49 / 80
第四部
1
しおりを挟む
ダイモス連合王国の北州カーネル領は代々王太子領とされてきた。
隣国シーニュの国境にも近く、住人の多くは熊の亜人である。逞しい肉体と身体能力を持つ人々が暮らしているその領都をアレクとカミーユが並んで歩いていると、どことなく周囲から浮いてしまうらしい。
こちらに向く目線の数に気づいてカミーユはそう思った。
ただ、この地の人々の多くはアレクの素性を知っているらしく、ことさらに絡んできたりはしない。領主が市井の若者のような出で立ちでいるときは、「アレク様」と呼びかけてくる。
中にはこっそり「立王太子おめでとうございます」と声をかけてくる人もいる。アレクはそれに気さくに応じている。きっとこんな関係が築けるまでには苦労もしたはずなのに、アレクはそれを感じさせない。
今日のカミーユの出で立ちは長い髪を一本の三つ編みにして、男性ものの衣服の上にフード付きの上着を纏っている。
外出の目的は冒険者登録をするためだ。この日のためにアレクがカミーユの瞳の色と髪色を変える魔法を組み込んだ耳飾りを作ってくれた。カミーユの素顔を知らない人には明るめの褐色の髪と褐色の瞳に見えるらしい。
「それでも人族は珍しいから人目は引くだろうけど、外見の印象はかなり違うから。設定としてはシーニュ人のカミーユ王女の護衛ということにしておこうか。侍女はさすがに僕と一緒に出歩くのは無理があるし」
「やはりわたしはこの格好でも女性に見られるのか……」
「その可能性は否定できないな。人族は大概歳よりも下に見られるし、性別も間違えられやすいんだよね……。僕は結構人族の国に出入りしてたからわかるようにはなったけど」
祖国にいるときはカミーユは決して小柄な方ではなかった。それに筋肉もついているので、あちらでなら男物の服を着ていなくても女性とは思われなかっただろう。けれど、こちらに来てからは大柄な人ばかりに出会って自分が子供になった気分だった。
「バルバラはそんなに大柄ではないし、亜人というのは人族と見た目では変わらないと聞いていたから、この国に来て驚いた」
「ああ、バルバラは竜族の血が強いんだろうし、元々シーニュに移住した亜人は狐とか鼠みたいな強くない種族が多いんだよ。この国は力が全てみたいな感じだから、力に恵まれない種族は住みにくいからね。だから大柄な亜人は少ないと思うよ」
「そうなんだ」
まだ会ったことはないけれど、ロラン王子の従者も狐の亜人だと聞いていた。シーニュで暮らしている亜人は元々小柄な種族だったということか。
バルバラはまあ、バルバラだから、という一言で納得してしまうけれど。
カーネル領のギルドは町の中心部にあって、活気にあふれていた。屈強そうな者たちがひしめいているとカミーユは自分がますます小さくなったのではないかと錯覚を受ける。
どうやらアレクのことは皆知っている様子で、カミーユの方に詮索するような目線が集まっていた。
人族の冒険者はここにはいないのだろうか。何か、「大丈夫なのか?」という声も聞こえる。
受付で形式通りの説明を受けた後、書類に記入しながらカミーユはアレクに問いかけた。
「アレクはセカンドネームで登録しているの?」
「いや、愛称のアレクで」
「じゃあわたしもセカンドネームでいいかな」
カミーユの名は母がつけたらしい。セカンドネームのセルジュは曾祖父にあやかったのだと聞いていた。男性名なので表向きにはほとんど使ったことがない。
「セルジュ? 綺麗な名前だね」
一方でアレクはさっきからカミーユの隣でパーティ登録の届けとにらみ合っている。
「パーティ名どうしよう?」
「……それは考えてなかった。当面は二人だけだし……そんなに凝った名前でなくても」
それにいずれ王太子としての仕事が増えればいつまで続けられるかわからない。だから大げさな名前でなければなんでもいいのでは、と思っていると。
「じゃあ、『二人は仲良し』とか?」
「……それはなんか別の意味で気恥ずかしいんだけど」
「それじゃカミーユが決めて? 好きな言葉とか花とかでいいよ」
「え? 花? じゃあ……『蒲公英(ダン・ド・リオン)』とか……」
「ダン・ド・リオン? タンポポ好きなの?」
「子供の頃、綿毛がふわっと遠くに飛んでいくのを見るのが好きだったから……」
カミーユがまだ王宮の片隅で暮らしていたころに、綿毛が風に飛ばされていくのを飽かず眺めていた記憶がある。
空を飛べるなら、ここから出て行けるのに、と子供心に思っていたんだろうか。
「そうかあ……何か自由っぽくていいね。それ採用」
そう言いながらアレクはペンを走らせた。どうやらそのまま使ってしまうつもりらしい。
カミーユがふと壁に掲示されている他のパーティの名前を見た。最強のなんとかとか、嵐とか牙とか強そうな言葉がずらりと並んでいるのに気づく。
……花の名前では何かすごく浮きそうだけど、まあ、そんな目立つことはないだろうから、いいのかな。
カミーユはそう納得して自分の書類を仕上げようと目を向けた。
新人登録者は最初にギルドからの簡単な依頼を受けて、それが達成できたら正式登録されるらしい。依頼は三種類の薬草と一匹の魔獣。一人ずつ引率の冒険者が立ち会う。
アレクは当然手伝うことができないのでギルド事務所で待機。パーティの申請はカミーユの登録が完了しないと出せないから時間を潰してるよ、と言っていた。
行き先はすぐ近くの森の奥。危険も少ないし小型魔獣しかいない場所。
新人はカミーユを含めて五名。いずれも亜人に多い筋骨隆々とした大男揃い。カミーユをじろじろ見て、弱そうな人族だと小馬鹿にするような表情だった。
カミーユ担当の引率冒険者も同様だ。黙って距離を開けてついてくるが一言も話そうとはしない。
カミーユはそのほうが気楽だったので依頼を淡々と進めることにした。
薬草採取については問題なく終わった。
刺繍の図案に良く使っていたから植物の観察は得意だし、図鑑は長い幽囚生活の間に擦りきれるほど読んだ。引率者に提出すると、合格だと即答された。
ただ、全く魔獣に行き逢わない。気配も感じられない。このままでは魔獣一匹を仕留めるのは難しいのでは……。
疑問に思って引率者に振り向くと、向こうも焦った様子で頭を掻いていた。悪意から魔獣のいないところに連れてきたという訳ではないらしい。
「……普通なら小型の魔獣がたくさんいるんだが……おかしいな」
それと同時にカミーユは前方に大きな気配を感じた。引率者もそれに気づいたらしい。
「まずい。大型種だ。引き返すんだ。新人には無理だ」
けれど、すでに目に見える距離まで近づいていた。木々をなぎ倒し現れたのは真っ黒い毛並みの巨大な猪型の魔獣だった。
『魔獣は瘴気を浴びて変容した種です。中には凶暴化して理性を失っている個体もいるので、注意が必要です。そうなると、出会った者を誰かまわず敵と見なして攻撃してきます。動きを止めるには首を切り落とすのが一番早いです。そのためには首の最も弱い部分を見極めなくてはなりません』
バルバラの言葉が頭をよぎった。
魔獣と対峙した経験はカミーユにはない。けれど、教わった知識が彼を冷静にした。勝ち負けではなく強い相手と戦えるという高揚感はあるけれど、頭の中は冴えていた。
理性をなくしていても、単純にまっすぐに突っ込んでくるだけなら対処できる。速度も覚えた。
相手を見据えて剣を抜き放った。
挑発するように向き合うと、魔獣はこちらに一直線に走ってきた。逃げろ、という引率者の声が聞こえた気がした。
けれど、引くわけにはいかない。
魔獣を一匹捕まえないと、冒険者登録が完了しないのだから。
カミーユは剣を構えて巨大な魔獣と対峙した。
隣国シーニュの国境にも近く、住人の多くは熊の亜人である。逞しい肉体と身体能力を持つ人々が暮らしているその領都をアレクとカミーユが並んで歩いていると、どことなく周囲から浮いてしまうらしい。
こちらに向く目線の数に気づいてカミーユはそう思った。
ただ、この地の人々の多くはアレクの素性を知っているらしく、ことさらに絡んできたりはしない。領主が市井の若者のような出で立ちでいるときは、「アレク様」と呼びかけてくる。
中にはこっそり「立王太子おめでとうございます」と声をかけてくる人もいる。アレクはそれに気さくに応じている。きっとこんな関係が築けるまでには苦労もしたはずなのに、アレクはそれを感じさせない。
今日のカミーユの出で立ちは長い髪を一本の三つ編みにして、男性ものの衣服の上にフード付きの上着を纏っている。
外出の目的は冒険者登録をするためだ。この日のためにアレクがカミーユの瞳の色と髪色を変える魔法を組み込んだ耳飾りを作ってくれた。カミーユの素顔を知らない人には明るめの褐色の髪と褐色の瞳に見えるらしい。
「それでも人族は珍しいから人目は引くだろうけど、外見の印象はかなり違うから。設定としてはシーニュ人のカミーユ王女の護衛ということにしておこうか。侍女はさすがに僕と一緒に出歩くのは無理があるし」
「やはりわたしはこの格好でも女性に見られるのか……」
「その可能性は否定できないな。人族は大概歳よりも下に見られるし、性別も間違えられやすいんだよね……。僕は結構人族の国に出入りしてたからわかるようにはなったけど」
祖国にいるときはカミーユは決して小柄な方ではなかった。それに筋肉もついているので、あちらでなら男物の服を着ていなくても女性とは思われなかっただろう。けれど、こちらに来てからは大柄な人ばかりに出会って自分が子供になった気分だった。
「バルバラはそんなに大柄ではないし、亜人というのは人族と見た目では変わらないと聞いていたから、この国に来て驚いた」
「ああ、バルバラは竜族の血が強いんだろうし、元々シーニュに移住した亜人は狐とか鼠みたいな強くない種族が多いんだよ。この国は力が全てみたいな感じだから、力に恵まれない種族は住みにくいからね。だから大柄な亜人は少ないと思うよ」
「そうなんだ」
まだ会ったことはないけれど、ロラン王子の従者も狐の亜人だと聞いていた。シーニュで暮らしている亜人は元々小柄な種族だったということか。
バルバラはまあ、バルバラだから、という一言で納得してしまうけれど。
カーネル領のギルドは町の中心部にあって、活気にあふれていた。屈強そうな者たちがひしめいているとカミーユは自分がますます小さくなったのではないかと錯覚を受ける。
どうやらアレクのことは皆知っている様子で、カミーユの方に詮索するような目線が集まっていた。
人族の冒険者はここにはいないのだろうか。何か、「大丈夫なのか?」という声も聞こえる。
受付で形式通りの説明を受けた後、書類に記入しながらカミーユはアレクに問いかけた。
「アレクはセカンドネームで登録しているの?」
「いや、愛称のアレクで」
「じゃあわたしもセカンドネームでいいかな」
カミーユの名は母がつけたらしい。セカンドネームのセルジュは曾祖父にあやかったのだと聞いていた。男性名なので表向きにはほとんど使ったことがない。
「セルジュ? 綺麗な名前だね」
一方でアレクはさっきからカミーユの隣でパーティ登録の届けとにらみ合っている。
「パーティ名どうしよう?」
「……それは考えてなかった。当面は二人だけだし……そんなに凝った名前でなくても」
それにいずれ王太子としての仕事が増えればいつまで続けられるかわからない。だから大げさな名前でなければなんでもいいのでは、と思っていると。
「じゃあ、『二人は仲良し』とか?」
「……それはなんか別の意味で気恥ずかしいんだけど」
「それじゃカミーユが決めて? 好きな言葉とか花とかでいいよ」
「え? 花? じゃあ……『蒲公英(ダン・ド・リオン)』とか……」
「ダン・ド・リオン? タンポポ好きなの?」
「子供の頃、綿毛がふわっと遠くに飛んでいくのを見るのが好きだったから……」
カミーユがまだ王宮の片隅で暮らしていたころに、綿毛が風に飛ばされていくのを飽かず眺めていた記憶がある。
空を飛べるなら、ここから出て行けるのに、と子供心に思っていたんだろうか。
「そうかあ……何か自由っぽくていいね。それ採用」
そう言いながらアレクはペンを走らせた。どうやらそのまま使ってしまうつもりらしい。
カミーユがふと壁に掲示されている他のパーティの名前を見た。最強のなんとかとか、嵐とか牙とか強そうな言葉がずらりと並んでいるのに気づく。
……花の名前では何かすごく浮きそうだけど、まあ、そんな目立つことはないだろうから、いいのかな。
カミーユはそう納得して自分の書類を仕上げようと目を向けた。
新人登録者は最初にギルドからの簡単な依頼を受けて、それが達成できたら正式登録されるらしい。依頼は三種類の薬草と一匹の魔獣。一人ずつ引率の冒険者が立ち会う。
アレクは当然手伝うことができないのでギルド事務所で待機。パーティの申請はカミーユの登録が完了しないと出せないから時間を潰してるよ、と言っていた。
行き先はすぐ近くの森の奥。危険も少ないし小型魔獣しかいない場所。
新人はカミーユを含めて五名。いずれも亜人に多い筋骨隆々とした大男揃い。カミーユをじろじろ見て、弱そうな人族だと小馬鹿にするような表情だった。
カミーユ担当の引率冒険者も同様だ。黙って距離を開けてついてくるが一言も話そうとはしない。
カミーユはそのほうが気楽だったので依頼を淡々と進めることにした。
薬草採取については問題なく終わった。
刺繍の図案に良く使っていたから植物の観察は得意だし、図鑑は長い幽囚生活の間に擦りきれるほど読んだ。引率者に提出すると、合格だと即答された。
ただ、全く魔獣に行き逢わない。気配も感じられない。このままでは魔獣一匹を仕留めるのは難しいのでは……。
疑問に思って引率者に振り向くと、向こうも焦った様子で頭を掻いていた。悪意から魔獣のいないところに連れてきたという訳ではないらしい。
「……普通なら小型の魔獣がたくさんいるんだが……おかしいな」
それと同時にカミーユは前方に大きな気配を感じた。引率者もそれに気づいたらしい。
「まずい。大型種だ。引き返すんだ。新人には無理だ」
けれど、すでに目に見える距離まで近づいていた。木々をなぎ倒し現れたのは真っ黒い毛並みの巨大な猪型の魔獣だった。
『魔獣は瘴気を浴びて変容した種です。中には凶暴化して理性を失っている個体もいるので、注意が必要です。そうなると、出会った者を誰かまわず敵と見なして攻撃してきます。動きを止めるには首を切り落とすのが一番早いです。そのためには首の最も弱い部分を見極めなくてはなりません』
バルバラの言葉が頭をよぎった。
魔獣と対峙した経験はカミーユにはない。けれど、教わった知識が彼を冷静にした。勝ち負けではなく強い相手と戦えるという高揚感はあるけれど、頭の中は冴えていた。
理性をなくしていても、単純にまっすぐに突っ込んでくるだけなら対処できる。速度も覚えた。
相手を見据えて剣を抜き放った。
挑発するように向き合うと、魔獣はこちらに一直線に走ってきた。逃げろ、という引率者の声が聞こえた気がした。
けれど、引くわけにはいかない。
魔獣を一匹捕まえないと、冒険者登録が完了しないのだから。
カミーユは剣を構えて巨大な魔獣と対峙した。
29
あなたにおすすめの小説
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
ぼくの婚約者を『運命の番』だと言うひとが現れたのですが、婚約者は変わらずぼくを溺愛しています。
夏笆(なつは)
BL
公爵令息のウォルターは、第一王子アリスターの婚約者。
ふたりの婚約は、ウォルターが生まれた際、3歳だったアリスターが『うぉるがぼくのはんりょだ』と望んだことに起因している。
そうして生まれてすぐアリスターの婚約者となったウォルターも、やがて18歳。
初めての発情期を迎えようかという年齢になった。
これまで、大切にウォルターを慈しみ、その身体を拓いて来たアリスターは、やがて来るその日を心待ちにしている。
しかし、そんな幸せな日々に一石を投じるかのように、アリスターの運命の番を名乗る男爵令息が現れる。
男性しか存在しない、オメガバースの世界です。
改定前のものが、小説家になろうに掲載してあります。
※蔑視する内容を含みます。
新年に余り物でおせちを作ったら、冷酷と噂の騎士団長様に「運命の番」だと求婚されました
水凪しおん
BL
料理人だった俺が転生したのは、男性オメガというだけで家族に虐げられる不遇の青年カイ。
新年くらいはと前世の記憶を頼りに作ったのは、この世界にはない『おせち料理』だった。
それを偶然口にしたのは、氷のように冷酷と噂される最強の騎士団長リアム。
「お前は俺の運命の番だ」
彼の屋敷に保護され、俺の作る料理が彼の心を溶かしていく。
不器用で、だけどまっすぐな愛情を注いでくれる彼と、美味しい料理で紡ぐ、甘くて温かい異世界スローライフ。
【完結】王子様たちに狙われています。本気出せばいつでも美しくなれるらしいですが、どうでもいいじゃないですか。
竜鳴躍
BL
同性でも子を成せるようになった世界。ソルト=ペッパーは公爵家の3男で、王宮務めの文官だ。他の兄弟はそれなりに高級官吏になっているが、ソルトは昔からこまごまとした仕事が好きで、下級貴族に混じって働いている。机で物を書いたり、何かを作ったり、仕事や趣味に没頭するあまり、物心がついてからは身だしなみもおざなりになった。だが、本当はソルトはものすごく美しかったのだ。
自分に無頓着な美人と彼に恋する王子と騎士の話。
番外編はおまけです。
特に番外編2はある意味蛇足です。
【本編完結済】神子は二度、姿を現す
江多之折(エタノール)
BL
1/7外伝含め完結
ファンタジー世界で成人し、就職しに王城を訪れたところ異世界に転移した少年が転移先の世界で神子となり、壮絶な日々の末、自ら命を絶った前世を思い出した主人公。
死んでも戻りたかった元の世界には戻ることなく異世界で生まれ変わっていた事に絶望したが
神子が亡くなった後に取り残された王子の苦しみを知り、向き合う事を決めた。
戻れなかった事を恨み、死んだことを後悔し、傷付いた王子を助けたいと願う少年の葛藤。
王子様×元神子が転生した侍従の過去の苦しみに向き合い、悩みながら乗り越えるための物語。
※小説家になろうに掲載していた作品を改修して投稿しています。
描写はキスまでの全年齢BL
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる