103 / 176
第103話少年漫画みたいな
しおりを挟む
控室にやって来た僕らは、さっそく準備を始めた。
着替えるカーテンが一つしかないからレイナさんから順番に入る。
見物に来た浦島先輩と引率の龍宮院先生は、だいぶん驚きと戸惑いのレベルに差はあるが、どちらも相当に驚いていた。
「言ってよ私も参加したかったー」
浦島先輩が不満を漏らすと、レイナさんの謝罪の声が聞こえて来た。
「ごめんなさい! シノは別行動だったからエントリーしてないんです! でもここは任せてください!」
「もちろん任せるとも。というか期待してる。でも無茶しすぎちゃだめだよ? 私達レベルは高くなってるはずだけど、相手は対人戦の経験豊富そうだし」
「それは間違いないです。ワタシもやってますよ?」
「だよねぇ」
ダンジョン探索者は、高レベルになるとやはり対人戦の訓練も積極的に取り入れているとも聞く。
そういう意味では僕はダメダメである。
レイナさんはいつものコスプレ衣装を着込み、カーテンの向こうから出てくると次は桃山君の番だ。
「でも……まさか実績作ろうって話はしたけど、こんな大きなイベントでひと暴れって思い切りよすぎない? というかおもしろすぎる」
そんな浦島先輩の言葉に、桃山君の乾いた笑い声がカーテン越しに響いた。
「あっはっは……。面白いでござるなぁ……いや本当に」
「ちなみに桃山君は刀は結局どうなった?」
確か壊れた刀については心当たりを当たって、いったん修理するという話だったが、残念ながら結果は芳しくなかったようだ。
「刀は……新しく打ち直すのはすぐには無理だったでござるよ。しかし一本新しい子を新調したでござる! 犬神と雉嵐に続く三本目! その名も猿鬼でござる!」
「それは僕がダンジョン仕様にしたやつでしょ? 一本ダメになった奴は置いてく感じ?」
「は? 嫌でござるが? こんな晴れの舞台に置いてけぼりはかわいそうでござる、それに3刀も―――カッコイイでござろう?」
「……なるほど。カッコイイ」
緊張しつつも軽口を飛ばして語る桃山君は、赤いパーカーにやはり刀を三本を下げて出て来て、早速ガスマスクを装着する。
そして最後に僕の番だ。
「それで? ワタヌキ後輩的に直接バトルっぽいけど、どうする感じ?」
「うーん……どうするってことはないですが……」
まぁひょっとするとあるかもしれないなーと思っていた、割と最悪の部類の対戦方法だが放送されて地味に終わるような事だけはないように準備だけはしたつもりだった。
今回はあくまで部にふさわしい実績作りが第一目的である。
頼ったコネが思ったより太かったからこんなことになったが、やることは変わらない。
「まぁ。勝つとは言いませんが。派手にやってきますよ。サブカルチャー同好会ここにありってところを見せてやりますとも」
「あー……そんなに気合入れなくても大丈夫よ?」
「……そうじゃなきゃ立っていられなくなりそうなほど膝が笑ってるんで、許して。適当に肩の力を抜いてるつもりでも、緊張するものはするんですよ」
「……なんかすまん。頑張れ」
頑張りますとも。
僕がカーテンを開けて更衣室から出るとすぐさま女性陣二人からダメ出しが来た。
「ジャージだ」
「変えないんですか?」
「なんかこう……もはや変えると違和感ないですか?」
「いや変わってるでござるよ! 関節の裏地に少し魔物の皮を使ってみたり。鎖帷子だって、この間採集した素材に変えてあるんでござる!……まぁ見た目は……市販品でござるが」
「「へー」」
まぁ色々と言いたいことはあると思うが、僕もジャージは新調済みで気合が入っているという事だ。
新品の服の匂いを吸い込み、額にシールを張るとボンと炎が燃え上がる。
本日の炎はいつになく盛大だった。
恥ずかしさで頭に血が上っている表現だと思われる。
最後にスレッジハンマーを担いだら、ダンジョン専用僕の完成である。
「じゃあ……行きますか」
「やるだけやってみるでござる!」
「楽しんでいきましょう! 私達のチーム名は―――もちろん”ダンジョン学園サブカルチャー同好会”です!」
「「おおー」」
そんな僕らを見た、龍宮院先生は頭を抱えて一言言った。
「私は全くついていけてないんだが……いや、本気でそれで行くの? 君達本当にサブカルチャー同好会なの?」
そんな問いかけだけには、僕らは力強く頷いた。
僕らは会場に向かいながら話をする。
単純な確認作業だったが、それでも緊張で重い足を動かすのにはとても役立ってくれた。
「エキシビジョンマッチは、若手冒険者がフィールド上で戦います。セーフゾーンを応用した技術で、このフィールド内での戦闘では死亡のリスクはありません。年内にもダンジョン探索者専門学校で採用される予定だそうです」
「えぇ! そうなんでござるか!」
「確かですよ。だから……手加減なんて全然必要ないってことです」
ニヤリと笑うレイナさんの瞳を見ると、もうすでに臨戦態勢なのが伺い知れる。
「でも……実はワタシは少し手加減をした方がいいと思ってます。だからまずは相手の実力を見ましょう」
レイナさんの言葉に頷き、彼女について僕らは会場に入場すると空から歓声のシャワーが降って来た。
なれない状況に正直押し潰されてしまいそうだが、同時にフワフワと浮足立つような感覚もあった。
舞台にはもう何度か戦った形跡があって、ダンジョン探索者とはどういうものなのかデモンストレーションする役割を存分に果たしているらしい。
「盛り上がってるなぁ」
「……でござるなぁ。やっぱり撮影できないこともあって、ダンジョン探索者を見る機会はかなり限られるでござるから。魔法とか生で見たことない人の方が多いでござるし」
「ああ、そっか」
だからこそ注目が集まるのだというのならわからないではなかった。
そして僕らを舞台の上で待つのは、腕組みした金髪碧眼の女の子だ。
魔法使い然とした白いローブと帽子、そして青い宝石のちりばめられた杖を持つ姿はまさに魔法使いそのものだ。
そしてミアという名の女の子の後ろで、片手でリンゴとか割れそうなイカレタ筋肉の二人組が、愉快に笑っているのもとても気になる。
片方はグラディエーターのような装備のバカでかい赤い斧と露出の多い革鎧を纏った戦士。
もう片方が、上半身裸で手にドラゴンっぽい模様の籠手を装備したモンクらしいのだが、こちらが思わず下を向いて委縮してしまいたくなるほどの美形マッチョ達だった。
「よく来たわね。……さぁレイナ。今日こそどっちがナンバー1か……はっきりさせましょうか?」
「残念ですけどそんなのもう興味ないです。同年代でもワタシより強い人なんて沢山いるんですよ?」
「ありえないわ。だって見たことないもの……アナタ以外にはね」
邂逅早々にバチバチ火花を散らす、このお二人。
「だけど今日、その目障りな背中は消えてなくなるわ!」
特にミアさんの方は、どうにもとても大きな感情を持て余しているようにも見えるのだが、どうなんだろう?
僕のように心の機微に疎い、気の利かない輩には到底わからないことだが、ちょっとだけ、少年漫画のライバル同士のような関係は尊みを感じた。
着替えるカーテンが一つしかないからレイナさんから順番に入る。
見物に来た浦島先輩と引率の龍宮院先生は、だいぶん驚きと戸惑いのレベルに差はあるが、どちらも相当に驚いていた。
「言ってよ私も参加したかったー」
浦島先輩が不満を漏らすと、レイナさんの謝罪の声が聞こえて来た。
「ごめんなさい! シノは別行動だったからエントリーしてないんです! でもここは任せてください!」
「もちろん任せるとも。というか期待してる。でも無茶しすぎちゃだめだよ? 私達レベルは高くなってるはずだけど、相手は対人戦の経験豊富そうだし」
「それは間違いないです。ワタシもやってますよ?」
「だよねぇ」
ダンジョン探索者は、高レベルになるとやはり対人戦の訓練も積極的に取り入れているとも聞く。
そういう意味では僕はダメダメである。
レイナさんはいつものコスプレ衣装を着込み、カーテンの向こうから出てくると次は桃山君の番だ。
「でも……まさか実績作ろうって話はしたけど、こんな大きなイベントでひと暴れって思い切りよすぎない? というかおもしろすぎる」
そんな浦島先輩の言葉に、桃山君の乾いた笑い声がカーテン越しに響いた。
「あっはっは……。面白いでござるなぁ……いや本当に」
「ちなみに桃山君は刀は結局どうなった?」
確か壊れた刀については心当たりを当たって、いったん修理するという話だったが、残念ながら結果は芳しくなかったようだ。
「刀は……新しく打ち直すのはすぐには無理だったでござるよ。しかし一本新しい子を新調したでござる! 犬神と雉嵐に続く三本目! その名も猿鬼でござる!」
「それは僕がダンジョン仕様にしたやつでしょ? 一本ダメになった奴は置いてく感じ?」
「は? 嫌でござるが? こんな晴れの舞台に置いてけぼりはかわいそうでござる、それに3刀も―――カッコイイでござろう?」
「……なるほど。カッコイイ」
緊張しつつも軽口を飛ばして語る桃山君は、赤いパーカーにやはり刀を三本を下げて出て来て、早速ガスマスクを装着する。
そして最後に僕の番だ。
「それで? ワタヌキ後輩的に直接バトルっぽいけど、どうする感じ?」
「うーん……どうするってことはないですが……」
まぁひょっとするとあるかもしれないなーと思っていた、割と最悪の部類の対戦方法だが放送されて地味に終わるような事だけはないように準備だけはしたつもりだった。
今回はあくまで部にふさわしい実績作りが第一目的である。
頼ったコネが思ったより太かったからこんなことになったが、やることは変わらない。
「まぁ。勝つとは言いませんが。派手にやってきますよ。サブカルチャー同好会ここにありってところを見せてやりますとも」
「あー……そんなに気合入れなくても大丈夫よ?」
「……そうじゃなきゃ立っていられなくなりそうなほど膝が笑ってるんで、許して。適当に肩の力を抜いてるつもりでも、緊張するものはするんですよ」
「……なんかすまん。頑張れ」
頑張りますとも。
僕がカーテンを開けて更衣室から出るとすぐさま女性陣二人からダメ出しが来た。
「ジャージだ」
「変えないんですか?」
「なんかこう……もはや変えると違和感ないですか?」
「いや変わってるでござるよ! 関節の裏地に少し魔物の皮を使ってみたり。鎖帷子だって、この間採集した素材に変えてあるんでござる!……まぁ見た目は……市販品でござるが」
「「へー」」
まぁ色々と言いたいことはあると思うが、僕もジャージは新調済みで気合が入っているという事だ。
新品の服の匂いを吸い込み、額にシールを張るとボンと炎が燃え上がる。
本日の炎はいつになく盛大だった。
恥ずかしさで頭に血が上っている表現だと思われる。
最後にスレッジハンマーを担いだら、ダンジョン専用僕の完成である。
「じゃあ……行きますか」
「やるだけやってみるでござる!」
「楽しんでいきましょう! 私達のチーム名は―――もちろん”ダンジョン学園サブカルチャー同好会”です!」
「「おおー」」
そんな僕らを見た、龍宮院先生は頭を抱えて一言言った。
「私は全くついていけてないんだが……いや、本気でそれで行くの? 君達本当にサブカルチャー同好会なの?」
そんな問いかけだけには、僕らは力強く頷いた。
僕らは会場に向かいながら話をする。
単純な確認作業だったが、それでも緊張で重い足を動かすのにはとても役立ってくれた。
「エキシビジョンマッチは、若手冒険者がフィールド上で戦います。セーフゾーンを応用した技術で、このフィールド内での戦闘では死亡のリスクはありません。年内にもダンジョン探索者専門学校で採用される予定だそうです」
「えぇ! そうなんでござるか!」
「確かですよ。だから……手加減なんて全然必要ないってことです」
ニヤリと笑うレイナさんの瞳を見ると、もうすでに臨戦態勢なのが伺い知れる。
「でも……実はワタシは少し手加減をした方がいいと思ってます。だからまずは相手の実力を見ましょう」
レイナさんの言葉に頷き、彼女について僕らは会場に入場すると空から歓声のシャワーが降って来た。
なれない状況に正直押し潰されてしまいそうだが、同時にフワフワと浮足立つような感覚もあった。
舞台にはもう何度か戦った形跡があって、ダンジョン探索者とはどういうものなのかデモンストレーションする役割を存分に果たしているらしい。
「盛り上がってるなぁ」
「……でござるなぁ。やっぱり撮影できないこともあって、ダンジョン探索者を見る機会はかなり限られるでござるから。魔法とか生で見たことない人の方が多いでござるし」
「ああ、そっか」
だからこそ注目が集まるのだというのならわからないではなかった。
そして僕らを舞台の上で待つのは、腕組みした金髪碧眼の女の子だ。
魔法使い然とした白いローブと帽子、そして青い宝石のちりばめられた杖を持つ姿はまさに魔法使いそのものだ。
そしてミアという名の女の子の後ろで、片手でリンゴとか割れそうなイカレタ筋肉の二人組が、愉快に笑っているのもとても気になる。
片方はグラディエーターのような装備のバカでかい赤い斧と露出の多い革鎧を纏った戦士。
もう片方が、上半身裸で手にドラゴンっぽい模様の籠手を装備したモンクらしいのだが、こちらが思わず下を向いて委縮してしまいたくなるほどの美形マッチョ達だった。
「よく来たわね。……さぁレイナ。今日こそどっちがナンバー1か……はっきりさせましょうか?」
「残念ですけどそんなのもう興味ないです。同年代でもワタシより強い人なんて沢山いるんですよ?」
「ありえないわ。だって見たことないもの……アナタ以外にはね」
邂逅早々にバチバチ火花を散らす、このお二人。
「だけど今日、その目障りな背中は消えてなくなるわ!」
特にミアさんの方は、どうにもとても大きな感情を持て余しているようにも見えるのだが、どうなんだろう?
僕のように心の機微に疎い、気の利かない輩には到底わからないことだが、ちょっとだけ、少年漫画のライバル同士のような関係は尊みを感じた。
23
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの英雄は理不尽な現代でそこそこ無双する〜やりすぎはいかんよ、やりすぎは〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
<これからは「週一投稿(できれば毎週土曜日9:00)」または「不定期投稿」となります>
「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。
死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。
レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。
絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、
「え?、何だ⋯⋯これ?」
これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
現代ダンジョン奮闘記
だっち
ファンタジー
15年前に突如としてダンジョンが登場した現代の地球。
誰が何のために。
未だに解明されていないが、モンスターが落とす魔石はすべてのエネルギー源を代替できる物質だった。
しかも、ダンジョンでは痛みがあるが死なない。
金も稼げる危険な遊び場。それが一般市民が持っているダンジョンの認識だ。
そんな世界でバイトの代わりに何となくダンジョンに潜る一人の少年。
探索者人口4億人と言われているこの時代で、何を成していくのか。
少年の物語が始まる。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる