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第7章 スタッフ強化作戦
139話 夏輝サイド・地味すぎる組織図
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山野課長の「地味すぎる組織図」
上から下に線でつないだだけの、白黒の「四角と名前」だけ。
役割も数字もなし、とにかく配置だけ見える。
……これは俺的にはあり得ない!
もっと派手に目立つようにしなきゃダメじゃん!
俺はその場で組織図をどんどん変えていった。
大体、白黒だけなんて今どきないよ。
カラフルに色分けしたエクセル表にして、横には小さなイラストも追加。
「ここはトイレ掃除班だからピンクのブラシ、こっちは廊下班だから赤いモップ」
山野課長は一瞬ぽかんとしたが、すぐ笑みを浮かべて言った。
「……なるほど。これなら一目で分かりますね。さすが理事、芸術家の発想だ」
「でしょ? 見た目のインパクトもいるんですよ。その上で、人に伝わる形にしなきゃね」
「はあ……でもこれは私にはできそうにありません。どうしましょう?」
「こんなの朝飯前。いつでも言ってくださいよ」
「えっ、そ、そうですかね?私はこれが精一杯で……」
俺はため息をつきながらも用紙を見つめた。
「でも、形にしただけでも立派だよ。あとは僕が、人に伝わる絵に変えてあげます」
そして最初から全部作り直した。
猛スピードで、きれいでカラフルな組織図を完成。可愛いイラストもたくさん入れた。
「これでどうですか?」
山野課長は呆気にとられ、小さく笑った。
「……やはり理事は芸術家ですね。私には思いつきませんでした」
「え?これくらい簡単だよ。今度からどんどん持ってきて。すぐ作っちゃうから」
「はあ~……もうめまいがしました。早すぎます、作るのが」
アハハハ、笑っちゃうね。目が回っちゃったの? 面白~い。
結局、この組織図は管理室のホワイトボードに貼ったんだよね。
そしたら次の日、とんでもないことになってた。
理事室の机の上に、「描いて欲しい」っていうPOPの依頼が山積み!
「なんだろう?これ、なあに?」
桐生さんが笑いながら言った。
「頼まれましたよ。こんなにたくさん。誰かが理事の組織図を写真に撮ってチャットで流したらしいです。“かわいい!”って。それでこの結果です。大人気じゃないですか?描いてあげてくださいよ」
「えへへへ、こんなに沢山? まあいいか。書いてやるよ、簡単だし」
机のまわりにカラーペンをずらっと並べた。
それから毎朝、机の上には依頼の紙が積まれるようになった。
……ははっ、でも楽しいからいいか。
上から下に線でつないだだけの、白黒の「四角と名前」だけ。
役割も数字もなし、とにかく配置だけ見える。
……これは俺的にはあり得ない!
もっと派手に目立つようにしなきゃダメじゃん!
俺はその場で組織図をどんどん変えていった。
大体、白黒だけなんて今どきないよ。
カラフルに色分けしたエクセル表にして、横には小さなイラストも追加。
「ここはトイレ掃除班だからピンクのブラシ、こっちは廊下班だから赤いモップ」
山野課長は一瞬ぽかんとしたが、すぐ笑みを浮かべて言った。
「……なるほど。これなら一目で分かりますね。さすが理事、芸術家の発想だ」
「でしょ? 見た目のインパクトもいるんですよ。その上で、人に伝わる形にしなきゃね」
「はあ……でもこれは私にはできそうにありません。どうしましょう?」
「こんなの朝飯前。いつでも言ってくださいよ」
「えっ、そ、そうですかね?私はこれが精一杯で……」
俺はため息をつきながらも用紙を見つめた。
「でも、形にしただけでも立派だよ。あとは僕が、人に伝わる絵に変えてあげます」
そして最初から全部作り直した。
猛スピードで、きれいでカラフルな組織図を完成。可愛いイラストもたくさん入れた。
「これでどうですか?」
山野課長は呆気にとられ、小さく笑った。
「……やはり理事は芸術家ですね。私には思いつきませんでした」
「え?これくらい簡単だよ。今度からどんどん持ってきて。すぐ作っちゃうから」
「はあ~……もうめまいがしました。早すぎます、作るのが」
アハハハ、笑っちゃうね。目が回っちゃったの? 面白~い。
結局、この組織図は管理室のホワイトボードに貼ったんだよね。
そしたら次の日、とんでもないことになってた。
理事室の机の上に、「描いて欲しい」っていうPOPの依頼が山積み!
「なんだろう?これ、なあに?」
桐生さんが笑いながら言った。
「頼まれましたよ。こんなにたくさん。誰かが理事の組織図を写真に撮ってチャットで流したらしいです。“かわいい!”って。それでこの結果です。大人気じゃないですか?描いてあげてくださいよ」
「えへへへ、こんなに沢山? まあいいか。書いてやるよ、簡単だし」
机のまわりにカラーペンをずらっと並べた。
それから毎朝、机の上には依頼の紙が積まれるようになった。
……ははっ、でも楽しいからいいか。
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