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本編
30話 まさかの練習相手
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カイト兄は午後から訓練に参加したけど、終了時には、訓練生と同じで疲労困憊となっており、現在地面に座って他の訓練生たちと談笑している。私とアイリス様は、ずっと見学していたけど、訓練生たちはカイト兄の体力と剣術を把握したことで、今では1人の訓練生として認めてくれたようだ。ただ、ここからでもわかる程の声量で、彼の病気について親身になってくれている。
「カイトさん、訓練生たちに認められたようね」
「そのようですね」
今は笑い合えるからいいけど、このまま何もしなければ、その笑いは確実に消える。
「正直、カイトさんの体力には驚いたわ。昼からの参加だから断定出来ないけど、さっき模擬戦で戦った男の子と遜色ないレベルだと思う」
「同意見です。でも、このままだと、日が経つに連れて、攻撃力の低さが浮き彫りとなって、カイト兄が挫折するかもしれません」
「そうならないために、私たちがいるのよ。あなたが、何を披露してくれるのかが楽しみだわ」
訓練生たちが帰り始めたせいか、カイト兄も話を切り上げ、こっちに来た。
今度は、私の番だ。
「カイト兄、夕食まで1時間あるから、その間に教えるね」
「もう、くたくたなんだけど?」
足取りからして少しフラフラしているから、私は見ても限界に近いことがわかる。
「大丈夫だよ。スキルを習得するためのコツを教えるだけだから、多分15分くらいで終わるよ。カイト兄自身が覚悟を持って相手と戦えば、スキルも習得できるし、格上の相手だって倒せると思う。あと必要なのは、カイト兄の練習相手かな」
「それ、私がなってあげるわ」
私とアイリス様の後方から。、突然女性の声が聞こえてきた。振り向くと、そこにいたのは、アイリス様の姉ティアナ様だ。
「お姉様!? 所用があったのでは?」
ここへ来た当初、自己紹介された際、ティアナ様は用事があって、すぐに邸を出て行った。運動活発で令嬢らしくない彼女は、時折訓練生に混じって訓練を受けたり、模擬戦だって参加してると自分で言ってた。カイト兄と同じ12歳、同年代の平均保有魔力量の3倍程を身体に宿しており、火魔法・体術・護身術・剣術に長けている。そんな彼女が、本当に練習相手として付き合ってくれるの?
「さっき戻ったのよ。それよりも、ユミルが言ってたことは本当なの? 魔力なしのカイトの場合、スキル[身体強化]を使えない以上、攻撃力や防御力が他の冒険者より見劣りする。そんな人でも、そのスキルを習得できれば、格上の私を倒せるの?」
アイリス様から聞いた限り、12歳のティアナ様は訓練生の中でもトップクラス、今の時点で騎士団の入団試験に合格できる力量を持っているらしい。
「カイト兄がスキル[神経強化]を上手く使いこなし、私の指示する箇所に打ち込めば可能です。ただ、いきなりの模擬戦だと習得不可能なので、今日はコツを教える程度になりますが」
ティアナ様はおもちゃを見つけたかのような笑みを浮かべる。
「面白いわね。今、ここでやろうじゃないの。私は、何をすればいいの?」
ティアナ様は、訓練用の木剣を抜き放つ。
「そのまま動かないで下さい。今から、カイト兄に指示します」
「いいわよ」
悠然とした佇まいで、中段の構えをとる。
なんだろう?
ティアナ様の身体が大きく感じる。
「ユミル、大丈夫なのか?」
「(カイト兄、スキル[神経強化]で視覚を鍛えてきた?)」
この時点で周囲に知られたら意味ないので、私は小声で呟く。
「え? (ああ、あの強化をすると、人の内部となる魔力の流れがわかるから、何かの役に立つかなと思って、感覚強化の中でも一番鍛えてる)」
カイト兄も、私に合わせてくれた。
やった‼︎
それなら、すぐに動けるかもしれない。
「(魔力の流れを感知した時、何処かで澱んでいるような、堰き止められているかのような場所があるでしょ?)」
私自身、見たことがないけど、具合が悪い場所って、血流の流れがおかしかったりするから、魔力の方も必ず何かおかしいな箇所があるはずだ。
「ああ、それならわかる。人によって、そういった場所が全然違うんだろ?」
「うん、その通り!! (あのね、そこを握って、少し強い力で押して)」
「え、それだけ? むしろ、相手を回復させるんじゃあ?」
私が時折小声でコツを教えると、やっぱり驚いているよ。
「(大丈夫。マッサージでやる感覚よりも、少し強めに押さえればいいから。マッサージで押さえるツボの多くが、人の急所に一致するの。視覚強化で見える澱みとかは、魔力の急所だと思って」
「(ツボ…あれが人の急所? わかった、やってみる)」
カイト兄は覚悟を決めたのか頷き、ティアナ様を見る。
「ティアナ様は手加減して、カイト兄を上段から斬りこんで下さい」
「わかったわ。カイトは素手でいいのかしら?」
「俺は素手でいきます。この方が慣れているので」
周囲の訓練生たちが、興味本位で覗きにきた。模擬戦の件もあるから、何が起きるのか楽しみにしているようだ。
ティアナ様とカイト兄の距離が詰まっていき、2人同時に踏み込み交錯した瞬間、ティアナ様は小さな悲鳴をあげ、木剣を落とし、カイト兄に握られている右腕を見る。彼は、左手だけで、肘の関節付近のある1点を少し強めの力で押しているだけだ。
「どういうこと? 右腕が動かないし…痛!?」
「あ、すいません!!」
カイト兄がティアナ様の右腕を放すと、彼女は自分の右腕を動かす。
「痺れるけど、なんとか動かせるわ。どういうこと? 押された瞬間、魔力の流れが止まって、スキル[身体強化]も強制解除されたわ。急所でもないのに、どうして? ユミル、説明しなさい」
周囲も騒ついている。皆、剣を手放した理由を理解していない。
「うふふふ、秘密です。今の段階では、お話しできません。勿論、アイリス様にも教えしません。皆さんで考えてください。カイト兄がスキルを習得したら、教えてくれますよ」
皆さん、すいません。
私も、スキル名を知らないんです。
地球で知られる人の急所を基に考えたもので、指示した箇所がどんな名称なのかも知りません。というか、そこを押したら、スキル[身体強化]が解除されるとは思いもしませんでした。
神様、どんなスキル名なんですか?
「ふ~ん、そうくるのね。それならカイト、明日の朝、訓練開始前に私と模擬戦しましょう」
「え!?」
まさかの発言で、皆も驚く。もしかして手加減したとはいえ、剣を落とし、スキルも強制解除されたことを根に持っているんじゃあ?
「これは、命令よ。模擬戦で、さっきの技を見せなさい」
そう言われたら、カイト兄も断れないのか、渋々ながら承諾した。貴族令嬢との対戦である以上、相手に怪我なんてさせたら訓練どころではないけど、訓練生の中でトップレベルの剣術と魔法技能を持つ彼女なら、怪我を負うどころか、逆に怪我を負わせるかもしれない。
なんにせよ、私にとっては楽しみが増えた。
カイト兄、頑張って。
「カイトさん、訓練生たちに認められたようね」
「そのようですね」
今は笑い合えるからいいけど、このまま何もしなければ、その笑いは確実に消える。
「正直、カイトさんの体力には驚いたわ。昼からの参加だから断定出来ないけど、さっき模擬戦で戦った男の子と遜色ないレベルだと思う」
「同意見です。でも、このままだと、日が経つに連れて、攻撃力の低さが浮き彫りとなって、カイト兄が挫折するかもしれません」
「そうならないために、私たちがいるのよ。あなたが、何を披露してくれるのかが楽しみだわ」
訓練生たちが帰り始めたせいか、カイト兄も話を切り上げ、こっちに来た。
今度は、私の番だ。
「カイト兄、夕食まで1時間あるから、その間に教えるね」
「もう、くたくたなんだけど?」
足取りからして少しフラフラしているから、私は見ても限界に近いことがわかる。
「大丈夫だよ。スキルを習得するためのコツを教えるだけだから、多分15分くらいで終わるよ。カイト兄自身が覚悟を持って相手と戦えば、スキルも習得できるし、格上の相手だって倒せると思う。あと必要なのは、カイト兄の練習相手かな」
「それ、私がなってあげるわ」
私とアイリス様の後方から。、突然女性の声が聞こえてきた。振り向くと、そこにいたのは、アイリス様の姉ティアナ様だ。
「お姉様!? 所用があったのでは?」
ここへ来た当初、自己紹介された際、ティアナ様は用事があって、すぐに邸を出て行った。運動活発で令嬢らしくない彼女は、時折訓練生に混じって訓練を受けたり、模擬戦だって参加してると自分で言ってた。カイト兄と同じ12歳、同年代の平均保有魔力量の3倍程を身体に宿しており、火魔法・体術・護身術・剣術に長けている。そんな彼女が、本当に練習相手として付き合ってくれるの?
「さっき戻ったのよ。それよりも、ユミルが言ってたことは本当なの? 魔力なしのカイトの場合、スキル[身体強化]を使えない以上、攻撃力や防御力が他の冒険者より見劣りする。そんな人でも、そのスキルを習得できれば、格上の私を倒せるの?」
アイリス様から聞いた限り、12歳のティアナ様は訓練生の中でもトップクラス、今の時点で騎士団の入団試験に合格できる力量を持っているらしい。
「カイト兄がスキル[神経強化]を上手く使いこなし、私の指示する箇所に打ち込めば可能です。ただ、いきなりの模擬戦だと習得不可能なので、今日はコツを教える程度になりますが」
ティアナ様はおもちゃを見つけたかのような笑みを浮かべる。
「面白いわね。今、ここでやろうじゃないの。私は、何をすればいいの?」
ティアナ様は、訓練用の木剣を抜き放つ。
「そのまま動かないで下さい。今から、カイト兄に指示します」
「いいわよ」
悠然とした佇まいで、中段の構えをとる。
なんだろう?
ティアナ様の身体が大きく感じる。
「ユミル、大丈夫なのか?」
「(カイト兄、スキル[神経強化]で視覚を鍛えてきた?)」
この時点で周囲に知られたら意味ないので、私は小声で呟く。
「え? (ああ、あの強化をすると、人の内部となる魔力の流れがわかるから、何かの役に立つかなと思って、感覚強化の中でも一番鍛えてる)」
カイト兄も、私に合わせてくれた。
やった‼︎
それなら、すぐに動けるかもしれない。
「(魔力の流れを感知した時、何処かで澱んでいるような、堰き止められているかのような場所があるでしょ?)」
私自身、見たことがないけど、具合が悪い場所って、血流の流れがおかしかったりするから、魔力の方も必ず何かおかしいな箇所があるはずだ。
「ああ、それならわかる。人によって、そういった場所が全然違うんだろ?」
「うん、その通り!! (あのね、そこを握って、少し強い力で押して)」
「え、それだけ? むしろ、相手を回復させるんじゃあ?」
私が時折小声でコツを教えると、やっぱり驚いているよ。
「(大丈夫。マッサージでやる感覚よりも、少し強めに押さえればいいから。マッサージで押さえるツボの多くが、人の急所に一致するの。視覚強化で見える澱みとかは、魔力の急所だと思って」
「(ツボ…あれが人の急所? わかった、やってみる)」
カイト兄は覚悟を決めたのか頷き、ティアナ様を見る。
「ティアナ様は手加減して、カイト兄を上段から斬りこんで下さい」
「わかったわ。カイトは素手でいいのかしら?」
「俺は素手でいきます。この方が慣れているので」
周囲の訓練生たちが、興味本位で覗きにきた。模擬戦の件もあるから、何が起きるのか楽しみにしているようだ。
ティアナ様とカイト兄の距離が詰まっていき、2人同時に踏み込み交錯した瞬間、ティアナ様は小さな悲鳴をあげ、木剣を落とし、カイト兄に握られている右腕を見る。彼は、左手だけで、肘の関節付近のある1点を少し強めの力で押しているだけだ。
「どういうこと? 右腕が動かないし…痛!?」
「あ、すいません!!」
カイト兄がティアナ様の右腕を放すと、彼女は自分の右腕を動かす。
「痺れるけど、なんとか動かせるわ。どういうこと? 押された瞬間、魔力の流れが止まって、スキル[身体強化]も強制解除されたわ。急所でもないのに、どうして? ユミル、説明しなさい」
周囲も騒ついている。皆、剣を手放した理由を理解していない。
「うふふふ、秘密です。今の段階では、お話しできません。勿論、アイリス様にも教えしません。皆さんで考えてください。カイト兄がスキルを習得したら、教えてくれますよ」
皆さん、すいません。
私も、スキル名を知らないんです。
地球で知られる人の急所を基に考えたもので、指示した箇所がどんな名称なのかも知りません。というか、そこを押したら、スキル[身体強化]が解除されるとは思いもしませんでした。
神様、どんなスキル名なんですか?
「ふ~ん、そうくるのね。それならカイト、明日の朝、訓練開始前に私と模擬戦しましょう」
「え!?」
まさかの発言で、皆も驚く。もしかして手加減したとはいえ、剣を落とし、スキルも強制解除されたことを根に持っているんじゃあ?
「これは、命令よ。模擬戦で、さっきの技を見せなさい」
そう言われたら、カイト兄も断れないのか、渋々ながら承諾した。貴族令嬢との対戦である以上、相手に怪我なんてさせたら訓練どころではないけど、訓練生の中でトップレベルの剣術と魔法技能を持つ彼女なら、怪我を負うどころか、逆に怪我を負わせるかもしれない。
なんにせよ、私にとっては楽しみが増えた。
カイト兄、頑張って。
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