診察室の午後<菜の花の丘編>その1

スピカナ

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第4章 菜の花、未来を味わう

70話 寮母とフーズの最強タッグ

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 翌日、三輪さんと友井さん、それに西村主任に院長室へ来てもらった。

「おはようございます。ご用でしょうか?」

「忙しいところ悪いね。実は寮の食材の件なんだけど……、鰹節や昆布なんかはスーパーよりもフーズで仕入れたものを使わせてもらった方が、安く上がるんじゃないかなと思ってね。

で、浮いた分で寮生の好きなお菓子や果物でも買ってくれたらいいかなと思うんだよ。

その辺の判断は主任に任せたいんだけどね」

西村「ああ~、そうですね! 考えつかなかったです。大量仕入れなら絶対安いですよね?」

三輪「ええ。実は私たちが最初に質の良い材料や調味料を選んだんですよ。

厨房用に注文したものと、寮用に注文したものもトラックでまとめて納品されますから、基本の物は買いに行かなくて済みます」

西村「わー助かる! 三輪さんと友井さんが選んだものなら間違いないです。そういうリストはありますか?」

友井「もちろんです。あとでフーズの食品リストを見てください。

ただ、そこを開くためにはフーズのIDが必要なので、院長から話を通していただけますか? 

そうすれば主任が直接注文できると思います」


「よし、分かった。すぐ社長に許可をもらうよ。

主任も今まで買い物が大変だったでしょう? 気付かなくてごめんなさい。

すっかり主任に甘えてしまった。今後は困ったことがあればすぐ知らせてね。

それから川瀬にも言っておくから、どんどん助手として使ってやってください。

日曜なんかは暇を持て余していると思うから」

西村「はーい、わかりました!」



よし、これで準備は整った。

あとは川瀬がどれだけ主任の役に立つかだな。(笑)

俺は川瀬にメールを送った。

<今度の日曜は暇だろう? 西村主任の買い物の助手をやってくれないか? 

主任は普段働きすぎだからさ。よろし頼むよ!>

これで安心だ。あとはうまくやってくれよ。


後日、社長の許可は即日降りて、西村さんが直接サイトを開いて注文できることになった。

そして納品は厨房の分と一緒にサテの4階の物流センターへの納品。

それを物流センターの福田さんが仕分けして6階のエレ前と、本館屋上の厨房に運んでくれることになった。

ただ、納品には冷蔵品と冷凍品も含まれる。

まあ連絡を受けて、すぐ取りに行けるなら冷凍庫などの設備は要らないんだけど、主任だから業務中で外せない場合もあるかと思って、買うことになった。

したがって物流センターにとりあえず仕舞えるように、業務用の冷蔵庫と冷凍庫を用意した。

これに関しては、福田さんに連絡して居る時に運んでもらうか、自分で取りに行くことになる。

まあ、色々投資にお金がかかるねえ‥‥‥。

浅田社長だから出来るけどね。本当に底なしの投資で感心するよ。

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