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打倒!元実家!
96 儲かるっていわないんですか?
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「儲かる!って言わないんですか?」
じーっと俺より背の高いギアナ様の顔を見上げて言う。少しだけ傷ついた目をして、ギアナ様はため息をついた。
「リト。俺だってなんでもかんでも売るわけじゃない。これは神殿や、神を祀るためのものだ。それを商売に使うなんて……」
「そうですか……」
俺はがっかりした。だって……。
「ギアナ様なら絶対儲かるって言うと思ったから、色々作ったけど、無駄になっちゃいましたね」
はぁ残念。仕方がない家で使おう。
「お花のランプシェードはカレンに魚はジュールかな?あとは俺の部屋に……」
「リト?リトさん??な、何を作ったのかな??」
俺はちょっと目を泳がせながら、敬語で聞いてくるギアナ様に意地悪をしたくなった。
「気にしないで下さい」
つん!
「リトー!」
「ふふ、お見せしますよ」
俺の意地悪は持続力がなかった。鞄から出すふりをして、小ぶりのランプシェードを取り出す。
白い百合をモチーフにぐるりと配置したものだ。白い百合にしたのは俺が神様に似合いそうだと思ったから勝手に使っちゃった。双子神様のピンクのバラもそう。というかピンクの花なら何でも喜びそうだなって思ったんだ。
「ランプとかの上に取り付けます。きっと可愛いですよ」
ギアナ様は目を史上最大真ん丸に見開いて、ブルブル震えている。
「可愛い……?可愛いとかそういうレベルで良いのか?え、違うだろ?なに、カレンの勉強机が神域になるとかそういうことか?いや分からん、わからんぞ。リト、全然理解できない。え?これが普通に?家に?ないないないだろう?」
祭壇の横に置いてあったランプにシェードをかぶせてくる。うん、ちょうどいい。至高神様側には白百合を双子神様側にはピンクのバラのシェードを。バランス取れたわー!
「え?なに、ピンクのバラとかあるの?え、嘘だろ?リト。嘘って言えよ……いや流石にどうだろうか?すぐ盗られるぞ?いや?盗ったところで捌けるもんじゃねえな?出所が一発でバレちまうしな?いや待て違うだろ?神様からモノを盗むとかまずありえないし?あ、まてまて?」
なんかギアナ様がおかしくなってる……大丈夫かな?
「どうして、儲かる!って言わないんですか?売らないんですか?売れないくらい酷いです?」
「……売っていいのだろうか」
「売れないとたくさん作れないのですが……」
「たくさん!?作る!??」
さすがにこのころになるとハッとして一緒に来ていたジーレンさんや、フォルターさん、レックスさんも振り返った。
「ファ!?リト君、何あれ!?」
「ちょっと!?やばくね?やばいよね!?」
「やばさが止まらないだろ!?」
意味が分からないですよ……。
「皆さん、大丈夫ですか?もう試作品を色々作ったから見てもらおうと思ったのに……」
「恐ろしいが、み、見せてくれないか……?」
俺はごそごそと鞄をあさり、面白がって作ったシェードを渡す。
「水辺でサイが水浴びをしている」
「麦畑で狐がかくれんぼをしている」
「夕暮れの街並みですね」
割と何でも表現できることに気づいたんだ。
「レックスさんは獣人じゃないから、何を入れたらいいかわからなくて」
でも夕暮れをステンドグラスで表現すると凄くきれいだよ。
「俺には!?」
「家で……」
「今見たい!」
ちょっと恥ずかしいけれど、そっと取り出す。勿論白虎が草原で寝転んでいるモチーフだ。
「素晴らしい……ん?ふふ、ありがとうリト!」
「し、仕事机の明かりにでも使ってくださいっ!」
ギアナ様のシェードは回収してしまいこむ。後で返すけど、気が付いたよね?寝転ぶ虎に寄りかかる金茶の髪の毛の子供に。だってシェードの中でも一緒に居たかったから!
じーっと俺より背の高いギアナ様の顔を見上げて言う。少しだけ傷ついた目をして、ギアナ様はため息をついた。
「リト。俺だってなんでもかんでも売るわけじゃない。これは神殿や、神を祀るためのものだ。それを商売に使うなんて……」
「そうですか……」
俺はがっかりした。だって……。
「ギアナ様なら絶対儲かるって言うと思ったから、色々作ったけど、無駄になっちゃいましたね」
はぁ残念。仕方がない家で使おう。
「お花のランプシェードはカレンに魚はジュールかな?あとは俺の部屋に……」
「リト?リトさん??な、何を作ったのかな??」
俺はちょっと目を泳がせながら、敬語で聞いてくるギアナ様に意地悪をしたくなった。
「気にしないで下さい」
つん!
「リトー!」
「ふふ、お見せしますよ」
俺の意地悪は持続力がなかった。鞄から出すふりをして、小ぶりのランプシェードを取り出す。
白い百合をモチーフにぐるりと配置したものだ。白い百合にしたのは俺が神様に似合いそうだと思ったから勝手に使っちゃった。双子神様のピンクのバラもそう。というかピンクの花なら何でも喜びそうだなって思ったんだ。
「ランプとかの上に取り付けます。きっと可愛いですよ」
ギアナ様は目を史上最大真ん丸に見開いて、ブルブル震えている。
「可愛い……?可愛いとかそういうレベルで良いのか?え、違うだろ?なに、カレンの勉強机が神域になるとかそういうことか?いや分からん、わからんぞ。リト、全然理解できない。え?これが普通に?家に?ないないないだろう?」
祭壇の横に置いてあったランプにシェードをかぶせてくる。うん、ちょうどいい。至高神様側には白百合を双子神様側にはピンクのバラのシェードを。バランス取れたわー!
「え?なに、ピンクのバラとかあるの?え、嘘だろ?リト。嘘って言えよ……いや流石にどうだろうか?すぐ盗られるぞ?いや?盗ったところで捌けるもんじゃねえな?出所が一発でバレちまうしな?いや待て違うだろ?神様からモノを盗むとかまずありえないし?あ、まてまて?」
なんかギアナ様がおかしくなってる……大丈夫かな?
「どうして、儲かる!って言わないんですか?売らないんですか?売れないくらい酷いです?」
「……売っていいのだろうか」
「売れないとたくさん作れないのですが……」
「たくさん!?作る!??」
さすがにこのころになるとハッとして一緒に来ていたジーレンさんや、フォルターさん、レックスさんも振り返った。
「ファ!?リト君、何あれ!?」
「ちょっと!?やばくね?やばいよね!?」
「やばさが止まらないだろ!?」
意味が分からないですよ……。
「皆さん、大丈夫ですか?もう試作品を色々作ったから見てもらおうと思ったのに……」
「恐ろしいが、み、見せてくれないか……?」
俺はごそごそと鞄をあさり、面白がって作ったシェードを渡す。
「水辺でサイが水浴びをしている」
「麦畑で狐がかくれんぼをしている」
「夕暮れの街並みですね」
割と何でも表現できることに気づいたんだ。
「レックスさんは獣人じゃないから、何を入れたらいいかわからなくて」
でも夕暮れをステンドグラスで表現すると凄くきれいだよ。
「俺には!?」
「家で……」
「今見たい!」
ちょっと恥ずかしいけれど、そっと取り出す。勿論白虎が草原で寝転んでいるモチーフだ。
「素晴らしい……ん?ふふ、ありがとうリト!」
「し、仕事机の明かりにでも使ってくださいっ!」
ギアナ様のシェードは回収してしまいこむ。後で返すけど、気が付いたよね?寝転ぶ虎に寄りかかる金茶の髪の毛の子供に。だってシェードの中でも一緒に居たかったから!
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