110 / 176
第110話内見に行こう
しおりを挟む
「うーん」
ブロックを積む。
そしてブロックを削る。
部室でせっせと拠点作りをしているのは、ゲームの世界でのことだった。
いやぁ、とりあえず色々やってみるならゲームというデジタルは、想像力を刺激するのにちょうどいい。
「材料さえあれば一から作ることは出来る……モデルがあれば参考にも出来る。でも手が込んでいればいるほど、時間も魔力も大いにかかる……」
ではどうするか?
『素材を生かすというのはどうだろう? もうすでに建てられた建物をリフォームするんだ』
そんな攻略君の提案は、現実的かつ魅力的だった。
「ああ、なるほど! それなら……でもそんなに都合のいい建物があるかな?」
『あるとも。とても都合がいい場所が。では時間がないだろうし、さっそく始めようか?』
なるほど? 嫌な前振りである。
しかしこの後の展開は僕はだいたい予想できた。
「……よし。薄々わかっていたけど―――やるか」
せっかく作っても、間に合わなかったんじゃ意味がない。
今頃浦島先輩は自分の部屋で原稿に励み、なんなら他のメンバーも手伝いに動いているかもしれない。
偏に僕がその手伝いに声がかからないのは、謎の一日が一年になる部屋の可能性が大きいことに他ならないのだろう。
ならば期待に応えねば、男が廃るというものだった。
「目指す階層は?」
『ちょうどいいのは……90階かな?』
「……おーまいごっと」
だがなかなかに大台に乗って来たなぁって感じだった。
「でもそれって守護者の階層じゃない?」
『そうだよ。これは裏技に近いんだが……守護者の階層に陣地を構築する方法がある』
「……なにそれ?」
裏技とは穏やかではないが、攻略君曰く相応にデメリットも多い方法のようだった。
『節目となる階層は守護者が守っているだろう? まぁそこで……テイムしてから、陣地を構築すればそのエリアは疑似的にセーフエリア化するんだよ』
「そうなんだ……考えたこともなかった」
そういえばテイマーになると、陣地を製作してセーフゾーンを自分で作り出すことが出来るんだったか。
何時も走り抜けて帰るから忘れてしまっていた特殊なスキルである。
『……だがデメリットがかなり大きい』
「デメリット?」
『ああ。守護者がリポップしなくなる。階層そのものの支配権を奪ってしまうからだ』
つまり陣地を構築することで、リポップポイントまで制圧しちゃうから次が生まれないってことかな?
「元に戻すことは?」
『構築した陣地を解除すればいい』
「結構解放自体は簡単なのか……リカバリーできるならまぁ」
『後はまぁ主のテイマーが死亡したりすると、リフォームしたものが全部リセットされて消滅する危険があるよ?』
「……それはある意味怖いけど。そもそもそう簡単に死にたくはないしなぁ」
何時ものように守護者の階層として機能させたいのなら、テイマーが放棄すればいいということか。
「でもじゃあ、精霊の階層はどうなの?」
『構築できる権利はすでにあるよ。やった瞬間、上位精霊がリポップしなくなるが……それは精霊の場合もったいなさすぎないか?』
「……もったいないね。それはやめておこう。それで? 90階層だったね。深すぎない?」
何より陣地構築がどうというよりもそちらの方がくつろぐには問題だと思うんだけど、それでも利点はあるようだった。
『転移宝玉で移動できるのが一つ。しっかりとした建物があるのが一つ。そしてある程度作業に集中できる環境をすぐに整えられるのが一つだ』
「そう聞くと、すごくいい物件の様な気がする……けどダンジョンの中だよね? そんなにいい建物なんて期待できる?」
『期待していいよ。今までだって人工物っぽい階層はあっただろう?』
「そう言われると……スライムの小部屋やら、研究施設っぽいところやらちょっと豪華仕様だよね。……建物のパターンもあると?」
『そういうことだね。どうする? やるというのならテイムすることになるけど?』
僕は非常に悩んで唸った。
攻略君一押し物件なんて、正直気になる。そして今回の攻略方法もまた90階層とはいえ魅力的だった。
「テイムは……楽なんだよね。よし、やっちゃうか?」
『なら準備が必要だ。今回の守護者は龍に属する』
「……龍?」
『そうだ。必要なアイテムがあるから、行く道で確保して行こうか』
「……よし分かった。いったん全部飲み込もう。もう何が出てくるか考えると怖い」
さて本当に楽に終わるのかはわからないが、そこは攻略君を信じようと思う。
僕はさっそく準備を整えて、セーフエリアの拠点に向かうと、何やら戦闘音が聞こえていた。
誰か来ているのかなと音源を探してみると、そこでは龍宮院先生が錬金窯を使用して特訓の真っ最中のようだった。
すぐさまこちらの気配に気がついた先生に、僕は手を上げて挨拶した。
「あ、先生お疲れ様です」
「ああ。お疲れ様」
挨拶すると、いったん龍宮院先生は特訓を打ち切ってそばに用意していたタオルで汗を拭う。
運動着のシャツは格闘ゲーム仕様なのが何よりも気になるが、そのシャツはずいぶんと長い間戦っていたのか、しっとりと汗で湿っているようだった。
「その特訓、やってみてくれてるんですね」
「まぁ……私も探索者のはしくれだ。80階層台を歩けるようになると聞かされたら黙ってはいられないさ。そういう君は今日はどうした?」
「ああ。90階層にいい物件があるみたいなので見に行ってきます。いい感じなら遂にこの間のアイテムを使って、やっと一日で一年過ごせるようにしようかなって」
「……待った。それは本気かな?」
「?」
僕は正直気を抜いていた、というか気を許していたんだと思う。
さらっと出してしまった情報は、最近は日常だったが一般的に言うと非常識だという事をすっかり失念していた。
「……いやまぁ。はい」
「そうか。……どうするつもりか知らないがあまり無茶はしすぎないことだ。命は一つしかないからね」
「いやーまったくその通りだと思います」
「……」
でも行かなきゃならない理由があれば僕はそこに行くんです。
龍宮院先生はあきれ顔だったが、僕を見て何か考えこんだかと思うと、思いもよらない提案をして来た。
「いや……行くと言うのなら私を連れて行くことは出来ないかな?」
「ええ? 危ないですよ?」
さすがに適正レベルがかけ離れすぎていてどうなのかと僕はギョッとするが龍宮院先生は本気の様だった。
「言っただろう? 私はこれでも探索者だ。そして君達の先生でもある。君のその自信の根拠を見せてもらいたいな? 大丈夫だと確信があるんだろう?」
頭ごなしに注意されるというのも厄介だが、しかしこれはこれで更に厄介な申し出だなと僕は冷や汗を流した。
どうすべきか正直迷う。
しかし―――僕は唐突に閃いてしまった。
「あっ……いいですよ先生。それとちょっと提案があるんですが……」
「なんだろう?」
「先生、いったんテイマーになってみる気ありませんか? ちょっとでいいんで」
テイマーではない僕は陣地構築がお粗末だ。
カーペンターの方で賄うことが出来るようだが、すでに複数のテイムモンスターを抱えている僕は許容量に余裕がないのも不安要素ではあった。
だが龍宮院先生ならその点、問題なく行ける。
ただ、先生もプロの探索者だし、自分のジョブに拘りとかあるんだろうなと、一旦は断られること前提で話を振ったんだけど―――。
「いいよ。すごく興味があるね!」
龍宮院先生は二つ返事で承諾した。
先生はそれはそれは爽やかな笑顔だった。
ブロックを積む。
そしてブロックを削る。
部室でせっせと拠点作りをしているのは、ゲームの世界でのことだった。
いやぁ、とりあえず色々やってみるならゲームというデジタルは、想像力を刺激するのにちょうどいい。
「材料さえあれば一から作ることは出来る……モデルがあれば参考にも出来る。でも手が込んでいればいるほど、時間も魔力も大いにかかる……」
ではどうするか?
『素材を生かすというのはどうだろう? もうすでに建てられた建物をリフォームするんだ』
そんな攻略君の提案は、現実的かつ魅力的だった。
「ああ、なるほど! それなら……でもそんなに都合のいい建物があるかな?」
『あるとも。とても都合がいい場所が。では時間がないだろうし、さっそく始めようか?』
なるほど? 嫌な前振りである。
しかしこの後の展開は僕はだいたい予想できた。
「……よし。薄々わかっていたけど―――やるか」
せっかく作っても、間に合わなかったんじゃ意味がない。
今頃浦島先輩は自分の部屋で原稿に励み、なんなら他のメンバーも手伝いに動いているかもしれない。
偏に僕がその手伝いに声がかからないのは、謎の一日が一年になる部屋の可能性が大きいことに他ならないのだろう。
ならば期待に応えねば、男が廃るというものだった。
「目指す階層は?」
『ちょうどいいのは……90階かな?』
「……おーまいごっと」
だがなかなかに大台に乗って来たなぁって感じだった。
「でもそれって守護者の階層じゃない?」
『そうだよ。これは裏技に近いんだが……守護者の階層に陣地を構築する方法がある』
「……なにそれ?」
裏技とは穏やかではないが、攻略君曰く相応にデメリットも多い方法のようだった。
『節目となる階層は守護者が守っているだろう? まぁそこで……テイムしてから、陣地を構築すればそのエリアは疑似的にセーフエリア化するんだよ』
「そうなんだ……考えたこともなかった」
そういえばテイマーになると、陣地を製作してセーフゾーンを自分で作り出すことが出来るんだったか。
何時も走り抜けて帰るから忘れてしまっていた特殊なスキルである。
『……だがデメリットがかなり大きい』
「デメリット?」
『ああ。守護者がリポップしなくなる。階層そのものの支配権を奪ってしまうからだ』
つまり陣地を構築することで、リポップポイントまで制圧しちゃうから次が生まれないってことかな?
「元に戻すことは?」
『構築した陣地を解除すればいい』
「結構解放自体は簡単なのか……リカバリーできるならまぁ」
『後はまぁ主のテイマーが死亡したりすると、リフォームしたものが全部リセットされて消滅する危険があるよ?』
「……それはある意味怖いけど。そもそもそう簡単に死にたくはないしなぁ」
何時ものように守護者の階層として機能させたいのなら、テイマーが放棄すればいいということか。
「でもじゃあ、精霊の階層はどうなの?」
『構築できる権利はすでにあるよ。やった瞬間、上位精霊がリポップしなくなるが……それは精霊の場合もったいなさすぎないか?』
「……もったいないね。それはやめておこう。それで? 90階層だったね。深すぎない?」
何より陣地構築がどうというよりもそちらの方がくつろぐには問題だと思うんだけど、それでも利点はあるようだった。
『転移宝玉で移動できるのが一つ。しっかりとした建物があるのが一つ。そしてある程度作業に集中できる環境をすぐに整えられるのが一つだ』
「そう聞くと、すごくいい物件の様な気がする……けどダンジョンの中だよね? そんなにいい建物なんて期待できる?」
『期待していいよ。今までだって人工物っぽい階層はあっただろう?』
「そう言われると……スライムの小部屋やら、研究施設っぽいところやらちょっと豪華仕様だよね。……建物のパターンもあると?」
『そういうことだね。どうする? やるというのならテイムすることになるけど?』
僕は非常に悩んで唸った。
攻略君一押し物件なんて、正直気になる。そして今回の攻略方法もまた90階層とはいえ魅力的だった。
「テイムは……楽なんだよね。よし、やっちゃうか?」
『なら準備が必要だ。今回の守護者は龍に属する』
「……龍?」
『そうだ。必要なアイテムがあるから、行く道で確保して行こうか』
「……よし分かった。いったん全部飲み込もう。もう何が出てくるか考えると怖い」
さて本当に楽に終わるのかはわからないが、そこは攻略君を信じようと思う。
僕はさっそく準備を整えて、セーフエリアの拠点に向かうと、何やら戦闘音が聞こえていた。
誰か来ているのかなと音源を探してみると、そこでは龍宮院先生が錬金窯を使用して特訓の真っ最中のようだった。
すぐさまこちらの気配に気がついた先生に、僕は手を上げて挨拶した。
「あ、先生お疲れ様です」
「ああ。お疲れ様」
挨拶すると、いったん龍宮院先生は特訓を打ち切ってそばに用意していたタオルで汗を拭う。
運動着のシャツは格闘ゲーム仕様なのが何よりも気になるが、そのシャツはずいぶんと長い間戦っていたのか、しっとりと汗で湿っているようだった。
「その特訓、やってみてくれてるんですね」
「まぁ……私も探索者のはしくれだ。80階層台を歩けるようになると聞かされたら黙ってはいられないさ。そういう君は今日はどうした?」
「ああ。90階層にいい物件があるみたいなので見に行ってきます。いい感じなら遂にこの間のアイテムを使って、やっと一日で一年過ごせるようにしようかなって」
「……待った。それは本気かな?」
「?」
僕は正直気を抜いていた、というか気を許していたんだと思う。
さらっと出してしまった情報は、最近は日常だったが一般的に言うと非常識だという事をすっかり失念していた。
「……いやまぁ。はい」
「そうか。……どうするつもりか知らないがあまり無茶はしすぎないことだ。命は一つしかないからね」
「いやーまったくその通りだと思います」
「……」
でも行かなきゃならない理由があれば僕はそこに行くんです。
龍宮院先生はあきれ顔だったが、僕を見て何か考えこんだかと思うと、思いもよらない提案をして来た。
「いや……行くと言うのなら私を連れて行くことは出来ないかな?」
「ええ? 危ないですよ?」
さすがに適正レベルがかけ離れすぎていてどうなのかと僕はギョッとするが龍宮院先生は本気の様だった。
「言っただろう? 私はこれでも探索者だ。そして君達の先生でもある。君のその自信の根拠を見せてもらいたいな? 大丈夫だと確信があるんだろう?」
頭ごなしに注意されるというのも厄介だが、しかしこれはこれで更に厄介な申し出だなと僕は冷や汗を流した。
どうすべきか正直迷う。
しかし―――僕は唐突に閃いてしまった。
「あっ……いいですよ先生。それとちょっと提案があるんですが……」
「なんだろう?」
「先生、いったんテイマーになってみる気ありませんか? ちょっとでいいんで」
テイマーではない僕は陣地構築がお粗末だ。
カーペンターの方で賄うことが出来るようだが、すでに複数のテイムモンスターを抱えている僕は許容量に余裕がないのも不安要素ではあった。
だが龍宮院先生ならその点、問題なく行ける。
ただ、先生もプロの探索者だし、自分のジョブに拘りとかあるんだろうなと、一旦は断られること前提で話を振ったんだけど―――。
「いいよ。すごく興味があるね!」
龍宮院先生は二つ返事で承諾した。
先生はそれはそれは爽やかな笑顔だった。
22
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの英雄は理不尽な現代でそこそこ無双する〜やりすぎはいかんよ、やりすぎは〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
<これからは「週一投稿(できれば毎週土曜日9:00)」または「不定期投稿」となります>
「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。
死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。
レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。
絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、
「え?、何だ⋯⋯これ?」
これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
現代ダンジョン奮闘記
だっち
ファンタジー
15年前に突如としてダンジョンが登場した現代の地球。
誰が何のために。
未だに解明されていないが、モンスターが落とす魔石はすべてのエネルギー源を代替できる物質だった。
しかも、ダンジョンでは痛みがあるが死なない。
金も稼げる危険な遊び場。それが一般市民が持っているダンジョンの認識だ。
そんな世界でバイトの代わりに何となくダンジョンに潜る一人の少年。
探索者人口4億人と言われているこの時代で、何を成していくのか。
少年の物語が始まる。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる