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第18章 回復と未来を目指して
352話 またファッションショー??
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珍しい人から電話があった。
例のプロダクションの社長だった。
社長「お久しぶりです。お元気ですか?菜の花病院も大盛況だと伺っています。凄いですね」
「はい、いえいえ。御用は何でしょうか?」
社長「理事があんなことになって出演は無理だと思っているんですが、実は他の皆さんだけでいいんです。
またファッションショーの依頼が来ましてね。前にお願いしたビル内のアトリウムで、同じメーカーさんのメンズ秋冬コレクションをやるそうなんです。
一つお力を貸していただけないでしょうか?日曜日に1日だけなんですけど」
この忙しい時に、何言ってるんだか……。
「何人くらい必要なんですか?」
社長「そうですね。多くてもいいんですが、20人くらいでも十分です。年代もそれほど選びません。HPに出ているファッションショーの動画を見ると、皆さん堂々たるモデルですもんね。
ぜひお願いしたいんです。ちなみに着用した洋服の一部はもらえるそうですよ。全部は無理かと思いますが。どうでしょうか?
あと1か月後に迫っているので、至急検討していただけませんか?」
「分かりました。皆に聞いてみます」
気持ちの上では絶対断りたい。
けれど、モデルクラブをみんながやっているからねえ~。
俺の一存で断ったら、皆のやる気が無くなる。
桐生君と理事に先に話してみよう。多分面倒臭がるだろうな。あれだけ忙しいんだもん。
とりあえず2号館の音楽事務所に行った。
何とヴォクシブのメンバーも揃って会議中だった。
理事「あれ?院長、何か御用ですか?」
「忙しいところ悪いんだけどさ、例のプロダクションの社長から、またメンズのファッションショーに出てくれないかって話が来たんだ。
1か月後の日曜だけなんだけど、前にやったアトリウムで秋冬コレクションをやるんだって。
で、20名くらい欲しいらしい。年齢は問わないって言ってた」
「いえ~い!」とメンバーが声を揃えた。……なんでだよ。
桐生さんと夏が頭を抱えている。そうなると思ったんだよね。
「それで相談なんだけど、うちにモデルクラブがあるだろ?だからみんなファッションショーに出たいんだよね。
それを俺の都合で断るのもねえ。皆のやる気の問題でさ。
この際、モデルの仕事はモデルクラブに全部一括してやってもらってもいいんじゃないかと思うんだ。
だから、理学療法士の小林君と加納君の二人に責任を持って直接社長と連絡を取ってもらう。うちは出稼ぎOKだからさ。荷物持ち隊も要るし、双方の協力でやっていけるんじゃないかな?」
しばらく桐生さんと夏が黙って考えていた。
すると広報の神崎さんが、
「それはグッドアイデアですよ。みんなのやる気が爆発します。
だってあのコンサート御礼祭りだって、どれだけみんなが燃えたか思い出してくださいよ。
それにモデルクラブ活動だってコツコツ練習してるんでしょう?
じゃあ、やらせてあげないと駄目ですよ」
みんなでクスクス笑った。
KAI「良いなあ~菜の花って。マジで自由だ。楽しいよ」
理事「じゃあ、加納さん達にお願いしてみましょうか?」
「うん、そうだね。みんなの主導でやってもらおう。俺は当日だけ見に行くよ」
桐生「理事は行ったらダメですよ。パニックになって危ないですから」
理事「はーい。つまんない……」
メンバーがくすくす笑っていた。
トーマ「本当はさ、俺達も出たいよね?面白そうじゃん。病院のスタッフと仲良くなりたいしさ。俺もモデルクラブに入ろうかな?」
桐生「コホン。いけません。パニックになってショーが台無しになります。迷惑はかけられませんよ」
「はーい……」と皆が小さな声を揃えた。(笑)
例のプロダクションの社長だった。
社長「お久しぶりです。お元気ですか?菜の花病院も大盛況だと伺っています。凄いですね」
「はい、いえいえ。御用は何でしょうか?」
社長「理事があんなことになって出演は無理だと思っているんですが、実は他の皆さんだけでいいんです。
またファッションショーの依頼が来ましてね。前にお願いしたビル内のアトリウムで、同じメーカーさんのメンズ秋冬コレクションをやるそうなんです。
一つお力を貸していただけないでしょうか?日曜日に1日だけなんですけど」
この忙しい時に、何言ってるんだか……。
「何人くらい必要なんですか?」
社長「そうですね。多くてもいいんですが、20人くらいでも十分です。年代もそれほど選びません。HPに出ているファッションショーの動画を見ると、皆さん堂々たるモデルですもんね。
ぜひお願いしたいんです。ちなみに着用した洋服の一部はもらえるそうですよ。全部は無理かと思いますが。どうでしょうか?
あと1か月後に迫っているので、至急検討していただけませんか?」
「分かりました。皆に聞いてみます」
気持ちの上では絶対断りたい。
けれど、モデルクラブをみんながやっているからねえ~。
俺の一存で断ったら、皆のやる気が無くなる。
桐生君と理事に先に話してみよう。多分面倒臭がるだろうな。あれだけ忙しいんだもん。
とりあえず2号館の音楽事務所に行った。
何とヴォクシブのメンバーも揃って会議中だった。
理事「あれ?院長、何か御用ですか?」
「忙しいところ悪いんだけどさ、例のプロダクションの社長から、またメンズのファッションショーに出てくれないかって話が来たんだ。
1か月後の日曜だけなんだけど、前にやったアトリウムで秋冬コレクションをやるんだって。
で、20名くらい欲しいらしい。年齢は問わないって言ってた」
「いえ~い!」とメンバーが声を揃えた。……なんでだよ。
桐生さんと夏が頭を抱えている。そうなると思ったんだよね。
「それで相談なんだけど、うちにモデルクラブがあるだろ?だからみんなファッションショーに出たいんだよね。
それを俺の都合で断るのもねえ。皆のやる気の問題でさ。
この際、モデルの仕事はモデルクラブに全部一括してやってもらってもいいんじゃないかと思うんだ。
だから、理学療法士の小林君と加納君の二人に責任を持って直接社長と連絡を取ってもらう。うちは出稼ぎOKだからさ。荷物持ち隊も要るし、双方の協力でやっていけるんじゃないかな?」
しばらく桐生さんと夏が黙って考えていた。
すると広報の神崎さんが、
「それはグッドアイデアですよ。みんなのやる気が爆発します。
だってあのコンサート御礼祭りだって、どれだけみんなが燃えたか思い出してくださいよ。
それにモデルクラブ活動だってコツコツ練習してるんでしょう?
じゃあ、やらせてあげないと駄目ですよ」
みんなでクスクス笑った。
KAI「良いなあ~菜の花って。マジで自由だ。楽しいよ」
理事「じゃあ、加納さん達にお願いしてみましょうか?」
「うん、そうだね。みんなの主導でやってもらおう。俺は当日だけ見に行くよ」
桐生「理事は行ったらダメですよ。パニックになって危ないですから」
理事「はーい。つまんない……」
メンバーがくすくす笑っていた。
トーマ「本当はさ、俺達も出たいよね?面白そうじゃん。病院のスタッフと仲良くなりたいしさ。俺もモデルクラブに入ろうかな?」
桐生「コホン。いけません。パニックになってショーが台無しになります。迷惑はかけられませんよ」
「はーい……」と皆が小さな声を揃えた。(笑)
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