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番外編 ウィルヘルムの結婚
魔道具作りは神様からのギフト
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魔道具がより詳細な位置を出してくれた。
魔道具によると、エルフリーデ嬢は家族や使用人と共にサイオトリス王国の地中深いところに作られた基地のようなところにいるようだ。
ジェフリー様が魔道具を見ながら難しい顔をしている。
「ベル、この探索魔道具にその場の様子を映し出せるようなものをつけられないかな。地下組織のアジトがどんな感じなのか知りたいんだ」
その場の様子か~。水晶板みたいなものが映し出す感じかな? あちらにも小型の水晶板を取り付けるイメージであちらの状態をそれを通してこちらに映す感じかな。頭でイメージしてみるといけるわね。
「そうね。やってみるわ」
神様お願い。イメージどおりの魔道具出して。
私は画面にリアルタイムで動きが見られる魔道具をイメージして、それをとりつけろと魔道具に命令してみる。
しばらくすると、取り付けた水晶に映像が浮き上がった。
よかった。うまくいったわ。神様ありがとう。
「ジェフリー様、成功したみたい。映像が見えるわ」
「本当だ。かなり鮮明だな。しかし、地下深くこれだけの施設を作るなんて凄いな。しかし、サイオトリス王国はこれだけの魔法が使える国なんだな。もし、戦争となったら……魔法対策が必要だな」
戦争? そんなことになったら大変だ。魔法対策か。
サイオトリス王国がどんな国かなんてジェフリー様が持っていた資料でしか知らない。でも地下深くにあんな部屋を作るのは魔法でしか無理だろう。そんな国と戦争なんて。いや、戦争はだめだ。戦争なんてしてはいけない。
ジェフリー様が魔法でヒューイ様と話をしている……と思ったらヒューイ様が現れた。ヒューイ様もセレスも瞬間魔法使い過ぎだよ。
ヒューイ様は魔道具に映るサイオトリス王国の地下深く作られた施設の映像を見て感激しているようだ。魔法大国の母国にもこんな魔道具はないと言う。
神様ありがとう。
ヒューイ様は私の手を取って歓喜の声をあげる。
「おー、本当に鮮明だな。ベルは凄い。天才だ!」
いやいや、持ち上げられてもね。これはただの神様の罪滅ぼしなのよね。私が天才ではなくて神様が天才なだけよ。
私達は黙ったままで映像を見つめていた。きっとあれがエルフリーデ嬢だ。絵姿どおりの綺麗だし、猫っぽい目が可愛い人だ。背も高いしかっこいいなぁ。
あんな綺麗な人を捨てるなんてサイオトリス王国の王太子の目は節穴なんだろう。
そんなことを思いながらぼんやり見ていたら……
「あっ!」
「えっ?」
「まさか」
水晶板に映し出されていたその人は……
「「「陛下!!」」」
三人でシンクロしてしまった。
私は水晶板の向こうにいるウィル様の姿に腰が抜けそうになった。
あの腹黒鬼畜たぬきなんでいるのよ!
何故ウィル様がサイオトリスの地下にいるのかさっぱりわからない。連れてこいと言っていたはずなのに。自分が連れに行ったのか? 全くあの人の頭の中は読めないわ。
「お前らが遅いから俺が動いた。屋敷で魔道具なんか見ながらびっくりしてんじゃねーよ」
突然ウィル様が向こう側から私達に話しかけてきた。
「すぐに戻る。準備しとけよ」
私達三人は顔を見合わせ、げんなりした。
魔道具によると、エルフリーデ嬢は家族や使用人と共にサイオトリス王国の地中深いところに作られた基地のようなところにいるようだ。
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「そうね。やってみるわ」
神様お願い。イメージどおりの魔道具出して。
私は画面にリアルタイムで動きが見られる魔道具をイメージして、それをとりつけろと魔道具に命令してみる。
しばらくすると、取り付けた水晶に映像が浮き上がった。
よかった。うまくいったわ。神様ありがとう。
「ジェフリー様、成功したみたい。映像が見えるわ」
「本当だ。かなり鮮明だな。しかし、地下深くこれだけの施設を作るなんて凄いな。しかし、サイオトリス王国はこれだけの魔法が使える国なんだな。もし、戦争となったら……魔法対策が必要だな」
戦争? そんなことになったら大変だ。魔法対策か。
サイオトリス王国がどんな国かなんてジェフリー様が持っていた資料でしか知らない。でも地下深くにあんな部屋を作るのは魔法でしか無理だろう。そんな国と戦争なんて。いや、戦争はだめだ。戦争なんてしてはいけない。
ジェフリー様が魔法でヒューイ様と話をしている……と思ったらヒューイ様が現れた。ヒューイ様もセレスも瞬間魔法使い過ぎだよ。
ヒューイ様は魔道具に映るサイオトリス王国の地下深く作られた施設の映像を見て感激しているようだ。魔法大国の母国にもこんな魔道具はないと言う。
神様ありがとう。
ヒューイ様は私の手を取って歓喜の声をあげる。
「おー、本当に鮮明だな。ベルは凄い。天才だ!」
いやいや、持ち上げられてもね。これはただの神様の罪滅ぼしなのよね。私が天才ではなくて神様が天才なだけよ。
私達は黙ったままで映像を見つめていた。きっとあれがエルフリーデ嬢だ。絵姿どおりの綺麗だし、猫っぽい目が可愛い人だ。背も高いしかっこいいなぁ。
あんな綺麗な人を捨てるなんてサイオトリス王国の王太子の目は節穴なんだろう。
そんなことを思いながらぼんやり見ていたら……
「あっ!」
「えっ?」
「まさか」
水晶板に映し出されていたその人は……
「「「陛下!!」」」
三人でシンクロしてしまった。
私は水晶板の向こうにいるウィル様の姿に腰が抜けそうになった。
あの腹黒鬼畜たぬきなんでいるのよ!
何故ウィル様がサイオトリスの地下にいるのかさっぱりわからない。連れてこいと言っていたはずなのに。自分が連れに行ったのか? 全くあの人の頭の中は読めないわ。
「お前らが遅いから俺が動いた。屋敷で魔道具なんか見ながらびっくりしてんじゃねーよ」
突然ウィル様が向こう側から私達に話しかけてきた。
「すぐに戻る。準備しとけよ」
私達三人は顔を見合わせ、げんなりした。
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