ダンジョン学園サブカル同好会の日常

くずもち

文字の大きさ
98 / 175

第98話プロってすごいね

しおりを挟む
「「これは……規模がデカすぎる」」

「でっかいことはいい事でしょう?」

「……どうでござろう、ワタヌキ氏? 拙者はほぼ同意でござるが?」

「余裕じゃないか桃山氏……どちらも良くてみんないい。小さい事はステータス派を切り捨てるのはいかがなものなのだろうか?」

 どんな大会に参加することになるのか? そこのところをやっと教えてもらった僕らの反応がこれである。

 余裕がある? とんでもない。混乱しすぎて血迷っているだけだと主張したかった。

「何とかなりますよ。ましてエキシビジョンなんて余興です。でも出るだけでも注目度抜群! 大変お得ですね!」

「確かに……」

「そりゃそうでござるが……分不相応にもほどがあるというか」

 ダンジョンエキスポとは?

 最新のダンジョン研究を発表する祭典で、国が主催し様々な企業が出資もしている大規模な催しだった。

 CMもバンバンやっているし、この学校にだってポスターが貼ってある。

 そんな中にレイナさんのコネでポロリとエキシビジョンマッチに出場というのは……タナボタにもほどがあるのではないか?

 というかガチ勢に出たい人間はごまんといる気がした。

 戸惑う僕らにレイナさんは肩をすくめ、しかし自信満々の表情でニッコリ笑うとサムズアップで言った。

「ワタシは全然大丈夫だと思います! 相手をぼっこぼこにして視線をワタシ達で独占です!」

 そんな風になるかなぁ。

 極めて疑問の残る未来設計に僕困惑である。

「ああ、もうOKの返事は出してるので、断るのはなしでお願いします! お祭りなのでコスプレもOKです! もう許可ももらってますよ!」

「!!」

 だだし、妙なところの根回しは完璧らしい。

 これは、覚悟をさっさと決めてしまわないといけないようだった。



 というわけで僕はとある思い付きを実行するために、学校に休みを取ってとある場所にやって来ていた。

「……僕もよくやるよね」

『いいじゃないか。君のアイディアは実にユニークだと思うよ?』

「なんか嬉しそう?」

『そりゃあそうだよ。君が晴れの舞台にお洒落をしようというんだ。君の権能としては、全力でサポートしたいところだよね』

「そういうかんじなんだ……なんというか、ファッション感覚?」

 何本も電車を乗り継いで、やって来たのはとある町工場である。

 攻略君の導きに従って選んだ会社は、ダンジョン探索者用の武器を取り扱っている会社なのだが、きちんと調べてみると攻略君がなぜここをお勧めしたのかはよくわかった。

 約束の時間の10分前。

 こんなことまったく慣れていないから、ソワソワと制服姿で中の様子を窺っていると、先に声を掛けられたのは僕の方だった。

「お、その制服……連絡してきてくれた学生さんやね!」

「あ、はいそうです……。えっと、東雲鉄工さんはこちらで間違いありませんよね?」

 声を掛けて来たツナギ姿の男性に、僕は控えめに訊ねた。

 すると彼はニカリと明るく笑い、気さくに挨拶してくれた。

「はい。いらっしゃい。じゃあ、事務所の方にいこか? なんか武器作って欲しいって話やけど……」

「あ、じゃあ。少し広い場所でお話聞いてもらっても大丈夫ですか? そっちの方が
依頼の説明をしやすいと思いますから」

「お? そう? じゃあ、工場の方にしよか」

 そのまま案内されたのは見たことのない器具が沢山置かれた作業場のような場のような所で、甲高い音がいたるところで聞こえてくる。

 そして少し奥まった場所にある部屋に通されると、僕らは改めてお互い挨拶した。

「私、東雲鉄工の社長やっとります、東雲 タクミいいます。よろしく」

「しゃ、社長さんですか……ええっと、僕は竜桜学園一年の、綿貫 鐘太郎です。今日はよろしくお願いします!」

「元気やねー。お客さんなんやから、あんまり固くならんでええよって言っても無理か。学生さんやもんな。そんで? どんな武器をご所望ですか?」

 僕のようなオーダーは珍しいことではないのか、手慣れた様子の東雲さんに、僕は少しだけ安心してさっそく依頼を説明することにした。

「ええ、ちょっと変なお願いなんですけど……まずはこいつを見てもらいたいんですが」

「なになに? ダンジョンのすごい装備? 私、そう言うのめっちゃ好きなんですよ」

 僕は背負ってきたリュックを床に置いて、手を突っ込む。

「?」

 そして中から作って来た超大型のラウンドシールドと鉄巨人の腕を取り出すと、東雲さんは固まってプルプルと震えだした。

 僕は構わず鉄巨人の腕を背中に連動させ、ニギニギと指を動かして見せた。

「――――腕やん!」

「そうなんですよ、腕なんです」

「えーなにこれー? めっちゃでっかくてかっこええやん? ほんとなにー?」

 ものすごく腕をガン見している東雲さんは興味津々でサブアームを調べ始めた。

 どうやらさっそく。興味を引くことには成功したらしい。

 まずは掴みはOKである。

「今回お願いしたい依頼は二つあって、一つはこの盾の固定器具。そしてこの腕につける武器でして」

 だけど興味津々すぎるので咳払いしてそう言うと、東雲さんはようやく正気に戻った。

「……なるほど? それはめっちゃ興味深いですね。剣ですか? 斧ですか?」

「パイルバンカーでお願いします」

「えー…………マジで言うてる?」

 あまりにも浪漫武器で東雲さんを一瞬停止させてしまったが、僕なりに色々考えた末の浪漫武器だった。

「マジです。火薬で杭を打ち出して貫く感じで……こちらでダンジョン用の銃機を開発したことがあると聞いて、ご連絡したんです」

 ネットで調べると、一時期そんな試みをしていたと記事になっていた。

 火薬や銃器を扱った経験のある場所じゃないと、今回の特殊な依頼は形にすることも難しいだろうから、攻略君が一押ししたのも納得だ。

 しかし帰って来たのは難しい表情の苦笑いだった。

「あー……なるほど。初期の頃ですね。でもあれ失敗したんですわ。銃というか長距離を射撃する武器は、弾に魔力が乗りづらい。そこを口径を大きくしてカバーしようとしたんですが……まぁ、魔力の壁は物理じゃ中々越えられんのですよ」

「だからパイルバンカーなんです。至近距離なら火薬を使いつつ、魔力も乗せられるでしょう? まぁ浪漫装備なことは否定しませんが、僕メインウエポンがハンマーでして、面じゃなくて点で攻撃できるようにパターンが出来ると助かるんですよね」

「というと?」

「ようするにハンマーででっかい釘を打てたら刺さるでしょう?」 

 目指すは二撃必殺である。ドラゴンの頭蓋骨を貫けたことで、いけるという確信もあった。

 最近はレベルも上がって、ハンマーの威力も上がって来た。

 だがハンマーでは叩き潰すことはできても、威力を絞ることが難しい。

 そう言う意味で、刺す攻撃パターンはありがたい選択肢……何じゃないかなーって思ったしだいだ。

 鼻で笑われるかなと思ったが、東雲さんは真顔で真剣に何かを考え始めた。

「……なるほど。確かに浪漫武器ではあるけど……火薬を使う方法としてはわりかしありなんやないか? 至近距離でタイミングまで絞れるなら人間の意識も追いつく。魔力も乗る?……あのでっかい腕の出力みんとなんとも言えんけど、大型化出来るならパワーも……」

 なにかすごいぶつぶつ言い始めてしまった。

 これしゃべっても大丈夫な奴か? と思いつつ、僕は懸念事項も伝えてみた。

「実は……今度ダンジョンエキスポに参加できるかもしれなくてですね。あと一か月ないんで、この腕をお渡しするのはそれが終わった後ってことになるんですけど……盾の固定器具だけでもなんとかなりませんか?」

 本当はエキスポに間に合わせたいところだけど、それはあまりにも短すぎるだろう。

 インパクトは腕に盾を無理やり付けて、妥協するつもりでいた。

 だがそう言うとすぐに東雲さんは思考の海から戻って来て、弾かれたように顔を上げた。

「!……君! エキスポ参加するの!? すごない?!」

「いやぁ。おまけのおまけみたいなもんですけど、一緒に参加する子に迷惑を掛けたくないので、ちょっと派手にしたいなと悪あがきを」

「それで腕!? おもろいな君……」

「いや……まぁ挑戦したらできたみたいな?」

 ギュインとサブアームを動かしてサムズアップをしてみると、東雲さんは感心しつつも困惑もあったようだった。

「……でも、これ、自作やとしたら大したもんやで。君が作ったん? だとしたら金属の加工とか出来るんやない? なんでわざわざ外注を?」

 鉄巨人の腕を見てそんなことまで分かるのか。いやあ、まぁ普通にわかるか。

 だがそれには僕にも理由があった。

「ああ。それは。僕のやる金属の加工法って大雑把なのは得意なんですけど精度は甘いんですよ。だから絶対にずれない盾の固定器具とかには自信がないし、……想像するにパイルバンカーって要はでっかい銃器でしょう? 火薬を使うから弾代わりの杭にだってどうしても精度がいるかなって。その点可能かどうかプロの方に相談したいなって思いまして」

 魔法はどうしたって感覚頼りの部分があるし、実際に作業するのは攻略君ではなく僕になる。

 同じ物を作ったとしても、わずかにズレが出来るような錬金術で、銃器のような精密な危険物を作るのは、危険極まりないという判断だった。

 その辺り察してくれた東雲さんは膝を打った。

「……なるほど。わかりました。でもワタクシ共も初の試みです。うまくいくかわからんけど……それでも依頼されますか?」

「可能そうであれば、お願いしたいです」

「じゃあもう一つ……これ絶対高くつくで? 君、学生さんやろ? お金払える?」

 そんな当然の懸念を聞いて、僕は一端リュックに手を突っ込む。

 そしてどんどん出していったのは、ドラゴンの巣で手に入れた黄金のインゴットと鉱石階層のダンジョンでしか手に入らないレア鉱石のインゴット各種の欲張りセットだった。

「現金でも構いません。ダンジョン探索者専門の学校って出土品を換金する仕組みは
かなり整ってるんです。依頼品の材料はある程度提供できますから、それも踏まえて請求してくれると助かります」

「……!」

 金属を扱うものなら、そしてダンジョン武器を扱うものなら喉から手が出るほどに欲しいであろう鉱石の数々を目にして、ゴクリと東雲さんは喉を鳴らす。

「……あかん。めっちゃ面白くなりそうやん」

「そう言ってくれる人を探したかったんですよ」

 こんなんで行けるのか?と思ったけど、大丈夫そうだな。

 本気でこればっかりはどうなるのかわかんないけど、攻略君の話ではうまくいくはずだった。

「それじゃあ……私からも一つ」

「なんです?」

「……今日、この腕、私に預けてくれません?」

「え? いやしかし、この腕はエキスポで……まさか?」

「ええ、間に合わせてみせますよ。まぁ任せといてください」

 不敵に笑う東雲さんは、完全に本気の目をしていた。

 マジか。プロってすごいんだな。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

異世界帰りの英雄は理不尽な現代でそこそこ無双する〜やりすぎはいかんよ、やりすぎは〜

mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
<これからは「週一投稿(できれば毎週土曜日9:00)」または「不定期投稿」となります> 「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。  死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。  レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。  絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、 「え?、何だ⋯⋯これ?」  これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。

日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。

wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。 それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。 初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。 そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。 また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。 そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。 そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。 そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~

尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。 だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。 全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。 勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。 そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。 エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。 これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。 …その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。 妹とは血の繋がりであろうか? 妹とは魂の繋がりである。 兄とは何か? 妹を護る存在である。 かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!

現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜

涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。 ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。 しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。 奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。 そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

処理中です...