353 / 357
第18章 回復と未来を目指して
351話 今更指導医になれる?
しおりを挟む
青山先生に俺は資格がないって言ったんだけど、考えてみたら菜の花で心療内科を8年やったんだよね。
指導医の資格をもう一度調べたんだけど、8年以上のキャリアがないと駄目なんだよ。
要は大学病院が週に3日の非常勤だったことがネックだった。
でも考えてみたら菜の花で常勤をやってるんだからカウントに入れて良いんだな。うっかりしてた
それで資格を保有しているかどうかを学会に聞いてみた。
するとOKだったんだよ。後は講習会を受けるだけだ。
長谷川君が心療内科をやると言ったらバレちゃうからさ。危ないところだった。
まあ、オンライン学習を事前に終了しないといけないというのはあるんだけどさ。
とりあえず青山先生には訂正を入れておいたよ。あー恥ずかしい。
「でしょう?おかしいと思ったんですよ」なんて言ってた。
ところでヴォクシブの件でバタバタしてたんだけど、夏の9月27日のコンサートだって結構迫ってるんだよね。
心配になって音楽事務所に行って桐生さんに聞いてみると、監督とみずきさんでばっちりプログラムが出来ているそうだ。
夏がコンサートで歌う曲はトレーナーに見てもらってるそうで心配ないって。
今後は構成通りにステラビートと合わせたダンスレッスンに集中する。
あとは夏の歌と弦楽やバンドの演奏と合わせていくだけだそうだ。
MCは前回の人で決まってるそうだ。あのMCは良かったもんね。
まあ、俺がいちいち心配することはないんだよね。
夏とヴォクシブの健康状態だけ責任を持てばいいんだよ。
でもやはりコンサート中にヴォクシブがサプライズで登場。
ゲストでトークをするという方向にいってるらしい。
まあ、トークだけで終わるわけないよね?(笑)
ここでデュエットや皆で軽く踊るくらいはやるかもね。楽しみだ。
さて、花井部長と顔を合わせにくい‥‥‥顔を合わせたら、またなんか言われそうな気がする。(笑)
診察室を10室増やしたのはいいんだけど、それは専攻医を考えた場合であって、初期研修生はまた別なんだよね。
どこでやろうか?
もしかしたら、指導医部屋を作って、研修生と二段階の診療が出来るようにしないといけないかもね。
2号館に1つはあるけど、足りないだろう。そこで秘策を練ることにした。
4階の奥の静養室はベッドが8台あるんだけど、この2台をつぶして余分に診察室を1つ作ったんだよ。これ内緒。
万が一の為だよ。俺の防音室もあるしさ。指導医とのミーティングに使ってもいいんだよね。
でも初期研修生は絶対5時上がりを死守だよ。
専攻医もくれぐれも残業をさせないようにと、今からそれだけは言ってるんだ。
それは社長のポリシーだからね。
さあ、もう帰ろう。疲れた。
家に帰ると莉子がぼーっとしていた。
「どうしたの?」
「なんだか疲れた。やることがいっぱいあるんだけど、どれもやりきれないんだよ」
「どれが一番しんどいの?」
「なんだろう、作詞かな?結構頭を使って消耗するんだよね。午前を全部使うしさ」
「うん、分かった、やめて良いよ」
莉子がぷーっと吹き出した。
「もう、春ちゃんてすぐそういうんだから」
「当り前だろう?莉子の頭を悩ませるものは敵だよ」
莉子の頬が緩んだ。
「よし、肩揉んであげようか?」
「うん、お願いします」
「あー、でも桃香の迎えに行かないといけないな」
「今日は行かなくてもいいんだよ。タクシーで帰っておいでって言ったから」
「そうなの?じゃあ、もっと肩揉んであげるよ」
莉子のこりこりの肩を揉んだ。ついでに首とか背中や腕も全体にね。
「莉子も整体師にかかった方がいいかもね」
「そうね、行ったことないから、行ってみようかな?」
「ヴォクシブの為に呼んでるから、莉子もついでにやってもらうと良いよ。言っておこうか?」
「う~ん、悪いから良いよ。別で行くよ」
「じゃあ、火曜日の莉子の日に連れていくよ」
「うん、それがいい」
平和だなあ~。こういうのが一番好き。
指導医の資格をもう一度調べたんだけど、8年以上のキャリアがないと駄目なんだよ。
要は大学病院が週に3日の非常勤だったことがネックだった。
でも考えてみたら菜の花で常勤をやってるんだからカウントに入れて良いんだな。うっかりしてた
それで資格を保有しているかどうかを学会に聞いてみた。
するとOKだったんだよ。後は講習会を受けるだけだ。
長谷川君が心療内科をやると言ったらバレちゃうからさ。危ないところだった。
まあ、オンライン学習を事前に終了しないといけないというのはあるんだけどさ。
とりあえず青山先生には訂正を入れておいたよ。あー恥ずかしい。
「でしょう?おかしいと思ったんですよ」なんて言ってた。
ところでヴォクシブの件でバタバタしてたんだけど、夏の9月27日のコンサートだって結構迫ってるんだよね。
心配になって音楽事務所に行って桐生さんに聞いてみると、監督とみずきさんでばっちりプログラムが出来ているそうだ。
夏がコンサートで歌う曲はトレーナーに見てもらってるそうで心配ないって。
今後は構成通りにステラビートと合わせたダンスレッスンに集中する。
あとは夏の歌と弦楽やバンドの演奏と合わせていくだけだそうだ。
MCは前回の人で決まってるそうだ。あのMCは良かったもんね。
まあ、俺がいちいち心配することはないんだよね。
夏とヴォクシブの健康状態だけ責任を持てばいいんだよ。
でもやはりコンサート中にヴォクシブがサプライズで登場。
ゲストでトークをするという方向にいってるらしい。
まあ、トークだけで終わるわけないよね?(笑)
ここでデュエットや皆で軽く踊るくらいはやるかもね。楽しみだ。
さて、花井部長と顔を合わせにくい‥‥‥顔を合わせたら、またなんか言われそうな気がする。(笑)
診察室を10室増やしたのはいいんだけど、それは専攻医を考えた場合であって、初期研修生はまた別なんだよね。
どこでやろうか?
もしかしたら、指導医部屋を作って、研修生と二段階の診療が出来るようにしないといけないかもね。
2号館に1つはあるけど、足りないだろう。そこで秘策を練ることにした。
4階の奥の静養室はベッドが8台あるんだけど、この2台をつぶして余分に診察室を1つ作ったんだよ。これ内緒。
万が一の為だよ。俺の防音室もあるしさ。指導医とのミーティングに使ってもいいんだよね。
でも初期研修生は絶対5時上がりを死守だよ。
専攻医もくれぐれも残業をさせないようにと、今からそれだけは言ってるんだ。
それは社長のポリシーだからね。
さあ、もう帰ろう。疲れた。
家に帰ると莉子がぼーっとしていた。
「どうしたの?」
「なんだか疲れた。やることがいっぱいあるんだけど、どれもやりきれないんだよ」
「どれが一番しんどいの?」
「なんだろう、作詞かな?結構頭を使って消耗するんだよね。午前を全部使うしさ」
「うん、分かった、やめて良いよ」
莉子がぷーっと吹き出した。
「もう、春ちゃんてすぐそういうんだから」
「当り前だろう?莉子の頭を悩ませるものは敵だよ」
莉子の頬が緩んだ。
「よし、肩揉んであげようか?」
「うん、お願いします」
「あー、でも桃香の迎えに行かないといけないな」
「今日は行かなくてもいいんだよ。タクシーで帰っておいでって言ったから」
「そうなの?じゃあ、もっと肩揉んであげるよ」
莉子のこりこりの肩を揉んだ。ついでに首とか背中や腕も全体にね。
「莉子も整体師にかかった方がいいかもね」
「そうね、行ったことないから、行ってみようかな?」
「ヴォクシブの為に呼んでるから、莉子もついでにやってもらうと良いよ。言っておこうか?」
「う~ん、悪いから良いよ。別で行くよ」
「じゃあ、火曜日の莉子の日に連れていくよ」
「うん、それがいい」
平和だなあ~。こういうのが一番好き。
4
あなたにおすすめの小説
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
網代さんを怒らせたい
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「なあ。僕たち、付き合わないか?」
彼がなにを言っているのかわからなかった。
たったいま、私たちは恋愛できない体質かもしれないと告白しあったばかりなのに。
しかし彼曰く、これは練習なのらしい。
それっぽいことをしてみれば、恋がわかるかもしれない。
それでもダメなら、本当にそういう体質だったのだと諦めがつく。
それはそうかもしれないと、私は彼と付き合いはじめたのだけれど……。
和倉千代子(わくらちよこ) 23
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
デザイナー
黒髪パッツン前髪、おかっぱ頭であだ名は〝市松〟
ただし、そう呼ぶのは網代のみ
なんでもすぐに信じてしまい、いつも網代に騙されている
仕事も頑張る努力家
×
網代立生(あじろたつき) 28
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
営業兼事務
背が高く、一見優しげ
しかしけっこう慇懃無礼に毒を吐く
人の好き嫌いが激しい
常識の通じないヤツが大嫌い
恋愛のできないふたりの関係は恋に発展するのか……!?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
純愛以上、溺愛以上〜無愛想から始まった社長令息の豹変愛は彼女を甘く包み込む~
芙月みひろ
恋愛
保険会社の事務職として勤務する
早瀬佳奈26才。
友達に頼み込まれて行った飲み会で
腹立たしいほど無愛想な高原宗輔30才と出会う。
あまりの不愉快さに
二度と会いたくないと思っていたにも関わらず
再び仕事で顔を合わせることになる。
上司のパワハラめいた嫌がらせに悩まされていた中
ふと見せる彼の優しい一面に触れて
佳奈は次第に高原に心を傾け出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる