70 / 79
意識し始めた彼女と積極的に動く彼。
DNAは私達の体を作る設計図である。
しおりを挟む
文化祭2日目は遅番である私は、激安店で購入したユニフォームのなんちゃって袴と友人たちが施した化粧で大正風女学生もどきに変身した。前髪をすべて後ろに持って行き、ハーフアップにして大きな深紅色のリボンを付けたりして。高校生にもなって大きなリボンをつけるのは恥ずかしいが、友人達には好評である。
お客の入りは上々だ。外部からのお客さんも加わって満席状態だ。このお店では客層の平均年齢が高い気もする。
前もって調理しておいたお団子類も在庫が足りなくなりそうなので急遽調理室で追加作成している。万が一売り切れたときの事を考えてギリギリの数量を生産していたけど、その読みが完全に外れてしまった。中には在庫不足で近くのスーパーへ買い出しに出かけたクラスメイトも居る。
大正浪漫風がコンセプトなのでメニューもそれっぽい。ただし、学校の出し物のためあまり凝ったメニューはない。味が選べるお団子と、からみ餅、蒸し饅頭、アイスクリームなどなど。飲み物は珈琲と紅茶、緑茶である。飲み物のみのお客さんにはお茶請けにお煎餅を添えたりして。
派手ではないが、素朴なメニューが年配の客にウケている気がする。
混雑解消のための時間制限が設けられたとはいえ、教室の外に待ちがどんどん増えてく。退店客を見送った後に机と椅子を大急ぎで片付けてから待っているお客さんを呼ぶが終わりが見えない。
「お次お待ちの番号札31番のお客様、おまたせしましたー!」
教室の外で待っていたお客さんに声をかけると、番号札を持った男性がフッと顔を上げる。その男性はお連れの女性に小さく声をかけてそっと背中を押して促していた。仲睦まじそうな2人である。
周りにいる一般客や生徒はそんな彼らをぼーっと見とれていた。私の両親と同じくらいの年代なんだけど、年齢を超越した魅力があって、品のあるとても素敵なご夫婦だったのだ。
なんだろうこの美形ご夫婦…ただ者じゃないな。モデルとか俳優やってるのかな。このクラスの誰かの両親だったりする? ……うちにこんな美形な顔立ちの親がいそうな人はいなかったはずだけど。
彼らの顔を見て私はなんだか既視感を覚えたが、どこかのバイト先で遭遇したかな? と首を傾げるだけで済ませた。
「番号札お預かりしますね、こちらのお席へどうぞー」
ご夫婦を空いた席にご案内すると、メニュー表をお二方に差し出す。
「当店人気のメニューは味を選択できるお団子セットでございます。ご注文の際はこちらの種類一覧表からお選びください。では、ご注文がお決まりでしたらお呼びくださいませ」
頭を軽く下げると私はさかさかと次の仕事を片付けるためにその場を離れた。現在店内スタッフは、和菓子制作チームに接客担当が数名引き抜かれたため、慢性的な人手不足状態なのである。教室一つの広さなのにこの忙しさは異常である。くそう、これが本当のバイトなら労基に訴えているところだぞ。
去年の台湾風カフェであれば、大きな寸胴鍋に大量な作り置きができたけど、今年のメニューはそうは行かない。残った接客スタッフが2、3人分くらい働かなきゃいけない状況で大変である。
無賃労働なのがおおいに不満だが、文化祭なので出血大サービスで頑張る。私が無料で働くなんて特別珍しいことなんだからね!
