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第九章
『登城前に』
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王都入りしてレオニード伯と木工職人の元で落ち合う。
献上品の仕上がり具合を確認するためであり、王党派の領袖であり職人を紹介した彼にとっても他人ごとではないからだ。俺と話し合ったり、逆に余計な事をしないかと言う確認も兼ねているだろう。
どちらにせよまずは頼んでおいた調度品の仕上がり具合を確認する。
「ふむ。短時間で仕上げたにしては随分と良い物ではないか」
「同じ大きさの木材を数枚届けていただきましたからな。思い切った掘り出しから始められました」
頼んでいたのは本棚の様な複数の棚を持つ調度品である。
上の方で作った風を、下にある部分にある冷たい空間で受け止め、一定方向へと流していくかなり大きめのクーラーと言う訳だ。棚はそれぞれが冷たさを受け止める部分であると同時に、物を置くスペースなので水やら氷を置いて置けるのが大きい。雫が垂れる小物でも用意しておけば、乾燥したゴルビーのこと直ぐに蒸発して行くだろう。その水蒸気を冷却し、吹き流すことで冷たい風を作る感じだな。
もちろん、大雑把な調度品とはいえ普通ならば時間が足りない。そこで既に伐り出した木材を、指定したサイズで加工してキーエル伯爵家から送ってもらったのである。
「普通の職人は木々を見て回り、これぞと見込んだ木から削り出しますが、それを省いた上で仮仕上げに抑え、仕上げは別の物が別の木々に差し替えましたのが大きいのでしょう」
「大工で言えば左官や石積み職人が手を組む様な、分業の良い面ですかね」
「ふむ。なるほどな……」
今回はガワが二重構造になっていると説明した。
同じサイズの木材で仮組みを行い、設計が上手く行くことを荒く確認。その枠だけを残して丁寧に仕上げて置き、別の物が最初から時間を掛けた中身に差し替えていると説明したのだ。木材に関するこだわりを捨てるとしても、仕上げ時間はどうしようもない。仮に職人とその親族が数荷が狩りで一つを仕上げるのではなく、基本は弟子が簡単に作成して、師匠は最初の設計と最後の仕上げだけを丁寧に行ったと告げる。
実際にそれで本当に上手く行くかというと、こだわるポイントを変えただけなので大方は上手く行っている。
「吟味に吟味を重ねて、木々の生え方から厳選した調度品には及ばないとは思いますが、今回はマジックアイテムこそが主体なのでそこは妥協していただきました」
「そこは判る。絵画などでもこだわり始めるとキリがないそうだからな」
含みを感じたので補足しようとしたが言いたいことは判るらしい。
やはり有名な画家に人物画を頼むと、服装やらポーズにいちいち文句を付けられるのかもしれない。気分が乗らないと描かないとか、気分が乗ったから徹夜でやろうとか。
そういう他愛ない話かと思っていると、意外と先見の明がある話だった。
「ミハイル。今言った分業とやらを文物の生産に活かせないのか?」
「……可能ですが物と状況に寄りますね。例えばこれから増産されていく綿で糸を増やし、沢山の布を作り、それを裁断する者・縫う者・ボタンをつける者・フリルなど飾りをつける者などすれば半額以下で服を用意できると思います。問題は、誰も買わない事ですが」
どうやら分業制の手工業に目を付けたらしい。
おそらく俺があっさりとどういうことなのか理解したことで、既にそう言う知見が存在している事は判断できたようだ。だが、俺が導入していないという事は、何らかの問題があると判断したのだろう。実際、俺も最初に方法を思いついた時は有頂天になったものだが、検証してみると問題ばかりだったからな。特に魔法学院では笑われたものだ。
その辺りの流れを理解できる当たり、レオニード伯も検証したのかもしれない。
「そうなのか? 服が半値ならば誰もが飛びつきそうなものだが」
「残念ながら分業で造られる初期の生産物は質が伴いません。服の例でいうと、デザインがシンプルにならざるを得ない上にボタンやレースの縫い合わせが悪いんです。戦力も薄いでしょうしね。そういう『安かろう悪かろう』という商品をとりあえず買って、消耗品と見なせる層が薄いというのもあります。大概の民にとって服は長く保たせるものですから」
金額も質も半減していたとして、ダサくてボロイ服を買うだろうか?
その日暮らしの民は買う事が出来ないし、農民や町民はそんな物を買うくらいならば中古で古着を買うだろう。仮に裾直し・付け直しなどの作業を安価な有料にするか、本人が行うとしよう。その場合は消耗品として、『ひとまず買う』程度の服になるだろう。どうせ消耗するから服にこだわらない、破れたらその時だからデザインや形がおかしくても気にならない層になる。
ただ、そういう層が今のオロシャには致命的に少ないのだ。
「具体的に言うと騎士や兵士が使う鎧下や普段から身に着ける稽古着ですかね? あるいはそれなりの職人が、汚れ仕事をする度に買い替えて行くなら購入するでしょう。しかし、それ以下の者は買う余裕がなく、それ以上の者はちゃんとした服飾職人にオーダーして子や孫に伝えるでしょう」
「良いアイデアだからといって売れる訳ではないのか。難しい物だな」
鎧下というのは厚めのジャケットで、上着の一種だ。
文字通りの場所に鎧のパーツの一環として着込むことになる。その上からブレストプレートを着用し、サッシュと呼ばれる色付き帯で所属を明らかにし、更にマントなどを羽織るというのが軽装鎧状態の騎士の上半身になる。もちろんスーツアーマーの時はもっと着込むが、布でありながら鎧の一種でもある優れモノだった。
思い付きを尋ねて配下に否定されるという他愛なく、本人から見たら情けない流れかもしれない。だが、ここでの問答自体は意義のある行為であったと思う。
「知見は全て一長一短がありますので、後に活かせば良いかと」
「迷惑をかけるよりマシか。しかし、何を作るなら有用なのだ?」
「金額に寄らないか、購入が既に決まっている物でしょうか? 畑から野菜を収穫し、汚れを落とし、加工して袋に詰める。穴を掘って土を積み上げ、柵を立てて長屋を皆で建てる。こういった作業は質の向上が早いモノです。特に一つの作業のみやらせておけば上達しますから」
気局の所、分業制手工業はまだ早いのだろう。
今居る難民たちが集団農業でちゃんとした農民となり、ほどほどの給料を得て、安値で食い物やや家を買い込みたくなったら少しずつ購買意欲が沸くだろう。余裕が出来れば服やアパートなどの衣食住を揃えたくなるものなので、少しずつ修練して分業でも質が高く成れば問題なく機能する。
先ほど言った服飾の産業で分業するという方法も、今から十年くらいかけて社会が安定すれば何とかなる可能性は高い。
「男爵様。少し木材が余りましたが、何か作りましょうか?」
「そうだな。はめ込み式の外装をもう一種類くらい作っておいてくれ。君たちの経験にもなるし、万が一の時の予備になる。後はそうだな……小型の荷車で、水密性が高い物を作れるか? 大きさはワインの瓶を数本か、小樽を一つ入れれる程度で良い。水を張って氷を入れるだけだからな」
彫刻が失敗する可能性あったので、木材には当然予備がある。
だからこそ親方も大胆な速度で彫り進めれたのだろう。とはいえ余ってしまえばただの木材なので、何に使うか聞いて来た。引き取って自分で使おうとしないあたり、寸法が決まって扱い難いのだろう。
そこで調度品に付ける予備の外装と、ちょっとしたワインクーラーを作ることにした。
「レオニード伯。メイドが押している料理用のワゴンみたいな感じで酒を冷やしておく物を用意しても問題ないでしょうかね?」
「構わんが夜会用にしておけよ。陛下は昼間に諸侯を驚かすおつもりだからな」
せっかくなので問題ないか尋ねると、伯爵は即座に付け加えた。
おそらくはレオニス伯は悪戯好きな面があるようだ。何となく察しはしていたが、聞いて置いて良かったと思っておこう。
こうして俺は必要な物を揃えると、陛下と面会するために王宮へと伺う予定を確としたのである。
王都入りしてレオニード伯と木工職人の元で落ち合う。
献上品の仕上がり具合を確認するためであり、王党派の領袖であり職人を紹介した彼にとっても他人ごとではないからだ。俺と話し合ったり、逆に余計な事をしないかと言う確認も兼ねているだろう。
どちらにせよまずは頼んでおいた調度品の仕上がり具合を確認する。
「ふむ。短時間で仕上げたにしては随分と良い物ではないか」
「同じ大きさの木材を数枚届けていただきましたからな。思い切った掘り出しから始められました」
頼んでいたのは本棚の様な複数の棚を持つ調度品である。
上の方で作った風を、下にある部分にある冷たい空間で受け止め、一定方向へと流していくかなり大きめのクーラーと言う訳だ。棚はそれぞれが冷たさを受け止める部分であると同時に、物を置くスペースなので水やら氷を置いて置けるのが大きい。雫が垂れる小物でも用意しておけば、乾燥したゴルビーのこと直ぐに蒸発して行くだろう。その水蒸気を冷却し、吹き流すことで冷たい風を作る感じだな。
もちろん、大雑把な調度品とはいえ普通ならば時間が足りない。そこで既に伐り出した木材を、指定したサイズで加工してキーエル伯爵家から送ってもらったのである。
「普通の職人は木々を見て回り、これぞと見込んだ木から削り出しますが、それを省いた上で仮仕上げに抑え、仕上げは別の物が別の木々に差し替えましたのが大きいのでしょう」
「大工で言えば左官や石積み職人が手を組む様な、分業の良い面ですかね」
「ふむ。なるほどな……」
今回はガワが二重構造になっていると説明した。
同じサイズの木材で仮組みを行い、設計が上手く行くことを荒く確認。その枠だけを残して丁寧に仕上げて置き、別の物が最初から時間を掛けた中身に差し替えていると説明したのだ。木材に関するこだわりを捨てるとしても、仕上げ時間はどうしようもない。仮に職人とその親族が数荷が狩りで一つを仕上げるのではなく、基本は弟子が簡単に作成して、師匠は最初の設計と最後の仕上げだけを丁寧に行ったと告げる。
実際にそれで本当に上手く行くかというと、こだわるポイントを変えただけなので大方は上手く行っている。
「吟味に吟味を重ねて、木々の生え方から厳選した調度品には及ばないとは思いますが、今回はマジックアイテムこそが主体なのでそこは妥協していただきました」
「そこは判る。絵画などでもこだわり始めるとキリがないそうだからな」
含みを感じたので補足しようとしたが言いたいことは判るらしい。
やはり有名な画家に人物画を頼むと、服装やらポーズにいちいち文句を付けられるのかもしれない。気分が乗らないと描かないとか、気分が乗ったから徹夜でやろうとか。
そういう他愛ない話かと思っていると、意外と先見の明がある話だった。
「ミハイル。今言った分業とやらを文物の生産に活かせないのか?」
「……可能ですが物と状況に寄りますね。例えばこれから増産されていく綿で糸を増やし、沢山の布を作り、それを裁断する者・縫う者・ボタンをつける者・フリルなど飾りをつける者などすれば半額以下で服を用意できると思います。問題は、誰も買わない事ですが」
どうやら分業制の手工業に目を付けたらしい。
おそらく俺があっさりとどういうことなのか理解したことで、既にそう言う知見が存在している事は判断できたようだ。だが、俺が導入していないという事は、何らかの問題があると判断したのだろう。実際、俺も最初に方法を思いついた時は有頂天になったものだが、検証してみると問題ばかりだったからな。特に魔法学院では笑われたものだ。
その辺りの流れを理解できる当たり、レオニード伯も検証したのかもしれない。
「そうなのか? 服が半値ならば誰もが飛びつきそうなものだが」
「残念ながら分業で造られる初期の生産物は質が伴いません。服の例でいうと、デザインがシンプルにならざるを得ない上にボタンやレースの縫い合わせが悪いんです。戦力も薄いでしょうしね。そういう『安かろう悪かろう』という商品をとりあえず買って、消耗品と見なせる層が薄いというのもあります。大概の民にとって服は長く保たせるものですから」
金額も質も半減していたとして、ダサくてボロイ服を買うだろうか?
その日暮らしの民は買う事が出来ないし、農民や町民はそんな物を買うくらいならば中古で古着を買うだろう。仮に裾直し・付け直しなどの作業を安価な有料にするか、本人が行うとしよう。その場合は消耗品として、『ひとまず買う』程度の服になるだろう。どうせ消耗するから服にこだわらない、破れたらその時だからデザインや形がおかしくても気にならない層になる。
ただ、そういう層が今のオロシャには致命的に少ないのだ。
「具体的に言うと騎士や兵士が使う鎧下や普段から身に着ける稽古着ですかね? あるいはそれなりの職人が、汚れ仕事をする度に買い替えて行くなら購入するでしょう。しかし、それ以下の者は買う余裕がなく、それ以上の者はちゃんとした服飾職人にオーダーして子や孫に伝えるでしょう」
「良いアイデアだからといって売れる訳ではないのか。難しい物だな」
鎧下というのは厚めのジャケットで、上着の一種だ。
文字通りの場所に鎧のパーツの一環として着込むことになる。その上からブレストプレートを着用し、サッシュと呼ばれる色付き帯で所属を明らかにし、更にマントなどを羽織るというのが軽装鎧状態の騎士の上半身になる。もちろんスーツアーマーの時はもっと着込むが、布でありながら鎧の一種でもある優れモノだった。
思い付きを尋ねて配下に否定されるという他愛なく、本人から見たら情けない流れかもしれない。だが、ここでの問答自体は意義のある行為であったと思う。
「知見は全て一長一短がありますので、後に活かせば良いかと」
「迷惑をかけるよりマシか。しかし、何を作るなら有用なのだ?」
「金額に寄らないか、購入が既に決まっている物でしょうか? 畑から野菜を収穫し、汚れを落とし、加工して袋に詰める。穴を掘って土を積み上げ、柵を立てて長屋を皆で建てる。こういった作業は質の向上が早いモノです。特に一つの作業のみやらせておけば上達しますから」
気局の所、分業制手工業はまだ早いのだろう。
今居る難民たちが集団農業でちゃんとした農民となり、ほどほどの給料を得て、安値で食い物やや家を買い込みたくなったら少しずつ購買意欲が沸くだろう。余裕が出来れば服やアパートなどの衣食住を揃えたくなるものなので、少しずつ修練して分業でも質が高く成れば問題なく機能する。
先ほど言った服飾の産業で分業するという方法も、今から十年くらいかけて社会が安定すれば何とかなる可能性は高い。
「男爵様。少し木材が余りましたが、何か作りましょうか?」
「そうだな。はめ込み式の外装をもう一種類くらい作っておいてくれ。君たちの経験にもなるし、万が一の時の予備になる。後はそうだな……小型の荷車で、水密性が高い物を作れるか? 大きさはワインの瓶を数本か、小樽を一つ入れれる程度で良い。水を張って氷を入れるだけだからな」
彫刻が失敗する可能性あったので、木材には当然予備がある。
だからこそ親方も大胆な速度で彫り進めれたのだろう。とはいえ余ってしまえばただの木材なので、何に使うか聞いて来た。引き取って自分で使おうとしないあたり、寸法が決まって扱い難いのだろう。
そこで調度品に付ける予備の外装と、ちょっとしたワインクーラーを作ることにした。
「レオニード伯。メイドが押している料理用のワゴンみたいな感じで酒を冷やしておく物を用意しても問題ないでしょうかね?」
「構わんが夜会用にしておけよ。陛下は昼間に諸侯を驚かすおつもりだからな」
せっかくなので問題ないか尋ねると、伯爵は即座に付け加えた。
おそらくはレオニス伯は悪戯好きな面があるようだ。何となく察しはしていたが、聞いて置いて良かったと思っておこう。
こうして俺は必要な物を揃えると、陛下と面会するために王宮へと伺う予定を確としたのである。
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