かと思った。
だって、ルーデニア兄上らしくないし!
こんな一方的な手紙、ないよね?
ともかく。
返事を持ち帰るために待っている使者に僕が書いた手紙を渡さなくてはいけない。
どうしたものか。
そういえば、ヴェルデは、まだ王都を見たことがなかった。
ちょっと見物させてやるのも悪くないかも。
僕は、軽い気持ちで王都に戻ることを伝える手紙を書くとそれを使者に渡した。
これが大事件の始まりになるとも思わずに。
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