「森宮ー5番さんに運んでー」
「ただいまー」
先程ご案内した美形ご夫婦の注文商品が用意されたので、お盆に乗ったそれを5番へ運ぶと、そのご夫婦から微笑ましそうに見られた。
高校生が配膳している姿が微笑ましいのだろうか…? 謎の微笑みに少しビビりつつも、注文の緑茶とお団子セットを配膳する。
「お待たせいたしました、緑茶とお団子セットです。こちら側から、あんこ、みたらし、うぐいす、草、きなことなっております」
お団子セットの味の説明を済ませて、そのまま下がろうとしたのだが、それを止めるかのように、ご婦人に腕を掴まれた。
「あなたが森宮美玖さん?」
いきなりフルネームで呼ばれて、私は少なからずとも驚いた。
校内ならまだしも、外部のお客さんにまで名前を知られているほど有名になった覚えはなかったからだ。
「はい……どこかでお会いしましたっけ?」
バイト先のお客さんなら……こんなに目立つ人、絶対に憶えているはずだしな。
まじまじ私を見てくるご婦人。居心地が悪い。私が困惑しながら問いかけると、彼女はふふふ、と小さく笑って首を横に振った。
「驚かせてしまってごめんなさいね、私は──…」
「はぁ!? なんでここにいんの!? 来るとか聞いてないぞ!」
ご婦人が何かを言いかけた時に口を挟んだのは悠木君であった。彼は店の出入り口でパッカリ口をあけてこちらをガン見している。
「あら、夏生」
目の前のご婦人がころころと笑ったことで、私は新たな可能性に気づいた。……既視感があったのは、この人が悠木君に似ているからだ。そしてお連れの男性は、さや香さんに似ているんだ…!
「……悠木君のご両親…?」
なんで気づかなかったんだろう。こんなにも面影があるのに……と一人でショックを受けていると、私とご婦人の間に悠木君が割って入ってきた。
「母さん、なに言ったんだよ! 森宮が驚いているじゃねーか!」
「夏生にもとうとう好きな子ができたんだって、さや香に聞かされたからお忍びで来ちゃった」
「はぁ!?」
悪気なく言われた言葉に私は驚いてしまったばかりじゃなく、顔から火が吹き出しそうになった。
ちょっと、それ悠木家公認になってるの…!? ていうか他にも人がいる場所で言うことじゃないんですけど…!
「だからって…」
「夏生が高校に上がってから会う機会も減ったからな。父さん達も夏生の好きな女の子と会ってみたかったんだよ。さや香だけずるいじゃないか」
悠木君が文句を言いたそうにしていると察したのか、お父さんが宥めていた。つまり息子のことを心配していたと。私が息子に近づく危険な女じゃないか見極めに来たってことだろうか。
両親の口から飛び出してきた発言に悠木君は整えていた髪の毛をわしゃわしゃ掻いて何か言いたそうに唸っていた。
「あのさぁ…」
「まぁまぁ立ち話もなんだし一緒にお茶しましょう。森宮さん、この子のお茶も追加でお願い……あ、そうだわ、森宮さんも一緒に」
「こらこら、森宮さんはお仕事中なんだよ。邪魔してはいけない」
「あらそうね……残念だけど、また今度機会があったらお茶しましょ!」
ご夫婦は悠木君の腕を引っ張って空いている席に着かせると、追加で注文していた。久々の親子でのお茶タイムにすることにしたようだ。
「……すぐに追加のお茶をお持ちしますね」
私は注文を受けてその場を離れた。私に会うことを名目にしている風だったが、実は息子の様子を見に来ただけなんだろうなぁ。
自分にはお仕事があるのでなんのお構いもできなかったが、仕事をしながら5番テーブルをこっそり盗み見した。ご両親と一緒にお茶をする悠木君は照れくさそうにしつつも、悪い雰囲気ではなかった。私も両親が文化祭に来たなら同じ反応するかもしれないので、悠木君の気持ちはわからんでもない。
美形一家のテーブルは目立っており、めちゃくちゃ視線が集中していた。すごいなぁ、ただの高校の文化祭なのに、あそこの空間だけ高級ホテルのラウンジに見える不思議。私は今どこで働いているんだっけ? と錯覚してしまいそうになった。
「森宮さん、気持ちのいい接客だったよ」
彼らが退店する際に、悠木君のお父さんからそっと声をかけられた。
「我が息子ながらお買い得だと思うの。夏生のことよろしくね」
極めつけにお母さんからギュッと手を握られて念押しされてしまった。
まだ付き合っているわけじゃないんです、私が告白の返事保留してまして…とか言える空気じゃないな……罪悪感がチクチクと心を苛む気持ちである。
にこにこと微笑む悠木夫妻は爽やか麗しかった。……美男美女な夫婦である。流石悠木君のご両親。DNAは裏切らない…
私はDNAの神秘についてしばし考える羽目となったのである。
お客の入りは上々だ。外部からのお客さんも加わって満席状態だ。このお店では客層の平均年齢が高い気もする。
前もって調理しておいたお団子類も在庫が足りなくなりそうなので急遽調理室で追加作成している。万が一売り切れたときの事を考えてギリギリの数量を生産していたけど、その読みが完全に外れてしまった。中には在庫不足で近くのスーパーへ買い出しに出かけたクラスメイトも居る。
大正浪漫風がコンセプトなのでメニューもそれっぽい。ただし、学校の出し物のためあまり凝ったメニューはない。味が選べるお団子と、からみ餅、蒸し饅頭、アイスクリームなどなど。飲み物は珈琲と紅茶、緑茶である。飲み物のみのお客さんにはお茶請けにお煎餅を添えたりして。
派手ではないが、素朴なメニューが年配の客にウケている気がする。
混雑解消のための時間制限が設けられたとはいえ、教室の外に待ちがどんどん増えてく。退店客を見送った後に机と椅子を大急ぎで片付けてから待っているお客さんを呼ぶが終わりが見えない。
「お次お待ちの番号札31番のお客様、おまたせしましたー!」
教室の外で待っていたお客さんに声をかけると、番号札を持った男性がフッと顔を上げる。その男性はお連れの女性に小さく声をかけてそっと背中を押して促していた。仲睦まじそうな2人である。
周りにいる一般客や生徒はそんな彼らをぼーっと見とれていた。私の両親と同じくらいの年代なんだけど、年齢を超越した魅力があって、品のあるとても素敵なご夫婦だったのだ。
なんだろうこの美形ご夫婦…ただ者じゃないな。モデルとか俳優やってるのかな。このクラスの誰かの両親だったりする? ……うちにこんな美形な顔立ちの親がいそうな人はいなかったはずだけど。
彼らの顔を見て私はなんだか既視感を覚えたが、どこかのバイト先で遭遇したかな? と首を傾げるだけで済ませた。
「番号札お預かりしますね、こちらのお席へどうぞー」
ご夫婦を空いた席にご案内すると、メニュー表をお二方に差し出す。
「当店人気のメニューは味を選択できるお団子セットでございます。ご注文の際はこちらの種類一覧表からお選びください。では、ご注文がお決まりでしたらお呼びくださいませ」
頭を軽く下げると私はさかさかと次の仕事を片付けるためにその場を離れた。現在店内スタッフは、和菓子制作チームに接客担当が数名引き抜かれたため、慢性的な人手不足状態なのである。教室一つの広さなのにこの忙しさは異常である。くそう、これが本当のバイトなら労基に訴えているところだぞ。
去年の台湾風カフェであれば、大きな寸胴鍋に大量な作り置きができたけど、今年のメニューはそうは行かない。残った接客スタッフが2、3人分くらい働かなきゃいけない状況で大変である。
無賃労働なのがおおいに不満だが、文化祭なので出血大サービスで頑張る。私が無料で働くなんて特別珍しいことなんだからね!
「森宮ー5番さんに運んでー」
「ただいまー」
先程ご案内した美形ご夫婦の注文商品が用意されたので、お盆に乗ったそれを5番へ運ぶと、そのご夫婦から微笑ましそうに見られた。
高校生が配膳している姿が微笑ましいのだろうか…? 謎の微笑みに少しビビりつつも、注文の緑茶とお団子セットを配膳する。
「お待たせいたしました、緑茶とお団子セットです。こちら側から、あんこ、みたらし、うぐいす、草、きなことなっております」
お団子セットの味の説明を済ませて、そのまま下がろうとしたのだが、それを止めるかのように、ご婦人に腕を掴まれた。
「あなたが森宮美玖さん?」
いきなりフルネームで呼ばれて、私は少なからずとも驚いた。
校内ならまだしも、外部のお客さんにまで名前を知られているほど有名になった覚えはなかったからだ。
「はい……どこかでお会いしましたっけ?」
バイト先のお客さんなら……こんなに目立つ人、絶対に憶えているはずだしな。
まじまじ私を見てくるご婦人。居心地が悪い。私が困惑しながら問いかけると、彼女はふふふ、と小さく笑って首を横に振った。
「驚かせてしまってごめんなさいね、私は──…」
「はぁ!? なんでここにいんの!? 来るとか聞いてないぞ!」
ご婦人が何かを言いかけた時に口を挟んだのは悠木君であった。彼は店の出入り口でパッカリ口をあけてこちらをガン見している。
「あら、夏生」
目の前のご婦人がころころと笑ったことで、私は新たな可能性に気づいた。……既視感があったのは、この人が悠木君に似ているからだ。そしてお連れの男性は、さや香さんに似ているんだ…!
「……悠木君のご両親…?」
なんで気づかなかったんだろう。こんなにも面影があるのに……と一人でショックを受けていると、私とご婦人の間に悠木君が割って入ってきた。
「母さん、なに言ったんだよ! 森宮が驚いているじゃねーか!」
「夏生にもとうとう好きな子ができたんだって、さや香に聞かされたからお忍びで来ちゃった」
「はぁ!?」
悪気なく言われた言葉に私は驚いてしまったばかりじゃなく、顔から火が吹き出しそうになった。
ちょっと、それ悠木家公認になってるの…!? ていうか他にも人がいる場所で言うことじゃないんですけど…!
「だからって…」
「夏生が高校に上がってから会う機会も減ったからな。父さん達も夏生の好きな女の子と会ってみたかったんだよ。さや香だけずるいじゃないか」
悠木君が文句を言いたそうにしていると察したのか、お父さんが宥めていた。つまり息子のことを心配していたと。私が息子に近づく危険な女じゃないか見極めに来たってことだろうか。
両親の口から飛び出してきた発言に悠木君は整えていた髪の毛をわしゃわしゃ掻いて何か言いたそうに唸っていた。
「あのさぁ…」
「まぁまぁ立ち話もなんだし一緒にお茶しましょう。森宮さん、この子のお茶も追加でお願い……あ、そうだわ、森宮さんも一緒に」
「こらこら、森宮さんはお仕事中なんだよ。邪魔してはいけない」
「あらそうね……残念だけど、また今度機会があったらお茶しましょ!」
ご夫婦は悠木君の腕を引っ張って空いている席に着かせると、追加で注文していた。久々の親子でのお茶タイムにすることにしたようだ。
「……すぐに追加のお茶をお持ちしますね」
私は注文を受けてその場を離れた。私に会うことを名目にしている風だったが、実は息子の様子を見に来ただけなんだろうなぁ。
自分にはお仕事があるのでなんのお構いもできなかったが、仕事をしながら5番テーブルをこっそり盗み見した。ご両親と一緒にお茶をする悠木君は照れくさそうにしつつも、悪い雰囲気ではなかった。私も両親が文化祭に来たなら同じ反応するかもしれないので、悠木君の気持ちはわからんでもない。
美形一家のテーブルは目立っており、めちゃくちゃ視線が集中していた。すごいなぁ、ただの高校の文化祭なのに、あそこの空間だけ高級ホテルのラウンジに見える不思議。私は今どこで働いているんだっけ? と錯覚してしまいそうになった。
「森宮さん、気持ちのいい接客だったよ」
彼らが退店する際に、悠木君のお父さんからそっと声をかけられた。
「我が息子ながらお買い得だと思うの。夏生のことよろしくね」
極めつけにお母さんからギュッと手を握られて念押しされてしまった。
まだ付き合っているわけじゃないんです、私が告白の返事保留してまして…とか言える空気じゃないな……罪悪感がチクチクと心を苛む気持ちである。
にこにこと微笑む悠木夫妻は爽やか麗しかった。……美男美女な夫婦である。流石悠木君のご両親。DNAは裏切らない…
私はDNAの神秘についてしばし考える羽目となったのである。
1
あなたにおすすめの小説
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
元男装傭兵、完璧な淑女を演じます。――嫁ぎ先はかつての団長でした!?
中野森
恋愛
貧乏男爵家の長女クラリスは、弟の学費を稼ぐために男装して傭兵団へ入団した。
副団長にまで上り詰め、団長をはじめとした仲間から信頼を得るが、決して正体は明かさなかった。
やがて戦争が終わり、傭兵団は解散となる。
出稼ぎするために流した嘘の悪評により、修道院入りを覚悟していたクラリスだったが、帰郷した彼女を待っていたのは父からの「嫁ぎ先が決まった」という一言だった。
慌ただしく始まる淑女教育、そして一度も未来の夫と顔合わせすることなく迎えた結婚式当日。
誓いの言葉を促され隣からきこてくる声に、クラリスは凍りつく。
……嘘でしょ、団長!?
かつての想い人でもある傭兵仲間が今は夫となり、妻の正体には気づいていない――気づかれてはいけないのだ、絶対に!
本作品はゆるふわ設定、ご都合主義、細かいことは気にしたら負け!
※この小説は、ほかの小説投稿サイトにも投稿しています。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
*全28話完結
*辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
*他誌にも掲載中です。
距離感ゼロ〜副社長と私の恋の攻防戦〜
葉月 まい
恋愛
「どうするつもりだ?」
そう言ってグッと肩を抱いてくる
「人肌が心地良くてよく眠れた」
いやいや、私は抱き枕ですか!?
近い、とにかく近いんですって!
グイグイ迫ってくる副社長と
仕事一筋の秘書の
恋の攻防戦、スタート!
✼••┈•• ♡ 登場人物 ♡••┈••✼
里見 芹奈(27歳) …神蔵不動産 社長秘書
神蔵 翔(32歳) …神蔵不動産 副社長
社長秘書の芹奈は、パーティーで社長をかばい
ドレスにワインをかけられる。
それに気づいた副社長の翔は
芹奈の肩を抱き寄せてホテルの部屋へ。
海外から帰国したばかりの翔は
何をするにもとにかく近い!
仕事一筋の芹奈は
そんな翔に戸惑うばかりで……
虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。
ラディ
恋愛
一つ違いの姉と比べられる為に、愚かであることを強制され矯正されて育った妹。
家族からだけではなく、侍女や使用人からも虐げられ弄ばれ続けてきた。
劣悪こそが彼女と標準となっていたある日。
一人の男が現れる。
彼女の人生は彼の登場により一変する。
この機を逃さぬよう、彼女は。
幸せになることに、決めた。
■完結しました! 現在はルビ振りを調整中です!
■第14回恋愛小説大賞99位でした! 応援ありがとうございました!
■感想や御要望などお気軽にどうぞ!
■エールやいいねも励みになります!
■こちらの他にいくつか話を書いてますのでよろしければ、登録コンテンツから是非に。
※一部サブタイトルが文字化けで表示されているのは演出上の仕様です。お使いの端末、表示されているページは正常です。
羽柴弁護士の愛はいろいろと重すぎるので返品したい。
泉野あおい
恋愛
人の気持ちに重い軽いがあるなんて変だと思ってた。
でも今、確かに思ってる。
―――この愛は、重い。
------------------------------------------
羽柴健人(30)
羽柴法律事務所所長 鳳凰グループ法律顧問
座右の銘『危ない橋ほど渡りたい。』
好き:柊みゆ
嫌い:褒められること
×
柊 みゆ(28)
弱小飲料メーカー→鳳凰グループ・ホウオウ総務部
座右の銘『石橋は叩いて渡りたい。』
好き:走ること
苦手:羽柴健人
------------------------------------------
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編7が完結しました!(2026.1.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる