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五
36話 嫉妬心
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楽しい学校行事が終わって気づいたら早くも1ヶ月半が経過していた。暑い夏も過ぎてだんだんと夜は冷える時期になっていた。そして二週間後の期末テストに備え、今日から短縮日課になった。
ここ最近の僕はと言うと、バイトも実になり新しく教えられた業務もこなせるようになっていた。赤城ともあれから何も問題なく仲良く過ごしているけど僕には赤城に聞けていないことがあった。
遡る事1ヶ月半前。僕は文化祭の振り替えで休みだったあの日、仲川と出かけていた。
ちょうど仲川のお母さんが福引きで当てたスイーツのお店の招待券があり、一緒に行こうと仲川に誘われたからだった。甘いものに目がない僕は喜んで付いて行った。
食べ終えてお店を出ると、彼女とこれから会うと言う仲川と解散して駅に向かっていると前に赤城の姿を見つけた。嬉しくて声をかけようと思ったけど、佐々木くんと遊ぶと聞いていたのに隣には違う人が立っていて話しかけるのを躊躇していたらその隣の人が赤城の袖を掴んで顔を近づけて話かけていた。あまり人と距離を詰めるのが好きじゃない赤城があんなに近づいても嫌がらないのはきっと親しい人だからだと分かった。それと同時に相手の人の赤城を見る目がキラキラしていてなんとも言えない複雑な気持ちになってしまった。
それからと言うもの何度か聞こうかと悩んだけどその度に、この前あんなに話し合ったのにまだ心配してるの?って思われるんじゃないかとかあまり赤城の友達関係に口を出すのはどうなのかとか考えてしまってついに今日この日まで言えずに過ごしてしまっていた。
それもそのはず。お互いにテスト期間バイトを入れないためにここ1,2週間バイト漬けの日々を過ごしていたからだ。
「恋、今日一緒に帰れる?」
四限終わり教室に帰る僕を呼び止め、赤城に聞かれた僕は「うん。」と答えた。
「じゃあ一緒に帰ろー。そんで俺んちでそのまま勉強しようよ。」
そう話す赤城に僕は笑って頷いた。
......ってことは今日久々にゆっくり話せる日だよね。それとなく...あの日見かけたんだ~くらい話してみても...いいものなのかな......。
そんなことを考えているとHRが終わりぼーっと席に座る僕に仲川が話しかけてきた。
「......お前魂抜けてるぞ。」
「...あ、大丈夫生きてる。」
「なんかあったか?」
相変わらず仲川は過保護なくらいに僕を心配してくれる。きっとなんでもないと言ってもバレてしまうと思った僕は仲川に聞いた。
「...もしさ、彼女に過去のこと掘り返されてこの日どこに居た?って聞かれたらどう思う?」
「......どう思うも何もどこにいたっけなって思い出すけど。」
冷静に答える仲川に恋は頭を抱えた。
「違う!そう言うことじゃなくてさ!んー...いちいち面倒臭いなって思う?」
「聞かれたことないから一概には言い切れないけど思わないんじゃない?」
その答えに「そっか。」と弱々しく返すとそのタイミングで赤城が教室に帰ってきた。
「恋、ごめんお待たせ。帰ろう。」
優しく柔らかい赤城の声に恋は振り返って頷いた。
「仲川も一緒に帰る?赤城、いいよね?」
「もちろん。」
恋が仲川を誘うと仲川は「じゃあ途中まで。」と一緒に昇降口に向かった。
三人で歩きながら話をしていると、校門の方で人が集まってるのを遠くから見かけた。
「あれ何してるんだろ...。」
「な、誰かいるのかね。」
仲川とそう話していると囲まれいたその人を見て恋が驚いて足を止めた。そしてその人は恋たちに気付き、嬉しそうな顔をして駆け寄ってきてそのまま赤城の腕を掴んだ。
「赤城先輩、助けて。」
「あー...。」
赤城は歯切れ悪そうに千隼を見てから歩いて校門前まで向かった。
