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1章
別れの終わり
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ミズキを愛してると、気づいてからは、毎日の生活が拷問に近いものを感じる。
俺の変な緊張が、ミズキにも伝わっているのか?
目があうと、「ふふふふ」と笑って、目を背ける。
気が付くと、また、ミズキを目で追っている・・・・最近は、暑いせいか髪を束ね、上げている姿をよく見かける、黒髪と象牙色の細い首の付け根から見える・・・目が離せない。いいや、ずっと眺めていたいし、あの細い首に、自分のしるしを付けたくなる。被りを振って、意識を違うとこに持っていくのも、最近では一苦労だ。
さらに、ミズキの風呂上がりの姿は、俺を誘ってるのかと思うくらいだ、下半身に熱がこもる。
いつも、ミズキは、「お風呂、お先にいただきました、ダリルさん、お次どうぞ」と言って、俺の部屋に入って、柔らかい香りを、振りまいていく、ほんのり、赤みがかった、頬に手を伸ばして、思いっきり抱きしめたい、ミズキを食べたくなる。
酷い時など、「ダリル兄さん、髪が少し伸びました?」なんて言って、ミズキの小指が、かすかに俺の頬に当たる、ミズキの小指から電気が走る様な感覚に、動悸が、呼吸がおかしいくらいに、早くなる。
腰の辺りがゾワゾワし、下半身い血集まっていくのが分かる、もう一度ミズキに触れたら、何を仕出かすか分からない。
何度も、何度も、ミズキは妹!ミズキは妹!と、呪文の様に呟いている。まるで、精神統一だ。
ミズキを、守るために、最近は、2,3日家を出て、護衛の仕事をしている。
会えないは会えないで辛いが、ミズキに酷いことをするよりはましだ。
「はぁぁぁ」ため息が漏れる。
※※
昨日は、向かいの靴屋の親父に、この前は、裏の八百屋に、そして今日は、『どんぐり』の女将がみんな口を揃えて、同じ事を言っていた。
ダリルが、ミズキに騙されているから、何とかしてくれジェリド、と・・・。
最初は、何の冗談だと思った。
だが、ダリルが、仕事で家を開けている時に限って、ミズキは、夜、家を抜け出して、朝方帰って来る様になっていった。
あのバカムスメは、何を考えているんだ。
現場を押さえて、一度説教しないとと思って、ミズキを待ち伏せした。
いや、俺は信じたくなかっただけかもしれない。
だが、案の定、ミズキは、夜になると家を出て、街の方へと歩いて行った。
怒声が響く、治安の悪い場所まで行くと、男と待ち合わせていた様で、碧眼のゴロツキは、ミズキに細い腰に手をまわして、連れ込み宿に入っていくのを目の当たりにしても、信じられなかった、言葉が見つからない、ふらふらと、ジェリドも、ミズキが入っていった連れ込み宿の中にはいっていった。
ミズキが入った部屋のドアが、かすかに開いていた、呆然とドアの前に立った、ミズキと碧眼の男の会話が聞こえてきた、信じられない言葉を耳にした。
「ホント、男ってバカよね、ダリルとジェリドは騙すのが、簡単だったわ~、私が異世界から来たって、本気で信じてるのよぉ~、バカな男よね~、騙しがいも無かったわ!そろそろ潮時ね、今度はどんなカモを見つけようかしら?」
「お前も悪い女だな~今度はどんな男を騙すつもりなんだ?」
「そうね?やっぱりお金持ちのボンボンなんていいかしら?ダリルとジェリドはもう少し、お金を持っているかと思ったのに、使えなかったわぁ~、これなら、今まで通り、体でも売っていた方がまだましよ!!」
「おい、どうゆうことだ・・・・・」ジェリドはドアをひらいた。開いたドアの向こうに、ジェリドは憎しみのこもった目で、ミズキを睨んでいた。
ミズキの表情が、凍った。こんなジェリドは始めた見た。
「あっ、あら、なんだ、バレちゃったの?でも、盗み聞き、いやらしいわね!もう少し、バカな男を見て、楽しみたかったのに、ホント、残念?でもいいわ、潮時だったし、ねえ、ジェリド、私の体!買わない?少しだけ、安くしてあげるわよ、ふふふふふ」挑発的なミズキに、ジェリドは奥歯をかみしめて、握りこぶしに力が入る。肩は、わなわなと怒りで震えている。
「・・・・・・・・」
「ねえ、ジェリド何とか言ったらどうなのよ」
ジェリドは、ミズキの前まで来て、ミズキを平手打ちをした。
ミズキは、その場に崩れ、叩かれた頬をおさえた。
「何するのよ」キッとジェリドを睨んだ。
「二度と・・・二度と、俺とダリルの前に現れるな・・・この売女!」
ジェリドは、ミズキを見下し、踵を返して、部屋から出ていった。
ミズキはやっと終わったと、安堵した。
ジェリドの冷たい目が、ミズキの心を刺す、頬が痛いのか、心が痛いのか分からなくなっていた。
「大丈夫ですか、ミズキ様、口が切れています、これで、口を押えてください」碧眼の男、ミルディンが、ハンカチをミズキの口元に押さえた。
「でも、本当にこれで、宜しいのですか?ほかにもっと、いい方法があったと思うのですが?」
「いえ、これでいいんです、私が消えたら、あの人たちは、優しいから、私を、ずっと探し続けるから・・・これで、これで・・・・・」ミズキの目から、涙が溢れた。
----これでいいんだ・・・・。
キャサリンは、ジェリドが投げ捨てた、小さな小箱を拾って、ミズキに渡した。
本当に後悔はしないね。と念を押した、
ミズキはコクリと頷いた。
「分かったよ、辛かったね」キャサリンはそっとミズキの背中を抱きしめた。
ギルドに戻った、ミズキ達は、すぐに、金印の入った、勅命書を見せて、
「それでは2つの依頼を、迅速にかつ速やかに、遂行してください、お願いします。」
ミズキは、腫れた頬と、涙の乾かない顔で、キャサリンとミルディンに頭を下げた。
キャサリンと、ミルディンは顔をあわせて、苦笑いしながら、頷いた
「ああ任せておきな!」
俺の変な緊張が、ミズキにも伝わっているのか?
目があうと、「ふふふふ」と笑って、目を背ける。
気が付くと、また、ミズキを目で追っている・・・・最近は、暑いせいか髪を束ね、上げている姿をよく見かける、黒髪と象牙色の細い首の付け根から見える・・・目が離せない。いいや、ずっと眺めていたいし、あの細い首に、自分のしるしを付けたくなる。被りを振って、意識を違うとこに持っていくのも、最近では一苦労だ。
さらに、ミズキの風呂上がりの姿は、俺を誘ってるのかと思うくらいだ、下半身に熱がこもる。
いつも、ミズキは、「お風呂、お先にいただきました、ダリルさん、お次どうぞ」と言って、俺の部屋に入って、柔らかい香りを、振りまいていく、ほんのり、赤みがかった、頬に手を伸ばして、思いっきり抱きしめたい、ミズキを食べたくなる。
酷い時など、「ダリル兄さん、髪が少し伸びました?」なんて言って、ミズキの小指が、かすかに俺の頬に当たる、ミズキの小指から電気が走る様な感覚に、動悸が、呼吸がおかしいくらいに、早くなる。
腰の辺りがゾワゾワし、下半身い血集まっていくのが分かる、もう一度ミズキに触れたら、何を仕出かすか分からない。
何度も、何度も、ミズキは妹!ミズキは妹!と、呪文の様に呟いている。まるで、精神統一だ。
ミズキを、守るために、最近は、2,3日家を出て、護衛の仕事をしている。
会えないは会えないで辛いが、ミズキに酷いことをするよりはましだ。
「はぁぁぁ」ため息が漏れる。
※※
昨日は、向かいの靴屋の親父に、この前は、裏の八百屋に、そして今日は、『どんぐり』の女将がみんな口を揃えて、同じ事を言っていた。
ダリルが、ミズキに騙されているから、何とかしてくれジェリド、と・・・。
最初は、何の冗談だと思った。
だが、ダリルが、仕事で家を開けている時に限って、ミズキは、夜、家を抜け出して、朝方帰って来る様になっていった。
あのバカムスメは、何を考えているんだ。
現場を押さえて、一度説教しないとと思って、ミズキを待ち伏せした。
いや、俺は信じたくなかっただけかもしれない。
だが、案の定、ミズキは、夜になると家を出て、街の方へと歩いて行った。
怒声が響く、治安の悪い場所まで行くと、男と待ち合わせていた様で、碧眼のゴロツキは、ミズキに細い腰に手をまわして、連れ込み宿に入っていくのを目の当たりにしても、信じられなかった、言葉が見つからない、ふらふらと、ジェリドも、ミズキが入っていった連れ込み宿の中にはいっていった。
ミズキが入った部屋のドアが、かすかに開いていた、呆然とドアの前に立った、ミズキと碧眼の男の会話が聞こえてきた、信じられない言葉を耳にした。
「ホント、男ってバカよね、ダリルとジェリドは騙すのが、簡単だったわ~、私が異世界から来たって、本気で信じてるのよぉ~、バカな男よね~、騙しがいも無かったわ!そろそろ潮時ね、今度はどんなカモを見つけようかしら?」
「お前も悪い女だな~今度はどんな男を騙すつもりなんだ?」
「そうね?やっぱりお金持ちのボンボンなんていいかしら?ダリルとジェリドはもう少し、お金を持っているかと思ったのに、使えなかったわぁ~、これなら、今まで通り、体でも売っていた方がまだましよ!!」
「おい、どうゆうことだ・・・・・」ジェリドはドアをひらいた。開いたドアの向こうに、ジェリドは憎しみのこもった目で、ミズキを睨んでいた。
ミズキの表情が、凍った。こんなジェリドは始めた見た。
「あっ、あら、なんだ、バレちゃったの?でも、盗み聞き、いやらしいわね!もう少し、バカな男を見て、楽しみたかったのに、ホント、残念?でもいいわ、潮時だったし、ねえ、ジェリド、私の体!買わない?少しだけ、安くしてあげるわよ、ふふふふふ」挑発的なミズキに、ジェリドは奥歯をかみしめて、握りこぶしに力が入る。肩は、わなわなと怒りで震えている。
「・・・・・・・・」
「ねえ、ジェリド何とか言ったらどうなのよ」
ジェリドは、ミズキの前まで来て、ミズキを平手打ちをした。
ミズキは、その場に崩れ、叩かれた頬をおさえた。
「何するのよ」キッとジェリドを睨んだ。
「二度と・・・二度と、俺とダリルの前に現れるな・・・この売女!」
ジェリドは、ミズキを見下し、踵を返して、部屋から出ていった。
ミズキはやっと終わったと、安堵した。
ジェリドの冷たい目が、ミズキの心を刺す、頬が痛いのか、心が痛いのか分からなくなっていた。
「大丈夫ですか、ミズキ様、口が切れています、これで、口を押えてください」碧眼の男、ミルディンが、ハンカチをミズキの口元に押さえた。
「でも、本当にこれで、宜しいのですか?ほかにもっと、いい方法があったと思うのですが?」
「いえ、これでいいんです、私が消えたら、あの人たちは、優しいから、私を、ずっと探し続けるから・・・これで、これで・・・・・」ミズキの目から、涙が溢れた。
----これでいいんだ・・・・。
キャサリンは、ジェリドが投げ捨てた、小さな小箱を拾って、ミズキに渡した。
本当に後悔はしないね。と念を押した、
ミズキはコクリと頷いた。
「分かったよ、辛かったね」キャサリンはそっとミズキの背中を抱きしめた。
ギルドに戻った、ミズキ達は、すぐに、金印の入った、勅命書を見せて、
「それでは2つの依頼を、迅速にかつ速やかに、遂行してください、お願いします。」
ミズキは、腫れた頬と、涙の乾かない顔で、キャサリンとミルディンに頭を下げた。
キャサリンと、ミルディンは顔をあわせて、苦笑いしながら、頷いた
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