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お風呂から上がり着せられた下着が。
ドロワーズと言われるブルマーのような、。おパンツ、でもコレは無いわー!
だってね、着物用の下履きみたいに大事な部分は縫われておらず、合わせになっていてパカッと開くようになってるのよ。脱がなくても用が足せるみたいな?信じられない(汗)
パンティーのようなものあるけれど、それは夜に着用するらしく、ドレスの時はこれを履くのだそうだ。
そしてコルセットも装着させられた。慣れない私には苦しかろうと配慮をして緩めにしてくれたらしいけれど。それでも紐で絞めつけられるからやっぱり窮屈だ。
「まぁ、ユカリ様はコルセットが必要のないくらいウェストがくびれていらっしゃいますね」
「ほんと羨ましいです。お胸の形もとっても綺麗」
「あは、一応運動はしていましたからね」
うん、私、ジムにも通ってたし、ボディには結構自信があるのよ。
さっき殿下も「良い身体をしている」って言ってたでしょ(笑)
「何かワクワクして参りましたわ」
「ええ、早々にユリカ様に合わせたドレスの手配を致しましょう。着飾らせて頂くのが楽しみですね」
「えっ?」
二人が持って来たドレスを着せられ、髪は緩く三つ編みにされ片側に流され化粧を施された。
うわっ、誰よこれ!
ドレスの緩みは二人の手であっという間に補正される。
凄い!
ゴテゴテとした飾りは付いていないが、引きずる様な長さのドレスで歩けるのだろうか?
「ほお、馬子にも衣裳だな」
迎えに来てくれた陛下の第一声がこれ。
この世界にもそんな例えがあるのか?と、ツッコミを入れたくなる。
まぁ、自分でも分かっていましたけれどね。取りあえず、陛下の腕に掴まり晩餐の席へと向かいましたよ。
思った通り途中でドレスの裾を踏み、コケそうになるのを陛下に支えられて大事には至らなかったけど。
「あの写真というものにあった民族衣装も良かったが、やはりドレス姿も艶やかで似合っているぞ。今度、私からドレスと装飾品を贈ろう」
歩きながらいきなりそんな言葉を掛けられて焦ってしまう。
「さっきは馬子にも衣裳って言ってた癖に」
「ふふ、そう怒るなって」
陛下は私の顔を覗き込むようにしてアイスブルーの瞳を細めて微笑む。
なんですか、何でアナタはそんなに綺麗な顔で嬉しそうに笑っているの?
なんかムカつく……。
晩餐は陛下とこれまた金髪でイケメン弟さんメビウス王弟殿下と、愛らしい王弟殿下妃のマチルダさんが、顔を揃えて登場。
私は着慣れないドレスで、美人さん達(陛下と弟さんを含む)に囲まれ落ち着かない。食事のマナーはそこそこ出来るが、高級ホテル並みの料理も食べた気がしなかった。
マチルダさんは始終ニコニコして私の事を見ている。
気に入られたのかな?
王家ファミリー、皆さん気さくでアットホーム。
二人のご両親である先代王の両陛下は、五年前に国内視察の最中に事故に見せかけ暗殺されたのだそうです。
なんて事だ……!酷い話だよね。
しかし、こんなに簡単に異世界人を受けて入れてくれるとは思わなかった。
ここしばらく召喚はしていないと言っていたけど、それまで何人の異世界人が来ていたのだろうか?
彼らの歴史の中に刻まれているから初めて見る異世界人の私でも違和感なく受け入れてくているのか。
食後はサロンでお茶を飲んだ。私の世界の事で質問攻めに合い、へとへとな状態で陛下に部屋まで送って貰った。
「お疲れまでした」
侍女さんズに迎えられ着替えから何までお世話になって広く大きなベッドに倒れ込んだ。
「何かお飲み物をご用意いたしますか?」
メアリーアンさんが、聞きいてくれる。
「あっ、お水で良いです」
「畏まりました」
クローディアちゃんが持って来てくれた水を一気飲みして一息つく。
「もうあとは寝るだけよね?お二人ともお仕事終わって良いですよ」
「はい。では、明朝お部屋にお伺い致します」
「うん、ありがとう。おやすみ」
「「おやすみなさいませ」」
侍女さんズは顔を見合わせると頷き合い、お辞儀をして退出していきました。
ア―――疲れた。
王家の皆さんはとっても優しい。それは嬉しく思うのよね。
だけど、これから私は何をして過ごしたら良いんだろう?
好きな事をしていて良いと言われても、そう簡単にお城の外へも行けないようだし。
なんか、このまま飼い殺しにされるような気がしてならない。
第二の人生、キャンちゃんと気ままに生きていければいいのに。
ウトウトしながら元の世界の事を考える。
今頃谷底で私の遺体の捜索とかされているのかな。
二千万近くした車もお釈迦にしちゃったよ。
お爺ちゃんにしてみたら、どうって事のない金額かもしれないけど。
ブレーキが効かなくなったトラックの運転手さんを、恨む気持ちは無いよ……
彼にも家族はいたんだろうか。
その家族は大黒柱を失って、これからちゃんと生活していけるのかな?
あっ、妻帯者とは限らないか。
我が家は私が死んでも、生活に支障はないけど。
だけど、事故の知らせを聞いてみんなショックを受けているよね。
大丈夫かな……
三日後には軽井沢のホテルで家族と合流して、お爺ちゃんの喜寿のお祝いの誕生日パーティーをする予定だったんだ。
丈一郎と別れたから、その後一週間お爺ちゃんと一緒にキャンちゃんで旅をする予定で……
遺体が見つかったら明日か明後日辺りお通夜かな。
ごめんね、お爺ちゃん。私の花嫁姿も、ひ孫の顔も見せられなくて。
パパもママもごめんなさい。
でも、跡継ぎのお兄ちゃんもいるから大丈夫だよね?
いつの間にか眠りに落ちた友梨香の目尻りからは、光るのもが流れ落ちていたのでした。
―――――――――――
※盛りだくさんの異世界一日目、何とか終了。おやすみなさい。
ドロワーズと言われるブルマーのような、。おパンツ、でもコレは無いわー!
だってね、着物用の下履きみたいに大事な部分は縫われておらず、合わせになっていてパカッと開くようになってるのよ。脱がなくても用が足せるみたいな?信じられない(汗)
パンティーのようなものあるけれど、それは夜に着用するらしく、ドレスの時はこれを履くのだそうだ。
そしてコルセットも装着させられた。慣れない私には苦しかろうと配慮をして緩めにしてくれたらしいけれど。それでも紐で絞めつけられるからやっぱり窮屈だ。
「まぁ、ユカリ様はコルセットが必要のないくらいウェストがくびれていらっしゃいますね」
「ほんと羨ましいです。お胸の形もとっても綺麗」
「あは、一応運動はしていましたからね」
うん、私、ジムにも通ってたし、ボディには結構自信があるのよ。
さっき殿下も「良い身体をしている」って言ってたでしょ(笑)
「何かワクワクして参りましたわ」
「ええ、早々にユリカ様に合わせたドレスの手配を致しましょう。着飾らせて頂くのが楽しみですね」
「えっ?」
二人が持って来たドレスを着せられ、髪は緩く三つ編みにされ片側に流され化粧を施された。
うわっ、誰よこれ!
ドレスの緩みは二人の手であっという間に補正される。
凄い!
ゴテゴテとした飾りは付いていないが、引きずる様な長さのドレスで歩けるのだろうか?
「ほお、馬子にも衣裳だな」
迎えに来てくれた陛下の第一声がこれ。
この世界にもそんな例えがあるのか?と、ツッコミを入れたくなる。
まぁ、自分でも分かっていましたけれどね。取りあえず、陛下の腕に掴まり晩餐の席へと向かいましたよ。
思った通り途中でドレスの裾を踏み、コケそうになるのを陛下に支えられて大事には至らなかったけど。
「あの写真というものにあった民族衣装も良かったが、やはりドレス姿も艶やかで似合っているぞ。今度、私からドレスと装飾品を贈ろう」
歩きながらいきなりそんな言葉を掛けられて焦ってしまう。
「さっきは馬子にも衣裳って言ってた癖に」
「ふふ、そう怒るなって」
陛下は私の顔を覗き込むようにしてアイスブルーの瞳を細めて微笑む。
なんですか、何でアナタはそんなに綺麗な顔で嬉しそうに笑っているの?
なんかムカつく……。
晩餐は陛下とこれまた金髪でイケメン弟さんメビウス王弟殿下と、愛らしい王弟殿下妃のマチルダさんが、顔を揃えて登場。
私は着慣れないドレスで、美人さん達(陛下と弟さんを含む)に囲まれ落ち着かない。食事のマナーはそこそこ出来るが、高級ホテル並みの料理も食べた気がしなかった。
マチルダさんは始終ニコニコして私の事を見ている。
気に入られたのかな?
王家ファミリー、皆さん気さくでアットホーム。
二人のご両親である先代王の両陛下は、五年前に国内視察の最中に事故に見せかけ暗殺されたのだそうです。
なんて事だ……!酷い話だよね。
しかし、こんなに簡単に異世界人を受けて入れてくれるとは思わなかった。
ここしばらく召喚はしていないと言っていたけど、それまで何人の異世界人が来ていたのだろうか?
彼らの歴史の中に刻まれているから初めて見る異世界人の私でも違和感なく受け入れてくているのか。
食後はサロンでお茶を飲んだ。私の世界の事で質問攻めに合い、へとへとな状態で陛下に部屋まで送って貰った。
「お疲れまでした」
侍女さんズに迎えられ着替えから何までお世話になって広く大きなベッドに倒れ込んだ。
「何かお飲み物をご用意いたしますか?」
メアリーアンさんが、聞きいてくれる。
「あっ、お水で良いです」
「畏まりました」
クローディアちゃんが持って来てくれた水を一気飲みして一息つく。
「もうあとは寝るだけよね?お二人ともお仕事終わって良いですよ」
「はい。では、明朝お部屋にお伺い致します」
「うん、ありがとう。おやすみ」
「「おやすみなさいませ」」
侍女さんズは顔を見合わせると頷き合い、お辞儀をして退出していきました。
ア―――疲れた。
王家の皆さんはとっても優しい。それは嬉しく思うのよね。
だけど、これから私は何をして過ごしたら良いんだろう?
好きな事をしていて良いと言われても、そう簡単にお城の外へも行けないようだし。
なんか、このまま飼い殺しにされるような気がしてならない。
第二の人生、キャンちゃんと気ままに生きていければいいのに。
ウトウトしながら元の世界の事を考える。
今頃谷底で私の遺体の捜索とかされているのかな。
二千万近くした車もお釈迦にしちゃったよ。
お爺ちゃんにしてみたら、どうって事のない金額かもしれないけど。
ブレーキが効かなくなったトラックの運転手さんを、恨む気持ちは無いよ……
彼にも家族はいたんだろうか。
その家族は大黒柱を失って、これからちゃんと生活していけるのかな?
あっ、妻帯者とは限らないか。
我が家は私が死んでも、生活に支障はないけど。
だけど、事故の知らせを聞いてみんなショックを受けているよね。
大丈夫かな……
三日後には軽井沢のホテルで家族と合流して、お爺ちゃんの喜寿のお祝いの誕生日パーティーをする予定だったんだ。
丈一郎と別れたから、その後一週間お爺ちゃんと一緒にキャンちゃんで旅をする予定で……
遺体が見つかったら明日か明後日辺りお通夜かな。
ごめんね、お爺ちゃん。私の花嫁姿も、ひ孫の顔も見せられなくて。
パパもママもごめんなさい。
でも、跡継ぎのお兄ちゃんもいるから大丈夫だよね?
いつの間にか眠りに落ちた友梨香の目尻りからは、光るのもが流れ落ちていたのでした。
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※盛りだくさんの異世界一日目、何とか終了。おやすみなさい。
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