「ごめんこの子あんまり知らん人と話すの得意じゃないから。そっとしておいてやってくれる?」
そう言うと周りは諦めてぞろぞろと帰って行った。
「ありがとう~!本当に神!女神だよ赤城先輩...。」
「いーえ、じゃ。俺ら帰るんでまたね。」
そう言って赤城は恋と仲川に「行こう。」と声をかけた。
「え、ねぇ待って。あと少しだけ...来るまで居て欲しい......。」
千隼は赤城の手を両手で強く掴んでそのまま腕を組んだ。それを見ていた恋は咄嗟に赤城の反対の腕の袖を掴んだ。
「...っ、あ...ごめ...ん。なんでもない。」
恋は急いでその手を離そうとすると赤城は恋の手を掴んでそのまま手を繋いだ。驚いて恋は顔をあげると赤城は優しく微笑みかけた。
「ごめん、俺これから恋人と家で勉強の予定あるから行かないとなんだよね。あいつらに早く来るように連絡しておくからさ。ここだと声かけられやすいからちょい離れたとこで待ってな。」
そう話ながら千隼の手を解いた。
「あらら、それは彼女優先してあげて~ごめんごめん。......あ、今日って赤城先輩うち来る?」
その言葉を聞いて恋は胸を痛めた。
「あー...わからん。なんで?」
「ちょっと相談したいことがありまして~!今度でもいいんだけど二人で話したいから家来た時おれの部屋来てほしい!」
「...相談は別にいいけど君の部屋ってのはあとで俺が締め殺されるからやめてくれ。」
赤城がそう言うと、千隼は頬を膨らして寂しそうな顔で「分かった。」と言った。
「まぁ今日行くかはあとであいつらにL◯NEするんで。それ伝手で聞いてくれ。じゃ。」
赤城は千隼に話したあと恋の手を引いて歩き出した。
学校から駅まで歩いてる時赤城が気まずそうに話を切り出そうか悩んでいると仲川は口を開いた。
「佐々木の弟くん赤城にめっちゃ懐いてるね。」
仲川の発言に驚いて恋は勢いよく顔をあげた。
「...っ!?お、弟!?」
「おー、さっきの人佐々木の弟だよ。」
テンパる恋に仲川がもう一度答えると今度は赤城の方に顔を向けて恋は不安そうな顔をした。
「...ん。仲川の言う通り、あいつの弟だよ。千隼って名前言うんだけど...佐々木んち行くたび会うからまぁ自然と仲良くなるわな。」
「あ...そ、ういうこと......か。」
まだ動揺したような表情で赤城を見る恋に赤城は「どうしたの?」と優しく言った。
「なんでもない!だいじょ...うぶ。」
取り繕うように笑って答え、その後仲川に何事もなかったかのように話しかける恋を赤城はじっと見つめて冴えない表情で黙って歩いた。
仲川と駅で別れ赤城の家に着くと、二人は帰り道で買ったパンを食べながらテストの話をしていた。
「...今回のテスト教科限らず全部範囲バカ広いし仲川もヤマ張るの難しいって話してたよ。」
「まじか。満遍なく手付けるか、もはや賭けて一点集中でいくか悩みどころだわ。」
「赤城、その場合外したら完全に詰むやつだよ......。」
笑って恋が突っ込みを入れるとその顔を見て赤城は安堵の表情を浮かべた。
「よかった、やっと本心で笑ってくれた。」
「......え?」
恋が驚いて赤城を見ると少し俯いて「うーん。」と浮かない顔をしてから赤城が話し出した。
「...俺が千隼と絡むのあんま好ましくない?」
突然の質問に恋は困惑してあたふたして大きな声で返した。
「そんなことない!...ごめんさっきは。違くて......佐々木くんの弟さんって知らなくてめっちゃ失礼な態度とっちゃった...。」
「そっか、よかった。」
赤城は恋の頭を撫で「隣行っていい?」と聞くと頷いた恋の真隣に腰を下ろした。
緊張してじっとする恋の腰に手を回してそのままゆっくり手を上げていき、顎に手を当てると顔を自分の方を向かせてキスをした。舌で恋の唇を撫でるように舐めると指で薄い恋の唇を開けさせ舌を入れた。受け入れるように恋も口を開けるとゆっくり自身も舌を伸ばして赤城の舌に絡めた。糸を引かせながら重なっていた唇を離すと赤城は笑って
「...美味しい。チョコの味だね。」
と言った。
恋は真っ赤になった顔を隠しながら俯き、残っていたチョコパンを食べた。
ここ最近の僕はと言うと、バイトも実になり新しく教えられた業務もこなせるようになっていた。赤城ともあれから何も問題なく仲良く過ごしているけど僕には赤城に聞けていないことがあった。
遡る事1ヶ月半前。僕は文化祭の振り替えで休みだったあの日、仲川と出かけていた。
ちょうど仲川のお母さんが福引きで当てたスイーツのお店の招待券があり、一緒に行こうと仲川に誘われたからだった。甘いものに目がない僕は喜んで付いて行った。
食べ終えてお店を出ると、彼女とこれから会うと言う仲川と解散して駅に向かっていると前に赤城の姿を見つけた。嬉しくて声をかけようと思ったけど、佐々木くんと遊ぶと聞いていたのに隣には違う人が立っていて話しかけるのを躊躇していたらその隣の人が赤城の袖を掴んで顔を近づけて話かけていた。あまり人と距離を詰めるのが好きじゃない赤城があんなに近づいても嫌がらないのはきっと親しい人だからだと分かった。それと同時に相手の人の赤城を見る目がキラキラしていてなんとも言えない複雑な気持ちになってしまった。
それからと言うもの何度か聞こうかと悩んだけどその度に、この前あんなに話し合ったのにまだ心配してるの?って思われるんじゃないかとかあまり赤城の友達関係に口を出すのはどうなのかとか考えてしまってついに今日この日まで言えずに過ごしてしまっていた。
それもそのはず。お互いにテスト期間バイトを入れないためにここ1,2週間バイト漬けの日々を過ごしていたからだ。
「恋、今日一緒に帰れる?」
四限終わり教室に帰る僕を呼び止め、赤城に聞かれた僕は「うん。」と答えた。
「じゃあ一緒に帰ろー。そんで俺んちでそのまま勉強しようよ。」
そう話す赤城に僕は笑って頷いた。
......ってことは今日久々にゆっくり話せる日だよね。それとなく...あの日見かけたんだ~くらい話してみても...いいものなのかな......。
そんなことを考えているとHRが終わりぼーっと席に座る僕に仲川が話しかけてきた。
「......お前魂抜けてるぞ。」
「...あ、大丈夫生きてる。」
「なんかあったか?」
相変わらず仲川は過保護なくらいに僕を心配してくれる。きっとなんでもないと言ってもバレてしまうと思った僕は仲川に聞いた。
「...もしさ、彼女に過去のこと掘り返されてこの日どこに居た?って聞かれたらどう思う?」
「......どう思うも何もどこにいたっけなって思い出すけど。」
冷静に答える仲川に恋は頭を抱えた。
「違う!そう言うことじゃなくてさ!んー...いちいち面倒臭いなって思う?」
「聞かれたことないから一概には言い切れないけど思わないんじゃない?」
その答えに「そっか。」と弱々しく返すとそのタイミングで赤城が教室に帰ってきた。
「恋、ごめんお待たせ。帰ろう。」
優しく柔らかい赤城の声に恋は振り返って頷いた。
「仲川も一緒に帰る?赤城、いいよね?」
「もちろん。」
恋が仲川を誘うと仲川は「じゃあ途中まで。」と一緒に昇降口に向かった。
三人で歩きながら話をしていると、校門の方で人が集まってるのを遠くから見かけた。
「あれ何してるんだろ...。」
「な、誰かいるのかね。」
仲川とそう話していると囲まれいたその人を見て恋が驚いて足を止めた。そしてその人は恋たちに気付き、嬉しそうな顔をして駆け寄ってきてそのまま赤城の腕を掴んだ。
「赤城先輩、助けて。」
「あー...。」
赤城は歯切れ悪そうに千隼を見てから歩いて校門前まで向かった。
「ごめんこの子あんまり知らん人と話すの得意じゃないから。そっとしておいてやってくれる?」
そう言うと周りは諦めてぞろぞろと帰って行った。
「ありがとう~!本当に神!女神だよ赤城先輩...。」
「いーえ、じゃ。俺ら帰るんでまたね。」
そう言って赤城は恋と仲川に「行こう。」と声をかけた。
「え、ねぇ待って。あと少しだけ...来るまで居て欲しい......。」
千隼は赤城の手を両手で強く掴んでそのまま腕を組んだ。それを見ていた恋は咄嗟に赤城の反対の腕の袖を掴んだ。
「...っ、あ...ごめ...ん。なんでもない。」
恋は急いでその手を離そうとすると赤城は恋の手を掴んでそのまま手を繋いだ。驚いて恋は顔をあげると赤城は優しく微笑みかけた。
「ごめん、俺これから恋人と家で勉強の予定あるから行かないとなんだよね。あいつらに早く来るように連絡しておくからさ。ここだと声かけられやすいからちょい離れたとこで待ってな。」
そう話ながら千隼の手を解いた。
「あらら、それは彼女優先してあげて~ごめんごめん。......あ、今日って赤城先輩うち来る?」
その言葉を聞いて恋は胸を痛めた。
「あー...わからん。なんで?」
「ちょっと相談したいことがありまして~!今度でもいいんだけど二人で話したいから家来た時おれの部屋来てほしい!」
「...相談は別にいいけど君の部屋ってのはあとで俺が締め殺されるからやめてくれ。」
赤城がそう言うと、千隼は頬を膨らして寂しそうな顔で「分かった。」と言った。
「まぁ今日行くかはあとであいつらにL◯NEするんで。それ伝手で聞いてくれ。じゃ。」
赤城は千隼に話したあと恋の手を引いて歩き出した。
学校から駅まで歩いてる時赤城が気まずそうに話を切り出そうか悩んでいると仲川は口を開いた。
「佐々木の弟くん赤城にめっちゃ懐いてるね。」
仲川の発言に驚いて恋は勢いよく顔をあげた。
「...っ!?お、弟!?」
「おー、さっきの人佐々木の弟だよ。」
テンパる恋に仲川がもう一度答えると今度は赤城の方に顔を向けて恋は不安そうな顔をした。
「...ん。仲川の言う通り、あいつの弟だよ。千隼って名前言うんだけど...佐々木んち行くたび会うからまぁ自然と仲良くなるわな。」
「あ...そ、ういうこと......か。」
まだ動揺したような表情で赤城を見る恋に赤城は「どうしたの?」と優しく言った。
「なんでもない!だいじょ...うぶ。」
取り繕うように笑って答え、その後仲川に何事もなかったかのように話しかける恋を赤城はじっと見つめて冴えない表情で黙って歩いた。
仲川と駅で別れ赤城の家に着くと、二人は帰り道で買ったパンを食べながらテストの話をしていた。
「...今回のテスト教科限らず全部範囲バカ広いし仲川もヤマ張るの難しいって話してたよ。」
「まじか。満遍なく手付けるか、もはや賭けて一点集中でいくか悩みどころだわ。」
「赤城、その場合外したら完全に詰むやつだよ......。」
笑って恋が突っ込みを入れるとその顔を見て赤城は安堵の表情を浮かべた。
「よかった、やっと本心で笑ってくれた。」
「......え?」
恋が驚いて赤城を見ると少し俯いて「うーん。」と浮かない顔をしてから赤城が話し出した。
「...俺が千隼と絡むのあんま好ましくない?」
突然の質問に恋は困惑してあたふたして大きな声で返した。
「そんなことない!...ごめんさっきは。違くて......佐々木くんの弟さんって知らなくてめっちゃ失礼な態度とっちゃった...。」
「そっか、よかった。」
赤城は恋の頭を撫で「隣行っていい?」と聞くと頷いた恋の真隣に腰を下ろした。
緊張してじっとする恋の腰に手を回してそのままゆっくり手を上げていき、顎に手を当てると顔を自分の方を向かせてキスをした。舌で恋の唇を撫でるように舐めると指で薄い恋の唇を開けさせ舌を入れた。受け入れるように恋も口を開けるとゆっくり自身も舌を伸ばして赤城の舌に絡めた。糸を引かせながら重なっていた唇を離すと赤城は笑って
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