22 / 26
第三章:王太子の想い
1.コベット国
しおりを挟む
■
午前中に受けていた語学の講師を見送る。
婚約者が手配してくれた講師は、フリーゼグリーン王国の隣であるヒューム国の御出身で、フリーゼグリーン王国の言葉もコベット国の言葉も母国語ではない。
元々は、翻訳の仕事がしたいと近隣各国の言葉を独学で勉強したという元貴族のご令嬢だ。その方から教わるコベット語講座は、正しい発音と綴り方のフリーゼグリーン語を使って行なわれる。
隣国であるヒュームの言葉ならばジュディスも分かる。書くことも読むことも話すことも、王女として隣接している国の言葉は覚えるべきだと思ったからだ。
だから「ヒューム語で教えて貰って大丈夫です」と主張したが、それはレットから拒否された。
「それをすると、ジュディは会話をする時に、フリーゼグリーン語からヒューム語へ頭の中で一度翻訳した後にコベット語へと再翻訳してから口に出すことになってしまうよ」
そう諭されたのだが、その時はいまいちピンとこなかった。
けれど講義を受け続けている内に、レットの言葉に実感が伴って納得できるようになった。
隣国の言葉を覚えようとした時に知ったのだが、フリーゼグリーン語の表記や文法は諸外国と比較して少し、いいや正直な所かなり独特である。
動詞の位置が違うし、なにより表記は右から左へと綴る。ペンの運び方があまりに他国と違うので、それを正しく書き記すことができる異国人に会ったのは、レットに続いて二人目だ。
「講義の説明に使うフリーゼグリーン語の発音や筆記に正確性に欠ける講師から異国語を教わっても違和感が残るでしょうし、この国の学者から選ぶのは諦めた」
初日に引き合わせてくれた時には、レットのその言葉にもピンとくるものはなかった。
だが、フリーゼグリーン王国の民話や詩集などもよく知っているその講師に教わる時間は、ジュディスにとって心休まる時間となった。延いてはこの国で生活を送ることへの安心と信頼を齎した。
今は講師をジュディスの為になるように、と選んでくれたレットの心遣いが理解できるようにもなった。
この国へ嵐のようなレットに連れて来られて一年が過ぎた。
結婚式まであと一年。言葉を覚えることから始めなければならなかったジュディスに取ってあっという一年だったが、あと一年しかないと思うと焦る。
生国でジュディスはずっと居場所を見つけることができなかった。
生まれてくる場所を間違えたとしか思えなかった自分へ手を差し伸べてくれたは、完璧王子と名高いコベット国の第一王子殿下で。
勉強は嫌いではないし、王族として民の為にできることがあるならば尽くしたい。その気持ちのみを共通点として、私達は婚約した。
ここで役に立てることを証明しなくてはと焦る気持ちが先走ることもある。
不安に揺れる夜も、幾夜も過ごした。
ある日突然ひとりで異国へと嫁することになり、忙しい日々を送るジュディスにとって、正しい母国語を耳にすることは、それだけで癒しの時間となった。
なにより講師は同郷人ではない。
だからこそ依存しすぎないでいられるのだということも、ジュディスは正確に理解していた。
「さて。帰る道すがり図書室に寄っていって、課題として出された翻訳に使用する詩集を探してみましょう」
ジュディスは最近、ひとり言が増えた。増えたというより意識して呟くようにしている。
それも、習いたてのコベット語で呟いている。
最初に呟き始めた頃は発音にも文法にも自信がなかったので自分でもアヤシゲだったろうなと思い返す度に苦笑いしてしまう。
それでも恥ずかしさを押して続けてきた甲斐もあって、今のジュディスは思考のベースがフリーゼグリーン語からコベット語に移行しつつある。それがとても嬉しい。
お陰で侍女とも、ヒューズ語とヒューズ語に似ているネシェル語で微妙にかみ合わない会話をして笑いあったり、辞書を引きながらの筆談で意思疎通を図らなくても良くなってきた。
「午後の講義は、マナーだったわよね?」
「はい。講師はナーダ夫人です」
侍女とふたり、午前中に受けた授業を振り返りながら図書室へ歩いていく。
王城内についても個人の部屋以外は自由に歩いていいと許可してくれたので、時間がある時に一緒に歩いて回って説明して貰ったので、今は案内がなくとも迷うことはない。
「ごきげんよう、ジュディス様。どちらへ行かれるのですか」
「あら。アーリーン様、ごきげんよう。講師の方から出された課題の資料を探しに、図書室へ行くところです」
第二王子ヤミソンの婚約者 アーリーン・ペイター 侯爵令嬢とは、コベット国へ連れて来られてすぐに、レットから紹介を受けた。
「ジュディと近い立場となる。ふたりが仲良くしてくれると嬉しい」
フリーゼグリーンでの会話の事が頭に浮かんでついレットを恨めしく思ったが、実際にあって話をしてみると、これ以上話の合う令嬢とお会いしたことはないと思うほど気が合った。
初めて会った時に完璧な発音のフリーゼグリーン語で挨拶された時の衝撃は忘れられない。
『筆記は、自分で見てもヘタだなって笑ってしまうんですけどね』
ペンの握り方自体が違うのだとお教えすれば、翠色の瞳をきらきらと輝かせていた。
ジュディスは、令嬢と会話していてこれほど楽しいと思ったのは初めてだった。それにより改めて、生国にどれだけ味方がいなかったのかを思い知った。そのこと自体にも、衝撃を受けた。
しかもアーリーンは、ジュディスから見てとても可愛かった。
リリアーヌとは違う愛らしさだ。媚びを感じない愛らしさというのは、ジュディスに取って未知のものだ。こんな自然な可愛さがあるのだと衝撃だった。
婚約者のヤミソンも交えての会話中に輸出予定の商品について『もう少し改善してみたいのです』と言い出しただけでも驚いたのだが、悩んでいるのは改善方法ではなくそのコストだと言う。その際の、悩む仕草すら可愛いのだ。
しかも、おずおずとジュディスがフリーゼグリーンでの似たような製品についての説明を伝えてみると「是非試してみたいです。つきましては、詳しい者を後ほど連れてきてもよろしいでしょうか」と笑顔で申し入れてくれた。
その顔はもっと可愛かった。
ふわふわした金の髪を婚約者であるヤミソン第二王子から貰ったという銀の髪留めを使って編み込んでいるのだが、ふとした拍子に手をやっているのも、可愛い。
こんなに可愛らしいのに、勉強までできる。
ジュディスにとって、アーリーンは理想の令嬢像となった。
午前中に受けていた語学の講師を見送る。
婚約者が手配してくれた講師は、フリーゼグリーン王国の隣であるヒューム国の御出身で、フリーゼグリーン王国の言葉もコベット国の言葉も母国語ではない。
元々は、翻訳の仕事がしたいと近隣各国の言葉を独学で勉強したという元貴族のご令嬢だ。その方から教わるコベット語講座は、正しい発音と綴り方のフリーゼグリーン語を使って行なわれる。
隣国であるヒュームの言葉ならばジュディスも分かる。書くことも読むことも話すことも、王女として隣接している国の言葉は覚えるべきだと思ったからだ。
だから「ヒューム語で教えて貰って大丈夫です」と主張したが、それはレットから拒否された。
「それをすると、ジュディは会話をする時に、フリーゼグリーン語からヒューム語へ頭の中で一度翻訳した後にコベット語へと再翻訳してから口に出すことになってしまうよ」
そう諭されたのだが、その時はいまいちピンとこなかった。
けれど講義を受け続けている内に、レットの言葉に実感が伴って納得できるようになった。
隣国の言葉を覚えようとした時に知ったのだが、フリーゼグリーン語の表記や文法は諸外国と比較して少し、いいや正直な所かなり独特である。
動詞の位置が違うし、なにより表記は右から左へと綴る。ペンの運び方があまりに他国と違うので、それを正しく書き記すことができる異国人に会ったのは、レットに続いて二人目だ。
「講義の説明に使うフリーゼグリーン語の発音や筆記に正確性に欠ける講師から異国語を教わっても違和感が残るでしょうし、この国の学者から選ぶのは諦めた」
初日に引き合わせてくれた時には、レットのその言葉にもピンとくるものはなかった。
だが、フリーゼグリーン王国の民話や詩集などもよく知っているその講師に教わる時間は、ジュディスにとって心休まる時間となった。延いてはこの国で生活を送ることへの安心と信頼を齎した。
今は講師をジュディスの為になるように、と選んでくれたレットの心遣いが理解できるようにもなった。
この国へ嵐のようなレットに連れて来られて一年が過ぎた。
結婚式まであと一年。言葉を覚えることから始めなければならなかったジュディスに取ってあっという一年だったが、あと一年しかないと思うと焦る。
生国でジュディスはずっと居場所を見つけることができなかった。
生まれてくる場所を間違えたとしか思えなかった自分へ手を差し伸べてくれたは、完璧王子と名高いコベット国の第一王子殿下で。
勉強は嫌いではないし、王族として民の為にできることがあるならば尽くしたい。その気持ちのみを共通点として、私達は婚約した。
ここで役に立てることを証明しなくてはと焦る気持ちが先走ることもある。
不安に揺れる夜も、幾夜も過ごした。
ある日突然ひとりで異国へと嫁することになり、忙しい日々を送るジュディスにとって、正しい母国語を耳にすることは、それだけで癒しの時間となった。
なにより講師は同郷人ではない。
だからこそ依存しすぎないでいられるのだということも、ジュディスは正確に理解していた。
「さて。帰る道すがり図書室に寄っていって、課題として出された翻訳に使用する詩集を探してみましょう」
ジュディスは最近、ひとり言が増えた。増えたというより意識して呟くようにしている。
それも、習いたてのコベット語で呟いている。
最初に呟き始めた頃は発音にも文法にも自信がなかったので自分でもアヤシゲだったろうなと思い返す度に苦笑いしてしまう。
それでも恥ずかしさを押して続けてきた甲斐もあって、今のジュディスは思考のベースがフリーゼグリーン語からコベット語に移行しつつある。それがとても嬉しい。
お陰で侍女とも、ヒューズ語とヒューズ語に似ているネシェル語で微妙にかみ合わない会話をして笑いあったり、辞書を引きながらの筆談で意思疎通を図らなくても良くなってきた。
「午後の講義は、マナーだったわよね?」
「はい。講師はナーダ夫人です」
侍女とふたり、午前中に受けた授業を振り返りながら図書室へ歩いていく。
王城内についても個人の部屋以外は自由に歩いていいと許可してくれたので、時間がある時に一緒に歩いて回って説明して貰ったので、今は案内がなくとも迷うことはない。
「ごきげんよう、ジュディス様。どちらへ行かれるのですか」
「あら。アーリーン様、ごきげんよう。講師の方から出された課題の資料を探しに、図書室へ行くところです」
第二王子ヤミソンの婚約者 アーリーン・ペイター 侯爵令嬢とは、コベット国へ連れて来られてすぐに、レットから紹介を受けた。
「ジュディと近い立場となる。ふたりが仲良くしてくれると嬉しい」
フリーゼグリーンでの会話の事が頭に浮かんでついレットを恨めしく思ったが、実際にあって話をしてみると、これ以上話の合う令嬢とお会いしたことはないと思うほど気が合った。
初めて会った時に完璧な発音のフリーゼグリーン語で挨拶された時の衝撃は忘れられない。
『筆記は、自分で見てもヘタだなって笑ってしまうんですけどね』
ペンの握り方自体が違うのだとお教えすれば、翠色の瞳をきらきらと輝かせていた。
ジュディスは、令嬢と会話していてこれほど楽しいと思ったのは初めてだった。それにより改めて、生国にどれだけ味方がいなかったのかを思い知った。そのこと自体にも、衝撃を受けた。
しかもアーリーンは、ジュディスから見てとても可愛かった。
リリアーヌとは違う愛らしさだ。媚びを感じない愛らしさというのは、ジュディスに取って未知のものだ。こんな自然な可愛さがあるのだと衝撃だった。
婚約者のヤミソンも交えての会話中に輸出予定の商品について『もう少し改善してみたいのです』と言い出しただけでも驚いたのだが、悩んでいるのは改善方法ではなくそのコストだと言う。その際の、悩む仕草すら可愛いのだ。
しかも、おずおずとジュディスがフリーゼグリーンでの似たような製品についての説明を伝えてみると「是非試してみたいです。つきましては、詳しい者を後ほど連れてきてもよろしいでしょうか」と笑顔で申し入れてくれた。
その顔はもっと可愛かった。
ふわふわした金の髪を婚約者であるヤミソン第二王子から貰ったという銀の髪留めを使って編み込んでいるのだが、ふとした拍子に手をやっているのも、可愛い。
こんなに可愛らしいのに、勉強までできる。
ジュディスにとって、アーリーンは理想の令嬢像となった。
131
あなたにおすすめの小説
【完結】貴方が好きなのはあくまでも私のお姉様
すだもみぢ
恋愛
伯爵令嬢であるカリンは、隣の辺境伯の息子であるデュークが苦手だった。
彼の悪戯にひどく泣かされたことがあったから。
そんな彼が成長し、年の離れたカリンの姉、ヨーランダと付き合い始めてから彼は変わっていく。
ヨーランダは世紀の淑女と呼ばれた女性。
彼女の元でどんどんと洗練され、魅力に満ちていくデュークをカリンは傍らから見ていることしかできなかった。
しかしヨーランダはデュークではなく他の人を選び、結婚してしまう。
それからしばらくして、カリンの元にデュークから結婚の申し込みが届く。
私はお姉さまの代わりでしょうか。
貴方が私に優しくすればするほど悲しくなるし、みじめな気持ちになるのに……。
そう思いつつも、彼を思う気持ちは抑えられなくなっていく。
8/21 MAGI様より表紙イラストを、9/24にはMAGI様の作曲された
この小説のイメージソング「意味のない空」をいただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=L6C92gMQ_gE
MAGI様、ありがとうございます!
イメージが広がりますので聞きながらお話を読んでくださると嬉しいです。
紫の瞳の王女と緑の瞳の男爵令嬢
秋野 林檎
恋愛
「わ……私と結婚してください!」と叫んだのは、男爵令嬢ミーナ
プロポーズされたのは第一騎士団の団長、アークフリード・フェリックス・ブランドン公爵
アークフリードには、13年前に守りたいと思っていた紫の髪に紫の瞳をもつエリザベスを守ることができず死なせてしまったという辛い初恋の思い出があった。
そんなアークフリードの前に現れたのは、赤い髪に緑の瞳をもつミーナ
運命はふたりに不思議なめぐりあいの舞台を用意した。
⁂がついている章は性的な場面がありますので、ご注意ください。
「なろう」でも公開しておりますが、そちらではまだ改稿が進んでおりませんので、よろしければこちらでご覧ください。
報われなかった姫君に、弔いの白い薔薇の花束を
さくたろう
恋愛
その国の王妃を決める舞踏会に招かれたロザリー・ベルトレードは、自分が当時の王子、そうして現王アルフォンスの婚約者であり、不遇の死を遂げた姫オフィーリアであったという前世を思い出す。
少しずつ蘇るオフィーリアの記憶に翻弄されながらも、17年前から今世まで続く因縁に、ロザリーは絡め取られていく。一方でアルフォンスもロザリーの存在から目が離せなくなり、やがて二人は再び惹かれ合うようになるが――。
20話です。小説家になろう様でも公開中です。
無愛想な婚約者の心の声を暴いてしまったら
雪嶺さとり
恋愛
「違うんだルーシャ!俺はルーシャのことを世界で一番愛しているんだ……っ!?」
「え?」
伯爵令嬢ルーシャの婚約者、ウィラードはいつも無愛想で無口だ。
しかしそんな彼に最近親しい令嬢がいるという。
その令嬢とウィラードは仲睦まじい様子で、ルーシャはウィラードが自分との婚約を解消したがっているのではないかと気がつく。
機会が無いので言い出せず、彼は困っているのだろう。
そこでルーシャは、友人の錬金術師ノーランに「本音を引き出せる薬」を用意してもらった。
しかし、それを使ったところ、なんだかウィラードの様子がおかしくて───────。
*他サイトでも公開しております。
あの、初夜の延期はできますか?
木嶋うめ香
恋愛
「申し訳ないが、延期をお願いできないだろうか。その、いつまでとは今はいえないのだが」
私シュテフイーナ・バウワーは今日ギュスターヴ・エリンケスと結婚し、シュテフイーナ・エリンケスになった。
結婚祝の宴を終え、侍女とメイド達に準備された私は、ベッドの端に座り緊張しつつ夫のギュスターヴが来るのを待っていた。
けれど、夜も更け体が冷え切っても夫は寝室には姿を見せず、明け方朝告げ鶏が鳴く頃に漸く現れたと思ったら、私の前に跪き、彼は泣きそうな顔でそう言ったのだ。
「私と夫婦になるつもりが無いから永久に延期するということですか? それとも何か理由があり延期するだけでしょうか?」
なぜこの人私に求婚したのだろう。
困惑と悲しみを隠し尋ねる。
婚約期間は三ヶ月と短かったが、それでも頻繁に会っていたし、会えない時は手紙や花束が送られてきた。
関係は良好だと感じていたのは、私だけだったのだろうか。
ボツネタ供養の短編です。
十話程度で終わります。
私が育てたのは駄犬か、それとも忠犬か 〜結婚を断ったのに麗しの騎士様に捕まっています〜
日室千種・ちぐ
恋愛
ランドリック・ゼンゲンは将来を約束された上級騎士であり、麗しの貴公子だ。かつて流した浮名は数知れず、だが真の恋の相手は従姉妹で、その結婚を邪魔しようとしたと噂されている。成人前からゼンゲン侯爵家預かりとなっている子爵家の娘ジョゼットは、とある事情でランドリックと親しんでおり、その噂が嘘だと知っている。彼は人の心に鈍感であることに悩みつつも向き合う、真の努力家であり、それでもなお自分に自信が持てないことも、知っていて、密かに心惹かれていた。だが、そのランドリックとの結婚の話を持ちかけられたジョゼットは、彼が自分を女性として見ていないことに、いずれ耐えられなくなるはずと、断る決断をしたのだが――。
(なろう版ではなく、やや大人向け版です)
優柔不断な公爵子息の後悔
有川カナデ
恋愛
フレッグ国では、第一王女のアクセリナと第一王子のヴィルフェルムが次期国王となるべく日々切磋琢磨している。アクセリナににはエドヴァルドという婚約者がおり、互いに想い合う仲だった。「あなたに相応しい男になりたい」――彼の口癖である。アクセリナはそんな彼を信じ続けていたが、ある日聖女と彼がただならぬ仲であるとの噂を聞いてしまった。彼を信じ続けたいが、生まれる疑心は彼女の心を傷つける。そしてエドヴァルドから告げられた言葉に、疑心は確信に変わって……。
いつも通りのご都合主義ゆるんゆるん設定。やかましいフランクな喋り方の王子とかが出てきます。受け取り方によってはバッドエンドかもしれません。
後味悪かったら申し訳ないです。
あなたが残した世界で
天海月
恋愛
「ロザリア様、あなたは俺が生涯をかけてお守りすると誓いましょう」王女であるロザリアに、そう約束した初恋の騎士アーロンは、ある事件の後、彼女との誓いを破り突然その姿を消してしまう。
八年後、生贄に選ばれてしまったロザリアは、最期に彼に一目会いたいとアーロンを探し、彼と再会を果たすが・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる