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第四部
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アレクが護衛たちに伝えた命令は二つだった。
「どう考えても向こうはカミーユを狙っているんだろうけど、僕が脅せば手放すと思っているっぽい。こっちの護衛の数も随員も向こうは見て取っている。おそらくどこかの時点で人海戦術でこっちを脅しにかかるだろう。その前に君たち親善試合の名目でもいいから向こうの兵士を一人でも多く潰しといて。特に動きが不審なやつは手加減しなくていい。バルバラもやっちゃっていいよ。何人来ようがカミーユの敵じゃないだろうけど数が多いと殺さず済ませるのは難しくなるからね」
ぽかんとしている護衛たちにさらに付け加えた。
「それからダルトワ侯爵に伝令を。向こうが敵対的な行動に出たら魔法を含めて反撃するので、危ないから派閥の人たちをすぐに王宮から離れさせるように。君たちも事が起こったらすぐに逃げて侯爵家で集合。僕とカミーユの従者はノアだけでいい。人数が少ないほうが動きやすいし、巻き込みたくないからね」
おそらく割れたのは魔法障壁だ。この場では大がかりな攻撃魔法が使えないように仕掛けがしてあったのだろう。
カミーユはその瞬間はっきりとこの部屋の真下にあるよくないもの、大量の瘴気の存在を感じ取った。下から漏れ出したそれがドミニク三世や貴族たちに絡みついているのも。
「アレク。やっぱりここの真下に何かある」
カミーユがそう告げるとアレクもすぐに頷いた。
謁見に来る前に、王宮に瘴気が集まっているのは故意ではないか、とアレクが言いだした。
瘴気は急速な開発や破壊行為によって発生する。鉱山や開拓地、拡大する大都市など。
そしてそれが増えすぎると瘴気当たりなどの病を生む。
「亜人は瘴気の影響を受けにくいから、ダイモスではそんなことを気にしたことはないけれど、もしかしたら人族の都市にはそういう設計が組まれているのかもしれないと思って、ダルトワ侯爵に聞いたんだよね。そうしたら、王宮の地下には地下水路以外に大きな空洞があるんだそうだ。悪いものを集めて地中深くに還すための装置だと言っていた。そうしてその装置が正常に働くためには、光魔法か聖魔法の属性持ちを王宮に置いておく必要があるんだと。おそらく集めた瘴気を逆流させないためじゃないかな」
ダルトワ侯爵家は古い家系で文官や研究者として王家に仕えていた。派手な武勲を上げるわけでもないが代々の国王に重用されてきたという。その理由が光魔法を使える者が多かったということだとしたら。
「でも……ここ十数年はダルトワ侯爵家の一門は王宮から離れているのでは……?」
カミーユは嫌な予感が形を取り始めたような気がした。
「うん。つまりね、その装置が壊れかけてるんじゃないかな。下手をしたら逆流して個々十年分の王都で発生した瘴気がばらまかれる事態になるかも」
「国王陛下。あなたも気づいているのではないのですか。もしかしたら身体をすでにお悪くしているのでは……」
カミーユが声を上げると、貴族たちが怪訝な顔つきになった。
「何を根拠にそのような……」
兵士たちがドミニク三世を守るように集まる。だが、その前にアレクが杖で床を突いた。
「……この王宮の地下に何があるか知っているのか? このままだと破滅だ。王宮を中心に『疫病』騒ぎが起きる」
「何だと?」
ドミニク三世が険しい目をアレクに向けた。戸惑う兵士たちに命じた。
「戯れ言に惑わされるな。この場で剣を手にした段階で我が国に対する敵意は明らかだ。さっさと取り押さえろ」
アレクに剣を向けて駆け寄ってきた兵士たちは、一歩前に出たカミーユの剣に打ち据えられて吹き飛ばされた。
「わたしの夫への狼藉はゆるしません」
彼らはカミーユの剣術の腕を侮っていたのだろう。十三年間塔に幽閉されていたか弱い王子だと。
カミーユから見れば重い防具や甲冑を身につけた彼らは剣を持っただけののろのろとした標的でしかない。
あっけなく次々に倒されていく様に、貴族たちは逃げ腰になり、ドミニク三世もまた愕然とした表情でこちらを見ていた。
アレクがカミーユの背後で小さく何かを唱えると、床に大きな魔法陣が浮かび上がった。
「いやー頑張って描いておいて正解だね」
「まさか、事前に?」
「そう。鳥の姿だと忍び込み放題だったからね。警備が緩くて助かった」
アレクがそう答えると同時に二人を中心に竜巻が起きた。その勢いにすっかり兵士たちも戦意を喪失して逃げ惑う。
鳥の姿って……さすがに鳥を警戒するほどの警備ってあまりないのでは。
そう思いながらカミーユはまだ剣を構えている兵士からは目を離さない。
「カミーユ。瘴気はだいぶヤバそう?」
「水位が上がってくるみたいに下からせり上がってくる」
このままでは王宮が瘴気に呑まれてしまう。
「とりあえず風穴を開けて風魔法でなるべく封じ込める。残りは浄化できる?」
「風穴?」
……どこへ?
カミーユが問いかける前に天井に向かって竜巻が伸びていく。美しい壁画が描かれていた天井が音を立てて真上に吹き飛んだ。
……ああ、そうか。だから天井の魔法障壁を壊したんだ。
その次の瞬間、玉座のある場所から床がひずんで、大きな揺れが起きた。
真下から大きな塊のような瘴気が近づいてくる。
床から漏れ出てきた黒い影が獣の形を取る。それが次々に増えてくると、兵士たちに襲いかかった。
あれは瘴気が生み出した魔物だ。
これで彼らも何が起きているかわかっただろう。
……瘴気が濃くて重い……。一体どれほどの量が……。
カミーユはそう思いながら、身構える。これを全て浄化できなければ、王都の住民にまで悪い影響が出る。
「風魔法で流れを固定できると思うから、そこに集中して」
アレクの手がカミーユの背中に触れた。
おそらく最初のきっかけはドミニク三世が資金ほしさに領地の鉱山の増産をさせたことだ。彼は自分が「王家の瞳」を持っているのに妾腹を理由に王になれなかったことを恨んでいた。資金は兄を失脚させるために謀略を図るためで、言わば私欲だ。
そうして、それが原因で瘴気が集まって鉱山で疫病騒ぎが起きた。それでも鉱山の採掘量を減らしたくないから労働力としてディマンシュの亜人を攫って来て、そのつじつまを合わせるために虐殺事件をねつ造した。
悪い噂を広め、国王は民のことを蔑ろにしている、放蕩三昧で贅沢している、と人々の反感を高めた。派閥を集め、軍にも内通者を増やし、そうしてついには叛乱が起きた。
……王都の民がかつて、自分や父たちにどんな言葉を投げてきたか知っている。噂を鵜呑みにしていたのだとわかっている。
そして、この場にいる叔父、ドミニク三世やその取り巻きたちが何をしたのかも。
本来なら助ける義理もないし、今のわたしはダイモスの王太子配だ。見捨てたって構わないのかもしれない。
……それでも、自分はこの国の王子で、今までその役割から逃れていただけだ。
カミーユが何を選択するのか、アレクはきっとわかっていたのだろう。
この国にわたしを見てくれる人々は一握りだけれど、この国はわたしの祖国なのだから。
カミーユの周囲から強烈な光があふれて、その場を白一色に染めた。
「どう考えても向こうはカミーユを狙っているんだろうけど、僕が脅せば手放すと思っているっぽい。こっちの護衛の数も随員も向こうは見て取っている。おそらくどこかの時点で人海戦術でこっちを脅しにかかるだろう。その前に君たち親善試合の名目でもいいから向こうの兵士を一人でも多く潰しといて。特に動きが不審なやつは手加減しなくていい。バルバラもやっちゃっていいよ。何人来ようがカミーユの敵じゃないだろうけど数が多いと殺さず済ませるのは難しくなるからね」
ぽかんとしている護衛たちにさらに付け加えた。
「それからダルトワ侯爵に伝令を。向こうが敵対的な行動に出たら魔法を含めて反撃するので、危ないから派閥の人たちをすぐに王宮から離れさせるように。君たちも事が起こったらすぐに逃げて侯爵家で集合。僕とカミーユの従者はノアだけでいい。人数が少ないほうが動きやすいし、巻き込みたくないからね」
おそらく割れたのは魔法障壁だ。この場では大がかりな攻撃魔法が使えないように仕掛けがしてあったのだろう。
カミーユはその瞬間はっきりとこの部屋の真下にあるよくないもの、大量の瘴気の存在を感じ取った。下から漏れ出したそれがドミニク三世や貴族たちに絡みついているのも。
「アレク。やっぱりここの真下に何かある」
カミーユがそう告げるとアレクもすぐに頷いた。
謁見に来る前に、王宮に瘴気が集まっているのは故意ではないか、とアレクが言いだした。
瘴気は急速な開発や破壊行為によって発生する。鉱山や開拓地、拡大する大都市など。
そしてそれが増えすぎると瘴気当たりなどの病を生む。
「亜人は瘴気の影響を受けにくいから、ダイモスではそんなことを気にしたことはないけれど、もしかしたら人族の都市にはそういう設計が組まれているのかもしれないと思って、ダルトワ侯爵に聞いたんだよね。そうしたら、王宮の地下には地下水路以外に大きな空洞があるんだそうだ。悪いものを集めて地中深くに還すための装置だと言っていた。そうしてその装置が正常に働くためには、光魔法か聖魔法の属性持ちを王宮に置いておく必要があるんだと。おそらく集めた瘴気を逆流させないためじゃないかな」
ダルトワ侯爵家は古い家系で文官や研究者として王家に仕えていた。派手な武勲を上げるわけでもないが代々の国王に重用されてきたという。その理由が光魔法を使える者が多かったということだとしたら。
「でも……ここ十数年はダルトワ侯爵家の一門は王宮から離れているのでは……?」
カミーユは嫌な予感が形を取り始めたような気がした。
「うん。つまりね、その装置が壊れかけてるんじゃないかな。下手をしたら逆流して個々十年分の王都で発生した瘴気がばらまかれる事態になるかも」
「国王陛下。あなたも気づいているのではないのですか。もしかしたら身体をすでにお悪くしているのでは……」
カミーユが声を上げると、貴族たちが怪訝な顔つきになった。
「何を根拠にそのような……」
兵士たちがドミニク三世を守るように集まる。だが、その前にアレクが杖で床を突いた。
「……この王宮の地下に何があるか知っているのか? このままだと破滅だ。王宮を中心に『疫病』騒ぎが起きる」
「何だと?」
ドミニク三世が険しい目をアレクに向けた。戸惑う兵士たちに命じた。
「戯れ言に惑わされるな。この場で剣を手にした段階で我が国に対する敵意は明らかだ。さっさと取り押さえろ」
アレクに剣を向けて駆け寄ってきた兵士たちは、一歩前に出たカミーユの剣に打ち据えられて吹き飛ばされた。
「わたしの夫への狼藉はゆるしません」
彼らはカミーユの剣術の腕を侮っていたのだろう。十三年間塔に幽閉されていたか弱い王子だと。
カミーユから見れば重い防具や甲冑を身につけた彼らは剣を持っただけののろのろとした標的でしかない。
あっけなく次々に倒されていく様に、貴族たちは逃げ腰になり、ドミニク三世もまた愕然とした表情でこちらを見ていた。
アレクがカミーユの背後で小さく何かを唱えると、床に大きな魔法陣が浮かび上がった。
「いやー頑張って描いておいて正解だね」
「まさか、事前に?」
「そう。鳥の姿だと忍び込み放題だったからね。警備が緩くて助かった」
アレクがそう答えると同時に二人を中心に竜巻が起きた。その勢いにすっかり兵士たちも戦意を喪失して逃げ惑う。
鳥の姿って……さすがに鳥を警戒するほどの警備ってあまりないのでは。
そう思いながらカミーユはまだ剣を構えている兵士からは目を離さない。
「カミーユ。瘴気はだいぶヤバそう?」
「水位が上がってくるみたいに下からせり上がってくる」
このままでは王宮が瘴気に呑まれてしまう。
「とりあえず風穴を開けて風魔法でなるべく封じ込める。残りは浄化できる?」
「風穴?」
……どこへ?
カミーユが問いかける前に天井に向かって竜巻が伸びていく。美しい壁画が描かれていた天井が音を立てて真上に吹き飛んだ。
……ああ、そうか。だから天井の魔法障壁を壊したんだ。
その次の瞬間、玉座のある場所から床がひずんで、大きな揺れが起きた。
真下から大きな塊のような瘴気が近づいてくる。
床から漏れ出てきた黒い影が獣の形を取る。それが次々に増えてくると、兵士たちに襲いかかった。
あれは瘴気が生み出した魔物だ。
これで彼らも何が起きているかわかっただろう。
……瘴気が濃くて重い……。一体どれほどの量が……。
カミーユはそう思いながら、身構える。これを全て浄化できなければ、王都の住民にまで悪い影響が出る。
「風魔法で流れを固定できると思うから、そこに集中して」
アレクの手がカミーユの背中に触れた。
おそらく最初のきっかけはドミニク三世が資金ほしさに領地の鉱山の増産をさせたことだ。彼は自分が「王家の瞳」を持っているのに妾腹を理由に王になれなかったことを恨んでいた。資金は兄を失脚させるために謀略を図るためで、言わば私欲だ。
そうして、それが原因で瘴気が集まって鉱山で疫病騒ぎが起きた。それでも鉱山の採掘量を減らしたくないから労働力としてディマンシュの亜人を攫って来て、そのつじつまを合わせるために虐殺事件をねつ造した。
悪い噂を広め、国王は民のことを蔑ろにしている、放蕩三昧で贅沢している、と人々の反感を高めた。派閥を集め、軍にも内通者を増やし、そうしてついには叛乱が起きた。
……王都の民がかつて、自分や父たちにどんな言葉を投げてきたか知っている。噂を鵜呑みにしていたのだとわかっている。
そして、この場にいる叔父、ドミニク三世やその取り巻きたちが何をしたのかも。
本来なら助ける義理もないし、今のわたしはダイモスの王太子配だ。見捨てたって構わないのかもしれない。
……それでも、自分はこの国の王子で、今までその役割から逃れていただけだ。
カミーユが何を選択するのか、アレクはきっとわかっていたのだろう。
この国にわたしを見てくれる人々は一握りだけれど、この国はわたしの祖国なのだから。
カミーユの周囲から強烈な光があふれて、その場を白一色に染めた。
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