人類最強は農家だ。異世界へ行って嫁さんを見つけよう。

久遠 れんり

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第2章 異世界開拓

第64話 ダンジョン攻略と弊害

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 予想以上に強くなった軍団。
 ガンガンと、攻略は進んでいく。

 それは、階層が浅くなっていることも大きい。

 気になって、俺たちが使っている。
 もう、俺達のダンジョンでいいや。を、見に行ったが、相変わらず。
 石板に触れると、300の表示が見える。
 ここだけ、何かがおかしいのか?

「何か、ここだけ雰囲気も違うのね」
 美咲も何か、感じるものがあるようだ。

「他の攻略中しているダンジョンて、ここの空気感に比べると、ぬるいよね。ボスって一体何かしら?」
「さあ? 倒すと、消えるからな。会うのはまだ先だ」

 そう言って、日本側へ行き。
 買い物がてら、こちらでの様子を、情報収集する。
 土門さんにそれとなく聞くと、どんどん消えていっていると、問題になっているようだ。
 ちょろっとだけ、情報を漏らす。

 向こう側で、魔力の減少により、身体的不良が出始めたこと。
 そのため。不要なダンジョンを潰していること。
 勇者くん達の体調を、気にかけてほしいこと。

 それを言うと、
「勇者くん達のことは分かった。気にかけておく。だが、他の件については、私は何も聞いていない。原因は謎だな。そもそも、ダンジョンができたのも、正確な理由は不明だし、無くなるのも同様だ」
 そう言って、電話を切られた。


 色々な物資。布とかも大量に購入する。
 最近は、国から特別な話があったのか、某店で向こうの貨幣を普通に交換してくれるからありがたい。

 こちらで用事を済ませると、向こうへとんぼ返り。

 そこから、帰っている途中で、ふと思いついた。
 土門さんが知らないととぼけた理由は、7階の宝箱問題か。
 俺たちが消すと、そこにあった宝は、何処へ行ったとなるわけか。
 向こうの住人が消した場合は、関係がなくなる。

 多分。そんなことだろう。
 向こうへ戻ると、斉藤さんに布や消耗品を渡し。
 その後、店に行き商品をストックする。

 そこで、物陰にいる子供たちを、発見する。
「おまえ達、何をしてるんだ?」
「げっ。松田様。いやちょっと」

「今日は休みだと言っただろう」
「あーうん。だから、窪田さんを」
「真一を?」
 少し感覚を広げて、周囲を伺う。

 あーこの声は、シーラかな。
「真一は、まだしばらく手が空かないだろう。要件なら伝えるぞ」
「あーいえ結構です」
 そう言って散らばって行った。

「真一さん。モテモテね。上にいるの?」
「あーうん。シーラと今最中だ」
「あらま。なんだかんだと言いながら。まめね」


 その頃。
「うっあっ」
 そう。真一はシーラと最中。

 少し前、
「真一さん。少し、真一さん成分がたりないので、補充して下さい。それと、そろそろお子を作りませんか?」
「あーそうだな。俺もいい年だからなあ」
「先日、カリーネ様ともお話をして、お互いに子を授かろうと話になりました」
「なんだおまえ達。そんな話、いつの間に」
「カリーネ様が、今度日本の方々が、お見えになるとき。一緒について行き。お父様に、ご報告もしたいと、おっしゃっていました」
「そうか。そうだよな。腹をくくるか。それじゃあ作るか」
「きゃっ」

 などと言うことがあった。


 日本側。
「すごい勢いで、ダンジョンが消滅していきます。1日に1つ~2つ」
「原因は?」
「不明です」
「ううむ。7階の宝箱だけでも、急いで回収しろ。向こうの貨幣は製錬が甘く。レアメタルが含有されていることが分かった。馬鹿にならない」
「はっ」

 この日から、深部探査ではなく。7階を重点的に探査する様になったが、圧倒的に、異世界側が早かった。
 これは倒し方の差による。
 レベルアップのスピードが違ったためである。

 すでに異世界側は、撲殺マシーンができあがっていた。
 隊列を組み、囲んで殴る。
 ひゃっはー状態。

 意外と子供たちは、魔法を中心に攻撃。
 その後を、お姉さん方がたこ殴り。
 週休2日だが、比較的攻略スピードは速い。

 そのうち、自衛隊と攻略範囲が重なり始め、先に攻略されると、訳も分からず地上へ放り出される。
 その時、運悪く、銃の引き金を引いていたため、大騒ぎが発生する。
 そう。地上に放り出されたとき、ちょうど攻撃状態だったため、地上で発砲してしまった。

 けが人はなく、その場は収まったが、当然日本。
 問題に、ならないわけはない。

 危険だから銃を使うな。
 ダンジョンでは危険だから銃が必要なんだ。
 そんな問答になり、ある議員から「素手でダンジョンへいけ」と言われ、「それならおまえが行ってみろ」と言い合いとなり、むきになった議員は、ダンジョンへ突入する。

 周りに、隊員やSPが居る奇妙な状態で、突入。
 当然隊員達は、見ているだけで手を出さない。
 ゴブリンは、何とかなったが、ホブが出始めたとき、十分予想はされていたが、悲劇は起こったようである。

 自衛隊員が、もう良いかな? と、発砲許可を貰い救助する。

 それまでの間に、丸腰のSPと議員は、散々ゴブリン達とお楽しみだったようだ。

 その数日後。議会で、十分に気を付けて銃を使用することと、作戦を実行するダンジョンには、周囲に防弾の壁が作成されることとなった。
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