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第126話君には広告塔になってもらおう
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『君には代償を支払ってもらう……』
「いきなりどうした攻略君?」
とある日、レベルアップ会の話をしていると、どういう流れかこんなことを言って来た攻略君は実に楽しげだった。
『こういうのは雰囲気が大事かなって。だけど代償は本当だよ』
「……一番物騒なところが演出じゃなかった」
一体何を企んでいるのか? 僕は訝しむ。
だが攻略君の思惑はいよいよって感じだった。
『まぁまぁ。君ダンジョンでネットが使いたいって言ってたでしょ? だから方法を考えてみたってわけだよ』
「おお! それは本当かい!」
『もちろん。……だが、少々特殊な魔法が必要でね。それで君、水属性の魔法適性を捨てる覚悟はあるかな?』
「え? いいよいいよ。使ってないし」
『かるぅーい……まぁそれでこそ君だよね。では目指すは最強にお得な階層。95階層行ってみようか』
「今日一番怖い発言来たよ……」
最強ってなんだ?
さすがに訊ねてみると、攻略君は自信満々のおすすめっぷりだった。
『いや、本当にすさまじいと思うよ? なんたって魔法の属性を書き換えられる場所なんて少ないからね。更に経験値までおいしいんだから未だかつてない効率を約束するよ』
「…………そうか」
なるほど、そいつは楽しみだねってそういう事じゃないよバカ野郎。
もうすぐ階層が3桁の大台に突入しそうじゃないか。
前々からおっかない話ではあったが、もはや後戻りはできないところまで潜ってきてしまったようだ。
あまりにもいまさらな話ではあったけど、思えば深くまで来たものだった。
さてしかし、今度95階に挑もうが学生だもの、授業は普通に受けますよ。
本日1階で行っているのは、売上チェックである。
しかし売店に置いてあるアイテムの在庫はあまり減ってはいなかった。
「あんまり売れてないねぇ」
「売れてないでち!」
「返事はいいんだよなぁ……生徒には全然会わない?」
「たまに通りかかるけど、見かけたら逃げていくでち」
「……なんで?」
逃げると言うのは穏やかではないが、店番天使は心当たりがある様子だった。
「前にアイテムを盗もうとした輩に天罰をくれたら、こうなったでち……」
流石にシュンと落ち込んだ天使だが、それは盗人が悪い。
天使君大手柄である。
「……気にするなよ。お前はよくやったよ。僕もクラスメイトに売り込んでみるから」
「ハイでち!」
「立ち直り……早いな」
よしよしと天使の頭を撫でてみるが、しかしただでさえ遭遇率が低いところに評判まで悪いとくるとちょっと売り上げを伸ばすのは難しいかもしれない。
そもそもダンジョンのアイテムはフラリと寄るには高級品が多いし、まぁあんまり期待はできないかもしれない。
1階で出ないアイテムとか沢山あるんだけど、お店ってなかなか難しいものだった。
「精霊ガチャも……ダメだな。そもそも人がいないんだもんねぇ」
「ゼロでち!」
やっぱりそうか。
なら少し僕の方でも声を掛けてみようかな? 今ならクラスメイトがどこかにいるはずだった。
僕は1階にはそもそも人が少ないから2階をフラフラ適当に歩いてみると、そこでクラスメイトを一人発見した。
見覚えのあるせわしない印象の男子生徒は、モンスターの素材を漁っているらしい。
「……何してるんです?」
「おあっは! え? なに? おお、ええっと、いつも1階にいる奴だよな? こんなところで何やってんの?」
「最近は色々うろうろしてるんだよ」
僕の返答はずいぶん適当だったが、幸い彼は細かいことは気にしない人だったようで助かった。
「そうなのか。いやーでもダンジョンめっちゃ怖いよな。オレはそろそろ探索者向いてないと気付き始めたぞ? うん、やばいよダンジョン。オレ適性、土魔法なんだけどさ。石コロしかでねぇし。これならそのへんの石投げんのと変わらんのだわ。……泣けるぜ」
「あははは……そうなんだ」
「お前だって人ごとじゃないだろ? 魔法むずいよ。オレだって、チョーかっこよく魔法使ってさ、女の子にモテモテなんて考えたこともあったんだよ? それがどうだい、モテモテどころか2階で限界だよ!」
なんでだろう。クラスメイトがいきなり絶望に打ちひしがれ始めた。
どこまで本気なのかわからないが……申し訳ないとは思うが、面白いクラスメイトだと思った。
というかめちゃくちゃしゃべるな。
何というかトークベタな僕ですら、親しみやすさを感じるのは一種の才能だと思う。
こういう人の方が宣伝という意味ではうってつけかもしれない。
となれば僕としては、彼には月読さんに続く第二の広告塔になってもらうことにした。
代償として人としての弱さを捨ててもらうが、見返りに新たな世界が君を待っていることだろう……なんちゃって。
「……じゃあさ。さっき面白いもの見つけたんだけど一緒に行かない?」
「んん? 面白い物? かわいい女の子でもいたのか?」
「……いや、1階の売店だよ」
「え? なんだよそれ? ……いや、そう言えばそんな噂聞いたな。生徒が半殺しにされる謎の建物?」
「何それ怖い……」
まだまだ認知度が全然足りない上に、噂もひどくて何気にショックだ。
しかし知っているなら話は早い。僕は笑顔を崩さないように頑張った。
「……全然そんな感じじゃなかったけど? 何か売ってるみたいだった」
「売ってるって……ダンジョンの中でかよ?」
「そうそう。興味ない?」
「あるー。なんか面白そうだなぁ!」
おぅ警戒心がうっすいなぁ。やっぱり彼は逸材かもしれない。
「ええっとじゃあ改めて、僕の名前は綿貫 鐘太郎。よろしくね」
「覚えやすくていい名前だな! オレの名前は松林 太陽! まっさんとかマッシーとか言われてんぜ?」
「なるほどではマッシー。売店はすぐそこだよ」
そのまま真っすぐ売店に案内すると、思ったよりイメージ通りの売店だったらしくマッシーはうっひょーと驚いていた。
「おお! 本当にダンジョンの中に売店があるじゃん! 半端なー!」
「ねー何で売店なんだろうねぇ……ホントに」
「でも、売ってるものが超高いな……無理だわ」
あらそう? まぁポーションなんて何十万もするからね。
でも地上で買うとうん百万とかしちゃうからこれでもお安いんですよ?
利益は求めてないんだし、お札一枚とかにした方がいいかと思ったが、それこそいろんなところで怒られそうな話だった。
だけどそんなあなたにおすすめなのがコレ。
「―――ああ、でもコレならいいんじゃない?」
そこに僕がすかさず勧めたのは誰でも一回500円のこの商品。
実にリーズナブルな値段のガチャなんていかがだろうか?
「いきなりどうした攻略君?」
とある日、レベルアップ会の話をしていると、どういう流れかこんなことを言って来た攻略君は実に楽しげだった。
『こういうのは雰囲気が大事かなって。だけど代償は本当だよ』
「……一番物騒なところが演出じゃなかった」
一体何を企んでいるのか? 僕は訝しむ。
だが攻略君の思惑はいよいよって感じだった。
『まぁまぁ。君ダンジョンでネットが使いたいって言ってたでしょ? だから方法を考えてみたってわけだよ』
「おお! それは本当かい!」
『もちろん。……だが、少々特殊な魔法が必要でね。それで君、水属性の魔法適性を捨てる覚悟はあるかな?』
「え? いいよいいよ。使ってないし」
『かるぅーい……まぁそれでこそ君だよね。では目指すは最強にお得な階層。95階層行ってみようか』
「今日一番怖い発言来たよ……」
最強ってなんだ?
さすがに訊ねてみると、攻略君は自信満々のおすすめっぷりだった。
『いや、本当にすさまじいと思うよ? なんたって魔法の属性を書き換えられる場所なんて少ないからね。更に経験値までおいしいんだから未だかつてない効率を約束するよ』
「…………そうか」
なるほど、そいつは楽しみだねってそういう事じゃないよバカ野郎。
もうすぐ階層が3桁の大台に突入しそうじゃないか。
前々からおっかない話ではあったが、もはや後戻りはできないところまで潜ってきてしまったようだ。
あまりにもいまさらな話ではあったけど、思えば深くまで来たものだった。
さてしかし、今度95階に挑もうが学生だもの、授業は普通に受けますよ。
本日1階で行っているのは、売上チェックである。
しかし売店に置いてあるアイテムの在庫はあまり減ってはいなかった。
「あんまり売れてないねぇ」
「売れてないでち!」
「返事はいいんだよなぁ……生徒には全然会わない?」
「たまに通りかかるけど、見かけたら逃げていくでち」
「……なんで?」
逃げると言うのは穏やかではないが、店番天使は心当たりがある様子だった。
「前にアイテムを盗もうとした輩に天罰をくれたら、こうなったでち……」
流石にシュンと落ち込んだ天使だが、それは盗人が悪い。
天使君大手柄である。
「……気にするなよ。お前はよくやったよ。僕もクラスメイトに売り込んでみるから」
「ハイでち!」
「立ち直り……早いな」
よしよしと天使の頭を撫でてみるが、しかしただでさえ遭遇率が低いところに評判まで悪いとくるとちょっと売り上げを伸ばすのは難しいかもしれない。
そもそもダンジョンのアイテムはフラリと寄るには高級品が多いし、まぁあんまり期待はできないかもしれない。
1階で出ないアイテムとか沢山あるんだけど、お店ってなかなか難しいものだった。
「精霊ガチャも……ダメだな。そもそも人がいないんだもんねぇ」
「ゼロでち!」
やっぱりそうか。
なら少し僕の方でも声を掛けてみようかな? 今ならクラスメイトがどこかにいるはずだった。
僕は1階にはそもそも人が少ないから2階をフラフラ適当に歩いてみると、そこでクラスメイトを一人発見した。
見覚えのあるせわしない印象の男子生徒は、モンスターの素材を漁っているらしい。
「……何してるんです?」
「おあっは! え? なに? おお、ええっと、いつも1階にいる奴だよな? こんなところで何やってんの?」
「最近は色々うろうろしてるんだよ」
僕の返答はずいぶん適当だったが、幸い彼は細かいことは気にしない人だったようで助かった。
「そうなのか。いやーでもダンジョンめっちゃ怖いよな。オレはそろそろ探索者向いてないと気付き始めたぞ? うん、やばいよダンジョン。オレ適性、土魔法なんだけどさ。石コロしかでねぇし。これならそのへんの石投げんのと変わらんのだわ。……泣けるぜ」
「あははは……そうなんだ」
「お前だって人ごとじゃないだろ? 魔法むずいよ。オレだって、チョーかっこよく魔法使ってさ、女の子にモテモテなんて考えたこともあったんだよ? それがどうだい、モテモテどころか2階で限界だよ!」
なんでだろう。クラスメイトがいきなり絶望に打ちひしがれ始めた。
どこまで本気なのかわからないが……申し訳ないとは思うが、面白いクラスメイトだと思った。
というかめちゃくちゃしゃべるな。
何というかトークベタな僕ですら、親しみやすさを感じるのは一種の才能だと思う。
こういう人の方が宣伝という意味ではうってつけかもしれない。
となれば僕としては、彼には月読さんに続く第二の広告塔になってもらうことにした。
代償として人としての弱さを捨ててもらうが、見返りに新たな世界が君を待っていることだろう……なんちゃって。
「……じゃあさ。さっき面白いもの見つけたんだけど一緒に行かない?」
「んん? 面白い物? かわいい女の子でもいたのか?」
「……いや、1階の売店だよ」
「え? なんだよそれ? ……いや、そう言えばそんな噂聞いたな。生徒が半殺しにされる謎の建物?」
「何それ怖い……」
まだまだ認知度が全然足りない上に、噂もひどくて何気にショックだ。
しかし知っているなら話は早い。僕は笑顔を崩さないように頑張った。
「……全然そんな感じじゃなかったけど? 何か売ってるみたいだった」
「売ってるって……ダンジョンの中でかよ?」
「そうそう。興味ない?」
「あるー。なんか面白そうだなぁ!」
おぅ警戒心がうっすいなぁ。やっぱり彼は逸材かもしれない。
「ええっとじゃあ改めて、僕の名前は綿貫 鐘太郎。よろしくね」
「覚えやすくていい名前だな! オレの名前は松林 太陽! まっさんとかマッシーとか言われてんぜ?」
「なるほどではマッシー。売店はすぐそこだよ」
そのまま真っすぐ売店に案内すると、思ったよりイメージ通りの売店だったらしくマッシーはうっひょーと驚いていた。
「おお! 本当にダンジョンの中に売店があるじゃん! 半端なー!」
「ねー何で売店なんだろうねぇ……ホントに」
「でも、売ってるものが超高いな……無理だわ」
あらそう? まぁポーションなんて何十万もするからね。
でも地上で買うとうん百万とかしちゃうからこれでもお安いんですよ?
利益は求めてないんだし、お札一枚とかにした方がいいかと思ったが、それこそいろんなところで怒られそうな話だった。
だけどそんなあなたにおすすめなのがコレ。
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