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朝起きて、裸の妻の体のラインに見とれる。
山の稜線のようだ。
手は大きいし、かと言って体も手も骨っぽくなく、背中だけのパーツモデルなどでもできるだろうに、もうやりたくないのだろう。
人に見られることに向かない人もいる。耐えられる人も無頓着な人もいる。嬉しいと思う人もいる。
「おはよ」
「よのぎさん、おはよう」
寝ぼけ眼のまま下着を探して身につける姿を見れるのは夫の醍醐味。さっきまで見放題だった体の背中しか見せてくれない。立ち上がったらお尻。すぐさまパンツで隠される。
人間は卑しい。だから服を着て隠しているのかもしれない。
そんな話を会社でしたら、悩み中の巴さんが服もなぜ着るのかということまで考え始め、次のコレクションのメインをTシャツにした。
「楽で、でもそれだけじゃない。身を守るような」
独り言が怖い。なにかに傾倒するタイプではないことを知っているけど心配になる。
たまに日本でも学校の講師を頼まれるけれど、生徒に教えられる立場にない。夢を見ることは本人の自由。それを手にできるかも本人次第だ。ただ、きっかけになればいいなと思って臨時講義にだけ呼ばれたりする。こちらも若者に触れると刺激になる。
ちっとも偉くなんてない。本当は妻のことばかり妄想し、自分の社員の管理さえできない男です。
よのぎさんの毎朝の『おはよう』はもはや呪文だ。疲れているときも、嫌な仕事のときもその言葉だけで活力が湧く。
自分のことで手いっぱいだから今まで結婚をしなかったが、互いに補って、助け合える僕らは夫婦として最良だと思う。
山の稜線のようだ。
手は大きいし、かと言って体も手も骨っぽくなく、背中だけのパーツモデルなどでもできるだろうに、もうやりたくないのだろう。
人に見られることに向かない人もいる。耐えられる人も無頓着な人もいる。嬉しいと思う人もいる。
「おはよ」
「よのぎさん、おはよう」
寝ぼけ眼のまま下着を探して身につける姿を見れるのは夫の醍醐味。さっきまで見放題だった体の背中しか見せてくれない。立ち上がったらお尻。すぐさまパンツで隠される。
人間は卑しい。だから服を着て隠しているのかもしれない。
そんな話を会社でしたら、悩み中の巴さんが服もなぜ着るのかということまで考え始め、次のコレクションのメインをTシャツにした。
「楽で、でもそれだけじゃない。身を守るような」
独り言が怖い。なにかに傾倒するタイプではないことを知っているけど心配になる。
たまに日本でも学校の講師を頼まれるけれど、生徒に教えられる立場にない。夢を見ることは本人の自由。それを手にできるかも本人次第だ。ただ、きっかけになればいいなと思って臨時講義にだけ呼ばれたりする。こちらも若者に触れると刺激になる。
ちっとも偉くなんてない。本当は妻のことばかり妄想し、自分の社員の管理さえできない男です。
よのぎさんの毎朝の『おはよう』はもはや呪文だ。疲れているときも、嫌な仕事のときもその言葉だけで活力が湧く。
自分のことで手いっぱいだから今まで結婚をしなかったが、互いに補って、助け合える僕らは夫婦として最良だと思う。
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