バイトの時間なのでお先に失礼します!~普通科と特進科の相互理解~

スズキアカネ

文字の大きさ
45 / 79
勘違いを続ける彼女と彼女が気になる彼。

ねぇそこのお兄さん、私とたこ焼き焼かない?

しおりを挟む
 私はひと足早く、海の家のたこ焼き販売のバイトをしていた。期間中はオーナーが経営している近くの民宿に住み込みである。相変わらず暑いしきついけど、去年よりも要領よくお仕事をこなせていると思う。
 2週間という期間限定のバイトだが、充実した日々を送っていた。

 それから数日後、悠木君が遅れて民宿に到着した時、出迎えたオーナーの奥さんがとあることを言った。

「ごめんね、夏生君。先に釘刺しておくけど、ここでいやらしいことはしちゃだめだよ? 傷つくのは女の子なんだからね?」

 『男は勢いで女の子と関係を結ぼうとするけど、それはよくない。ちゃんと段階くんで交際を重ねた上で、そういう事をするんだよ』と説明する奥さん。初対面のお姉さんから『ひと夏の火遊びをするな』と性教育を受けている悠木君の顔がどんどん赤くなっていく。

「そんなバカな。悠木君はそんなことしませんて、こう見えて硬派なんですよ彼」
「えっ」

 彼が無体な真似なんかするもんか。出会ったばかりの1年前ならわからなかったけど、今の私は君を信じてるよ。
 悠木君を庇うべく弁護したのだけど、なぜか彼は私の言葉に驚いていた。なんでそんなにびっくりしてんの。こっちがびっくりだわ。

 そうはいっても万が一のことが起きてはいけないからと私はオーナーの奥さんと一緒に寝起きすることになった。
 そういうわけで奥さんが心配するようなことが起きるはずがない。そもそも私と悠木君の間で火遊びが起きるわけがない。みんなして心配し過ぎなのだ。


「いらっしゃいませーたこ焼きーたこ焼きはいかがっすかー」

 青い空、白い雲、弾ける太陽に熱された砂の上には海水浴に来た水着姿の人々! しかし私はそれを楽しむ余裕すらない。
 鉄板の上でジュワジュワ音を立てている生地。空からも地表からも鉄板からも熱を受けている私はクラクラしていた。水分補給しても追いつかない。暑すぎる。いや、それより外でたこ焼き売り歩いている彼のほうが大変かな。

 夏はカップル成立が高いのだそう。その理由は薄着になって開放的になるからという理由と、太陽の光にあるらしい。太陽の光を浴びた男性は体内の男性ホルモンが多くなって性欲が増すという研究結果があるのだという。

 ──しかし、日常から離れて開放的になるであろう夏の海でカラフルな水着ギャルに囲まれているのに、鼻を伸ばすどころか眉間にシワを寄せている男がいた。

「バイトなんかサボって遊ぼうよぉ」
「たこ焼き買わないならどっかに行ってください」
「えーつめたぁい」

 この炎天下の下、冷たい発言をしたのは、海辺で最も輝いている男であろう悠木君である。現在彼はたこ焼きパックがのったばんじゅうを首から下げて、水着ギャルたちからナンパされていた。
 さもありなんである。だから言ったのになぁ。悠木夏生ジゴロ伝説が真実になっちゃうよ? って。

「じゃあ全部買うから遊ぼ?」
「遊びません」

 バイト初日からあんな感じである。だけど逆ナンパされ慣れてるっぽい悠木君はどんな女子が来ても素気なく断っている。
 予想通り客寄せパンダになったな、悠木君よ。

 バイト業務に関して、私は悠木君に交代でたこ焼きを売り歩こうと提案した。理由は炎天下にある。去年私は熱中症一歩手前まで行ったのだ。たこ焼き焼くのも暑いけど、炎天下で売り歩くのもきついのだ。
 しかし、悠木君は自分が売り歩くと言って聞かない。売り歩いてる時に変な男が寄ってきたらどうするんだとか言って。悠木君の妙な圧に負けて、売り子は彼に任せたが…

 いや、今まさに女に寄られて囲まれてる悠木君が言えたことじゃないよねってツッコミはすまい。
 悠木君が売り歩くとイケメンパワーであっという間にたこ焼き売れるし。去年よりもすごい売上になるかもしれないぞ。もうすでに材料の在庫が足りなくなりそうで、急遽オーナーが発注かけていたし。

「ねぇねぇ、お姉さんここでは毎日働いてるの?」

 たこ焼き調理を続けていると、そこに話しかけてくる人がいた。複数人の男性で年は大学生くらいだろうか。

「期間限定ですね」
「女子高生?」
「まぁ」
「休憩いつ?」

 これは客じゃないな。まともに相手にするのも無駄である。たこ焼き買わないならどっかに行ってくれないだろうか。
 私が淡々とした返事を返していると、後ろから腕が伸びてきた。ぐいっと後ろに抱き寄せられた私はたこ焼き返しを持ったまま固まった。

「あの、商品買わないなら長居しないでもらえますか? 他のお客の迷惑になるので」

 悠木君が私をナンパから庇おうとしてくれているらしいけど、別に良かったのに。この程度なら断れば散ってくれると思うし。
 夏で海ということで皆開放的になって居るのだ。ナンパのひとつやひとつ、流してやらなければ。

「なんだよ、彼氏付きかよ」

 ナンパ男たちは白けた顔をして踵を返した。あっさりと撤退した彼らを見送りながら、私は顎を持ち上げて上を見上げた。

「悠木君、生地が焦げちゃうからそろそろ離して?」
「! ご、ごめん!」

 慌てて腕をほどいた悠木君はシュバッと後退りしていた。
 庇ってくれたのはありがたいが、鉄板の前だし、私の手には凶器(たこ焼き返し)があるから抱きつくのは危ないよ。


 ■□■


 売れ行きは絶好調だ。
 悠木君がちょっと砂浜を歩けば女性客を中心にお買い上げいただけるたこ焼き。追加のたこ焼きパックを首提げばんじゅうの中におさめると悠木君は再び炎天下に出て、たこ焼き販売へ出向こうとしていた。
 あまりの暑さにとうとうTシャツを脱いで海パン一枚になった悠木君だが、悠木君は肌が白いから痛い火傷みたいな日焼けの仕方をしそうだ。

「悠木君、日焼け止め塗ったほうがいいよ。待って私の日焼け止め貸してあげるから」

 かばんに入れておいた日焼け止めを取り出して、悠木君の手のひらにたっぷり出してあげた。

「背中塗ってあげるね」
「え」

 手の届かないところは私が塗ってあげよう。自分の手のひらに出した日焼け止めを手のひらで伸ばしてぺたぺたと彼の背中に塗りつけた。
 びくっと彼の肩が揺れる。多分くすぐったいのだろう。

「去年日焼け止め塗っても焼けちゃったから、こまめに塗り直したほうがいいよ」
「……」

 悠木君の返事がない。どうしたのかと顔を覗き込めば、悠木君の頬が赤くなっていた。

「あれっどうしたの! 顔が赤いよ!?」

 熱中症!? 私が手を伸ばして首の体温を確認しようとしたら、その手をがしりと掴まれた。

「…大丈夫」
「本当に? 無理してない? 私がたこ焼き売りに行ってもいいんだよ?」
「本当に大丈夫」

 手のひらに残ったままの日焼け止めをやや乱暴に身体に塗り込んだ彼はばんじゅうを首から下げて海の家から出ていく。その姿はまるで戦場に向かう戦士のようで…

「あれっ夏生先輩じゃないですかぁ!」

 そこに飛び込んできたキンキン声で悠木君の足は止まったけども。

「偶然ー! 私達運命で結ばれてるのかもしれませんね!」

 フリルたっぷりの可愛らしい水着を着用した美少女…もとい後輩の雨宮さんは沢山の男女を引き連れてこちらに駆け寄ってきた。そしてばんじゅうを支えている悠木君の腕に抱きつくと身体を擦り寄せていた。
 雨宮さんは思わぬ出会いに浮かれた顔をしていたのに、後ろに私が居ると気づくとムッとしていた。

「またこの人ですか? 私の誘いを断ったのって、森宮先輩と遊びに行くためだったんですか?」
「ていうか俺、遊んでるんじゃなくて働いてるんだけど」

 悠木君は雨宮さんの腕を解いていた。素肌に近い格好で女子に抱きつかれても顔色が変わらないとか……君は本当に男なのか? 多少にやけてもおかしくないというのに、硬派すぎるだろう。

「まさか一緒にバイトしてるんですか!? …この人のどこがいいんですかぁ? 金稼ぎにしか興味のない変人だって聞いてますけどぉ」

 1年の中でも私が変人であると噂が流れてるのか……あのね、私は先輩だからね? 面と向かって言うのめちゃくちゃ失礼よ?

「聖良が言うからどんな女かと思ったら、普通じゃん」
「敵にもならんでしょ」

 雨宮さんの同行者に顔をまじまじ見られたと思えば普通認定を受ける。
 普通の何が悪い! あんたらも化粧落としたら普通顔なんだろう! それを雨宮さんなら言われても仕方ないけども! 天然美人しかそれを言ってはいけないよ!

「森宮はかわいいよ!」

 普通コールに対抗するがごとく、悠木君が声を張り上げた。

「う、うん、ありがとう?」

 食い気味に言われてびっくりした私は目を丸くしてどもりながら返事をする。
 い、いいんだよ悠木君、慰めなくても。私が普通なのは自他共認められたことだからね。ブスって言われたわけじゃないから平気だよ。

「えぇ? 先輩、私のほうがかわいいでしょう?」

 雨宮さんは気に入らないらしく対抗してくる。
 うんうんかわいい。誰に聞いても雨宮さんに軍配が上がるよきっと。

「うるさい。そいつら連れてどっかいけ。営業妨害」

 しかし美女を見慣れている悠木君は雨宮さんを冷たく見下ろすと、追い払っていた。

「ひどっそんなこと言うんだー!」

 雨宮さんの憤慨する声が夏の空の下で響き渡る。
 …いやぁ。悠木君の周りはいつも賑やかだなぁ……
 目を眇めて青い空を見上げた私は呟く。

「たこ焼き作ろ」

 こんなことしてないで働かなきゃ。
 たこ焼き売りまくって特別ボーナスゲットするんだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!

みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!  杉藤千夏はツンデレ少女である。  そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。  千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。  徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い! ※他サイトにも投稿しています。 ※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。

元男装傭兵、完璧な淑女を演じます。――嫁ぎ先はかつての団長でした!?

中野森
恋愛
貧乏男爵家の長女クラリスは、弟の学費を稼ぐために男装して傭兵団へ入団した。 副団長にまで上り詰め、団長をはじめとした仲間から信頼を得るが、決して正体は明かさなかった。 やがて戦争が終わり、傭兵団は解散となる。 出稼ぎするために流した嘘の悪評により、修道院入りを覚悟していたクラリスだったが、帰郷した彼女を待っていたのは父からの「嫁ぎ先が決まった」という一言だった。 慌ただしく始まる淑女教育、そして一度も未来の夫と顔合わせすることなく迎えた結婚式当日。 誓いの言葉を促され隣からきこてくる声に、クラリスは凍りつく。 ……嘘でしょ、団長!? かつての想い人でもある傭兵仲間が今は夫となり、妻の正体には気づいていない――気づかれてはいけないのだ、絶対に! 本作品はゆるふわ設定、ご都合主義、細かいことは気にしたら負け! ※この小説は、ほかの小説投稿サイトにも投稿しています。

苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」 母に紹介され、なにかの間違いだと思った。 だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。 それだけでもかなりな不安案件なのに。 私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。 「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」 なーんて義父になる人が言い出して。 結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。 前途多難な同居生活。 相変わらず専務はなに考えているかわからない。 ……かと思えば。 「兄妹ならするだろ、これくらい」 当たり前のように落とされる、額へのキス。 いったい、どうなってんのー!? 三ツ森涼夏  24歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務 背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。 小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。 たまにその頑張りが空回りすることも? 恋愛、苦手というより、嫌い。 淋しい、をちゃんと言えずにきた人。 × 八雲仁 30歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』専務 背が高く、眼鏡のイケメン。 ただし、いつも無表情。 集中すると周りが見えなくなる。 そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。 小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。 ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!? ***** 千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』 ***** 表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101

会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)

久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。 しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。 「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」 ――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。 なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……? 溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。 王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ! *全28話完結 *辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。 *他誌にも掲載中です。

距離感ゼロ〜副社長と私の恋の攻防戦〜

葉月 まい
恋愛
「どうするつもりだ?」 そう言ってグッと肩を抱いてくる 「人肌が心地良くてよく眠れた」 いやいや、私は抱き枕ですか!? 近い、とにかく近いんですって! グイグイ迫ってくる副社長と 仕事一筋の秘書の 恋の攻防戦、スタート! ✼••┈•• ♡ 登場人物 ♡••┈••✼ 里見 芹奈(27歳) …神蔵不動産 社長秘書 神蔵 翔(32歳) …神蔵不動産 副社長 社長秘書の芹奈は、パーティーで社長をかばい ドレスにワインをかけられる。 それに気づいた副社長の翔は 芹奈の肩を抱き寄せてホテルの部屋へ。 海外から帰国したばかりの翔は 何をするにもとにかく近い! 仕事一筋の芹奈は そんな翔に戸惑うばかりで……

虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。

ラディ
恋愛
 一つ違いの姉と比べられる為に、愚かであることを強制され矯正されて育った妹。  家族からだけではなく、侍女や使用人からも虐げられ弄ばれ続けてきた。  劣悪こそが彼女と標準となっていたある日。  一人の男が現れる。  彼女の人生は彼の登場により一変する。  この機を逃さぬよう、彼女は。  幸せになることに、決めた。 ■完結しました! 現在はルビ振りを調整中です! ■第14回恋愛小説大賞99位でした! 応援ありがとうございました! ■感想や御要望などお気軽にどうぞ! ■エールやいいねも励みになります! ■こちらの他にいくつか話を書いてますのでよろしければ、登録コンテンツから是非に。 ※一部サブタイトルが文字化けで表示されているのは演出上の仕様です。お使いの端末、表示されているページは正常です。

羽柴弁護士の愛はいろいろと重すぎるので返品したい。

泉野あおい
恋愛
人の気持ちに重い軽いがあるなんて変だと思ってた。 でも今、確かに思ってる。 ―――この愛は、重い。 ------------------------------------------ 羽柴健人(30) 羽柴法律事務所所長 鳳凰グループ法律顧問 座右の銘『危ない橋ほど渡りたい。』 好き:柊みゆ 嫌い:褒められること × 柊 みゆ(28) 弱小飲料メーカー→鳳凰グループ・ホウオウ総務部 座右の銘『石橋は叩いて渡りたい。』 好き:走ること 苦手:羽柴健人 ------------------------------------------

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編7が完結しました!(2026.1.29)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

処理中です...