お姉ちゃんを僕のお嫁さんにするよ!「………私は男なのだが」

ミクリ21

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3◆エリアス視点

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「お姉ちゃん!リンジュお姉ちゃん!!」

僕は、入学式が終わるとお姉ちゃんにハグをした。

ああ、リンジュお姉ちゃんの甘い匂いがする!

「ふふ、入学おめでとう。今日からエリアスも学生だな」

お姉ちゃんは慈愛の眼差しで僕を抱き締めた。

このぬくもりが大好きだと何度だって思うよ!

「ぶふっ!」

その時、この安らぎタイムを妨害した人がいた。

僕がお姉ちゃんにハグしていたら、お姉ちゃんの隣の人がいきなり吹き出したんだ。

「何あの人。失礼だね」

おもいっきり蔑みの眼差しを向けてやる!

僕とお姉ちゃんの時間を妨害する奴は皆敵だ!

「………トーマ、笑うな」

「だって…!だって……お姉ちゃんって……アハハッ!」

遠慮なく笑い出したトーマという男に、軽く殺意が芽生えた。

「本格的に失礼な人だね。お姉ちゃん、あんな人とは仲良くしたらダメだよ?僕のリンジュお姉ちゃんが穢れるから!」

まったく、あんな失礼な人にだけはなりたくないよね!

そう思っていたら。

「もっ…もう無理!アハハッ!!お姉っ……お姉ちゃん……っ!!」

お腹を抱えて笑う男に、僕はプチんときた。

「………リンジュお姉ちゃん、この人殺していいよね」

「やめなさい」

お姉ちゃんが止めるから、今回は見逃してやろう。

………お姉ちゃんがいないところで仕留めてやる。

「エリアス、何か不穏なこと考えてないか?」

「考えてないよ!」

「……そうか」

お姉ちゃんがほっとした表情をしていて、今日も美人で可愛いなと思ったよ。
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